>大阪府の橋下徹知事は23日午後、香港での観光プロモーションなど一連の訪問日程を終え、帰国した。22日夜に視察したマカオのカジノを滞在先で絶賛し、大阪でも実現する意欲を重ねて表明。ただ周辺自治体の理解は得られておらず前途多難だ。「雇用を拡大し、観光客を増やす日本再生の切り札になる」。知事は23日、カジノの効用を同行記者団に説いた。ショッピングモールや会議場と組み合わせた「統合型リゾート」に海外の観光客やビジネス客を呼び込み、増収分を教育や福祉に回す構想を描いている。マカオでは、カジノに併設したホテルやスパなどを視察し「大阪のベイエリアにぴったりだ」と目を輝かせた。ただ「波及効果は大きい」と呼び掛ける知事への共感は必ずしも広がっていない。(2010年12月23日 共同通信)
 
 私・ドクター差別も、橋下大阪府知事の「カジノで雇用を拡大する、日本を再生する」という意見に大賛成である。と言うか、カジノ問題は、イコール「ギャンブルの合法化」であり、、私の持論でもある。以下は、すでに既報(6月16日)であるが、多少修正し、もう一度、ご紹介したい。
 
日本では、ギャンブルに対する一般的なイメージは、すこぶる悪い。「ギャンブル=いかさま」、「ギャンブル=ギャンブル依存症」、「ギャンブル=借金、破産」などなど。たしかに、そういうマイナスの側面もないわけではないが、すべての事象にはマイナス面もあれば、プラス面もある。交通事故に遭うから車を売るな、遭難するから山登りをさせるな、溺れるから海水浴を禁止しろ、と言っても、到底、受け入れられない主張だろう。
 
一方、世界各国で、ギャンブルは堂々と行われている。そもそも、合法的なギャンブル、公営のギャンブルでは、胴元(=カジノ側)による「いかさま」は、あり得ない。なぜなら、「いかさま」なんかしなくても、カジノ側は、確実に儲かるようになっているからである(注:ディーラーが知り合いのお客を勝たすという「いかさま」はあり得るので、カジノ側はこれを警戒している)。万が一、カジノ側が「いかさま」なんかしてバレたら、お客が来なくなる、その方が痛手である(注:非合法カジノは、胴元による「いかさま」もあり得る)。
 
また、ギャンブル依存症は、たしかに看過できない問題であるが、これは、あくまで、自己責任の問題である。「ギャンブルにはまって借金、破産」というケースもあるが、ギャンブルをする人のほとんどは、節度をわきまえてギャンブルをする、と言われている(注:米国の統計では「3%がギャンブルにハマる」と言われている)。なお、ギャンブル依存症は、他の依存症と同じく病気なので、医療的ケアが必要である。
 
ギャンブルの合法化は、マイナス面ばかりでなく、プラス面もある。いや、むしろ、プラス面の方が大きい、と言ってもいいだろう。以下に、そのプラス面を挙げてみよう。
 
①経済効果・雇用創出効果
 
ラスベガスやマカオのように、カジノだけでなく、一つの町全体を巻き込んだ「総合エンターテイメント・シティー」(いわゆる「大人の遊園地」)を建設することで、健全かつ大きな経済効果(注:ラスベガスには、年間4000万人の観光客が訪れる)、多くの雇用創出が期待できる(注:ホテルの建設、その従業員、道路の整備、各種施設、店舗、その他関連する分野は多い)。
 
地方経済の活性化
 
「かつては盛況だったが、今は停滞している」あるいは「今はまあまあだが、さらなる飛躍をしたい」という地方(の観光地)に誘致すれば、地方経済の活性化につながる。沖縄、宮崎などの観光地も候補地だが(注:上記のニュースの通り、橋下大阪府知事は、カジノ誘致に積極的である)、たとえば、熱海などは、温泉と組み合わせることで、世界に類のない「総合エンターテイメント・シティー」に変貌する可能性がある。
 
税収の増加
 
経済効果により、相当の税収が見込まれる。なお、カジノを(一部)国営にすれば、その純益を年金の財源等に回すことができる。もちろん、(一部)自治体が運営するのもいいだろう。
 
「観光立国」の目玉
 
温泉や他の観光と組み合わせることで、世界に類のない「総合エンターテイメント・シティー」を建設すれば、多くの外国人観光客が見込まれる(注:日本人がお金を使っても国内でお金が回るだけだが、外国の富裕層が沢山お金を落とせば、それは丸々日本国の収入増になる)。
 
ギャンブルの健全化
 
カジノビジネスの合法化及び一部公営化がなされれば、(暴力団の資金源になっていると言われる)非合法なギャンブルを一掃できる。なお、ギャンブルの合法化は、パチンコ&パチスロの「完全合法化」の問題も絡んでいるが(注:現在の3店方式は、「非合法」ではないものの、「グレー・ゾーン」であることは否めない)、現在、不況にあえぐパチンコ&パチスロ業界からのカジノビジネスへの参入も可能なので、決して、クリアできない問題ではない。
 
もちろん、私・ドクター差別は「結構、楽天的」ではあるが、「楽天的すぎる」わけではない。だから、カジノをつくればすべてうまくいく、「CURE-ALL(万能薬)」だと言うつもりはない。しかし、日本の再生に向けての、1つの大きな「起爆剤」あるいは「救世主」になるであろうことは間違いない。
 

昨日(12月17日)、渋谷駅のスクランブル交差点前で街宣をしました。YKKトリオで街宣の予定でしたが、マスターさんが都合で来られない、とのことなので、場所を急遽、秋葉原から渋谷に変更しました。これが結局、「大波乱」を招いたのですから、人生は何がキッカケで、何が起こるかわかりません。
 
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赤いノボリが災難に
 
まずは、N.K.さんと私・ドクター差別の2人で、演説を始めました(後で、同志のSさんが加わった)。しばらくすると、女が近寄ってきて、突然、新調した「女性専用車のウソ」と書かれた赤いノボリを(重石の荷物とともに)ブン投げ、逃走しようとしました。ビックリです。「女性専用車のウソ」という文言が気に入らなかったのでしょうか、それとも、赤い色に興奮したのでしょうか? 私は、スクランブル交差点に向かって逃走するその女を追いかけ、信号の前で取り押さえました。
 
 すると、その女、何と言ったか? 「この人、痴漢! 助けて~」と何度も、のたまったのです。急に、被害者を装った、か弱い女性を装った、実に、頭がいい。いや、恐ろしや。
 
しかし、私は怯まず、その女の腕を掴み、すぐ近く交番に連れて行こうとしました。ところが、その女、全然動きません。何というパワーか! しかも、私の腕を拳骨で叩いたのです。暴行です。このどこが、か弱いのか?
 
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私・ドクター差別に暴行を働いた女
 
 このままでは、私が「痴漢」になりかねません。すぐ、N.K.さんを呼んだのですが、死角になっていることと、周りの騒音がうるさくて、(演説中の)N.K.さんが気づきません。しかし、いいのか悪いのか、周りの人は、見ているだけで何もしません(本当に、私が「痴漢」だったら、どうなるのか?)。すると、外国人らしき人が寄って来て、仲裁に入ろうとしました。まあ、普通は、「痴漢です!」という女性の味方になるはずですが、(状況を見て)どちらの味方をしていいのか、戸惑っている様子でした。
 
 そうこうしていると、N.K.さんがやってきました。同時に、誰が呼んだのか、(同じく死角になっている)交番から、警察官が2人(女性と男性)やってきました。普通なら、私が悪者になるシチュエーションです。ところが、ものの10秒で、どちらが悪いのかわかったのでしょう、警察官は、その女の身柄を拘束しました(まあ、女性の保護という意味にも受け取れるが)。
 
 しかし、その女は、自分から、馬脚を露わしてしまいました。拘束した(保護した)女性警官に向かって、「あんた女なのに、なんで、私の味方をしないの!」などとわめき散らし、男性の警官にも悪態をつく始末。極めつけは、警察官の見ている前で、N.K.さんを殴ろうとしました。これで、完全にアウトです。
 
 後は警察に任せ、私らは演説をしている場に戻って演説を再開しました。前述の外国人の人も(私の合図に)頷いていました。もう一人、その場をしっかり見ていた(日本)人(の方)もいたので、万が一、もめた場合は、証人になってくれたでしょう。
 
しばらくして、男性の警察官がやって来て、その女が精神障害で通院している、と教えてくれました。その警察官は、「(暴行の被害者として)渋谷署に行きますか?」と聞いてくれましたが、相手が精神障害なら、これまで警察に突き出した「男性排除犯」の女性乗客のように「反省させる」ということも難しい、わざわざ(渋谷)署に出向いても仕方がないので、「後は、(警察に)お任せします」と言って、演説に戻りました。
 
 すると、今度は、賛成派の男性がやってきて、私らに質問をし出しました。まるで、メビウスリングの(議論掲示板の)賛成派と同じ、屁理屈を捏ねる、捏ねる。しまいには、「あなた(=ドクター差別)と話したくないから、(やさしそうな)あなた(=N.K.さん)と話す」などと、メビウスリングで暴れている某賛成派と全く同じことを言う始末です(注:メビウスリングのその賛成派は、「(私と)議論したくないから、フィルターをかけた」とわざわざのたまって、「仲間はずれ」にしようとした)。まさに、学校でのイジメ、「女性専用車」による男性排除と同じ発想です。
 
何でも、メビウスリングのその賛成派に言わせると、「女性が(1人でも)迷惑に思えば、迷惑なのです。男性の権利は消滅するから、男性を追い出してもいい」そうです。ところが、なぜか、「男性が(1人でも)差別だと思えば、差別なのです」とはならないようです。何とも、摩訶不思議な理屈です。
 
 まあ、悪いことばかりではありません。先週も駆けつけてくれたYKKトリオのファンを自称するEさんが、また、会いに来てくれました。何でも、「秋葉原でやる」という予定だったので、そこで1時間以上も待っても誰も来ない、もしかしたら渋谷かも、ということで、駆けつけてくれたそうです。申し訳ない。今回のように、急に変更になることもあるので、今後は、事前に連絡を取る、ということにしました。
 
 と言うことで、Eさんも加わり、東横線で「任意確認乗車」をすることにしました。Eさんは初参加の前回(12月3日)、菊名駅で、女性乗客に、「あんた、さっき、通勤特急の女性専用車両に乗っていたでしょ! この変態、降りろ!」などと言われたわけですが、それにめげず、また、参加するとはさすがです。徐々に慣れていけば、貴重な戦力になるでしょう。
 
 しかし、今回は(車内に忘れ物をするというハプニングはあったものの)その他には何もなし。2手に分かれた私ら(N.K.さんと私・ドクター差別)を睨みつける女性乗客はいましたが、声掛けはありませんでした。もう1方(SさんとEさん)は、軽い声掛けはあったそうですが、それだけでした。騒動になった動画を見た人は、いつも騒動になっているように思うのかも知れませんが(注:騒動になった時しか動画にしない)、まあ、最近は、90%くらいは、こういう感じです。
 

 仕事の関係で、時々、横浜市営地下鉄を利用することがある。そのブルーラインでは早朝(平日の始発から午前9時まで)、「女性専用車」が実施されている。ただし、私が利用するのは、実施時間帯なかでも、かなり早い時間(6時前)なので、乗客は、どの車両もまばらである。
 
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 空いている時間帯の「女性専用車」の意味は?
 
 しかし、「女性専用車」のなかは、女性ばかりである。以前は、「女性専用車」に乗っている男性を見かけたが、先日、私が乗った時は、男性は(私を除いて)誰もいなかった。まあ、(早朝、乗るのは)久しぶりなので、その間に、男性排除が徹底されてしまったのだろうか?
 
 たしかに、ホームで、アナウンスがあった。「この時間は、4号車は、女性専用車としています」とかいうアナウンスである。東横線の「女性専用になります」は、「どういう根拠で、女性専用になるのか?」とツッコめるが、「女性専用車にしています」はどうか? まあ、大差はない。何しろ、「女性専用」は、(法解釈上)あり得ないのだから。
 
 今回は、女子中学生とおぼしきグループが4~5人で乗っていた。親から、通学の際は、「女性専用車に乗りなさい」などと言われているのだろうか? 
 
 しかし、「女性専用車」に乗ったところで、性犯罪の問題は解決しない。性犯罪防止の大前提は、自助努力である。服装(短いスカート)や立ち居振る舞い(スキのなさ)に注意しなければ、電車内ではいいが、その他の場所で、もっと悲惨な性犯罪に遭遇する危険がある。
 
 また、「女性専用車」は、女子高生、女子中学生、いや、女子小学生にまで、「男性は皆、痴漢」と思い込ませたり、「男性との接触を嫌う」などの傾向を助長しかねない。女子学生にとってのメリットとデメリットを考えれば、決して、「メリットの方が大きい」とは言えないだろう。
 
 もちろん、男性にしてみれば、「女性専用車」は「百害あって一利なし」の代物だが、それをあえて「度外視」しても、つまり、女性にとっても、「女性専用車」がいいものなのか、もう一度、考えてみる必要があるだろう。なぜ、男性嫌いの女性が増えているのか? なぜ、ワガママな女性が増えているのか? 女性の皆さんにも、是非、考えていただきたい。
 

 11月10日、東横線の自由が丘駅から乗車した女性は、「女性専用車」という名の一般車両に乗っている私・ドクター差別に対して、「バカ!」、「頭おかしい」などの発言を繰り返し、降車を強要した。そこで、武蔵小山駅で降車し、警察を呼び、「その女性が、きちんと謝らなければ許さない」と主張、適切な対応を求めたが、その女性をそのまま帰し、その後、警察からは何の音沙汰もない。
 
 よって、もう一度、この女性に再会し、ちきんと謝らせる、それに応じない場合は、必要な法的措置をとるつもりである。何でも、その女性、東横線では、「男性排除常習犯」として有名らしい。もし、見かけたら、「差別ネットワーク」まで、(何時見かけたか、やはり男性排除をしていたかなど)お知らせいただきたい(注:これまで、3人の「男性排除犯」を警察に突き出し、「2度と男性排除をしない」と誓わせている)。
 
 以下に、モンタージュ写真(手書き)を公開する。
 
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60歳過ぎのオバサンである
 
 なお、その時の模様は、ネットにアップされているので、ご確認いただきたい。
 
●YouTube
 
ニコニコ動画(視聴には登録が必要)
 
 

 昨日(11月26日)は、新宿での街宣、(乗車会まで)結構時間があるので、まず、駅の東南口でやってから南口に移動しようと思っていたが、新宿区の関係者が「路上喫煙禁止」のキャンペーンをやっていたので、最初から、南口でやることにした。ところが、いつも演説をやっている場所に違法駐輪が沢山あったので、10mくらい離れたところでする羽目になった。何となく、落ち着かない。
 
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閑散としているようだが、あえて人の通らない瞬間を撮影した
 
 何しろ、時間はたっぷりあったので、マスター、N.K.、TAKITAの各氏、そして私・ドクター差別は、それぞれ2回~3回、演説した。私は、2時半から来ているので、約4時間、立ちっぱなしである。防寒はしているが、結構、寒い。
 
 しかし、熱心に聴き入る男性がいて、署名までしてくれた。こういう人がいるとやりがいがある。「寒い」なんて言っていられない。
 
 この男性、自分でも(1人で)「女性専用車」に乗車しているとのこと。もし「私ら」の団体(注:「差別ネットワーク」でも、「男性差別を許さない市民の会」でも、「女性専用車両に反対する会」でも、どこでも可)に加入すれば、かなりの「戦力」になってくれそうである。
 
 6時半を過ぎたので、乗車会のために、西口に移動した。途中、JR東の本社ビル前のイルミネーションが綺麗だったので、撮影した。
 
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これくらい「人の心」も綺麗ならいいのだが・・・
 
 西口交番前で、「女性専用車両に反対する会」のメンバーと合流、京王線に向かった。ホームには、「女性専用車」のゾーンを示す(いかがわしい)看板が男性乗客のいく手を阻んでいる。これでは、普通の男性は(まず)乗れない。「私ら」は、二手に分かれて乗車することにした。
 
 先発隊が出発した後、マスターと私が、電車を待っていたら、また、乗り込んでからも、(赤の他人の)女性から声掛けされた。「男性が乗れる」と本当に知らないのか、それとも、知っていて声掛けしているのか、定かではないが、「私ら」が説明しても、ウジウジ言うところをみると、たぶん、「(男性は)乗らないのがマナー」というのを信じているのだろう(注:そんなマナーは存在しない)。
 
 まあ、ダラダラ書いても(なかなか)伝わらないので、まずは、以下の動画を視聴いただきたい。感想は、その後で。
 
●YouTube
 
女性専用車 ドクター差別 京王線漫遊記 その1 
「オヤジと乗りたくないだと?」
 
女性専用車 ドクター差別 京王線漫遊記 その2 
「女性の犯罪はお咎めなしだと?」
 
 
 

皆さんは、「女性党」という政党をご存知だろうか? たぶん、名前だけは聞いたことがあるのではないか? 私・ドクター差別は元々、政治畑の出身だから(以前から、名前くらいは)知ってはいたが、ほとんど関心はなかった、と言うか、あえて無視してきた。それは、「女性党」という名前が胡散臭かったからである。
 
しかし、「アンチ男性差別」の立場からすれば、そうそう無視もしていられない。参院選では結構な票(注:今年の参院選は40万票だったが、2004年には100万近く、2007年も70万の得票をしたこともある)を獲得している。昨今の「女性(専用)ブーム」からして、その因果関係を探る意味もある。
 
と言うことで、まず、「女性党」のホームページをチェックしてみた。どうも普段はあまり活動していないようである。しかも、最近は、ホームページにつながらなくなっている。何か問題が起こったのか、それとも、選挙の前後だけホームページを立ち上げるのか、定かではない。
 
ウィキペディアなどのネット情報によれば、「女性党」の前身は1989年に設立された「生活研究会」とのこと。1993年に「新しい時代をつくる党(新時代党)」という政党に改組・改称し、1996年に現在の「女性党」に改称した。「新時代党」も悪くはないが、やはり、「女性党」という名前が一部の人たち(フェミニスト)には気に入られる、投票動機になっていることは確かだろう。
 
党是は「国会議員の半数を女性にする」だそうで、いわゆる、フェミニスト政党である。しかし、ネット情報を見ても、通常、その種の活動をしているわけではないらしい。選挙時の活動だけで何十万票を獲得する、「名前だけで何十万票も獲得する」と言ったら語弊があるかも知れないが、実際のところ、「女性党」というだけで投票した人も結構多いのではないか? 
 
もちろん、「女性党」は前の選挙公約で、「国会議員の厚遇の見直し、女性の就労支援(保育所不足による待機児童問題の解決)、消費税値上反対」などを掲げたので、そういう政策に共感した人もいただろう(注:かつては、悪名高い「子供手当」の上をいく「子供がいる家庭について、幼稚園児1人につき毎月5万円、小学生1人につき毎月10万円、中学生1人につき毎月15万円を支給する」とする「トリプルファイブ」なる政策を掲げていたこともある)。しかし、昨今の「女性(専用)ブーム」からして、「党名で入れた」という人も結構多い、と推測する。
 
1995年の参院選以来、6回連続で参院選比例代表区に候補者を出し続けている。ここで疑問が1つ、湧いてきた。一体、どこから、そんな資金が出ているのか? 
 
何でも、アイスターという会社が関係しているらしい。アイレディース化粧品訪問販会社アイスターは、マルチ商法(連鎖販売取引)をとっている、との指摘がある。と言っても、化粧品販売には、そういう手法は珍しくないそうで、それが合法である限り問題はない。選挙に出ている候補者(のほとんど)は、その販売員と言われている。
 
ところで、アイスターグループの創業者・西山栄一氏は、宗教法人和豊帯の会」(西山寺)の教祖でもある。西山氏については、「在日である」とか、「元創価学会員」であるとの噂もあるが、定かではない。まあ、いずれにせよ、アイスターと「女性党」の関係、宗教と政治の関係には、一般にはわからないところが多い。
 
ところで、西山氏の言動が一時、大問題になったことがあった。それは、アイスターグループ傘下の企業が経営するアイレディース宮殿黒川温泉ホテルで2003年、かの有名な「ハンセン病元患者宿泊拒否事件」が起こった際、彼が不適切な発言を連発したからである。その責任を負って、その後、彼は「第一線」から退いている。
 
 現在、ホームページにつながらないので、「女性党」がどうなったのかわからない。また、参院選が近くなったら、登場するのかも知れない。まあ、「女性党」自体がどうなろうが関係ないのだが、問題は、「女性」という名称がつけばそこそこ支持が集まる、という事実である。それが、現在の「女性(専用)ブーム」を反映しているようで、何とも「不気味」である。
 
 なお、「女性党は創価と在日朝鮮人」という題目の動画が以下にアップされている。
 
 

 尖閣ビデオをYouTubeにアップした海保庁の役人(保安官)が、「自分がやった」と名乗り出た。もちろん、これが法律違反なら罰せられるのは当然だが、国民からは「よく、やった」との声も多く聞かれる。たしかに、国の機密が漏洩するのは由々しきことだし、あってはならないことだが、そもそも、今回のビデオが国家機密にあたるのか、専門家の間でも意見は分かれている。もし、国家機密でないなら、犯罪ではないことになる。
 
 と言うか、今回の一連の流れのなかでは、政府のやっていることがあまりにも稚拙、いや、もっと悪質、国辱もの、売国者的で、話にならない。だからこそ、こういう事件まで発生した、と言えなくもない。だからこそ、多くの国民が、この役人に「拍手喝采」しているのである。
 
 まあ、政府の失態、数えあげたらキリがないが、ザッとあげると、
 
①日本のEEZ内で日本の巡視船にわざとぶつかってきた中共の漁船を拿捕した(拿捕すること自体は当然だが、後先を考えず拿捕するのはアホ)
 
②船長一人を残し、他の船員、船を帰してしまった(証人、証拠の船を押さえなかった)
 
③結局、船長も早々と帰してしまった(これによって2つの大罪を犯した=領土問題を軽視、当て逃げ事件もウヤムヤ)
 
④那覇地検のせいにした(女々しい)
 
⑤国民へのビデオ公開をしなかった(国会で一部の議員にのみ、短時間版のビデオを見せただけ)
 
 これらすべてが不適切な対応だが、その心底に、中共への(行き過ぎた)配慮がある、これが問題である。それが国益? いや違う。(今の)中共とそんなに仲良くする必要はない。そんなものが(日本の)国益であるはずがない。戦略的互恵関係? 笑わせてくれる。中共に依存すればするほど、結局、足元をすくわれることになるのが、わからないのか?
 
 「尖閣は日本の領土」と(政府が)言うのなら、それを主張するのが当然である。誰(どこ)に配慮する必要があるのか? どの国も、そうしている。なお、領海内でも、公海上でも、当て逃げは許されないはずであるし、もし、それを中共が文句を言うとしたら、それこそ、おかしな話である。ところで、公海上なら、誰(どこ)が取り締まるのか? やはり、海保庁なのか? ご存知の方がおられたら、教えてください。
 

 本日(11月10日)、渋谷駅前の宮益坂広場、南口及びハチ公前広場で、街頭演説を行った。一昨日と同様、「単独ライブ」である。
 
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ここ、宮益坂広場は、くつろいでいる人
結構いるので、あまり大きな音は出せない
 
 まず、宮益坂広場で、イジメ、差別全般、年齢差別、「女性専用車」について演説した。熱心に聴いている人、近くに寄ってきて声掛けする人、拍手して通り過ぎる人など、様々である。イチャモンをつけている人は、(その後も)いなかった。
 
 1時間ちょっと演説して、場所を南口に移した。ここは、結構、大きな音を出しても大丈夫、と思ったが、演説中に、キオスクの人から、「少し音を下げてくれませんか?」と言ってきたので、「なら、スピーカーの向きを少し変えましょう」と言い返したが、実際は、方向を変え、音量も少し下げた(その後、文句は言ってこなかった)。ここでも、1時間ちょっと演説した。
 
 演説中、熱心に聴いている「女性」がいた。演説をやめたら、声を掛けられた。声が少々野太いので、「もしや」と思ったが、素性を聞いたら、「会社勤めをしているが、セクシャル・マイノリティーの問題で、大学で非常勤講師もしている」とのこと。一瞬、「まりっぺ」かとも思ったが、ネットの「まりっぺ」の写真とは全然違う。客観的に見て、かなりの「美人」」である。「トランス・セクシャル」と言っても、人それぞれ、である。
 
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渋谷の定位置、緑の電車の横で演説
 
 最後は、定位置のスクランブル交差点前で、演説を行った。40~50分くらい。そこでは、何事もなかったが、これが、その後の「嵐の前の静けさ」だったのだろう。
 
 街宣後、1人で東横線の「女性専用車」に乗車した。駅員が声掛けしてきたが一蹴、発車待ちをしていると、私以外に中年男性が1人乗ってきた。私の前の女性は、私が「降車拒否」をしていたのを見ていたらしく、私には知らん顔だったが、自分の後ろの中年男性はチラチラ気にして、かなり不満そうだった(でも、声掛けはなかった)。
 
 ところが、自由が丘で乗ってきた女性乗客が、その中年男性に声掛けしたので、私が「降りる必要はないですよ」と言うと、その女性は、私に喰ってかかってきた。私が、いくら、「国や裁判所が、男性も乗れる、と認めている」と言っても、ステッカーに「女性専用車」と書いてある、「降りろ!」と一歩も譲らない。しかも、私に対して、「バカ」(5回)だの「頭がおかしい」(4回)などと、暴言を連発する始末。完全な(刑法231条)侮辱罪である。
 
 その女性とともに武蔵小杉で降車、その女性に反省させようと、警察を呼んだのはいいのだが、やってきた警察官5~6人のなかの(私とやり取りをした)2人は、どこかの賛成派よろしく、「わざわざ乗るから、トラブルになる」、「(トラブルになると)知ってて乗るのは、どうか」などと言う始末。「わざわざ乗るのは、何の問題もない」、「これは、トラブルではなく、(刑事)事件だ」と言っても、「トラブルとして呼ばれた」とかで、融通が利かない。
 
 まあ、やってきた警察官、侮辱罪が刑事犯罪とすら知らないのだから仕方がない。トンチンカンな問答の末、警察官は、加害者である女性を帰してしまった(一応、名前と住所は聞いていたようだが)。これでは、京王線で、私らに「きちがい」、「気持ち悪い」などと暴言を連発した女性をみすみす逃がしたケースと同じである。京王線の場合は、警察官ではなく駅員が(その女性を)逃がしたのだが、その後、新宿警察署に出向き、私らが「侮辱罪」を訴えた際、そこの刑事は、証拠の録音テープを聴かずに「侮辱罪ではない」と言い放ったわけで、今回と似ている。どうも、警察官には、「マッチョ系」、「女性の味方」が多いようである。
 
 たしかに、鉄道会社が刑事事件にしたくない、利用者同士のトラブルにしたがるのはわかるが(注:刑事事件なら、その発端となる「女性専用車」などとウソの表示をしている鉄道会社の責任が問われる可能性がある)、警察が「トラブルで呼ばれたから」と言って、明らかな刑事事件(=侮辱罪)を刑事事件として処理しないのは、おかしな話である。
 
 と言っても、今さら仕方がない。今度、その女性に出くわしたら、で、また、同様のこと(=男性排除)をしていたら、その時は、ただでは済まない、済まさない。例の中目黒の「男性排除常習犯」の女性のように執拗に追いかけ、糾弾し、更生させなければならない。
 
 この模様をネット上にアップしたので、その女性の発言が侮辱にあたるのかどうか、皆さんにも判断していただきたい。なお、この女性を第4の大物「男性排除犯」と認定した(注)
 
(注)京王線の「きちがい」とか「気持ち悪い」を連発した女性、東横線中目黒の「3度目の正直」で捕まえた女性、同じく中目黒で遭遇した外国人女性の3人に続く「大物」である。
 
●ニコニコ動画(視聴には登録が必要)
 
 
●YouTube
 
 
 

 今回のビデオ流出事件についての7~8人の「有識者」のコメントを見たが、一番まともなのは、石原都知事だった。「結構なこと」というコメント、簡潔だが、的を射ている。たしかに、国民にとっては、「結構なこと」だし、日本国にとっても「結構なこと」である。
 
 もちろん、常識的には、政府の機密が易々と漏洩するのは由々しき事態だし、そういうことをする人間は、「裏切り者」だし、その前に、「犯罪者」(=守秘義務違反など)である。しかし、政府にとっては「裏切り者」でも、国民(や日本国)にとっては「裏切り者ではない。また、法的には「犯罪者」かも知れないが、その行為自体は、社会正義に基づくもの、と言えなくもない。
 
 もし政府のやっていることが、「売国的」であれば、それを正す行為は、社会正義である。社会正義に基づく行為は、誉められこそすれ、非難されることではない。場合によっては、違法性が阻却される可能性すらある。
 
 実際、ここ最近、民主党政権がしでかした外交的誤りは、「売国」の誹りを免れない。今さら具体例を出すまでもなく、(中共に対する)主権放棄の土下座外交は、万死に値する。もしかしたら、このビデオ流出は、その流れに歯止めを掛ける「分岐点」となるかも知れない。
 
 それにしても、政府が、「犯人探し」に躍起になっているのを見れば見るほど、悪代官が(愛国的な)内通者を必死に探しているように見える。本来なら、政府が、国民にビデオを公開すべきだった。いや、その前に、(日本の国益を考え)中共に厳しく対処すべきだった(注)。「売国者」が「愛国者」を裁いていいものか?
 
 
(注)今の中共、すなわち、共産党一党独裁、事実上の軍事政権である中共と「仲良くすること」は、決して、日本の国益ではない。
 

 10月23日、立川駅北口で、久しぶりに街宣をしました。と言うか、前回も「女性専用車両に反対する会」が街宣した際、一緒に街頭演説を行ったのですが、今回は、「男性差別を許さない市民の会」も加わり、3団体での街宣となりました(早めに着いて、合流前に、同駅南口で、1人街宣を行った)。普段、演説慣れしていない人もいましたが、「女性専用車反対」の思いが強いからでしょう、皆さん、堂々とした演説でした。わざわざ、関西から駆けつけてくださった方もおられました。
 
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通行の妨げにならないように横一列で訴えるメンバー
 
 いつものYKKトリオらによる小規模街宣ではなく、人数がいるので、横断幕を2枚使って街宣を行いました。かなりの迫力です。通行する人たちも、チラチラ見ていました。反対する人、賛成する人、どちらからも、時々、声掛けがありました。賛成派でしょう、匿名で「うるさい!」との苦情が入った、ということで警察官が1人来ましたが、合法的活動をしている旨を伝えると、「いえ、通報があったから確認のため来ただけです」と言って帰っていきました(注:立川は、「女性専用車」の導入に先導的な役割を果したとされる某宗教団体の拠点の一つらしいので、「嫌がらせ」の可能性がある)。
 
 私らは、道路使用についても、騒音についても、法律(又は条例)を遵守し活動しています。これに文句(=言いがかり)をつけたら、それこそ、憲法21条で保障されている「表現の自由」を侵害する恐れがあります。実は、近くで、アンデスの音楽を演奏するグループがいたのですが(注:先日、私が大井町で街頭演説をしていたら、「いつまで、やられるのか?」と話しかけてきた関係者の女性に偶然、再会した)、そちらの方は、営業目的であること、人だかりになる、ということで問題があるでしょう(注:ただし、社会として、こういう文化的な側面も持つ「大道芸」を育むのも、その成熟度、寛容度を示すものとも言えるだろう)。
 
 演説の内容は、各自、マチマチです。もちろん、「女性専用車反対」は共通しているわけですが、人によって、どこにウエイトを置くのか、は違います。「男性差別」に反対する人、「男性蔑視」に反対する人、「某政党、某宗教団体」を敵視する人、「女性優遇」に反対する人、「反日運動」と見なし反対する人、様々です。「女性専用車に反対する奴らは、右翼だ」などと吹聴する人たちがいますが、決して、そんなことはありません。いわゆる「右」もいれば、「左」もいる。そういう分け方にそぐわない人もいる。所詮、いろんな考えを持った人たちの集まり、ただ、「女性専用車」については反対で一致している、ということにすぎません。
 
 そうそう、立川に行く際、武蔵小杉で、知的障害者の方(=Aさん)に、「どこまで行くんですか?」声を掛けられました。たぶん、街宣カートを牽いていたので、珍しくて声を掛けてきたのでしょう。私「立川まで」、Aさん「遠いですね」、私「あなたは?」、Aさん「溝口まで」、私「近いからいいね」、Aさん「でも、そこからバス」と言って、時間と乗り換え場所の書かれた「予定表」を見せてくれました。私「私は街宣だけど、あなたは何をしに行くの?」と言うと、Aさんはカバンのなかを見せながら、「仕事」と言いました。カバンのなかには、作業所で使う材料のようなものが入っていました。障害者差別をなくそうとしている「差別ネットワーク」のメンバーの方(=Bさん)から聞いた話ですが、作業所での仕事の賃金は月数千円と聞いたことがあります(注:かなり前のことなので、今はどうかわからない)。これでは、経済的に「独り立ち」することは不可能です。Bさんは、「高齢者と知的障害者がコラボして、より高賃金で働ける場をつくる」というのが持論で、その努力をされている方ですが、こういう考え方、こういう取り組みが必要でしょう。
 
 おっと、話が逸れてしまいましたが、いや、実は、あながち、逸れていません。私が「女性専用車」に反対する、それは「差別」だからです。もちろん、鉄道会社が(誰でも乗れるのに「女性専用」などと)ウソをついていることは許せませんが、そのウソの結果、「差別」が引き起こされている、だから、「女性専用車」に反対しているわけです。「差別」を許すことができない性分だから、「女性専用車」に反対しているのです。
 
 ある知人から、「差別反対を言うのは偽善。あなたは、差別をしたことがない、と言えますか?」などと言われたことがありますが、この質問には、2通りの答えがあります。1つは、もしこの質問の「差別」が一般的な意味、すなわち、「不当な差別」の意味なら、「したことはない」と答えます。もう1つは、もしこの質問の「差別」が裁判などで使われる意味、すなわち、単なる「差をつけること」という意味であるなら、「したことはある」となります。たとえば、個人的に「美人が好き」というのは、「不当な差別」ではありません。そんなことなら、私も、何度もしています。問題は、「不当な差別」、陰湿なイジメや人権侵害をもたらす差別です(注:思っているだけで行動に移さなければ問題はない、差別をしたことにならないし、法的には「可罰的違法性」という概念がある)。私は、「不当な差別」はしたことはありませんし、これからも、「不当な差別」には断固として反対して参ります。
 

 アンケートをとってみないと正確なところはわからないが、これまでのマスコミの論調、政治家の答弁、有識者や一般人の発言などを総合すると、日本人の多くは、「戦争をする気がない」と思われる。しかも、悪いことに、それが「良いこと」だと思い込んでいるフシがある。「戦争をする気がある」などと言えば、むしろ、「非常識」、「極右」と言われかねない。
 
 しかし、日本以外の国は、「戦争をする気」である。アメリカにしろ、ロシアにしろ、中共にしろ、朝鮮半島の国にしろ、いざとなれば、ヤル気満々である。いや、世界のどこの国でも、日本以外の国は、戦争を(紛争解決の)一つの手段、最終的手段と考えている(はずである)。それが「世界の常識」である。
 
 ところが、日本では、「平和憲法」を崇拝し、「戦争をしないのが当たり前」みたいになっている。多くの日本人が、「戦争放棄は、すばらしいこと」だと勘違いしている。「世界の国々は、日本を見習うべきだ」などと吹聴する者までいる。
 
 しかし、(最終手段としての)戦争を放棄すれば、国家は成り立たない。実際、戦争する権利を放棄をしたら、外交的には致命的である。これが、日本が中共や韓国に舐められている主たる原因の一つである。「(日本は)身体を張ってまで、国土を守る気がない」と見透かされているのだから、尖閣諸島にしろ、竹島にしろ、相手が図に乗るのは当たり前である。
 
 もちろん、領土問題など国家間の軋轢は、外交的に(平和的に)解決するのが当然である。だが、そうは言っても、相手はヤル気満々なのだから、武力行使も持さないのだから、最後の最後には、こちらも身を挺して国土や国民を守る、という気構えを見せなければ、すなわち、最後は、戦争(=武力行使)も持さない、というスタンスを見せなければ、太刀打ちできるはずがない(注:戦争をするつもりはなくても、そういう気構えがあるところを見せなければ、駆け引きにならない)。
 
 では、そういう気構えを持った日本人(政治家)は、どれだけいるのか? 残念ながら、少数である。大抵は、「大人の対応」などという逃げ口上を口にする連中、要するに、「腰抜け」ばかりである。こんな連中に任せておけば、早晩、日本は、どこかの国の「属国」になること必定である。

 10月7日、「差別ネットワーク」の代表のドクター差別とN.K.氏は、営業時間(午前10時から午後7時まで)の半分以上の時間帯(午前10時から午後3時まで)で、「女性専用サービス」を行っている有楽町のカフェ(注:「女性専用時間帯とは?」10月6日既報)に出向き、抗議した。店長らしき人物に、「こういう女性専用サービスは、(任意でなければ)不当な差別である。それでも、(時間帯によって)男性を締め出すのか?」などと詰め寄ったが、「お願いをしている」と言うばかり(さて、どこかでよく聞くフレーズである)、で、最後は、「責任者(=実質的な権限のある者)でないのでわからない。責任者に電話させます」ということだった。
 
 で、その日の夜、責任者から電話があったが、「(店長と)同じことしか言えない」などと前置きしたので、「お願いなら、男性が入店しようとしても、(ガードマンは)静止できないんだね?」(注:その日も、店頭には、なぜか、ガードマンが配置されていた)、「注文しても、拒否できないよね?」などと言っても、「お願いしている」の一点張り。
 
 そこで、「女性専用車、知っていますよね?」と言うと、「知っている」との答え。「では、女性専用車は、あくまで、任意だと知っているか? 女性専用車は、男性も利用できる、と知っているか?」と言うと、一瞬、驚いた様子だった。そこで、「国や裁判所が、女性専用車は男性も利用できる、と認めている。だから、鉄道会社もそれに従わざるを得ない」、「私企業であれ何であれ、男性排除は許されない」などとたたみ掛けたら、「参考になりました」とのことだった。
 
 しかし、「参考にする」のはいいが、何も改まらないのでは困る。私の仲間も関心があるようで、今後、少なくとも2組が、そのカフェに出向いて抗議する、と言っている。私も、もう一度、出かけるつもりでいる。とにかく、差別状態は問題、早急に、改善していただきたいものである。
 
 その後、N.K.氏とJR 有楽町駅 前で街頭演説を行った。すると、私らの前で、年配の(知的な)女性が立ち止まったので、(こちらから)話かけた。すると、その女性が、「なぜ、(「女性専用車」に)反対しているのか?」と聞いてきたので、(ウソをつかれていること、痴漢対策になっていないこと、法的根拠がないことなどを)説明すると、「あなたたちの言うことは、全く、その通り」と納得していただいた。そして、別れ際に、その女性は、「世の中、当たり前のことが通らないのよね」などと言われたのだが、全くその通りである。
 
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JR東日本の本社をバックに街頭演説
 
 その後、新宿に移動し、マスター、S氏、T氏と合流、新宿駅南口で街頭演説会を開催した。ところが、開始して、しばらくすると、なぜか、JR東の駅員が8名も出動してきて、こちらを監視している。ご苦労なことである。と言うか、余程、暇なのか?
 
 そもそも、私らは、(シーシェパード、街宣右翼などと違って)合法的かつ紳士的な活動を心がけている団体である。いやいや、最も合法的かつ紳士的な活動をしている団体(の1つ)と言ってもいいだろう。監視する暇があったら、電車の安全運行に人員を回していただきたいものである。と言うか、他の鉄道会社に比べると、JR東は人員が余っているのではないか? 案内嬢の数、駅員の数がどうも多いような気がする。
 
 聞けば、JR東は、結構、儲かっているとのこと。たしかに、それは、本社ビルを見てもわかる。にもかかわらず、バリア・フリーに対する取り組みは遅れているようで、他の鉄道会社と比べて、エレベーターやエスカレーターの設置が少なく、(カートを引く人や重い荷物を持った人には)不便である。唯一、すばらしいのは、埼京線に監視カメラを導入したことくらいか?(注:しかし、ほぼ同時期に、京浜東北線に「女性専用車」を導入したのだから、やっていることの意味がわからない)
 
 演説の途中、私らの目の前でタバコを吸っている若者がいたので注意したところ(注:新宿区は路上喫煙禁止)、逆ギレされ、暴行を受けた(=私はメガネ破損、もう1人は腕を叩かれた)ので、仲間の1人が取り押さえ、警察に通報した。その若者は、現場では(取り押さえられた後も)悪態をついていたが、新宿警察署では、(警察官に)こってり絞られたのだろう、大いに反省をしている様子だったので、暴行罪で訴えることはやめた。
 
 まあ、世の中にはムシャクシャすることもあるだろうが、注意されたぐらいで、キレてはいけない。今回は、メガネの破損くらいで済んだからいいものの、レンズが強化プラスチックでなくガラスだったら、割れて、破片が目に刺さったかも知れない。もし、そうなったら、ただでは済まない。私も大変だが、その若者も一生を台無しにする可能性があった。
 
 今回は、(偶然)そうならなかっただけである。(お互いにとって)不幸中の幸いである。その若者、相当、反省したらしく、「これで禁煙することができます」などとも言っていた。「罪を憎んで、人を憎まず」である。将来のある若者、逆に、これを「いい機会だった」と捉え、今後の人生に活かしてもらいたいものである(注:もし捕まらず、逃げていたら、反省もせず、もっと重大なことをしでかしたかも知れない)。
 
 結局、トリで演説しよう、と思っていたのだが、(騒動で)演説はできずじまい。まあ、有楽町で長めの演説をしてきたので、ヨシ、としよう(で、次回も、ここでやることにした)。
 
 しかし、JR東の駅員、8名もいたのに、(騒動の際)何もしなかった。「警戒中」などという腕章をしていたのに、一体、何を「警戒」していたのだろうか? 自分らに(直接)関係ないことは、見て見ぬフリか?
 
 その後、東急東横線で「任意確認乗車」を実施したが、いろんなことがあった一日だったので、この日ほど、「何も起こらないでくれ」と思った日はなかった(かも知れない)。実際、(ほとんど)何事もなく、目的の駅についたので、食事をしながら、(今後の)打ち合わせをして解散した。
 

本日(10月4日)、「差別ネットワーク」の代表である私・ドクター差別は、N.K.氏とM氏とともに、痴漢撲滅キャンペーンの行われる新宿駅に出向いた。と言うのも、M氏から、以前の痴漢撲滅キャンペーンで、「女性専用車」が痴漢対策として取り上げられた、と聞いたからである。痴漢被害が減らない「女性専用車」、痴漢対策にならない「女性専用車」が、痴漢対策として取り上げられたらたまらない。その確認に出かけたわけである。
 
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各鉄道会社の駅長さんがズラリ勢ぞろい
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駅員やボランティアは、この後、ティシュ配りへ
 
結果から言うと、今回は、「女性専用車」のことには、全く触れられなかった。触れたら、文句の一つでも言おうと思っていたのに、拍子抜けである。まあ、主催者側(JR、西武、京王、小田急、東京メトロ、東京都交通局)も、(私ら)利用者からの「女性専用車」は痴漢対策になっていない、との指摘を気にして、ことさら取り上げなくなったのだろうか?
 
警察関係者も来ていたが、警視庁は今春、痴漢対策として「監視カメラ」を導入するように、各鉄道事業者に要請した。つまり、警察は、「女性専用車」は痴漢対策になっていない、と認めたわけである。もはや、警察関係者、鉄道関係者の間では、「女性専用車」は痴漢対策にならない、というのは、周知の事実なのかも知れない。
 
もちろん、私らは、(効果的な)痴漢対策には大賛成である。監視カメラの設置、監視員の配備、大賛成である。私らは、痴漢対策にならない「女性専用車」、男性差別を引き起こす「女性専用車」に反対しているだけである。
 
そうそう、強調しておきたいのは、「痴漢撲滅」を謳うあまり、善良な男性を目の敵にしてはいけない、ということである。痴漢犯罪防止には、むしろ、善良な男性の協力が不可欠だろう。ところが、「痴漢は犯罪です!」などと面と向かって言われると、痴漢でない、ごく一般の男性まで責められているような感覚になる。実際、「痴漢は男のせい。男が悪い。男は反省しろ」などと言う輩までいるから、始末が悪い。
 
当たり前の話だが、(たしかに)痴漢のほとんどは男性だが、男性のほとんどは痴漢ではない。ほとんどの男性は善良な男性である。これを忘れてもらっては困る。また、赤の他人のしでかしたことで、何の関係もない男性がアレコレ言われる筋合い、非難されるイワレは何もない。
 
 と言うことで、痴漢撲滅キャンペーンの見学が終わり、一休み。M氏とは、そこで別れ、その後、せっかく、新宿に来た、ということで、N.K.氏と、JR東本社に出向くことにした。と言うのも、6月3日の出来事 JR東の場合」(6月4日既報)の通り、JR東には、4カ月前、(「女性専用車」に関する)質問状を出したにもかかわらず、未だに何の返答もないので、その確認である。
 
 ロビーで、しばらく待っていたら、6月とは別の担当者2名がやってきた。1時間余り、経過を説明したが、別の担当者ということで、回答の確約は得られなかった。ちなみに、私らの(「女性専用車」に関する)質問状に対して、東急電鉄からは回答をいただいたが、京王電鉄はナシの礫、鉄道会社によって対応はバラバラである。
 
と言うか、東急電鉄の場合は、単純に「女性専用車」の問題であったが、京王の場合は、(「女性専用車」に関する)質問だけでなく、駅員の不適切な対応(注:電車内で私らを侮辱した女性乗客を氏名も住所も聞かずに帰したこと)を指摘したもの、また、JR東の場合も、同じく、駅員や警備員の不適切な対応(注:大宮駅での広報担当者のいい加減な対応をしたこと、上野駅で警備員が私を突き飛ばしたこと)を指摘したものである。駅員の対応が悪い、ということについて謝らない、ということか?
 
私らはなぜ、質問状を提出したのか? 「駅員の不適切な対応を糾弾し、慰謝料を求める?」なんてことが目的ではない。おかしいことはおかしい、謝るべきものは謝りなさい、と(当たり前のことを)申し上げているだけである。もちろん、駅員の不適切な対応の元凶になっている「女性専用車」については、廃止又は改善(=名称の変更、表示の適正化など)を求めている、これもまた、当然のことである。
 
おっと、最後になってしまった(話が前後する)が、東横線で渋谷に出る際、通勤特急の「女性専用車」に乗車した。渋谷方面の「女性専用車」には(ほとんど)乗ったことがないので、やや緊張した。しかし、何が起こるかわからない、という良い意味での緊張である。
 
菊名駅で乗ろうとしたら、後ろから、中年らしき女性から「ここは女性専用車ですけど」などという声掛けがあったが無視。途中、自由が丘でも、乗車する女性が、「女性専用車ですけど」と声掛けしてきたが、「それで?」と言うとビックリしていたが、それ以上、何も言わなかったので、こちらからはそれ以上、応対しなかった。
 
やはり、他の車両よりは、比較的空いている。慣れてきたら、辺りを観察した。すると、電車内で、化粧をしている女性を発見。何やら、器械を使って、目の周りをしきりにいじくっている。結局、武蔵小杉から渋谷まで化粧のしっぱなしだった。なかには、爆睡している女性もいる。なるほど、「女性専用車」が(身勝手な)女性に好評なのも頷ける。
 

 9月10日、「YKKトリオとその仲間たち」は、渋谷のモアイ像前とJR渋谷駅南口で街頭演説を行った。当日は、ハチ公前で「チャンネル桜」の街頭喧伝活動がある、との情報が入っていたので、いつものようにハチ公前(正確には、緑の電車の正面前)で待ち合わせた後、「チャンネル桜」に配慮して、別の場所で街頭演説をすることにした。
 
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あまり歩道の幅がないので通行の妨げにならないよう配慮した
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 まず、モアイ像前で一通り街頭演説を行った。ここは、道路幅はあまりないが、人の集まる場所がある(皆さん、タバコを一服している)ので、そんなに狭い感じはしない。私らが演説をしてても、それほど関心がある風には見えないが、かと言って、文句を言ってくるわけでもない。何人かは、私らに賛同してくれた。警備員が寄って来て、近くの店舗が「音を少し下げてもらいたい」と言っている、というので、多少、音量を下げた。
 
 その後、JR渋谷駅南口に移動、街頭演説を続けた。ここは、前に来た時、イチョウの木に小さな虫がいて閉口したところで、(虫の出る)時期は過ぎたのだろうが、頭上を注意しての演説となった。同志の皆さんも、私も、まあまあ無難に(演説を)こなしたが、イマイチ盛り上がりに欠けた演説会だった。
 
 しかし、これは、「嵐の前兆」にしか過ぎなかった。実は、本番は、これから(の乗車会)だった。
 
 私らは、いつものように、渋谷から、特急の「女性専用車」に乗ったのだが、まず、中年の女性から「声掛け」があった。しかし、私らが「知ってますよ。男性も乗れますよ」と言うと、「そうなんですか?」と言ってそれ以上何も言わなかった。
 
 「まあ、これで、今日は、終わりかな?」と思っていたのだが、若い女性が私らに(降車を促す)イチャモンをつけてきた。いい度胸である。しかし、私らを「気持ち悪い」などと言ったのは、いただけない。これは「侮辱罪」に問われてもおかしくはない。その女性が、「私はこの駅で降りるから、文句があるなら(あなたたちも)降りたら」などと言うので、私らも降車した。
 
 ところが、降りたら、その女性は、駅員や私らの仲間の1人と話をしているばかり。私の周りには、駅員しかいないので、「なぜ、女性専用などとウソをつくのか?」、「男性も乗れるんでしょ?」などと、駅員を問い質した。しかし、いつものように、ノラリクラリ。これが、利用者に対する態度か! ついつい、声が大きくなる(注:わざと大声を出し、利用者に「任意であること」を周知させている、というウワサもある)。
 
 しかも、駅員らは、ただ突っ立っているだけで、ほとんど何もしない。警察官も駆けつけたので、私は、1から説明しなければならなかった。その間も、駅員は何もしないものだから、電車は停まりっぱなし。これで、電車の遅延を私らのせいにされたらたまらない。
 
 私らは、国や裁判所が「男性も乗れる」と言うから、運賃を支払い粛々と乗っているだけである。それにイチャモンをつける女性乗客はいただけない。しかし、鉄道会社が「男性も乗れます」と公告すれば、そもそも、こんなトラブルは起こらない。その上、トラブルが起こったら起こったで、駅員が適切な対応をせず、電車を停めるから、電車が遅延するのである。何回か前の乗車会では、乗客から「女性専用車に男性が乗っている」との通報があったらしく、「お客様対応」と称して、菊名駅で、わざわざ、電車を停めて、駅員3人が、私らに「声掛け」をしてきて、電車を遅延させた。不必要かつ不適切な対応をして電車を遅らせるのは、いつも、駅員である。
 
 最終的には、その女性が私らに対して謝ったので、私らに対する「暴言」は不問にした。そもそも、女性乗客が男性に降車を迫るのは、鉄道会社が、「任意」と言わない、「女性専用」などとウソをついているからである。ある意味、女性も、その(ウソの)被害者と言える。私らは、男性排除は許さないが、その元凶である鉄道会社のウソは、それ以上に、許さない。
 
 なお、以下は、その時の模様を録音した「動画」である(注:私らに「暴言」を吐いた女性とのやり取りは、その女性が謝罪・和解したので、割愛した)。
 
●ニコニコ動画(視聴には登録が必要)
 
ドクター差別VS女性専用車両
 
その1 「気持ち悪いと言われる」の巻
 
その2 「男性は乗れるのか?」の巻
 
その3 「たかが1両されど1両」の巻
 
●YouThbe
 
ドクター差別VS女性専用車両
 
その1 「気持ち悪いと言われる」の巻
 
その2 「男性は乗れるのか?」の巻
 
その3 「たかが1両されど1両」の巻
 
 

 YKKトリオ+STは8月5日、JR 秋葉原駅 頭で、街頭演説を行った。猛暑のなかの演説、途中、私・ドクター差別がクラッとして演説を中断するハプニングがあったが、その後、ビルの陰になり、人の流れも多くなったので、午後7時近くまで、代わる代わる演説した。
 
 軽い食事をとり、いつものように、「任意確認乗車」をすることになった。最近は東横線が多い。まあ、住まいに近いので私にはありがたいが、京王線と東横線に「男性排除犯」が多いので、その取り締まりも、乗車目的の一つである。 
 
 私・ドクター差別は今年2月、東横線で、「女性専用車」という名の一般車両から男性を排除することを常習とする女性に2度、出遭っている(2月13日、2月27日に既報)。1度目は、その女性が音頭をとって「降りろ拍手」をして、何十人もで私1人を降ろそうとした。偶然2度目に出遭った時も、私を含め6~7人の男性に「降りなさい」と命令し、私以外の男性すべてを降ろしてしまった。その際、私が、「男性を無理矢理降ろすと、強要罪になる」と注意したら、逃走した。その後、何度か、仲間と東横線の「女性専用車」に「任意確認乗車」したが、別の「男性排除犯」はいたが、その「男性排除常習犯」には、遭遇しなかった。以下は、私の作成したモンタージュであるが、仲間に確認したところ、実際は「全然、似ていない」とのことである(苦笑)
 
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 ところが、約半年後の昨日(8月5日)、ついに、この「男性排除常習犯」に遭遇した。中目黒で一旦、降車したら、「女性専用車」に乗ろうとした男性を無理矢理降ろそうとする女性がいる。近くにいた仲間のN.K.氏が、その女性に注意、私も近寄って、その顔を見たら、何と、例の「男性排除常習犯」ではないか! N.K.氏が、問い詰めながら、携帯で証拠写真を撮ろうとしたら、その手を叩いた、いわゆる「暴行」である。駆けつけた駅員に「現行犯逮捕した!」と言っても、「???」、これまで、何度か、「あなたたちが、今後も、(女性専用車が)任意であること、を言わなければ、こういう事態があるかも知れない」と言っていたにもかかわらず、全然、状況がわかっていない。とにかく、2回目のように逃げないよう、駅員に、その女性を確保させた。と言っても、同じ犯罪者(容疑者)でありながら、痴漢を確保するような厳しい対応ではない。
 
 痴漢は、いやらしいからいけない、のではない。男性はいやらしい、いや、女性も。そうでなければ、人類は子孫を残せない。痴漢がいけないのは、いやらしいことを「強制」するからである。「男性排除犯」も同様である。「女性専用車」という名の一般車両に乗ろうとする、あるいは、乗っている男性に降車を「強制」する、同じである。いや、「強要罪」は、痴漢よりも重い刑罰(懲役3年以下、罰金刑はない)が科せられる、比較的、重い犯罪である。
 
 と言うことで、その「男性排除常習犯」を警察に引き渡すために、私らも駅の詰め所に出向いた。ところが、駅員も、駆けつけた警察官も、「モメ事をあったので、双方から事情を聞く」といった感じ、とても、犯罪者を捕まえた、という様子ではない。そりゃ~、誰にも言い分はある。万引きをした者も、アレコレ言い訳するだろう。痴漢だってそう。「男性排除犯」もしかり。ここは、単なる「モメ事」、「喧嘩両成敗」で終わらされてはたまらない。
 
 で、駅の詰め所では埒が明かない、ということで、目黒警察署に行くことになった。すでに、午後10時半になっていたので、これは、京王での例の「気のつく女性」が私らを「き○がい」、「気持ち悪い」などとののしった時、新宿警察署に出向き、アレコレ事情を説明し、終電がなくなり、ファミレスで一夜を過ごした二の舞になるか、と覚悟した。警察署では、私らがなぜ「女性専用車」に反対しているのか、あえて「女性専用車」に乗るのか、なぜ「女性専用車」から男性を降ろしてはいけないのか、一から説明しなければならなかった。
 
 しかし、これは、ある意味、仕方がない。おまわりさんも含め、一般の人は、「女性専用車」については、ほとんど何も知らない。だから、「痴漢対策として導入された女性専用車になぜ、反対するのか? わざわざ、女性専用車に乗り込むなんて、ちょっと、変な連中ではなかろうか?」と思われていてもおかしくはない。雑談のような感じで、1時間くらい説明したら、その場にいた3~4人のおまわりさんは、納得したようだった。
 
 で、警察としては、事件性が問題なのだろう、N.K.氏が手を叩かれた件をどうするか、を聞かれた。まあ、その「暴行」自体は大したことはない、N.K.氏自身も、「彼女が反省しているなら、不問にする」とのことだった。で、彼女の様子を確認すると、「反省している」らしく、「もう二度と(男性排除は)しない」とのことだったので、こちらとしては、それ以上の追及はしないことにした。
 
 たしかに、「任意」と知っていながら、男性を「女性専用車」から降ろそうとする、それも何度も降ろそうとするのは許されることではないが、それは、彼女に限ったことではない(彼女は度を越していたが)。私らは、女性が憎いのではない。そういう(男性排除)行為がいけない、と言っているだけである。
 
 しかも、そういう女性を作り出しているのは、「任意である」と言わない鉄道会社、「女性専用」、「Women Only」などとウソの案内をしている鉄道会社、女性乗客が「男性排除」をしても見て見ぬふりをしている鉄道会社、と言っても過言ではない。つまり、鉄道会社は、ウソをつくことで男性乗客を騙して「協力」させているだけでなく、女性乗客をまかり間違えば「男性排除犯」=「犯罪者」にさせてしまう、のである。鉄道会社こそ、猛省すべきである。
 
 徹夜覚悟だったが、意外に早く、事情聴取が終わった。私らは、警察官に見送られ、目黒警察を後にし、中目黒駅に向かった。幸い、全員、終電に間に合った(仲間のTさんは「家が遠い」ということで、途中で帰宅された)。私は、懲りずに(?)「女性専用車」に乗って帰るつもりだったが、「急行」はかなり混んでいて、街宣カートを押している私としては、遠慮して、次の「各駅」に乗車した。私らは、自分たちの主張が正しい、からと言って、いつでもどこでも、自分たちの主張をごり押しするような人間ではない。私らは、あくまで、紳士的に、合法的に活動をしている団体、個人である。
 
 ただし、以下の「録音」を聞いていただければわかるが、「男性排除犯」やウソをつき差別を引き起こしている鉄道会社に対しては、毅然とした態度で臨む、多少、荒っぽい口調も使う。「犯罪者」や「差別主義者」には、そういう対応をしても、何らおかしくはない
 
●ニコニコ動画(視聴には登録が必要)
 
 
 

 本日(5月11日)、横浜市で、第1回「世界差別選手権」大会が開催された(注1)。エントリーされたのは10カ国、厳正な審査の結果、堂々の1位に選ばれたのは北朝鮮、以下、2位に中国、3位にはオーストラリアが入った。日本は、惜しくも4位だった。
 
①北朝鮮
②中国
③オーストラリア
④日本
⑤ニュージーランド
⑥カナダ
⑦インド
⑧イラン
⑨南アフリカ
⑩アメリカ
 
 初代チャンピオンに輝いた北朝鮮は、20万人以上の自国民を「強制収容所」送りにし迫害している、他国の人を無理矢理拉致する、自らテロを行ったりテロを支援しているなどの非人道的行為が高く評価された。中国は、自国民の人権侵害、少数民族への迫害など、また、その規模の大きさから(北朝鮮と)最後まで接戦を演じたが、及ばなかった。
 
 オーストラリアは、5位のニュージーランド、6位のカナダと同様、「環境保護」だとか、「反捕鯨」などの名を借りて、民族差別を推進する偽善国家である。とくに、オーストラリアは、政府が堂々と環境テロ集団の支援を表明しており、それが評価され、3位に食い込んだ。
 
 「日本は、(比較的)差別が少ない国」などと言う人がいるが、とんでもない。公務員採用試験の年齢制限は、国による(年齢)差別である。学校や職場で頻発するイジメは、差別の一種である。また、近年導入された「女性専用車」と称する男性差別車両の存在は、大きく「差別ポイント」を稼いだが、惜しくも「表彰台」は逃した。
 
 インドは伝統的な「カースト制度」の影響で7位、イランも非民主的政治体制と宗教による人権侵害(女性の権利制限、同性愛者は死刑など)で8位と健闘、それぞれ入賞を果たした。
 
 今年サッカーのワールドカップが開催される南アフリカは、かの有名な「アパルトヘイト」は(1994年に)撤廃されたものの、その「後遺症」は未だに続いており、別の意味の差別(的犯罪)が多発している。まあ、9位は妥当なところか。
 
 アメリカは「差別大国」である。しかし、公民権運動以降、政府自らが差別をする、差別に無関心、というわけではない。「差別大国」ではあるが、法律が整備されているということで「差別先進国」でもある。最下位は、仕方のないところだろう。(注2)(注3)
 
(注1)大会が開催されたのは、横浜市のドクター差別の「自宅兼事務所」内である。
(注2)賢明な皆さんであれば(十分)ご承知であろうが、この書き込み(の趣旨)は、差別を礼賛することではなく、痛烈に批判することである、念のため。
(注3)なお、今回エントリーされていない国のなかにも、上位を脅かす有力な「差別国」がある。

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