9月10日、「YKKトリオとその仲間たち」は、渋谷のモアイ像前とJR渋谷駅南口で街頭演説を行った。当日は、ハチ公前で「チャンネル桜」の街頭喧伝活動がある、との情報が入っていたので、いつものようにハチ公前(正確には、緑の電車の正面前)で待ち合わせた後、「チャンネル桜」に配慮して、別の場所で街頭演説をすることにした。
 
イメージ 1
あまり歩道の幅がないので通行の妨げにならないよう配慮した
イメージ 2
 
 まず、モアイ像前で一通り街頭演説を行った。ここは、道路幅はあまりないが、人の集まる場所がある(皆さん、タバコを一服している)ので、そんなに狭い感じはしない。私らが演説をしてても、それほど関心がある風には見えないが、かと言って、文句を言ってくるわけでもない。何人かは、私らに賛同してくれた。警備員が寄って来て、近くの店舗が「音を少し下げてもらいたい」と言っている、というので、多少、音量を下げた。
 
 その後、JR渋谷駅南口に移動、街頭演説を続けた。ここは、前に来た時、イチョウの木に小さな虫がいて閉口したところで、(虫の出る)時期は過ぎたのだろうが、頭上を注意しての演説となった。同志の皆さんも、私も、まあまあ無難に(演説を)こなしたが、イマイチ盛り上がりに欠けた演説会だった。
 
 しかし、これは、「嵐の前兆」にしか過ぎなかった。実は、本番は、これから(の乗車会)だった。
 
 私らは、いつものように、渋谷から、特急の「女性専用車」に乗ったのだが、まず、中年の女性から「声掛け」があった。しかし、私らが「知ってますよ。男性も乗れますよ」と言うと、「そうなんですか?」と言ってそれ以上何も言わなかった。
 
 「まあ、これで、今日は、終わりかな?」と思っていたのだが、若い女性が私らに(降車を促す)イチャモンをつけてきた。いい度胸である。しかし、私らを「気持ち悪い」などと言ったのは、いただけない。これは「侮辱罪」に問われてもおかしくはない。その女性が、「私はこの駅で降りるから、文句があるなら(あなたたちも)降りたら」などと言うので、私らも降車した。
 
 ところが、降りたら、その女性は、駅員や私らの仲間の1人と話をしているばかり。私の周りには、駅員しかいないので、「なぜ、女性専用などとウソをつくのか?」、「男性も乗れるんでしょ?」などと、駅員を問い質した。しかし、いつものように、ノラリクラリ。これが、利用者に対する態度か! ついつい、声が大きくなる(注:わざと大声を出し、利用者に「任意であること」を周知させている、というウワサもある)。
 
 しかも、駅員らは、ただ突っ立っているだけで、ほとんど何もしない。警察官も駆けつけたので、私は、1から説明しなければならなかった。その間も、駅員は何もしないものだから、電車は停まりっぱなし。これで、電車の遅延を私らのせいにされたらたまらない。
 
 私らは、国や裁判所が「男性も乗れる」と言うから、運賃を支払い粛々と乗っているだけである。それにイチャモンをつける女性乗客はいただけない。しかし、鉄道会社が「男性も乗れます」と公告すれば、そもそも、こんなトラブルは起こらない。その上、トラブルが起こったら起こったで、駅員が適切な対応をせず、電車を停めるから、電車が遅延するのである。何回か前の乗車会では、乗客から「女性専用車に男性が乗っている」との通報があったらしく、「お客様対応」と称して、菊名駅で、わざわざ、電車を停めて、駅員3人が、私らに「声掛け」をしてきて、電車を遅延させた。不必要かつ不適切な対応をして電車を遅らせるのは、いつも、駅員である。
 
 最終的には、その女性が私らに対して謝ったので、私らに対する「暴言」は不問にした。そもそも、女性乗客が男性に降車を迫るのは、鉄道会社が、「任意」と言わない、「女性専用」などとウソをついているからである。ある意味、女性も、その(ウソの)被害者と言える。私らは、男性排除は許さないが、その元凶である鉄道会社のウソは、それ以上に、許さない。
 
 なお、以下は、その時の模様を録音した「動画」である(注:私らに「暴言」を吐いた女性とのやり取りは、その女性が謝罪・和解したので、割愛した)。
 
●ニコニコ動画(視聴には登録が必要)
 
ドクター差別VS女性専用車両
 
その1 「気持ち悪いと言われる」の巻
 
その2 「男性は乗れるのか?」の巻
 
その3 「たかが1両されど1両」の巻
 
●YouThbe
 
ドクター差別VS女性専用車両
 
その1 「気持ち悪いと言われる」の巻
 
その2 「男性は乗れるのか?」の巻
 
その3 「たかが1両されど1両」の巻