本日(5月11日)、横浜市で、第1回「世界差別選手権」大会が開催された(注1)。エントリーされたのは10カ国、厳正な審査の結果、堂々の1位に選ばれたのは北朝鮮、以下、2位に中国、3位にはオーストラリアが入った。日本は、惜しくも4位だった。
 
①北朝鮮
②中国
③オーストラリア
④日本
⑤ニュージーランド
⑥カナダ
⑦インド
⑧イラン
⑨南アフリカ
⑩アメリカ
 
 初代チャンピオンに輝いた北朝鮮は、20万人以上の自国民を「強制収容所」送りにし迫害している、他国の人を無理矢理拉致する、自らテロを行ったりテロを支援しているなどの非人道的行為が高く評価された。中国は、自国民の人権侵害、少数民族への迫害など、また、その規模の大きさから(北朝鮮と)最後まで接戦を演じたが、及ばなかった。
 
 オーストラリアは、5位のニュージーランド、6位のカナダと同様、「環境保護」だとか、「反捕鯨」などの名を借りて、民族差別を推進する偽善国家である。とくに、オーストラリアは、政府が堂々と環境テロ集団の支援を表明しており、それが評価され、3位に食い込んだ。
 
 「日本は、(比較的)差別が少ない国」などと言う人がいるが、とんでもない。公務員採用試験の年齢制限は、国による(年齢)差別である。学校や職場で頻発するイジメは、差別の一種である。また、近年導入された「女性専用車」と称する男性差別車両の存在は、大きく「差別ポイント」を稼いだが、惜しくも「表彰台」は逃した。
 
 インドは伝統的な「カースト制度」の影響で7位、イランも非民主的政治体制と宗教による人権侵害(女性の権利制限、同性愛者は死刑など)で8位と健闘、それぞれ入賞を果たした。
 
 今年サッカーのワールドカップが開催される南アフリカは、かの有名な「アパルトヘイト」は(1994年に)撤廃されたものの、その「後遺症」は未だに続いており、別の意味の差別(的犯罪)が多発している。まあ、9位は妥当なところか。
 
 アメリカは「差別大国」である。しかし、公民権運動以降、政府自らが差別をする、差別に無関心、というわけではない。「差別大国」ではあるが、法律が整備されているということで「差別先進国」でもある。最下位は、仕方のないところだろう。(注2)(注3)
 
(注1)大会が開催されたのは、横浜市のドクター差別の「自宅兼事務所」内である。
(注2)賢明な皆さんであれば(十分)ご承知であろうが、この書き込み(の趣旨)は、差別を礼賛することではなく、痛烈に批判することである、念のため。
(注3)なお、今回エントリーされていない国のなかにも、上位を脅かす有力な「差別国」がある。