2014年10月

 今週は、2日連続の活動です。まずは、10月30
 
 午後2、渋谷駅宮益坂口で街頭演説をしました。レノンさんと2人です。
 
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意外な人と出逢いました
 
 街頭演説は、講演と違って「アジテーション」しなければいけません。最近好んで使っているフレイズは「痴漢対策の女性専用車両に何でババアが乗ってんだ?」というものです。もちろん、第三者の発言の引用です(笑)
 
 私が演説をしていると、若い男性がレノンさんに近づいてきました。何やら、話をしています。最近、通りすがりの方から、「動画を見ている。応援してます」なんて声掛けされることが多くなってきたので、そういうことかと思っていたら、関西のタケオさんでした。メールでは何度かやり取りしていましたが、「初対面」なのでわかりませんでした。「偶然」とのことで、こちらもビックリです。

 タケオさんとお別れし、新宿に移動、JR新宿駅東南口で街頭演説をしました。レノンさんが演説をしていると、私の方に年配の男性が近づいて来て、「何をされているんですか?」と聞くので、(活動内容を)説明しました。チラシも差し上げました。
 
 ところが、その後、「道路使用許可をお持ちですか?」なんて聞いてきました。「なんだ、そういうことか!」です(苦笑) 何でも、商店街の関係者で、「せっかく、ライブをする連中とか、露天商を追い出したのに、何で演説なんかしてるのか?」と言うわけです。(注:偶然なのか、この日の演説では「騒音」と「道路使用許可」の話を長々したのだが、私の演説は聞いてなかったらしい)
 
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通行の妨げをしていないのに文句を言われても・・・ネ
 
 しかも、「道路使用許可がないと街頭演説はできない」なんて断言しました。よくありがちな「勘違い」です。説明してもなかなか納得せず、途中で、(携帯で)仲間を呼びました。しかし、その後も根気良く説明していたら、「(理屈では)コイツに勝てない」と察知したのでしょうか、(駆けつけた仲間も何の役にも立たず)ついには「お願いです」なんて言い残し、立ち去りました。
 
 まるで、「女性専用車両」の場合と同じです(苦笑) 最初は、威勢よく、「男性は乗れません」なんて言ってる駅員も、私らの説明の前に「お願い」と認めるようになる、それと同じです。法律を知らない、ものの道理を知らない、というのは困ったものです。
 
 ちなみに、私・ドクター差別の説明の一部は、以下の通り。
 
①「言論の自由」の侵害である。
 
 「道路使用許可」の申請には、1回2000円ちょっとかかる。私らは毎週1回は街頭演説をしているので、年間だと10万円以上かかる計算になる。商店街のオッサンが言うように「道路使用許可がないと街頭演説はできない」なら、「金持ち(=お金に余裕がある人)は街頭演説できるが、そうでない人はできないなんてことになる。これでは、憲法21条で(国民に)等しく保障されている「言論の自由」が侵害されることになる。

②「道路使用許可がないと街頭演説はできない」というのは大ウソ!
 
 「道路交通法」及び「東京都道路交通規則」又は「神奈川県道路交通法施行細則」等の趣旨は、「道路上で一般交通に著しい影響を及ぼす行為を禁止又は制限するものであって、「道路使用許可」の有無は何ら関係はない。すなわち、「道路使用許可」があっても一般交通の妨げをしていいわけではなく、また、「道路使用許可」がなくても一般交通の妨げをしていない行為を取り締まるものでもない。これは、警視庁や神奈川県警に問い合わせて確認済みである。
 
③「道交法」では、歩行も規制対象である。
 
 「道交法」では、(道路で立ち止まってする行為だけでなく、歩行も規制の対象(注)ある。よって、立ち止まってする行為に「道路使用許可が(必ず)必要」なら、本来、歩行にも「道路使用許可」が(必ず)必要なはずである(注:まあ、「一般の歩行」については、自治体は「道路使用許可は必要ない」としているが)。
 
(注)「道交法」で規制の対象となる行為は、「一般交通に著しい影響を及すような通行の形態若しくは方法により道路を使用する行為又は道路に人が集まり一般交通に著しい影響を及すような行為」である。つまり、「歩行」も規制対象なのである。だから、横に4列に並んでの歩行もいけないし、(通行の途中で)立ち止まって長話をしてもいけないのである。
 
④ミソもクソも一緒くたにするな!
 
 ライや露天商は「営業行為」であり、私らの行っている(非営利目的の)街頭演説とは全然違う。街頭演説は、「商店街の関係者」が気にするような話ではなかろうに?

⑤私有地でも「道路」として利用されているなら「道路(=広義の意味の「公道」)」である。
 
 たとえ「私有地」であっても、「道路」としての利用広く一般に許可しているのであれば、道交法が適用される。すなわち、歩行であろうと、立ち止まってする行為であろうと、その利用制限は同じである。
 
 ところで、私が、商店街のオッサンに「(携帯)拡声器を使わず、演説(=大声で何かを言うこと)したら、それにも文句を言うのか?」と言ったら、「絶句」してしまいました。「(携帯)拡声器」を使わなくても、大きな声で演説する人、いますからね。でも、もし「道路使用許可」の有無が問題だと言うのなら、「音量」も、「拡声器の使用の有無」も関係ありませんけどね? 
 
 演説を終えて、京王線(の新宿駅)へ移動です。午後6時の「始発」に十分間に合います。ポスターだけでなく、6時になると(警備員が)「看板」を出しました。「1号車」ということもあり、何か「隔離された空間」のようで、これでは「任意」と言われても、男性乗客は入りにくいでしょう。案の定、私ら以外、男性はおりません。
 
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「女性を隔離するもの」なら女性は怒るはずですが・・・
 
 まもなく電車が到着、乗り込みました。「文句」を言いたそうな女性(乗客)はいましたが、結局、「調布」まで何もありませんでした。今夜は、レノンさんは、「新横浜」(のネットカフェ)にお泊りです。しかし、まあ、「横浜線」は(無駄に)長いこと、やっと、「新横浜」に到着です。遅い夕食をとった後、近くを「差別ネット散策」し、(レノンさんと)お別れしました。帰宅後、ネットを少しやって、零時半に就寝しました。
 
 

【終了】11 早朝、東横線と千代田線で「任意確認乗車」をしました。その後、 渋谷駅モアイ像前で街頭演説をしました。
 
【終了】11月13 早朝、東横線・副都心線で「任意確認乗車」をしました。その後、 街頭演説、差別ネット歩行&ポスティングをしました。
 
【終了】1119 早朝、東横線・半蔵門線・都営新宿線・副都心線で「任意確認乗車」をしました。その後、2カ所で「街頭演説」及び 「差別ネット歩行&ポスティング」をしました。
 
【終了】11月21 早朝、東横線で「任意確認乗車」をしました。その後、 みなとみらいで「差別ネット歩行」をしました。
 
【終了】11月28 早朝、東横線・半蔵門線・有楽町線で「任意確認乗車」をしました。その後、都内で 「差別ネット歩行」及び「街頭演説」をしました。
 
 
 

 ツィッターによる(UKB0927さんの)情報ですが、「女性専用車両」に関する世界的な調査が行われたそうです。と言っても、本当は、「公共の交通機関で女性に対する嫌がらせの実態を世界16都市で調査した」ということで、「女性専用車両」はほとんど関係ありません。記事に使われている写真のキャプションに「女性専用車両の導入などが東京の「安全度」の向上につながったという」とありますが、怪しい話です。
 
「女性に安全」な交通機関、米NY・東京が上位に 世界調査(CNN 2014年10月29日)
 
 何でも、
 
(CNN) 世界16都市の公共交通機関で女性に対する嫌がらせの実態を調べた調査結果をトムソン・ロイター財団が発表した。東京は危険度ランキングで下から2番目と、調査対象の都市の中では米ニューヨークに次いで安全性が高いと評価されている。
 
だそうです。しかし、ニューヨーク市には「女性専用車両」なんてありません。なくても、堂々の「1位」です。
 
東京は女性が地下鉄の車内で痴漢の被害に遭ったと頻繁に報じられているにもかかわらず、危険度は16都市のランキングで15位だった。2000年に登場した女性専用車など、相次いで打ち出された対策が評価された。
 
 評価? おかしいですね。「女性専用車両が導入されて、痴漢被害が減った」なんて統計はありません。と言うと、「泣き寝入りしないで、声を上げる女性が増えたから」なんて(後づけの)理屈を言う「賛成派」がいますが、この理屈は、痴漢被害が増えた路線なら通用しますが、痴漢被害が減った路線では通用しません。痴漢被害が減った路線では、さて、どういう屁理屈を捏ねるのでしょう? そもそも、現行の「女性専用車両」は、痴漢のターゲットになる女性を(半ば)強制的に「女性専用車両」に乗せていませんから、他の車両に痴漢のターゲットになる女性が(依然として)十分過ぎるほといるわけで、これでは痴漢は全然困らない、痴漢が困らないなら痴漢犯罪が減るわけがありません。
 
女性専用車はジャカルタ、クアラルンプール、デリー、カイロ、マニラでも導入されたほか、ロンドンも導入を検討中だという。
 
 海外の「女性専用車両」は、日本と違って、「女性は原則、女性専用車両にしか乗れない」ようになっているようです(注:イスラム圏やインドでは、宗教上の理由によるところが大きい)。インドでは、「未婚の女性」と「寡婦」(注:女性は若くして中年男性と結婚する傾向があり、結果、寡婦が多くなる)は、「女性専用車両」にしか乗れないそうです。「女性専用車両」以外に乗れるのは、既婚の女性、しかも、男性同伴(でなければならない)とのことです。
 
世界銀行の専門家ジュリー・バビナード氏は女性専用車について、「根本的な問題に対応する代わりに性別で分離する短期的な措置でしかなく、長期的な解決にはつながらない」と警鐘を鳴らす。
 
 「根本的な問題対応」をするなら、「痴漢のターゲットになる女性を全員、女性専用車両に乗せる」か、「女性を全員、女性専用車両に乗せる(=男女別)」か、どちらかにする必要があります。日本のように、「女性専用車両」以外の車両に痴漢のターゲットになる女性が(大勢)乗っているようでは、痴漢被害が減るはずがありません。「バビナード氏」は、日本以外の国の「女性専用車両」の話をされているのでしょう。
 
 なお、「(ワースト)ランキング」は、以下の通りです。
 
1.ボゴタ(コロンビア)
2.メキシコ市(メキシコ)
3.リマ(ペルー)
4.ニューデリー(インド)
5.ジャカルタ(インドネシア)
6.ブエノスアイレス(アルゼンチン)
7.クアラルンプール(マレーシア)
8.バンコク(タイ)
9.モスクワ(ロシア)
10.マニラ(フィリピン)
11.パリ(フランス)
12.ソウル(韓国)
13.ロンドン(英国)
14.北京(中国)
15.東京
16.ニューヨーク(米国)
 
(注)「世界の大都市の中でもエジプトのカイロやイランのテヘランなどでは十分な調査ができなかったためランク付けは見送った。」とのことです。
 
 そうそう、「女性に対する嫌がらせ」への対策は結構ですが、「男性に対する嫌がらせ」もどうにかして欲しいですね。「女性が男性と乗りたくない」なら、「女性と乗りたくない」という男性だっていますよ。そういうのは「無視」なんですかね? あと、同性からの嫌がらせは、「区別」する方法は通用しないですけど、どうすればよろしいのでしょう?
 
 

 世の中の「決まり」には、序列があります。一番重要なのは、「道徳(律)」で、以下、「憲法」、「法律・条例」、「規則(=ルール)」、「マナー(&エチケット)」、「個人律」の順となります。以前、説明しましたが、まだまだ、混同している人を見かけますので、おさらいしてみましょう。
 
道徳(律)
 
 「不文律」で、「モラル」とか、「倫理」などとも言われます。「成文律」の土台となるもので、一番重要(な「決まり」)ですが、(法律と違って)強制力はありません。「道徳(=モラル)」と「マナー」をゴッチャにする人がいますが、全く違います。「道徳(律)」は、たとえば、「人を殺してはいけない」、「ウソをついてはいけない」、「差別をしてはいけない」などです。
 
憲法
 
 「成文律」の最高法規です。ただし、憲法と言えども「絶対的なもの」ではありません。
 
法律・条例
 
 憲法に則り、定められた規範です。よって、憲法に反する法律・条例(の条項)は無効(又は、適用しない)です。ですから、憲法に反する「鉄道営業法34条2号」は、現行の「女性専用車両」には適用されない、というわけです。
 
規則(=ルール)
 
 国や自治体、企業や団体等によって、行為や手続きなどを行う際の標準となるように定められた事柄(=決まり)です。たとえば、格調高いレストランやセレブの集うクラブには、「ドレス・コード」があります。これは、1つの「ローカル・ルール」です。
 
 また、鉄道事業者と旅客の間の「決まり」は、「旅客営業規則」に定められています。もちろん、「女性専用車両に男性は乗れない」とか、「女性専用車両への男性の乗車はご遠慮ください」などというルールはありません。鉄道会社は、そんな「ルール」はつくっておりません、と言うか、(法律上)つくれません。
 
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▲これは「ルール」ですね
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▲これも「ルール」ですね
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▲「ルール」なのでしょうが、今のところ、
「強制力」はないようです
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▲「ルール」のはずですが、「ご協力のお願い」
なんて、文言は「女性専用車両」並みですね
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▲これは「ルール」でも、「マナー」でもありません
にもかかわらず、やってることは「強制」です(怒)
 
マナー(&エチケット)
 
 「マナー(&エチケット)」は、時代や地域によって異なります。たとえば、「テーブル・マナー」は、ある時代、ある地域では「常識」ですが、別の時代、別の地域では、必ずしも「常識」ではありません。パスタは音を立てて食べるのは「マナー違反」ですが、ラーメンは音を立てて食べても「マナー違反」ではありません。
 
 なお、「女性専用車両」に男性が乗っても、「マナー違反」なんてことはありません。何しろ、鉄道会社が「男性も乗れる」と主張しているのですから。「賛成派」が勝手につくった「マナー」です。
 
個人律
 
 いわゆる「自分ルール」です。たとえば、「朝起きたら、歯を磨く」とか、「テレビは1日2時間以上見ない」とか、「ご飯は一膳だけ」なんてのがそうです。もちろん、これは他人に「強要」はできませんね。「俺は女性専用車両に乗らない」からと言って、他の男性に「お前も乗るな」なんてことは言えません。
 
 

 「女性専用車両」の問題では、その「名称」や「表記」の問題は重大ですが、「乗れるか、乗れないか」の問題に比べれば、大した話ではありません。なぜなら、男性も乗れる」なら、「女性専用」なんて名称・表記は無意味だからです。まあ、そういうウソの名称、ウソの表記による弊害はありますが、「男性も乗れる」と周知されれば、「名称」や「表記」のウソは大した問題ではありません。
 
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ウソの表記は、いい加減にしていただきたい(怒)
 
 ただ、現状で問題なのは、「男性も乗れる」とわかっても、「男性は非常に乗りにくい」ということです。私らでさえ、キチンとした準備と心構えがないと(非常に)りにくいのですから、「(何の準備も心構えもなしに)一般の男性が乗るというのは相当厳しいでしょう。「乗れる」と言われて乗ったら、駅員らにしつこく声掛けされる、女性乗客に、ガン見される、イチャモンをつけられる、酷い場合は、肘鉄を食わされたり、体当たりされたり、蹴られたり、爪で引っ掻かれたり、傘で刺されそうになったり、絶叫されたりするのですから、たまったものではありません。

 しかし、まあ、これで、よく、鉄道会社は「任意の協力」なんて言ってられますね。一般の男性は「男性も乗れる」とわかっても、(女性乗客に)何をされるかわからないから、だから「乗らない」のです。それを「(男性のお客様には)ご理解ご協力をいただいている」というのですから、「盗人猛々しい」とは、このことです。
 
 と言うわけで、私ら「選ばれし者たち」は、この現状を打破すべく、「任意確認乗車」を行っているわけです。私らが乗れるだけで「満足」なんてしておれません。他の男性も、自分の乗りたい車両(注:それが「女性専用車両」の場合も当然あり得る)に自由に乗れる、そういう「当たり前の状態」にしなければなりません。それが、私らの「使命(の1つ)」なのです。
 
 

 ネットで、アレコレ、ニュースを見ていたら、以下の記事を見かけました。
 
日本の団体がセウォル号被害者支援CDを制作、収益を寄付・・「涙が出る」「こんな日本人がいるなんて…」―韓国ネットXINHUA.JP
 
「すごい。日本人全体が悪くゴミだと決めつける愚を避けよう」
 
 「当たり前」ですね。と言うか、こちらとしては、「朝鮮人全体が悪くゴミだと決めつけるな。それは(民族)差別だ」と申し上げております。
 
「韓国にも悪人と善人がいるように、日本にもやはり正しい考えの人もいると思います。寄付金ありがとうございます」
 
 この「正しい考え」というのが、「独島(=竹島)は韓国の領土だ」とか、「従軍慰安婦は強制連行された」などということなら、困りますね。
 
「『セウォル号』事件の発生時、日本の奴らは韓国人が魚の餌だのどうのと騒いでいたが」
 
 そんなこと言った日本人、いたんですか? まあ、どこの国にも、頓珍漢な輩はいますからね。
 
「フッ、1千万ウォン。為替換算してみろ。たいした額じゃない」
 
 「寄付」というのは、金額ではなく、その思いやりが大事だと思いますよ。「すぐお金のことを言う」のは、下世話ですね。
 
 ところで、韓国は、「独島(=竹島)は自分たちの領土だ」と主張していますが、日本が「国際裁判所で白黒つけましょう」と言っているのに、それにはアレコレ言い訳をして、応じません。何かで争い事になれば、裁判所に判断を仰ぐのが普通ですよね? それを拒否している時点で、(韓国の)主張に正当性がない、と思われても仕方ありません。
 
 そうそう、「従軍慰安婦」についても、韓国の主張は滅茶苦茶です。日本軍による「強制連行」の根拠は最近の報道でもろくも崩れ去りましたし、慰安婦(注:被害者面するなら、「無理矢理、売春婦にされた」と言えばいいのに、なぜか、そこは「慰安婦」と表現している)としての待遇は相当良かったようで、「性奴隷」なんてのは、的外れの表現でしょう。しかも、自分たちも、朝鮮戦争やベトナム戦争の際、「従軍慰安婦」を設けていたくせに、これには「ほおかむり」ですから、何をかいわんや、です。
 
 しかし、まあ、勝手に「慰安婦像」を建てられるアメリカ(人)もさぞかし、迷惑なことでしょう。(父親が半島出身と噂される)某宗教団体の名誉会長は、「ウソも百遍繰り返せば真実になる」が口癖だったそうですが、
 
 
そんな滅茶苦茶がまかり通るようでは困りますね。それは「学会内だけの話」にしていただきたいものです。
 
 そう言えば、「女性専用車両」も、そういうことなんでしょうかね? 「女性専用車両、女性専用車両・・・と百遍繰り返せば女性専用(の)車両になる」ってことですかね? 私らは、そんなバカな話信じてはいませんが、鉄道会社は、もしかして、信じているのかも知れません(汗)
 
 

 昨日(10月24日)は、遠出しました。千葉県の浦安まで行きました。浦安駅前と飯田橋駅前の2カ所で街宣しました。早朝からだったので結構、疲れました(笑)
 
 久しぶりに「神奈川版グランド・サークル」から始まりました。大倉山→横浜→湘南台→中央林間→渋谷ですから、「完全なサークル」ではありませんが、これが結構、体力と神経を使います。乗り換えが多いし、田園都市線がかなり混むからです。しかも、溝の口あたりからノロノロ運転なので、いたって冷静なドクター差別も結構、イライラします。これで何か騒動でもあれば、踏んだり蹴ったりです(苦笑) そうそう、「騒動」とまでは言えませんが、小田急線で、車掌らの「不適切な対応」があり、不快でした。

 前日早めに寝て、早めに起きたので、大倉山駅発5時6分(の下り)の「始発」に乗りました。車掌は、「女性専用車」に乗る私を目視したはずですが、声掛けはありませんでした。車内を見回すと、ガラガラです。それでも、怪訝な顔をする女性乗客がいました。私は「不審者」か!?(怒)
 
 ふと、上を見ると、「女性専用車両限定広告」がありました(注:隣の車両の広告を確認、全車広告ではなかった)。「限定広告」に広告を出す企業については、文句は言いません。「効率」を考えれば、女性向けの商品を宣伝するために「女性専用車」に広告を出すのは当然だからです。「悪い」のは、「女性のため」としながら、「女性専用車」を金儲け(注:他の車両の車内広告よりも広告料が高いと言われている)に利用している鉄道会社です。
 
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女性用の時計の広告です
 
 横浜市営地下鉄では、空いていたので、座りました。結局、何事もなく、湘南台に到着しました。待ち合わせ時間(渋谷駅に8時半)まで余裕があるので、コンビニに立ち寄ったり、トイレに入ったり、ブラブラしながら、小田急線に移動しました。

 電車が出たばかりなので、ホームのベンチに座っていると、どこかで見かけた人がやってきます。タキタさんです。レノンさんから連絡がなかったので、タキタさんが来られると知りませんでしたし、ここ(湘南台)で遭うとは思いもよりませんでした。私は(車掌に近い)一番後ろのドアから、タキタさんは、その隣のドアから乗りました。
 
 と言うか、乗ろうとしたら、車掌から声掛けがありました。一言、二言、やり取りがありましたが、時間がないので、そのまま乗りました。車掌が、どこかに連絡し、「・・・障害者・・・対応・・・」なんて言葉がかすかに聞こえました。たぶん、「障害者でない男性が乗っているので、『お客様対応』をお願いします」とでも言ったのでしょう。案の上、大和駅で、助役が待ち構えていて、乗り込んで来ました。
 
 ところが、私に「一言」言っただけで、タキタさんの方を見ながら後ずさりして降りてしまいました。「ああ、こいつらか。厄介だな」とでも思ったのでしょうか?(笑) タキタさんが、「あなたたちが声掛けするから、女性乗客が不正に乗車していると思って、私を非難する。そうすれば、私も言い返す。それが(電車が)遅れる元になる」と抗議しました。
 
 早々に退散してしまったので、言い足りないタキタさんが、乗務員室にいる車掌に合図を送り、窓を開けた車掌に抗議しました。私も、「なんで(他の車両への)移動をお願いしたのか?」と質しました。「知らないで乗っているかも知れないので(声掛けした)」なんて言ったので、「何百回も聞かれてウンザリしている」と言うと、「私はどうしたらよろしいのでしょうか?」なんて(真顔で)言いました。「個別に声掛けなんかするな」、「(声掛けは)業務ではない」などと申し上げました。(後で)タキタさんにこのやり取りを話したら、「何もしなければいい」とおっしゃいましたが、まさに「その通り」です。
 
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私はどうしたらよろしいのでしょうか?
 中央林間に到着、田園都市線へ移動しました。ホームで並んでいたら女性から声掛けがありました。タキタさんが対応されました。私が駅員を見つけ、抗議ではなく質問をしたのに、謝られました。「何か言われたら、とにかく、謝っておけ」とでも(上から)言われているのでしょうか?(苦笑) 車内には車椅子の男性ほか、私ら以外に男性2人乗車していました。普段は、長津田で一旦降車し、始発の「準急」に乗り換えるのですが、「準急」に乗ったので、そのまま渋谷まで行くことにしました。やはり、溝の口以降は、ノロノロ運転でした。
 
 まだ、待ち合わせ時間には間があるので、タキタさんとは一旦別れ、「定刻」に落ち合うことにしました。ブラブラしながら、副都心線のホームに向かいました。ホームで「観察」です。私・ドクター差別は、「任意確認」及び「調査・研究」のために、わざわざ、乗りたくもない「女性専用車両」に乗っているわけです。

 まもなく、レノンさんがやって来ました。Xさんも久々の登場です。最後に、タキタさんが来られました。小竹向原まで行き、有楽町線に乗り換えです。車内で雑談をしていると、中年女性が降り際に、「9時半まで女性専用車ですけど」なんて言いながら降りようとしました。「知ってます」、「誰でも乗れますよ」なんて言うと、「そうなんですか?」と言いながら降りました。

 永田町で降車し、休憩しました。おっと、「半纏」を着るのを忘れていたので、ただの「休憩」になってしまいました(笑) タキタさんとは、ここで「お別れ」です。

 「どこで街宣をするか」となり、「葛西」ですることにしました。有楽町線飯田橋まで行き、東西線で「葛西」を目指す、ということでしたが、電車が「葛西」に停まらず、「浦安」まで行ったので、結局、浦安駅前で街宣をすることにしました。もちろん、浦安は初めてで、演説がしやすい場所を選んでいたしました。
 
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賛同者の方から声掛けされました
 
 演説途中で、男性から、「動画見てます。頑張ってください」と声掛けされました。最近、3回に1回は、こういう声掛けがあります。さすが、「動画の威力は絶大」です。しかも、私とレノンさんが「半纏」を着ているので、「ああ、この人たちだ」とわかるのでしょう。
 
 演説後、3人で昼食をとりました。もちろん、「差別ネット昼食」です。ここで、Xさんとはお別れです。私とレノンさんは、葛西駅に向かって、「差別ネット歩行&ポスティング」です。最初、2つの集合住宅が「チラシ投函禁止」だったので、あの台詞、「誰が入れてやるか!」の連発です(笑) しかし、その後は「OK」の集合住宅が多く、葛西駅に着く前にチラシは「完売」しました。

 「なぜ、葛西駅に来たのか?」と申しますと、「地下鉄博物館」があるからです。先日、電車内でポスターを見かけたので、「機会があれば、行ってもいいかな」と思っていました。レノンさんは「初めて」ではないようでした。
 
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ドクター差別は「初めて」です
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日本で最初の地下鉄だそうです(銀座線)
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レノンさんが「運転」にトライしました
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ドクター差別が「ドクターペッパー」を飲む
10年ぶりくらいです(笑)
 
 「差別ネット見学」の後、東西線に乗って、東京方面に戻ることにしました。車内で、「どこへ行こうか?」ということで、路線案内を見て、「飯田橋」に行くことにしました。レノンさんのお父さんが勤めていたそうで、私も一時期、「青年自由党本部」にいたことがあります。さて、どう変わっているのか、楽しみです。

 「差別ネット歩行」で、まず、「青年自由党本部(=東日本ハウス本社)」に行きました。外観は、以前と変わっていませんでした。近くに神社、「東京大神宮」があったので、お参りしました。なぜ、若い女性が多いので、不思議に思っていると、「恋おみくじ」があったりして、「なるほど」と思いました。女性は、こういうの「好き」ですからね(笑) たぶん、女性誌とか、TVの情報番組とかで紹介されたんじゃないでしょうか?
 
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女性に人気の「東京大神宮」です

 飯田橋駅前まで行くと、何となく、街頭演説がやれそうなので、やることにしました。ここも「初めて」です。交番が目の前にあるので、「いつ、何か言ってくるか?」と思っていたら、だいぶ経ってから、若い警察官がやって来ました。「うるさい!」と言う通報がないのに(注:携帯拡声器だから、「うるさい」わけがない)、やってきたそうで、最初は「道路使用」のことについて「取らないといけない」と言っていましたが、キチンと説明したら、納得して帰って行きました。
 
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音量をセーブしたので、2カ所で
かなりの時間、演説ができました
 
 5時半まで、1時間ちょっと演説しました。今頃は、「5時半」でもかなり暗くなります。レノンさんが用事があるとのことで、今日はここで「打ち止め」です。参加された皆さん、とくに、レノンさん、お疲れ様でした。
 
 

 東横線とみなとみらい線で「不正乗車」が常態化しているらしい。
 
<みなとみらい線>折り返し乗車やめて 不正と知らない人も毎日新聞 1021
 
 その主な理由は、
 
不正乗車をしているのは、東横線・渋谷方面の定期券などを持っている乗客。ターミナル駅の横浜駅で多数の客が乗車するため、上りの区間から乗っても座れない。このため、みなとみらい線のみなとみらい駅などまで下り電車に乗り、ホーム向かいの上り電車に乗り換えるという。
 
とのことである。
 
 たしかに、利用者にしてみれば、「座りたい」と思うのは自然の欲求だろう。「女性専用車両」を利用する女性のなかにも、本来の「痴漢対策」という目的ではなく、「座りたいから」という理由を挙げている女性もいるようである。(注:男性だって「座りたい」のは同じだろう)
 
 しかし、「不正乗車」が許されないのは言うまでもない。何でも、聞くところによると、「遠回り乗車はいいが、その際、重複すると、その分の運賃が発生する」とのことらしい。横浜駅からみなとみらい線に乗って横浜中華街駅へ行き横浜駅に戻れば、重複しているので(その分の)運賃をし払わなければ「不正乗車」になるわけである。(注:逆に言えば、どんなに遠回りしても、重複しなければ、不正乗車にはならない、というわけである)
 
 私らが「女性専用車両」に乗車する際は、もちろん、「不正乗車」にならないように注意している。たとえば、私・ドクター差別が大倉山駅から横浜駅まで行き、それから渋谷駅に向かう場合は、一旦、横浜駅で改札を出て、再度、入場することにしている。「当たり前と言えば、当たり前」だが、その「当たり前のことを当たり前にする」ということが意外に難しい。
 
 と言うのも、鉄道会社が、その「当たり前のこと」を当たり前にしていないからである。法律上、あるいは、契約上、「女性専用」にはできないのだから、「女性専用車」、「Women Only」などと表記するのは、おかしな話である。と言うか、消費者基本法5条2号に違反する「不正表示」と言われても弁明できないだろう。私ら「遵法主義者」からすれば、「利用者に不正乗車しないように言うのなら、自分らも不正表記をするな」というわけである。
 
 そうそう、法律違反ではないのかも知れないが、ルール違反の疑いがあるのが、エスカレーターにおける歩行である。まあ、(手すりに掴って)歩くのならまだしも(と言っても、「いけない」のだが)、駆け上がったり、駆け下りたりするのは、大変危険である。とくに、駆け下りると、つまづいたり、(エスカレーターが)急停止した場合、大怪我をしたり、他人を巻き込む惨事になる危険性があるので、厳に慎むべきである。
 
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歩行禁止啓発ポスター
 
 鉄道会社は、ポスターを掲示するだけでなく、もっと徹底すべきである。ポスターだけでは、「右側」を空けないで、つっ立っていたら、「そこをどけ」なんて言われて喧嘩になりかねない。大々的にキャンペーンをはるなどして、「歩行禁止」を徹底してもらわないと、勇気を出して「右側」に立ち続けることはできないだろう、それが本来、「当たり前のこと」だとしても。
 
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歩行注意表示
 
 

 私らが「女性専用車両」の乗ると、時々、女性乗客(の一部)から、イチャモンをつけられます。時には、「バカ」だの、「気持ち悪い」だのと罵られ、降車を強要されます。そればかりか、体当たりされたり、蹴られたり、引っ掻かれたり、傘で刺されそうになったり、絶叫されたりもします。鉄道会社が「女性専用車両には男性も乗れる」と主張している、認めている、言っているにもかかわらずです。
 
 ところが、こういう一方的な状況でも、「どっちもどっち」なんて言う輩がいます。「女性も女性だけど、男性も男性だ。(トラブルになるのを承知で)なぜ、わざわざ乗るのか? 注意されたら、他の車両に移ればいいだろうに」なんて言うわけです。滅茶苦茶な論理です(汗)
 
①鉄道会社が「男性も乗れる」としているのに、女性乗客(の一部)が「女性専用車両(=「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両)」に乗った男性にイチャモンをつけ、トラブルを引き起こすのが問題なのであって、乗った男性には何の責任もない。
②「わざわざ」だろうが、「たまたま」だろうが、乗れる車両に乗るのは、何の問題もない。女性だって、わざわざ「女性専用車両」に乗っているのではないのか?
③誰でも乗れる車両なのだから、「注意」なんぞできるわけがない。ウソをつき、男性を痴漢と見なし、あの手この手を使って排除しようとする、こんな代物には「任意の協力」をする価値はない。
 
 ところで、昨日(10月20日)、大阪の橋下市長と「在日特権を許さない市民の会」(略称:「在特会」)の会長が面談し、トークバトルを繰り広げたそうです。マスコミは、こぞって「どっちもどっち」という論調です。果たして、実態はどうだったのでしょう?
 
橋下大阪市長と在特会会長が「罵り合い」10分間の不毛なバトル(全文書き起こし)弁護士ドットコム 1020
 
橋下市長民族とか国籍を一括りにして評価をするような、そういう発言はやめろと言ってるんだ。
 
 これは、いたって「まともな発言」ですね。「人種・民族・国籍を一括りにして非難する」というのは、差別発言になります。いわゆる「ミソもクソも一緒くた」というヤツです。
 
桜井氏朝鮮人を批判することがいけないって、あなたは言ってるわけ?
 
 たしかに、朝鮮人を一括りにして批判することはいけないですね。
 
桜井氏だったらやってみろよ、男だったら一対一で。 なんだよ、後ろの警備は? 人に命、守ってもらわなきゃ、なんにもできないんだったら、最初から言うなよ!
 
 チンピラ同士の喧嘩ですか?
 
桜井氏わたし、政治に興味ないので。」
 
 政治家(=議員)でなくとも、政治的発言はできますし、「在特会」の主張は、完全に「政治的(発言)」ですね。
 
橋下市長ルール違反をやってる特定個人がいるんだったら、刑事告発しろ。民族をまとめて、国籍をまとめて、それに対して、評価を下したり、ああいう下劣な発言はやめろ。
桜井氏どういう下劣な発言なんだって聞いてる。
 
 いわゆる「ヘイト・スピーチ」と言われている類の発言でしょうね。
 
橋下市長市役所の前で言ってもいいけど、韓国人や朝鮮人を一括りにして、それに対してああだこうだ言うなっつってんだ、大阪では。
 
 どこでも「いけない」と思いますよ。

桜井氏日本人を一括りにして、誹謗中傷をやるから、叩き返しているだけだろうよ。おまえも日本人の代表だったら少しくらい言えよ、韓国人に。
 
 「あいつが泥棒するから、俺も泥棒した」という論理は成り立ちません。そうそう、もちろん、成り立つ場合もあります。たとえば、「あいつが1000円寄付したから、俺も1000円寄付した」なんてのは。

橋下市長おまえみたいな差別主義者は大阪にはいらない。
桜井氏誰が差別主義者だよ?
 
 ミソもクソも一緒くたに非難すれば、「差別主義者」と言われても文句は言えないでしょうな。
 
桜井氏なんで差別主義者なんだ、教えてくれるか?
橋下市長民族を一括りにしてしゃべるなって言ってるんだ。
桜井氏ということは、韓国人はみんな差別主義者か?
 
 韓国人全員が「差別主義者」ということはないでしょう。何しろ、私は、少なくとも10人の「親日派朝鮮人」を知っておりますから。
 
橋下市長だから、民族を一括りにして言うな。朝鮮人は出ていけとか、ゴミはゴミ箱、朝鮮人は半島に帰れとか、そういう、下らないことはやめろ。
桜井氏それ、いったい何が悪いわけ?
 
 これが「悪い」とわからないようでは、「差別主義者」と言われても仕方ないでしょうね。
 
桜井氏帰れ、さっさと。
橋下市長おまえ、ここ大阪市役所だぞ? おまえが帰れ。
 
 来訪者が帰る、というのが「自然」でしょう。
 
 なお、橋下市長も、「在日特権については問題がある」との認識で、「在特会」と主張が違うわけではなく、ただ、「やり方(=ヘイト・スピーチ)が(「言論の自由」とは言いながら)あまりにも問題」ということのようです。
 
 

 「保守」の人たちって皆、「変わらないことが良いこと」と勘違いしているのでしょうか? コメント欄に投稿してきた「伝統的自民党ファン」というHNの御仁は、まさに、そういう感じですね。でも、そういう思想って、日本にとってプラスなんでしょうか?
 
 んなわけありません。世の中は時々刻々、変化しているのですから、それに対応しなければ、それに応じて変わっていかなければ、とてもとても生き残れません。先日テレビの娯楽番組で、アメリカのアーミッシュが紹介されていましたが、あれは「国内の一部」だからこそ存在し得るわけで、「一国」でああいう生活をしていたら、とてもとても、国として成り立たないでしょう。
 
 その点、日本は、伝統的な部分を残しつつ、変化に対応してきたからこそ生き延びてきた、世界有数の国になったわけです。明治維新の際にせよ、第二次世界大戦後にせよ、変化を受け入れた、と言うより、積極的に取り入れたからこそ、ここまで発展したのです。変化を恐れていたら、小さな島国の日本なんぞ、どこぞの大国に侵略されて、とっくのとうになくなっていたことでしょう。
 
 と言っても、「守るべきもの」はあります。日本古来の制度・伝統文化などは、変えるところは変えて、守っていかなければなりません。もし、それまでなくなったら、日本人としてのアイデンティティー、自覚や誇りが失われてしまうでしょう。
 
 しかし、冷徹に申し上げれば、形あるものはすべて、いずれ(大幅に変わるか)なくなります。それが100年後か、1000年後か、10000年後か、それは誰にもわかりませんが、確実に「その時」は訪れます。それを承知してないと、とんでもないことになる、冒頭にあるように、「変わらないことが良いこと」なんて妄想にとりつかれてしまうわけです。
 
 たとえば、火星をテラフォーミングする、なんて計画があります。たぶん、100年後には「現実化」しているでしょう。さて、そういう時代になったら、日本という「国」が、いや、そもそも「国」というものが成り立つのでしょうか? 私は、わからない、と言うか、懐疑的です。そして、それが1000」年単位、10000年単位になったら・・・、たぶん、誰も(そういう世界を)想像し得ないでしょう。
 
 そうそう、(蛇足ですが)私・ドクター差別は、自分の政治的スタンスを常々、「親米、愛国、中道」と申し上げていますが、そのなかでも(とくに)こだわっているのが「中道」です。なぜなら、「左」も、「右」も、所詮、「全体主義」であることに変わりはなく、「差別」に反対する者としては、そこがどうしても受け入れられないからです。もちろん、全体(の規律)と個人(の自由)は、どちらも重要(=バランスが大事)で、どちらが欠けてもいけませんが、「全体主義」のように「個人(の自由)よりも全体(の規律)を優先する」ということがあってはならない、というわけです。
 
 

 「女性枠大臣」が輝いていますね、別の意味で(苦笑) まあ、「女性枠」なんですから、ある程度は「予想」していましたが、まさか、「これほど」とは。安倍さんも、さぞや、後悔していることでしょう。
 
 てなわけで、後任は、まず、「男性」でしょうね。もし、これで「女性」なら、安倍さんも、逆に「大したもの」なんですが(苦笑) まあ、大臣になりたい男性議員が(今度は)黙っていないでしょう。
 
 しかし、まさか、小渕さんが・・・先とは「予想外」でした。私・ドクター差別は、てっきり、松島さんの方が「ヤバイ」と思っていました(笑) 松島さんって、どこか「憎めないところ」がありますが、残念ながら、「大臣(の器)」としては「アウト」でしょう。
 
 で、結局、自民党お得意の「派閥力学」と「年功序列」に逆戻りですかね? まあ、(大臣の)半分くらいは、「適材適所」なんでしょうけど、後は、これまでも「能力主義」ではなかった、だから、「女性枠」の入る余地があったのでしょう。いわゆる「誰でもよかった」わけです。
 
 ところが、現実は、そうは問屋が卸さなかった。能力はなくても、「クリーン」でなければいけませんし、「最低限、変なことは言わない人物」でなければいけないわけです。でも、今回は「女性枠」」ゆえ、その「審査が甘かった」ようです(苦笑)
 
 そうそう、誤解のないように申し上げますが、私・ドクター差別としては、「女性が大臣になる」ということに反対ではありませんよ。ただし、「能力のある女性なら」ということです。これは、大臣に限らず、管理職、役員、公務員も同様です。「女性枠」で採用又は登用された女性なんぞ、絶対に認めません。
 
 なお、「適材適所」という意味では、男性も同様で、「○○派から1人」とか、「当選6回だから」などという理由で「大臣」にしていただきたくないですね。属性に関わらず、派閥や当選回数に関係なく、能力で選んでいただきたい。それが「日本」のため、「国民」のため、ですから。
 
 

 今日(10月18日)、明日と、毎年恒例の「NPOまつり」(代々木公園内)です。「差別ネットワーク」は過去3年連続出展(=出店)しましたが、今年は「諸事情」で見合わせました。しかし、「差別ネット散策」も兼ねて、有志で「見学」しました。
 
 (集合時刻は午後1時だったのですが)早めに着いたので、JR原宿駅前に立っていました。いわゆる「ドクター差別待ち合わせ」です(笑) まもなく、幹事長のナカジマさんが洒落た服装でやってきました。一時期太って着れなくなったものが、最近(居合いの稽古で)痩せて着れるようになったそうです。ナカジマさんも早めに来たらしく、竹下通りを散策していたとのことでした。定刻に、「全国男性復権を目指す会」のオオムラ代表とレノンさんもやってきました。
 
 上記の「諸事情」には、「デング熱」もあったわけですが、もう「大丈夫」のようです。日差しは強かったですが、蚊はいませんでした(苦笑) 10分くらい「差別ネット歩行」をすると、到着です。
 
 今回も、飲食店や古着市は盛況でしたが、私らのような社会テーマを扱う「出展」は少ない感じでした。「東北復興支援」のノボリ、「福島」、「宮城」の看板は(今年も)見かけました。この「NPOまつり」の常連の(旧メンバーの)Sさんとは、(時間帯が違ったようで)残念ながら、会えませんでした。
 
 NPOの「出店」で売られていた缶ビールで(4人で)乾杯、ベンチに座りながら、「差別ネット歓談」をしました。私らはどこに居ても、社会的な問題を話し合います。今回は、もちろん、と言うか、案の上と言うか、「女性閣僚」の話です(笑) オオムラさんは、「用事がある」とのことで、帰られました。
 
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外で飲むビールは格別!
 
 レノンさんが「差別ネット乗馬」をしました。「ポニー」ではなく、「本物」の馬です。近くで見ると、やはり、「でかい」です。でも、目は「かわいい」です。
 
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乗り心地は良いそうです
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体調はイマイチでしたが来て良かったです
 
 福島で被災したロシア人女性の「お店」がありました。ピロシキを買って、3人で分けて食べました。こういうところでは、「立ち食いもOK!」です。味は良いのですが、時間が経っているせいか、パンの部分がかたくて「イマイチ」でした。
 
 そのまま、道なりに「NPOまつり」とはお別れです。渋谷に向かいました。しばらく歩くとファミレスがあったので、「入ろうか」となりましたが、予想外に混んでいたのでやめました。向かいにビール・メーカーの「出店」が目に入りました。「チラッ」と見てみることにしました。
 
 ところが、メニューを見ると美味しそうだったので、入ることにしました。「差別ネット飲食」です。これが「正解」でした。ビールは旨いし、食べ物も「グー」でした。たぶん、アンテナ・ショップの意味もあるのでしょう、ここでビールがまずかったり、食べ物が「イマイチ」だったら、「本業」のビールの売れ行きに影響しますから、「変なもの」は出せないのでしょう。そうそう、店に入ると、いきなり「2分くらい」の(ビールに関する)ビデオを見させられるのですが、これもどこかのレジャーランドの「アトラクション」風で趣向としてはおもしろかったです、内容は「イマイチ」でしたが(笑)
 
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「フローズンの泡」が美味しいですね
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「ハロウィン」仕上げです
 
 この後、「差別ネット歩行&ポスティング」を予定していましたが、レノンさんに急遽、用事が入り、やめることにしました(残念) 渋谷駅前に着くと、あの「選挙の常連さん」が音楽に合わせ踊っていました。皆さん、写メを撮っていたので、私も撮りました。主義主張はともかく、「目立ってナンボ」を実践しているということでは、「大したもの」です。
 
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かなりの「有名人」です
頭の上には、なぜか「天使の輪」が・・・
 
 しかし、まあ、「ドクター差別半纏」、「差別ネット半纏」は、何をしても活動になる、ただ歩くだけでも、ただ飲食するだけでも、そして、遊びまでもが活動になる「スグレモノ」ですね。もちろん、今日も、何人もの人たちの注目を集めておりました。これを「否定」する人の気が知れません(笑)
 
 

 「女性が輝く日本」の象徴として安倍さんが任命した6名の女性に「明暗」が出てきた。あくまで現時点での評価だが、高市さん(総務大臣)、山谷さん(国家公安委員会委員長ほか)、稲田さん(党政務調査会長)は「合格点」、有村さん(女性活躍担当ほか)は「未知数」だが、「担当」が「担当」だけに怪しさいっぱいである。一方、松島さん(法務大臣)は早々に「馬脚」を現し大ピンチ、「将来の首相候補」と言われる小渕さん(経済産業大臣ほか)にいたっては「大臣罷免」の危機どころか、「議員辞職」の可能性すら否定できない。
 
 というわけで、今回は、一番問題の小渕さんの件について取り上げてみよう。
 
現時点で私的流用はない=不明朗収支の調査急ぐ―小渕経産相時事通信 1017
 
 まあ、「後援会」の会員を「接待」するのは、法的に問題があるにせよ、自民党議員なら、多かれ少なかれ、やっていることである(注:だから「いい」というわけではないが)。たとえば、毎夏恒例の「ビール祭り」で「会費500円でビール飲み放題」なんてのは、どう見ても採算が合っているはずもなく、「接待」の可能性が高い。あるいは、幾らかの参加費を徴収するものの、「バス5台で東京見物」なんてのも、どう見ても「接待」だろう。
 
 しかし、それより問題なのは、「私的流用」である。一部報道によると、小渕さんは、政治資金で、ベビー用品、化粧品、ブランド品を購入していた、とのことである。これが本当なら、「(保守系の議員なら)皆がやっていること。たまたま、槍玉に上がってしまった」という話では済まされない。
 
 これでは、議員としての資質を問われても仕方あるまい。まあ、これすら、議員の能力とは関係ないわけで、「揚げ足取り」感はあるものの、「脇が甘い、甘すぎる」のでは、政治家としては「失格」である。ここは、一旦、退いて、再起を狙うのが賢明な策だろう。
 
 ところで、「女性枠」を設けると、必ず、「玉石混淆(=混交)」する。それは、「女性枠がなくても、指導的地位に就ける能力のある女性」と「そうでない女性」が同時に登用されるからである。前者の女性が「女性だから」という理由で重要なポストに就けないのは「女性差別」だが、後者の女性が「女性だから」という理由で重要ポストに就くのは「えこひいき」、すなわち、「男性差別」である。
 
 結局、「女性枠」というのは、女性のためにもならないし、日本のためにもならない。とは言え、従来のように、派閥のバランスや年功序列で大臣を選んでいるようでは、これまた「アウト」である。これでは「女性枠」と大して変わらない。大臣や党の重要ポストを選ぶ際には、「人物本位」で選ぶ、「適材適所」で選ぶ、こうでなくては、日本のためにならない。
 
 

 「女性専用車両」や「男女共同参画」については、「賛否両論」があります。基本的に、「賛成する」のは差別をする側、「反対する」のは差別をされる側です。ですから、差別をする側、すなわち、差別によって恩恵を受ける側からは、激しい抵抗や反論があるのは当然です。それを嫌がっていたら、それを怖がっていたら、「差別反対運動」はできません。そういう「軟弱な人」は、「赤い羽根募金」とか、「震災復興支援」など、万人が認める活動をお勧めします。
 
●「ワガママ女」と「媚びる男たち」
 
 ところで、「女性専用車両」に賛成するのは、大抵、その恩恵を受ける女性(乗客)です。一応、「痴漢対策」ということにはなっていますが、女性(乗客)が賛成する理由は様々で、痴漢被害に悩む女性以外の女性が「大勢」乗っています。何でも、「空いてて快適」、「臭いオヤジがいなくていい」、「男の目を気にせず、化粧ができる、飲食ができる、居眠りができる」からだそうです。
 
 そうそう、男性のなかにも、「女性専用車両」に賛成する連中がいます。「たかが1両なんだから、我慢しろよ」、「女性が困っているんだから、乗らないであげろよ」というわけです。こういうことを言うことで、自分は女性の味方だ、とアピールしているのでしょうか? 私らには、ワガママ女に媚びている、としか思えませんけどね(苦笑)
 
 そもそも、私らのような「痴漢でない男性」が「女性専用車」に乗って、どういう不都合があるのか、サッパリわかりません。あるいは、「他の車両なら(乗っても)いい」とする意味もわかりません。なぜなら、痴漢なら、どの車両に乗ってもいけないはずですから。
 
 と言うか、「空いてて快適」、「臭いオヤジがいなくていい」、「男の目を気にせず、化粧ができる、飲食ができる、居眠りができる」なんて理由で「女性専用車」に乗っている女性がいる時点で、「女性専用車両」は「痴漢対策」ではない、ですね。単なる「男性対策」です。「男性対策」に「ご理解ご協力をお願いします」と言われても、「はい、わかりました」となるはずがありません。
 
●「能力のない女」と「バカマッチョ」
 
 「男女共同参画」も、同様です。これに賛成するのは、大抵、その恩恵を受ける女性です。それも、比較的能力のない女性が恩恵を受けるだけで、本当に能力のある女性にしてみれば「迷惑な話」です。「ああ、あんたも『女性枠』で採用(又は、登用)されたんだね」と言われるのがオチです。
 
 こういう「えこひいき」に賛成する男は、俗に「バカマッチョ」と呼ばれています。それはそうでしょう、比較的能力のない女性を「女性だから」という理由で優先しよう、というわけですから、「バカも休み休み言え!」となるのは当然です。「属性にかかわらず、能力のある人を採用・登用する」というのが、自由主義の大原則です。これを否定するようでは、「愚か者」の烙印を押されても仕方ありません。
 
●理屈もヘッタクレもない
 
 要するに、「女性専用車両」に賛成するにせよ、「男女共同参画」に賛成するにせよ、そういう連中には理屈もヘッタクレもないのです。女性にしてみれば、ただ、自分さえ「恩恵」に与ればいいだけです。そして、そういうワガママ女に媚びる男が少なからずいる、というだけの話です。そんな連中の戯言に惑わされてはいけません。
 
 まあ、(戯言に)惑わされるようなら、この種の「賛否のある運動」をするのは(そもそも)無理ですね。もし、何かしたい、ボランタリー活動をしたいのであれば、当たり障りのない運動をするしかないでしょう。それで「自己満足」するのは、自由ですから。
 
 もちろん、当たり障りのない運動をしているようでは、とてもとても、「選ばれし者たち」とは言えません。「選ばれし者たち」は、自分たちの行っている活動に絶対の自信がありますから、世間体は(あまり)気にしません。だからこそ、「賛否両論」あることでも、自覚と誇りと使命感をもって活動することができるわけです。
 
 

 3、4日前、外出した際、「残念な出来事」に遭遇しました。大倉山駅に向かっていると、私の目の前を目の不自由な男性が杖をついて歩いていました。その杖のつき方がぎこちないので、最近、目が不自由になられた方かも知れません。
 
 見ると、歩道の店舗寄りに、「自転車」が置いてあります。その男性の進行方向です。案の上、杖の先端がぶつかり、危うく回避です。ところが、その少し前方に、これまた「自転車」が置いてあります。急いでいる私は、申し訳ないが、その男性を追い抜きましたが、気になってしょうがありません。振り返って見ると、やはり、その「自転車」にてこずっていました。
 
 ところが、(私の)前方には、今度は「台車」がありました。店舗の壁に立て掛けてあります。これまた、その男性は相当てこずることでしょう。
 
 「自転車」を置いた者にしてみれば、「ちょっとの時間、置いただけ」なのかも知れません(注:もし、長時間の放置なら、もってのほかである)。しかし、健常者にしてみれば何でもない物、それが、目の不自由な人にとっては大きな障害になるのです。
 
 あるいは、「台車」を置いた者にしてみれば、それが都合が良いのかも知れません。イチイチ仕舞うのが、たぶん、面倒なのでしょう。しかし、それが、目の不自由な人にとっては大きな障害になるわけです。
 
 私らが街宣していると、全く通行の妨げをしていないのにもかかわらず、アレコレ(=道路使用許可云々)言ってくる警察官がいますが、道路の使用についてなら、上記の「置き去り」の方が余程、問題でしょう。何しろ、目の不自由な人の通行を(実際に)妨害しているのですから。警察には、こういう取締りをしていただきたいところです。
 
 

 「憲法9条にノーベル平和賞を」という運動が昨年から活発になり、最近までに署名が40万くらい集まったそうです。朝日新聞や東京新聞も取り上げ、一時は「有力候補」とも言われたようですが、見事、いや、残念ながら、落選しました。しかし、関係者(=「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会)によると、性懲りもなく、いや、不屈の精神で、来年も(平和賞に)エントリーするらしいです。
 
 
 ところで、「物」はノーベル賞の対象外とのことで、同実行委員会は、「憲法9条を長年保持してきた日本国民」を候補にしたそうです。しかし、私も「日本国民(の1人)」ですが、勝手に「エントリー」してもらっては困りますね。さて、こういう場合、「拒否する自由」はないのでしょうか?
 
 しかし、まあ、この種の主張をする方々は、「憲法9条」という「条文」が日本の平和(=戦争のない状態)を維持してきた、なんて本気で信じているのでしょうか? まあ、そうなんでしょうね、マジで署名を集めるくらいですから。しかし、それって、「トンチンカン」というだけでなく、一所懸命、日本の平和維持に貢献してきた人たち(の努力)を全く無視するもの、ハッキリ言えば、自衛隊や同盟国であるアメリカ(軍)の不断の努力を愚弄するもの、と言えます。
 
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「旭日旗」を見ると、「軍国主義だ」と騒ぐ連中は、
朝日新聞の「社旗」はいいんですかね?
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 たとえば、塀もない、番犬もいない、外出がちな大金持ちの家の玄関先に「泥棒に入るな」という貼紙だけしていたら、泥棒は入らないでしょうか? そんなわけないですよね? 大金持ちであればあるほど、万全な「セキュリティー・システム」で保護された家に住むはずです。
 
 「国」だって同じです。日本のような「金持ち国」には、万全な「セキュリティー・システム」が必要です。自衛隊と同盟国の協力が不可欠です。「憲法9条」なんぞ「絵に描いた餅」、「ならず者国家」の中共や北朝鮮、それに「南下政策」を国是とするロシア相手では、「屁の突っ張り」にもなりません。
 
 まあ、そもそも、「ノーベル賞」は、ダイナマイトを売った金でできた代物で、「胡散臭さ」は否めません。そのなかでも、「平和賞」なんてのは「胡散臭さ」プンプンです。今までの受賞者(アムネスティ・インターナショナル、アル・ゴア、欧州連合、金大中、佐藤栄作、ジミー・カーター、バラク・オバマ、ミハイル・ゴルバチョフなど)を見ても、「政治的な思惑」がミエミエです。「公正さ」ということから程遠い、まさに、対極にある「賞」と言っていいでしょう。
 
 

 「3大男性差別」のなかでも、個人的に悪影響が著しいのは「(痴漢)でっち上げ」です。「この人、痴漢です」と言われたら最後、官憲・司直の(「疑わしきは罰す」という)今のスタンスでは、「99.8%(か、それ以上)」の確率で有罪にされてしまいます。しかも、「(犯人の)間違い」や「(偶然の接触の)勘違い」だけでなく、「示談金(目当て)」や「腹いせ」、「嫌がらせ」などを目的とした「故意犯」がいるので、そのリスクは決して低くはないでしょう
 
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マナー違反するのは(いつも)オジサンなのか?
 
 「全国男性復権を目指す会」のブログ(http://ameblo.jp/d-hukkenn/の昨日(10月13日)の記事で、この「でっち上げ」に関する(産経の)記事が(ちょこっと)取り上げられておりました。それは、「痴漢(でっち上げ)」ではなく、「盗撮(でっち上げ)」に関する記事です。と言っても、本当の「でっち上げ」ではなく、「ハニー・トラップ」を仕掛け、実際に「盗撮」をさせて「示談金」をせしめる、という手口です。
 
【衝撃事件の核心】盗撮版“美人局”か…男の「出来心」を誘発した21歳妻のミニスカ(産経デジタル 2014年10月3日)
 
9月、恐喝容疑などで大阪府茨木市の会社員(31)ら3人が逮捕される事件があった。この中には、おとりミニスカを演じたパート従業員で会社員の21歳の妻も含まれていた。事件をめぐっては被害届が取り下げられ、3人は結局、不起訴処分となった
 
 この記事を最後まで読むと、大抵の人は「不起訴は甘すぎる」と感じるのではないでしょうか? むしろ、「厳罰に処す」べきです。
 
商品を見るためなのか前屈みになる。そうすると、スカート丈がさらに短くなり太ももがあらわになる。
 
 まさに、「ハニー・トラップ」ですね。まあ、「盗撮」はどうかと思いますが、(ヘテロな)男性なら、覗きたくなっても不思議ではありません。
 
「警察に行くか示談にするか、どっちや夫は示談金50万円を要求。その場で1万円を奪った上で、後日、指定する場所に残りの49万円を持ってくるよう話をつけた
 
 「でっち上げ」と違って、実際、「盗撮」をしたわけですから、「後ろめたさ」から、示談に応じてしまうのでしょうね。ただし、この場合、相手のしていることは「恐喝」であり、後で出てきますが、「盗撮」にもあたらないとのことです。
 
男性がその日夜に、同署に相談したことで事件が発覚、この夫婦らの逮捕につながった。
 
 やはり、「納得」がいかなかったのでしょうね。それほど、「ハニー・トラップ」があからさまだったわけです。
 
「昨年の9月ごろから20回ぐらいやった。簡単に金が手に入り癖になった」調べに対し、夫は、そう話した
 
 これって、「常習犯」ですね。これを「不起訴」にしたらダメでしょう?
 
盗撮被害は近年、全国的に増加している。
全体の7割近くがスマホなど携帯電話を使った盗撮だという。
 
 簡単に「撮影」ができるようになった分、「盗撮」も増えたのでしょうね。
 
今回の事件で、実際におとりにひっかかって盗撮した男性は罪に問われるのか同署によると、妻は盗撮されることを想定しており、男性の行為が「人を著しく羞恥させる」という府迷惑防止条例上の盗撮にはあたらない
 
 しかし、「相手が羞恥心を抱くかどうか」というのは、非常に曖昧な基準ですね。まあ、「普通の人なら、羞恥心を抱くケース」ということでしょうが、これを「拡大解釈」すると、それこそ、「女性がセクハラと思えばセクハラ」なんていうとんでもない話になってしまいますね。
 
 なお、最後に「念のため」に申しますが、「盗撮(=こっそり撮影すること)」がいけないのではなく、「こっそり」だろうが、「堂々と」だろうが、法令に違反する撮影がいけないだけです。まあ、法令違反の撮影は、大抵、「堂々と」ではなく、「こっそり」するので、「盗撮=犯罪」というイメージがあるのでしょうね。法令違反の撮影を「堂々と」したら、まず、捕まりますから。
 
 

 世の中は理屈で動くべきですが、実際は、なかなか、そうはいきません。「損する人」、「得する人」がいる限り、そこには、必ず、「思惑」が存在します。しかも、普通は、その「思惑(=本音)」を隠して、「建前」を言うので、「何が正しいのか」を見極めるのは結構、難しいわけです。
 
「反TPP運動」の裏で暗躍していたのは、「農協」、「医師会」だって本当
 
 まあ、普通に考えれば、「TPP推進で不利益になるところが反対する」のは当然でしょう。そこは、どこか? 「農協」であり、「医師会」です。
 
 しかも、「農協」、「医師会」は、「本音」を隠し、「建前」を前面に押し出して、世論を操作しました。たとえば、「(TPPに参加したら)日本の農業は壊滅する」とか、「国民皆保険は崩壊する」などと脅かすわけです。まあ、TPPに参加した現在、何年か後、日本の農業は壊滅しているか、国民皆保険は崩壊しているか、見物(みもの)です(んなわけがない)。
 
「反原発運動」の裏で暗躍しているのは、「石油資本」だって本当?
 
 まあ、普通に考えれば、「原発推進で不利益になるところが反対する」のは当然でしょう。そこは、どこか? 「石油資本」です。
 
 「脱原発」と言っても、現状では、「太陽光発電」や「風力発電」などでは、個人住宅ならまだしも、産業用の電力需要は、とてもとても賄えません。結局、当分の間は「石油」に依存するしかありません。つまり「脱原発」したものの、代替の発電がままならない期間が長ければ長いほど、「石油資本」には好都合なわけです。
 
「反カジノ合法化運動」の裏で暗躍しているのは、「パチンコ業界」だって本当?
 
 まあ、普通に考えれば、「カジノ推進で不利益になるところが反対する」のは当然でしょう。そこは、どこか? 「パチンコ業界」です。
 
 「カジノ合法化反対」の建前は、「青少年に悪影響」だとか、「治安が悪くなる」だとか、「ギャンブル依存症が増える」などとなっていますが、真っ赤なウソです。都会の中心から離れたところに「カジノを中心とする総合リゾート地」が日本に幾つかできたところで、今より状況が悪化するわけがありません。日本全国の駅前に何万とある「パチンコ店」の方が(そういう意味でなら)余程、悪影響があるでしょう。
 
 そうそう、「パチンコが庶民の娯楽」なんて言っていた時代は、とっくのとうに終わりました。パチンコを「ギャンブル」だと言って反対する人がいますが、それは大きな間違いです。パチンコは「イカサマ」です。
 
 なぜ、「イカサマ」なのでしょう? それは店側が出玉を(コンピュータで)勝手に(確率)操作できるからです(注:だから、昔のように「釘調整」がいらない)。しかも、客の動向を見ながら、途中で出玉の(確率)操作ができるそうなのですが、これをやられたら、客はたまったものではありません(注:「以前、店長をしていた」という男性が匿名で、「出玉の(確率)操作をしても、負ける客だけでなく、勝つ客もいるのだから、いいだろう」なんてことを言っていたが、そういう問題ではない)。
 
 たとえば、アメリカのカジノは、店側は絶対に(確率)操作はやりません(注:「(確率)操作」=「イカサマ」である)。そんなことをしたら、店の評判はガタ落ちで、潰れてしまうでしょう。と言うか、そんなこと(=イカサマ)をしなくとも、店側(=胴元)が儲かるようになっているのですから、そんなリスキーなこと(=イカサマ)なんてするわけがありません。
 
 「胴元が必ず儲かる」のですから、財源不足の国(や自治体)がしない手はありません。これまで、散々、いろんな(変な)ところに投資して、年金の財源を目減りさせてきた国としては、ここは「汚名返上」(注:「汚名挽回」は「間違い」とは言えないらしい。http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1405/02/news068.html)のチャンスです。外国人やお金持ちのお年寄りに「カジノ」で遊んで貰い、それを年金の財源にする、「大変結構なこと」だと思いますけどね(注:国(や自治体)が直接、経営しない場合でも、多額の税収が国庫に入るのは間違いない)。
 
 

●「名誉毀損罪」で訴えよう!
 
 同志のMさんからの情報ですが、「痴漢でっち上げ」に対処する方法として、ある弁護士さんが「全くその通り」と思う記事を書いておりました。これまでは、予防策としては、「手を上げて乗る」だとか、「座席に座る」だとか、「女性に近づかない」など、また、「でっち上げ」に遭った際には、「逃げる」だとか、「駅の詰め所には行かず、氏名と連絡先を告げて、その場を立ち去る」などの方法が挙げられていましたが、どれも「イマイチ」でした。一方、この弁護士さんの言うところの方法は、かなり有効だと思われます。
 
痴漢冤罪「名誉棄損で告訴すると伝えることが有効」と弁護士週刊ポスト20141017日号
 
「身に覚えがないのに『痴漢です!』といわれた時には、その場で『名誉毀損で告訴します』とはっきり伝えることをおすすめします」と語るのは、最高検検事を務めた日比谷ステーション法律事務所の粂原研二・弁護士である。
 
 私らは、かなり以前から、「痴漢だと訴えられら、逆に訴えるという主張しております。しかし、私が言っていたのは、「虚偽告訴罪で訴える」という話です。これは、受動的な防衛策(=守り)」ですが、この弁護士さんのおっしゃっている「名誉毀損罪で訴える」というのは、「積極的な防衛策(=攻撃)」です。格闘技では「当たり前」ですが、「守り」よりも「攻撃」の方が有効であるのは言うまでもありません。
 
重要なのはスマートフォンなどを使ってやりとりを録音することだ。
録音は自己防衛行為なので、秘密で行なってよい。
 
 私らは、「女性専用車両」に乗車する際、録音又は録画を行っております。それは、女性乗客や駅員らから「不適切な行為」をされた場合、「言った」、「言わない」、「やった」、「やらない」の水掛け論を回避するため、すなわち、「証拠保全」が目的です。ただし、それだけでなく、「男が女性専用車両に乗るなんて怪しからん」なんていう女性乗客から「腹いせ」で「痴漢でっち上げ」をされた場合、それを否定する証拠(の1つ)としての役割もあります。
 
 「痴漢でっち上げ」が起こるケースは、以下の5つに分類できます。
 
示談金目当て(故意)
腹いせ(故意)
愉快犯(故意)
犯人間違い
偶然の接触の勘違い
 
 上記のケースのうち、①~③の3つは、(告訴した場合)虚偽告訴罪に値します。「でっち上げ」られた方からすれば、本来、「でっち上げ」られたことに変わりはないわけですが、まあ、「故意」でなければ、「虚偽告訴とまでは言えない」とされても仕方ありません。しかし、①~③の3つは、是非とも、「有罪」にしていただきたいところです(注:女性に甘い官憲・司直には、「故意のでっち上げがある」という意識すらないのかも知れないが)
 
 なお、(電車内の)痴漢犯罪は「卑劣」ではありますが、大抵は、迷惑防止条例違反の「軽微な犯罪」です(注:ただし、下着の中に手を入れるなどの悪質な痴漢犯罪は、強制わいせつ罪という重罪になる)。一方、名誉毀損罪も、虚偽告訴罪も、刑法違反の重罪です。
 
名誉毀損罪(刑法230条)
 
然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。 

虚偽告訴罪(刑法172条)
 
人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的で、虚偽の告訴、告発その他の申告をした者は、三月以上十年以下の懲役に処する。 
 
強制わいせつ罪(刑法176条)
 
13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。
 
●「女性専用車両に乗ってはいけない」?
 
 一方、こちらの弁護士さんのアドバイスはいただけません。
 
弁護士7人が考えた「電車内で痴漢に間違えられないためにとるべき行動」(2014年9月16日)
 
(1)なるべく女性のすぐ近くに立たない
(2)両手を上にあげておく
(3)そもそも公共交通機関を利用しない(注:「実現可能かどうかは別として」とのこと)
(4)座席に座れれば、できるだけ座る
 
 これらは、(3)を除けば、「陳腐な方法」ですし、「効果」もあまり期待できません。何しろ、現状では、「女性がでっち上げる気になれば、容易にでっち上げができる」からです。「女性の証言を警察や検察、裁判所が鵜呑みにする」ようでは、何をしようと「無駄」です。
 
 (3)は、「完璧な防衛策」ですが、これが通用するなら、「痴漢被害に遭うのが嫌なら、そもそも公共交通機関(=電車)を利用すべきでない」ということになり、(電車内の)痴漢犯罪自体が存在しないことになります。なら、「女性専用車両」も存在しませんし、「痴漢でっち上げ」も存在しません。
 
 そうそう、そのなかの桐生貴央弁護士広尾総合法律事務所)なんですが、
 
簡単な方法として、女性に近づかないのが一番です。従って、間違っても女性専用車両には乗ってはいけません。
 
などと言っています。
 
 しかし、女性が皆、「痴漢でっち上げ」をするわけではありませんから、「女性に近づかない」という発想はいかがなものでしょう? それとも、「女性は皆、痴漢でっち上げをする可能性がある」ということでしょうか? これって、「男性は皆、痴漢をする可能性がある」という発想と「同じ」です。 
 
 と言うか、「女性専用車両」だろうが、その他の車両だろうが、「女性がいる」ということに変わりはなく、「痴漢でっち上げ」に遭う可能性があるのは「同じ」です。
 
 では、「女性専用車両」内で「痴漢でっち上げ」をされる確率と「女性専用車両」以外の車両で「痴漢でっち上げ」をされる確率は、どちらが「高い」のでしょうか? 「示談金目当て」なら、そういう女性は「獲物」である男性が(ほとんど)いない「女性専用車両」には乗らないでしょうから、「女性専用車両」以外での「痴漢でっち上げ」の方が起こる確率は高いでしょう。一方、「女性専用車両」内では、「何で、男が乗っているんだ? 怪しからん」というころで腹いせ」による「痴漢でっち上げ」が起こる確率が高いでしょう。であれば、どちらが「痴漢でっち上げ」の起こる確率が高いのか、微妙です。
 
 要は、女性がいる限り、男性はどこででも痴漢にでっち上げられる危険性があるわけです。もし、「男性専用車両」があれば、「痴漢でっち上げ」に悩む男性の避難所になるでしょうが、鉄道会社は、「男性専用車両」を設ける気はサラサラないようです。あるいは、「男女別列車」であれば、「避難所」ということだけでなく、「痴漢でっち上げ」自体を防ぐことができますが、これまた、鉄道会社は「乗り気」ではないようです。
 
 ところで、仮に、「女性専用車両」内で、痴漢にでっち上げられても、「わざわざ、自分が目立つところで、するわけがない」と言えば、かなりの説得力があります。捕まりたいなら話は別ですが、普通、痴漢は他の男性に紛れて痴漢行為をするわけで、「女性が多ければいい」というものではありません。でも、これすら「計算」だと言われかねません、今の官憲・司直の有り様(=女性贔屓)では。
 
 厄介なことに、「でっち上げ」は、「痴漢でっち上げ」だけではありません。「盗撮でっち上げ」、「セクハラでっち上げ」、「DVでっち上げ」もあります。これをトータルで防ぐには、ただ1つの方法しかありません。それは、「疑わしきは罰せず」という刑事事件における大原則を「性犯罪」、「女性が被害者になる犯罪」においても適用する、ということです。
 
 しかし、(女性)弁護士が「女性がセクハラと思えばセクハラ」なんて言っているようでは、法曹界の常識がそうであるなら、これを正すのは容易ではありません。女性が男性を目の敵にし、男性の権力者が「女性に甘い」のでは、一般の男性はオチオチ外出もできません。録音又は録画の準備をして出かけないと、いつ、何時、痴漢にでっち上げられるかも知れません。物騒な世の中になったものです。
 
 

 「女性専用車両」の賛成派は、「(女性専用車両では)痴漢犯罪が減らない」と言うと、「痴漢被害に悩む女性の避難所になっている」とか、「(過去のトラウマで)男性が怖い女性の避難所になっている」と言います。大抵の場合は「前者」でしょうが、あの動画の「絶叫した女性」は「後者」ですね、「建前」では。まあ、しかし、どんな効用があろうと、だからと言って、痴漢でない男性、何の落ち度もない男性を排除できない、排除を正当化できないのは言うまでもありません。

 ところで、もし「避難所」というのなら、「男性からの痴漢被害に悩む男性の避難所」あるいは「(過去のトラウマで)男性が怖い男性の避難所」ということで、男性が利用してもいいはずです(注:直接関係ない話だが、かつて美青年だったドクター差別も、アメリカで「同性愛者」に迫られたことがある)。そういうケースは「稀」だと? いえいえ、「ないことはない」でしょうし、痴漢犯罪だけでなく、スリや暴漢など、主に、男性による(犯罪と思われている)犯罪から逃れるために「女性専用車両」を利用する、という男性もいるんじゃないでしょうか?
 
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男性にも安心して乗る権利があります
 
 「(男性が男性からの犯罪に悩んでいるなんて)ウソかも知れない」ですと? そんなこと、誰が断言できますか? と言うか、それを言ったら、女性だって、本当に「痴漢被害に悩んでいる」のかどうか、本当に「男性が怖い」のかどうか、わからないですよね? あくまで「自己申告」ですよね?
 
 とにかく、「賛成派」の論理は、「自分中心」なんですね。だから、痴漢でない男性のこと、何の落ち度もない男性のことなんか、露ほども考えないのです。だから、「自分(ら)にはコレコレのメリットがあるから必要だ」なんて理屈になっちゃうわけです。それによって、他人は被るデメリットなんぞ、「知ったこっちゃない」なのです。要するに、「ひでえ話」なのです。
 
 

 「女性専用車両」に痴漢でない男性が乗ったら、何か不都合があるのか? この問いに対するまともな答えに、未だかて、お目にかかったことがない。せいぜい、「誰が痴漢かわからないから(男性に乗って欲しくない)」という何ともいい加減な答えが返ってくる程度である。

 しかし、「誰が痴漢かわからない」というのは、イコール「あなたが痴漢かも知れない(から、乗って欲しくない)」と言っているのと「同じ」である。これって、大変な侮辱である。よりによって、女性らが「痴漢は卑劣な犯罪」としている、「その卑劣な痴漢犯罪を犯す人間かも知れない」と疑っているわけだから、侮辱するにも程がある。

 だから、(責任ある)鉄道会社は、そんなことは絶対に言わない(注:言っているのは、何の責任もない、すなわち、無責任な「賛成派」だけである)これまで、何人もの駅員に聞いたが、「痴漢と思っていない」どころか、「痴漢かも知れないとも思っていない」という答えが返ってくる。つまり、「痴漢である可能性がゼロ」というわけである。

 しかし、なら、(駅員らは)なぜ、声掛けするのか?  「痴漢である可能性がゼロ」なのに、なぜ、声掛けするのか? その可能性は「2つ」である。
 
 1つは、立場上、お客さんに対して、「痴漢かも知れない」と言えないだけで、実は、「痴漢かも知れない」と疑っている、という場合である。しかし、もし、「痴漢だと疑って、声掛けする」というのなら、痴漢でない男性にしてみれば、失礼極まりない話で、断じて許されない所業である。
 
 もう1つは、「痴漢」云々とは全く関係なく、「男性だから」という理由で声掛けしている、という場合である。なるほど、これなら、「(男性に)声掛けして、1人の男性も乗せないようにしている」というのも「納得」である。「痴漢対策」ではなく、「男性対策」だから、男性にしつこく声掛けしているわけである。
 
 しかし、「男性対策」なんぞ、(公共交通で)許されるわけがない。これは「黒人対策」が許されないのと「同じ」である。黒人対策(=差別)は許されないが、男性対策(=差別)は許される、そんなバカな話はない。
 
 

 「白人専用プール」に黒人が入らなければ、黒人にとって、大した「不利益」はない。ただ「入れない」という不便だけである。
 
 しかし、だからと言って、「白人専用プール」は正当化され得るのか? 「他に、黒人の入れるプールは幾らでもある。大した不利益じゃないんだから、『差別だ!』なんて騒ぐ方がおかしい」なんて言えるのか? いいや、言えるわけがない。
 
 そうそう、これが「とんでもない差別である」とわかる簡単な方法がある。それは、「白人専用プール」に黒人が入る、という方法である(注:ローザ・パークス女史が行ったのも、この種の方法である)。そうすれば、この「差別」がいかにひどいものか、白日の下に晒される。

 黒人が入ったら、ガードマンに「とっとと出ろ!」と言われる。それに即座に応じなければ、(ガードマンにつまみ出される。もし、ガードマンがいなくても、その代わりに、白人に、「気持ち悪い」と罵られる、殴られる、蹴られる、追い出される、というわけである。
 
 おや、どこかで聞いた話である。これって、「女性専用車両」の場合と「酷似」している。
 
 「女性専用車両」に男性が乗車しなければ、男性にとって、大した「不利益」はない。たかがか1両分、余分に歩かなければいけない、という不便だけである(注:他にも、幾つか「不利益」はあるが、以下のケースに比べれば、大した話ではない)。
 
 しかし、だからと言って、「女性専用車両」は正当化され得るのか? 「他に、男性の乗れる車両は幾らでもある、大した不利益じゃないんだから、『差別だ!』なんて騒ぐ方がおかしい」なんて言えるのか? いいや、言えるわけがない。
 
 そうそう、これが「とんでもない差別である」とわかる簡単な方法がある。それは、「女性専用車両」に男性が乗り込む、という方法である。そうすれば、この「差別」がいかにひどいものか、白日の下に晒される。

 男性が乗車したら、駅員や警備員に「声掛け」される。それに応じなければ、何度も「声掛け」されたり、あてつけがましく車内アナウンスされる(注:以前は、身体を掴まれて、無理矢理降ろされることもあった)。もし、駅員や警備員にされなくても、その代わりに、女性乗客に、「気持ち悪い」と罵られる、殴られる、蹴られる、追い出され(そうにな)る、というわけである。
 
 「賛成派」は、よく「黒人差別と男性差別は違う」と言うが、「同じ」である。同じ「属性による差別」だし、「黒人」や「男性」を犯罪者扱い、汚いもの扱いしている点も「同じ」である。「人種差別がいけない」のと同様、「男性差別がいけない」のは、言うまでもない。これがわからない連中は、人ではない、「人でなし」である。
 
 

 今日(10月10日)も元気に「任意確認乗車」です。

 自宅から「ドクター差別半纏」を着用、大倉山駅で「女性専用車」に乗り込みました。何事もなし。日吉駅で一旦降車、次の電車が来たので、携帯で記事を書きながら「女性専用車」に乗り込みました。車内でも携帯をいじり続け、多摩川駅の手前で記事を書き上げました。
 
 多摩川駅に着くと、隣にいた女性が、後ろの乗客を降ろすために一旦降車し、乗り込んできた際、私に声掛けしてきました。私が携帯に気をとられ、「女性専用車両」と気づかないで(日吉駅で)乗ったと思ったのでしょう蚊の鳴くような声でした。私が「乗っちゃいけないの?」と言うと戸惑った顔をしました。

 それで終わりかと思ったら、またもや降車し、近くにいた駅員に私のことを告げ口しました。そして、バツが悪いからか、隣のドアから乗りました。取り残された駅員を見、何を言うかと思ったら、「何でもありません」と言ったので拍子抜けです(笑)

 自由が丘でも一旦降車、やって来た「急行」待ちの「各駅」の運転士に、「(女性専用車に)乗りますけど別にいいですよね?」を確認すると、電車に乗るのと勘違いしたのか、「はい、いいですよ」との答え、先程の話をしたら、今度はハッキリ、強制ではない。ご協力をお願いしているだけ」とのことでした。安心して乗車しました。

 渋谷でレノンさんとライトさんと合流しました。副都心線の「急行」(の「女性専用車」)に乗りましたが、近くにいた駅員は何も言いませんでした。私ら以外男性3人、(つられてか)乗車しました。池袋駅で「各駅」に乗り換え、要町駅で有楽町線に乗り換えました。
 
 「女性専用車」に乗る際、車掌から(軽い)声掛けがありましたが、「乗ります!」と宣言し、乗ろうとしたら、真ん前の女性乗客が、何気に(私らが乗るのを)邪魔しました。もちろん、そんな「妨害」にめげる私らではありません。ライトさんは、1ドア隔てて乗りました。
 
 「女性専用車」の(案内)アナウンスがあった後、ライトさんが一旦降車し、私らの方にやってきました。何かと思ったら、車掌に「『障害者が乗れる』と言わないのか?」と抗議しました。駅員もやってきました。私も「参戦」し、「障害者以外は乗っちゃいけないのか?」などと詰め寄りました。電車はまもなく発車。
 
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誰でも乗れます
 
 永田町降車、「任意確認乗車」は、終了しました。永田町駅のホームで観察していると、警備員の責任者から挨拶されました。「時間が多少ある」とのことだったので、「女性専用車両」について、あれこれ話し合いました。

 その後、レノンさんの地元の「越谷市」に行くことにしました。下車駅は、半蔵門線新越谷駅です。車内で気になる広告を見かけました(汗)
 
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あの「ヒカリエ」なら、「納得」です(苦笑)
 
 JRの南越谷駅が隣接しており、その駅前で街頭演説をしました。初めて(の場所)なので、無難な演説をいたしました(笑)
 
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レノンさんの地元での初演説です
 
 演説後は、隣の駅「越谷レイクタウン」まで「差別ネット歩行&ポスティング」をしました。結構、暑かったです。
 
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一軒家でも「こういうところ」が(たま~に)あります
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新興住宅地でポスティングは終了です

 1時間足らずで、目的地の「イオンレイクタウン」に到着です。レノンさんが言うには、「日本一大きなショッピングモール」だそうです。正面からは、その大きさがわかりませんでしたが、後で、帰る際に見たら、本当に「巨大」でした。まさに「アメリカ(のモール)並み」です(驚)
 
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正面からは、その「全貌」が全くわかりません
 
 モール内のバフェイで、「差別ネット昼食」をしました。その前に、(用事のある)ライトさんとはお別れです。
 
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ららぽーと豊洲にあるバフェイと内容が似ています
「同系列」のお店のようです
 
 たらふく食べた後、モールを「差別ネット散策」しました。金曜日なので、それほど人はいませんでしたが、土・日は家族連れが多そうです。
 
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どこでも「ハロウィン」の飾りつけが・・・
いつの間にか、日本でも「定着」しました
 
 隣接する「アウトレット」はさらに人がまばらで、「この先、大丈夫か?」と、他人事ながら思いました。「モール」と違い、「アウトレット」は高級品が多いので、地元民だけでは苦しい、観光客が来ないと採算が取れないのではないか、と思いました。こういう場所に、「カジノ」や「ホテル」があれば、観光客も来て、繁盛しそうです。複合的に考えないといけません。
 
 アウトレットを後にし、駅に向かいました。真っ赤な夕日が綺麗だったので写真を撮りたかったのですが、携帯のカメラでは、目で見たような「綺麗な夕日」が撮れないので断念しました。電車で南越谷駅に戻り、新越谷駅の改札前で、レノンさんとお別れしました。レノンさん、ライトさん、お疲れ様でした。
 
 

 私ら「反対派」が、「女性専用車両」に乗車するのを「非常識」と言う人(=賛成派)がいますが、私・ドクター差別に言わせれば、(一般)男性が「女性専用車両」に乗らない方が「異常」ですね。と言っても、その「異常さ」は、鉄道会社のウソとそれによる悪影響に由来するもので、「(一般)男性が悪い」ということではございません。「悪い」のは、一にも二にも、「女性専用(車)」とか、「痴漢対策」などとウソをついている鉄道会社です。
 
 鉄道会社にウソをつかれていることを知らないのと知っているのとでは、その行動に大きな差が出ます。(ウソをつかれていることを)知らない利用者は、男性であれ、女性であれ、「異常な行動」に出るものです。男性の場合は、「自分の乗りたい車両に乗らない」、女性の場合は、「何の落ち度もない男性を非難する」というわけです。一方、鉄道会社のウソを見抜いている私ら「反対派」は、「正常な行動」がとれる、「自分の乗りたい車両に乗る」というわけです。
 
 (一般)男性は、鉄道会社の2つのウソ(=「女性専用」というウソ、並びに、「痴漢対策」というウソ)によって、「男性も乗れる」と知らなかったり、「男性も乗れる」と知ってても、「痴漢対策に協力している」と勘違いしたりして、「乗らない」のです。「男性も乗れる」と知らなければ、「乗らない」のは当たり前で、「乗れる」とわかった上で「協力」しているわけではありません。また、せっかく「協力」して乗らなくても、「痴漢対策になっていない(=痴漢被害が減らない)」、「痴漢対策ではない(=男性対策である)」のですから、「協力」している男性は(まんまと)騙されているわけです。
 
 さらに、ウソをつかれて「男性は乗れない」と思い込んでいる女性乗客、あるいは、「男性も乗れる」と知りつつ男性を毛嫌いする女性乗客の「異常な行動」によって、(一般)男性は、「乗れない」状態になっています。そりゃ~、声掛けされたり、ガン見されたりすれば、気の弱い男性なら、乗るのを尻込みするでしょう。まして、暴言を吐かれたり、(軽いとは言え)暴行を受ければ、「二度と乗りたくない」となっても不思議ではありません。
 
 しかも、鉄道会社は、火に油を注いでいます。「女性専用車」とか、「Women Only」などというウソ表示だけでは飽き足らず、しつこい声掛けや紛らわしいアナウンスをしています。これにより、調子に乗った女性乗客の「ワガママ」は加速し、(男性に対する)犯罪行為にまで及ぶのです。
 
 一方、私らには、そんな(鉄道会社の)ウソは通用しませんし、そんな(女性乗客の)暴挙は(絶対に)許しません。(鉄道会社の)ウソの片棒を担いでいる駅員らには、わざわざこちらから声掛けし、あるいは、駅員らから声掛けされた際に、教育的指導を行っています。また、暴挙に出てきた女性乗客は、その度が過ぎておれば、警察に突き出します。
 
 そもそも、鉄道会社がウソをついている、それこそ「異常な行動」です。公共共通機関として、あるまじき所業です。それを正すのが、正常に戻すのが、私ら「選ばれし者たち」の使命です。
 
 

 今日(10月8日)は昨日に続き、と言うか、昨日できなかった「任意確認乗車」をチョッピリやってみた。昨日の活動と合わせて「1回」という感じ。まあ、トラブルに巻き込まれることはなかったが、駅員らの「声掛け4回やり過ぎである。

 まずは、大倉山駅で、やって来た「各駅」の車掌から、乗る際に声掛けされた声掛け1回目)。菊名駅で、「急行」に乗り換えたがその際は、車掌から声掛けはなし。
 
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ウソ表示だけでも「アウト」なのに
声掛けなんぞ「もってのほか」である

 横浜駅で下車。ホームに戻り、「急行」を待っていると、若い駅員から声掛けされた声掛け2回目その前に、駅員がこちらを見て、何やら連絡していた。自分が(ドクター差別に)声掛けするのが嫌だから、若い駅員を呼んで、声掛けさせたのだろうか?若い駅員は、まるで「学生アルバイト」のようにぎこちなかった。
 
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地下鉄の車両は前方の窓が小さい

 大倉山を通過、武蔵小杉駅で下車、横浜方面のホームに向かった。やって来た「各駅」に乗ろうとしたら、車掌から声掛けされた声掛け3回目。無視して乗ったら、元住吉で「急行」の通過待ちとの車内アナウンスがあったので、直ちに降車し、「急行」を待った。

 まもなく「急行」がやって来た。乗ろうとしたら、車掌に声掛けされた声掛け回目)。「乗れるでしょ」と言いながら乗車、車掌は怪訝な顔をしていたが、それ以上の声掛け(=不適切な対応)はなかった。
 
 しかし、短時間に「声掛け4回」とは、しつこいにも「程」がある。相手は「1回」声を掛けているつもりでも、こちらは「何回」も声掛けされるのである。そもそも、「女性専用車(という名の誰でも乗れる車両)」というのは、こちとら、「百も承知」、まったくもって「迷惑千万」である。
 
●YouTube
 
短時間に「声掛け4回」
 
 しかも、女性乗客の前で声掛けするから、これがトラブルの元になる。女性乗客にしてみれば、「車掌さん(や駅員さん)が、丁寧に案内しているのに『降りない』なんて、なんて非常識な男なの! ちょっと懲らしめてやろう」なんて勘違いしてしまうのである。ただでさえ、「名称」、「表示」で(乗客を)騙しているのに、これ(=声掛け)は、まさに「火に油」、女性乗客が犯罪行為をしてしまう原因の1つと言えるだろう。
 
 なお、私・ドクター差別は、車掌や駅員が業務中に(長々と)アレコレ言うのは、「業務妨害」と言われかねないので控えている。ただし、利用者の質問に答えるのは、それも「業務の1つ」である。発車案内等の(緊急の)業務が終わったら、駅員らは、利用者の質問に答えなければならないのは当然である。
 
 

 「女性専用車両」に(一度も)乗らないで女性専用車両は差別ではない」なんて言う輩(=男性)がいる。しかし、傍観してて、「差別ではない」なんて、よく言えたものだ。一度、いや、一度では「何も起こらない可能性が高い」ので、最低、10回くらい乗ってみればいい。そうすれば、「現実」がいかにひどい状況なのか、どんな鈍感な男性でも痛感するはずである。
 
 まあ、乗らなければ「多少の不便を感じる」とは言え、たしかに「ひどい差別」とは思わないだろう。余計に少し歩かなければいけない。(比較的)空いている「女性専用車」を隣の車両から見て、うらやましく思う、せいぜい、そんなところだ。だから、「女性専用車両は差別ではない」なんて言う輩も出てくるのである。
 
 しかし、いざ、乗ったら、「それは大間違いだった」と気づくだろう。何しろ、とんでもない仕打ちをされるのだから。乗らなかったら、鈍感な男性なら、「差別なんて思わない」だろうが、乗ったら、どんな男性でも、「酷い差別」だと気づく、それが「女性専用車両」(の正体)なのである。
 
 「声掛け」なんて、序の口である。うっとうしいが、まだマシである。「ガン見」してくる女もいる。私・ドクター差別は、基本、無視するが、以前、4~5分も睨み続ける女子高生がいたので、それには「何、見てるのかな?」などと言ったことがある。しかし、こんなものではない。
 
 「バカ」、「気持ち悪い」だの、「不快」、「迷惑」だの、「出てけ!」だの、言いたい放題である。これって、子供のイジメと同じ、「差別」そのものである。鉄道会社が「女性専用車両には男性も乗れる」と主張しているから乗ったのに、なぜ、そんなこと言われないといけないのか? 「ひでえ話」である。
 
 いやいや、これだけでは収まらない。実力行使、肘鉄を食らわせたり体当たりしたり蹴ったり爪で引っ掻いたり傘で突き刺そうとしたり絶叫したり、まさに、やりたい放題である。しかし、ここまでいけば、立派な「犯罪」、迷惑防止条例違反、刑法違反である。
 
 要するに、「女性専用車両には男性も乗れる」と鉄道会社は認めているので、その点では、たしかに「女性専用車両は差別ではない」わけだが、現実は、「差別の元凶」になっているのである。しかも、「女性専用車両には男性も乗れる」という言葉とは裏腹に、「女性専用車」、「Women Only」などと表示し、駅員らがしつこい声掛け・アナウンスをしているのだから、「(女性乗客がすることは)知りません」で済むわけがない。「法的責任」が問われないとしても、「道義的責任」は免れない。
 
 

 今日(10月7日)は、「差別ネットワーク」のチラシが少なくなってきたので、桜木町の「横浜市市民活動支援センター」で印刷することにしました。寝坊したので、「任意確認乗車」はナシです。であれば、何かをしなければ「1粒で2度(以上)美味しい」にならないので、「ドクター差別歩行」&「ポスティング」をすることにしました。
 
 さすが、「ドクター差別半纏」の威力は絶大、歩いていても、電車に乗っても、視線を感じます(笑) もう1つの「美味しさ」を求めて、みなとみらい駅で下車、私の好きな「(サブウェイ)サンドウィッチ」を購入しました。ランドマーク内を通過し、地上に出て少し歩くと、「横浜市市民活動支援センター」に到着です。
 
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このビルの4階5階がそうです
 
 電話で申し込んであったので、即、印刷可能です。しかし、いつもなら15分か、20分で済むところ、印刷機の調子が悪く、「プラス1時間」もかかりました。500枚のうち、白紙のまま出てくるのが100枚以上あって、選別して再印刷する、すると、また、白紙のまま出てくるのがあって、その繰り返しでした(汗) しかも、クシャとなって出てくるのもあり、20枚以上、無駄になりました。
 
 それでも、係員の人を呼んだだけで、文句は言いませんでした。勘違いされている人もおられるかも知れませんが、私・ドクター差別は、普段は、極めて「おとなしい人物」です。そうそう、文句は言いません。ただし、こと社会的な問題の場合については、(誰よりも)厳しく糾弾する、というわけです。
 
 印刷が終わり、帰りは「桜木町駅」に向かいました。ランドマークと反対側はこれまで工事中でしたが、一部を残して綺麗になっていました。腰を掛けて、さっき買った「サンドウィッチ」をほおばりました。
 
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ランドマーク側と違って、人通りは「まばら」です
 
 横浜駅で乗り換え、東横線で菊名駅へ。そこで下車し、さて、ポスティングです。一戸建て中心にやろうと思っていましたが、見ると「150枚」くらいありそうなので、共同住宅にも入れることにしました。例の「言葉」を発したくて、共同住宅のエントランスを見て回りましたが、ビル内に入ること自体を禁止する貼紙はあるものの、なかなか「お目当て」のものが見つかりません。やっと見つけたのが、自宅のすぐそばの古びた共同住宅でした。もちろん、例の「言葉」を発してやりました(笑)
 
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ご丁寧に2枚、同じ文言が4回も書いてあります
誰が入れてやるか!」です(笑)
 
 

 今の警察の手法は、「まず、逮捕しといて、それから、ジックリ、白黒をつければいい」というスタンスです。しかし、有罪率の高い「痴漢犯罪」で、こういうことをやられたら、たまったものではありません。冤罪が増えるのも当たり前です
 
 そもそも「法律論」からすれば、「現行犯逮捕であれ、逮捕状による逮捕であれ、同等の(逮捕基準の)厳格さが求められるというのが、当たり前でしょう。「逮捕」の状況によって逮捕基準が違う、甘かったり厳しかったりするようでは、著しく公平さを欠きます。法律の「平等性」の観点から問題です。
 
  十人の真犯人を逃すとも一人の無辜を罰するなかれ」(=「疑わしきは罰せず」、「疑わしきは被告人の利益に」)という(刑事事件の)大原則は、「法の番人」としては、胆に銘ずべきことです。人道上、「無実の人」が罰せられることは、決して、あってはならないことです。
 
 しかし、これを真摯に守っている警察官は、警察署内では「無能」と思われているじゃないでしょうか? 何しろ、「犯人(?)を取り逃がしてばかりいる」わけですから。そう見えるわけですから。
 
 だったら、大抵は、「疑わしきは罰す」になりがちなんじゃないでしょうか? やってなくても、「素人」は簡単に「自白」してしまいますから、警察官にしてみれば「ちょろい」ものです。「疑わしきは罰す」にした方が、警察官にしてみれば、たしかに、「都合がいい」でしょうね。
 
 いやいや、それじゃ~ダメです。「冤罪」なんて、「1件」たりとも、あってはなりません。自分がその身になったことを想像すれば、想像できれば、100人が100人、「疑わしきは罰せず」でなければ、と思うはずです。それができない人は、警察官、検察官、裁判官になってはいけません。
 
 ところが、現実は、非常に怪しいですね。「女性=弱者」、「女性=被害者」、「女性(=被害者)はウソつかない」なんて「都市伝説」を信じている警察官、検察官、裁判官は結構、多いのです。女性の証言を鵜呑みにすれば、「冤罪」が起こるのも無理ありません。
 
 何しろ、
 
①示談金目当て(故意)
②腹いせ(故意)
③愉快犯(故意)
④犯人の間違い
⑤偶然の接触
 
などで、痴漢をしていないのに、痴漢にでっち上げられてしまうのですから。
 
 そうそう、これは「男性だけの問題」ではありません。あなたが女性であっても、あなたの旦那さんが、あなたの彼氏が、あなたのお父さんが、あなたの息子さんが、あなたの兄弟が、あなたの親戚が、あなたの友人・知人が、いつ何時、痴漢にでっち上げられてしまうかわからないのです。それでいいんですかね?
 
 

 またまた、ネット上(=メビウスリングの「議論掲示板」)に、「賛成派」のトンチンカンな主張を見かけました。自分勝手な定義、自分勝手な解釈、自分勝手な理屈の「オンパレード」です(汗)
 
「差別」という言葉は本来、違いから生じる偏見や扱いの差は含みません。
 
 「差別」の意味は、「(不当に)差をつけること」、「(不当に)差をつけて扱うこと」で、「意識」ではなく、「行為」です。ただし、「差別的行為」の根底には、普通、「差別意識」が存在します。この「差別意識」はなかなかなくすことは難しいので、「差別的行為」をしないように法律で禁止するわけです。
 
私は区別とほぼ同義だと理解しています。

 こういう認識の人、結構多いですね。「差別」について語る前に、キチンと辞書を引いて、「区別」と「差別」は違う意味の言葉だと認識する必要があります。

これ(注:「女性専用車両」のこと)には「女性を痴漢被害から保護する」というはっきりした目的があります。

 もし本当に「痴漢対策」なら、「女性専用車両」には痴漢被害に遭う女性だけを乗せましょう。半ば強制的に乗せてもよろしいでしょう。一方、オバサンやオバアサンには、乗るのを「ご遠慮」いただきましょう。でないと、オバサンやオバアサンに「女性専用車両」を占拠され、痴漢被害に遭う女性が乗れなくなりますから。
 
 また、痴漢でない男性を排除しようとするのはやめましょう。もし本当に「痴漢対策」なら、痴漢でない男性が乗っても何ら問題はないでしょうから。一方、もし「痴漢対策」ではなく「男性対策」なら、たしかに、男性は乗るべきではないですが、公共交通で「男性対策」をしてはいけませんね。「アウト」です。

女性専用車両が男女平等に反し憲法違反だと指摘している方がいますが、私はそのようには考えません。

 まあ、「素人」さんがどう考えようと勝手ですが、裁判所は、「任意ならば合憲」、「任意でなければ違憲」と考えています。私は、どちらかと言えば、「素人」さんではなく、裁判官の判断を尊重しますね(笑)

女性が弱者かどうかは異論もあるでしょうが

 異論も異論、「女性は弱者である」なんてのは、女性差別思想そのものでしょう。まあ、「事実」にも反しますし。「強者」の女性もいますし、「弱者」の男性もいますから。

列車内で生じる痴漢被害という面に限定すれば女性は弱者であると考えます。

 電車内に限定しても、「弱者」は、あくまで痴漢被害に遭う女性であって、「女性(全員)が弱者」ではありません。
 
 しかし、90歳くらいのオジイサンをガラガラの「女性専用車両」の「優先席」から、屈強な警備員が追い出した(東横線綱島駅)ところを目の当たりにした私としては、「健常な女性が弱者、90歳のオジイサンが強者」だとは到底、思えませんけどね。
 
 しかも、家族連れのお父さんが乗れない(京王線新宿駅)、乳飲み子を抱えたお父さんが乗れない(副都心線渋谷駅)、カップルの彼氏が乗れない(関西の某路線)、と思い込まされているのは、どうにかならないものか? 家族の前で、乳飲み子を抱えて、彼女の前で、痴漢するとでも言うのでしょうか?
 
 そうそう、男性に見える心が女性の人、内部疾患を抱えた人、そういう人にまで「声掛け」するなんて失礼な話です。と言うか、そもそも、男性に「痴漢かも知れない」と思って声掛けするのは失礼極まりない話ですし、もしそうでないなら、なぜ声掛けするのか、「意味不明」です。もし「男に見えたから」だったら、これまた、ふざけた話です(怒)

女性専用車両が差別であるなら、ある意味「男性専用車両」をつくれば差別は是正されるかもしれません。

 「素人」さんは、よく「男性専用車両」の話をされますが、契約上、一般車両を「専用」にはできません。「専用」にしたいなら、「貸切車両」にするか、いっそのこと、旅客営業規則を見直し、「男女別車」にするかしかありません。

現実問題として「男性専用車両」が実現しない理由は、そもそも男性の大多数がそれを望まないからです。

 ネット上の意見をみれば、そうとは言えないでしょう。「痴漢でっち上げ」を怖がる男性は結構います。私も「その一人」です(苦笑)

女性専用車両の存在によって男性に著しい不利益が生じておらず、

 女性や電車にあまり乗らない男性の「賛成派」には、男性乗客の不便さはわからないのでしょう。と言うか、「乗らない不便さ」よりも、「乗った場合のものすごい不快感、ものすごい迷惑」を忘れてもらっては困りますね。それこそ、「女性専用車両」の存在によって、(乗った)男性が被る「著しい不利益」です。
 
 鉄道会社が「男性も乗れる」と言うから乗ったら、ガン見される、「バカ」とか「気持ち悪い」と言われる、体当たりされる、蹴られる、引っ掻かれる、傘で刺されそうになる、絶叫される、というのでは、こちらとしては「大迷惑」です。乗らなければいい? いえいえ、これこそ、「女性専用車」という名の一般車両ができたために、私らが被っている「著しい不利益」なのです。「女性専用車両」なるものが導入される以前は、こんなことはありませんでした。

男性専用車両を作ることで得られる利益も不明確です。

 痴漢でっち上げを怖がる男性は、大勢います。何しろ、「実害」は、痴漢犯罪の比ではありませんからね。示談金の高さもさることながら、示談に応じなければ、「やっていないから、やっていない」と主張すればするほど、罪が重くなる、というのでは、「やってない男性」にしてみれば、まさに「地獄」です。しかも、痴漢犯罪と違って、「自己防衛」が難しいのですから、「必要性」は、「女性専用車両」よりも「男性専用車両」の方が(格段に)上でしょう(注:ただし、「専用車両」はつくれないのは前述の通り)。

差別によって生じる利益が不利益を上回る場合、許容される差別です。

 たしかに「原則」がそうですが、何の落ち度もない男性を排除しないと機能しないような方策は、人権上、「許される差別」なわけがありません。だから、「素人」は困ります(苦笑) 
 
 なお、「女性専用車両」の場合、「女性は利益ばかり、一方、男性は不利益ばかり」というのも、大いに問題ですね。
 
 

●連帯感はOK、連帯責任はNG
 
 昨日(10月4日)は、夕方4時から渋谷駅宮益坂口で街宣をした後、「全国男性復権を目指す会」(以下、復権の会)の集会に参加しました。
 
 定刻の20分前に宮益坂口に到着すると、すでに「復権の会」のオオムラ代表がお見えでした。今日は、「差別ネットワーク」(以下、差別ネット)と「復権の会」のコラボ街宣です。その後、「女性専用車両に反対する会」(以下、反対する会)のSさんも(あくまで「個人参加」という形で)来られました。定刻の4時ちょうどには、レノンさんも駆けつけました。
 
 まずは、レノンさんに(演説の)口火を切ってもらいました。途中、強面で人を寄せつけないオーラ(?)を放つ男性がSさんに近づき、2人で何やら話をしています。何かあったら行こうと思っていたら、何事もなく、その男性は立ち去りました。後で聞いたら、「反対派」でした。やはり、人は見かけで判断してはいけません。
 
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先日に引き続き「街宣カート」の登場です
 
 その後、オオムラ代表、Sさんにも演説をしていただきました。その間、「以前から、動画やブログを見ていたが、最近、差別について関心が高まった」とのことでわざわざいらっしゃった学生さんと話をしました。「体育会系」の大学の学生さんなのですが、「男は男らしく、女は女らしく」というステレオタイプの価値観に疑問があるとのことでした。
 
 この件については、街宣後、集会場所(=青山にある「東京ウィメンズプラザ」)に向かって歩いている際、いろいろ話をしました。その学生さんも私・ドクター差別も、「男女の違いによって傾向はあるが、個人差を(全く)無視して、一律に『男は○○でなければらない。女は××でなければならない』と決めつけるのはおかしい」という認識で一致しました。また、「体育会系にありがちな『連帯感はOK』だが、『連帯責任はNG』だ」ということでも認識が一致しました。
 
●目立ってナンボ
 
 話を演説に戻しましょう。いよいよ、ドクター差別の出番です。最近は、「アジテーション」ということを意識して、なるべく注目してもらえるように(=「目立ってナンボ」ということで)工夫しています。
 
 たとえば、「『女性専用車両は痴漢対策のはずなのに、なぜ、ババアが乗っているんだ!?』・・・などと過激なことをおっしゃる方もいらっしゃいます。私は、決して、そんなことは申しませんが、(これって)一理ありますね。なぜなら、痴漢被害の遭う女性の90%は、10代、20代の女性だからです。もし、本当に痴漢対策なら、こういう若い女性ばかりを乗せるべきでしょう。」などと言うわけです。
 
 この(私の)発言の「女性専用車両は痴漢対策のはずなのに、なぜ、ババアが乗っているんだ!?」の部分は、他人の発言の引用です。いわゆる「直接話法」ですから、私には何の責任もありません。「安倍総理が『女性の輝く社会にしよう』と言っている」と言ったところで、「女性の輝く社会にしよう」の部分は、私の発言ではない、(私に)何の責任もないのと同じです。それでいて、「(聞いた人が「ギョッ」として)注目を浴びる可能性がある」わけですから、それを利用しない手はありません。

 そうそう、「アジテーション講演発表」との違いは、皆さん、おわかりですよね? 街頭演説は、「講演・発表」ではなく、「アジテーション」です。だから、(通りすがりの人たちに)注目してもらうための工夫が必要なのです。
 
 それは、演説(自体)に限りません。ノボリを立てるのも「そのため」ですし、「任意周知ジャンパー」や「差別ネット(又は、ドクター差別)半纏」なども、少しでも注目してもらうための工夫です。街宣は「目立ってナンボ」、目立たない街宣なんてあり得ない、無意味です。
 
 街宣後、「復権の会」の集会に参加しました。先ほどの学生さんも(引き続き)参加されました。「反対する会」から、Yさんも参加されました。そうそう、最近、「差別ネット」を退会したS君も(街宣の途中から)参加しました。
 
●「糠に釘」、「暖簾に腕押し」
 
 集会での話から、オオムラ代表の苦労が伝わってきました。と言うのも、「復権の会」は、とくに「男女共同参画」に反対の立場で活動しているわけですが、お役所に幾ら申し入れをしたところで、結局は、相手(=国や自治体)の思惑次第だからです。もちろん、「申し入れ」をするのは必要なことですが、「糠に釘」、「暖簾に腕押し」感は否めません。
 
 それに引き換え、「差別ネット」が(とくに)重点的に活動している「女性専用車両」については、効果的な活動が可能です。鉄道会社の思惑に左右されない活動が可能です。いわゆる「任意確認乗車」と、それに付随する「動画」の効果は「絶大」です。
 
 「敵の嫌がることをする」、これは「兵法の鉄則」です。その意味では、鉄道会社にとっての「嫌なこと」は、署名を出されることでも、申し入れをされることでも、ポスティングされることでも、街頭演説をされることでもありません(注:だからと言って、「無意味」というわけではない) 単純に、「女性専用車両に(男性に)乗られること」が一番嫌なのです。そして、そこでの駅員らの不適切な対応を「動画」にされること、それが一番嫌なのです。
 
 もちろん、「差別ネット」は、「女性専用車両」の問題だけでなく、「男女共同参画」の欺瞞とも闘っておりますし、「(痴漢)でっち上げ」の根絶も訴えております。ただし、後の2つは、安倍さんや官僚が嫌がる効果的な活動が(なかなか)見あたらない、官憲・司直が女性に甘くなくなる効果的な活動が(なかなか)見出せない、というのが現実です。まあ、地道に、それらの「不条理」を訴えていくしかないですかね?
 
 

 御嶽山の噴火で、40人以上の人たちが犠牲になりました。楽しい登山のはずが、一瞬にして(山は)惨劇の場と化してしまいました。残された家族の方々には、慰めの言葉もありません。
 
 ところで、災害でいつも話題になるのは、「未然に防げなかったのか?」ということです。しかし、残念ながら、それは難しい、と言うか、不可能です。と申しますのも、もし未然に防げていたら災害は起こっていないわけで、未然に防げなかったから災害が起こった、となるからです。
 
 だから、防災は難しい、災害対策は「後手後手」になりがちです。たとえば、津波が起こってから高い防波堤をつくる、大雨で洪水になったり、土砂崩れが起こってから、堤防や防護柵をつくる、といった具合です。しかも、地震や火山噴火の予知は難しいので、「なおさら」です。
 
 では、次に起こる災害は何なのでしょう? (決して)不安を煽るつもりはありませんが、「無防備」という意味では、「汚い爆弾」や「細菌兵器」を使ったテロの脅威です。恐ろしい話ですが、いつ何時、日本国内のどこで、この種のテロ犯罪が起こっても不思議ではありません。
 
 一方、話は小さくなりますが、同じ「犯罪」でも、たとえば、電車内の痴漢犯罪なんぞは、(自己防衛)策を講じれば、未然に、ほぼ100%防げるわけです。自己防衛さえすれば、「駆け込み寺(=女性専用車両)」は、不要です。なぜ、(自分で)防ごうとしないのでしょう?
 
 時差通勤・通学をしましょう。これで、痴漢被害に遭う確率をかなり減らせます。物理的に痴漢行為のできない服装、あるいは、痴漢行為のできにくい服装をしましょう。これで「100%」あるいは「それに近い確率」で、痴漢行為を防げます。それでも、万が一、痴漢が手を出してきたら、防犯ブザーで撃退しましょう。
 
 これ(=自己防衛)は、「女性専用車両」だけの話ではありません。天災はともかく、犯罪の場合は、「他人任せ」ではいけません。むしろ、「他人はあてにならない」と思って自己防衛をする、というくらいでないと自分は守れません。 
 
 

 「差別ネットワーク」では、「女性専用車両」、「クオータ制(=女性枠)」「(痴漢)でっち上げ」「3大男性差別」と位置づけています。それは、「男性差別」のなかでも、これら3つが、とくに、悪質さがひどい、悪影響が大きいからです。他の「男性差別」も(もちろん)許せませんが、この3つへの対応を疎かにするようであれば、「木を見て森を見ず」になってしまいます(から、注意が必要です)。
 
女性専用車両
 
 「女性専用車両」による被害を被るのは、「女性専用車」を実施している路線の男性利用者に限定されます。ただし、その「悪質さ」は、ひどいものです。「たかが1両」、「設定時間が限定されている」で済む話ではありません。
 
 「女性専用車両」はウソをつかないと成り立たない男性を痴漢と見なしているしかも、(事実上)強制的に排除しようとする、とんでもない代物です。 「女性専用(実は、誰でも乗れる)」だとか、「痴漢対策(実は、男性対策)」だとか、ウソをつかないと成り立たないなんて、とんでもない話です。しかも、「(一部例外を除く)男性利用者全員を痴漢と見なして排除しよう」ということですから、バカにするにも程がある、これに「協力する」なんて、このカラクリに気づいた私ら「選ばれし者たち」としては、あり得ない話です。
 
クオータ制(=女性枠)
 
 「クオータ制(=女性枠)」による被害を受けるのは、「クオータ制(=女性枠)」を採用している公務員採用試験を受ける男性受験者、「クオータ制(=女性枠)」を採用している企業に入ろうとする男性求職者、及び、「クオータ制(=女性枠)」を(事実上)強要される民間企業です。ただし、その「悪影響」は、甚大です。何しろ、就職できるかどうかは「死活問題」ですし、有能な人材を採用するかどうかも、企業(や教育・研究機関)にとっては「死活問題」だからです。
 
 「クオータ制(=女性枠)」は、能力主義を否定し、何の落ち度もない相対的に有能な男性を排除し、差別なんぞされていない相対的に有能でない女性を優先する、とんでもない代物です。これは、差別の問題だけでなく、日本の弱体化をもたらす「世紀の愚策」です。お役所だけならまだしも(苦笑)、民間企業や教育・研究機関まで「能力主義」でなくなったら、まあ、日本も「おしまい」です(喜ぶのは、「似非フェミ」と「反日勢力」だけ)。
 
(痴漢)でっち上げ
 
 「(痴漢)でっち上げ」による被害を被るのは、子供を除く、男性全員です。
 
 「(痴漢)でっち上げ」は、自己防衛が難しく、男性なら誰でも被害者になる可能性があり、実害は「痴漢被害」の比ではありません。「痴漢が犯罪」なら、「痴漢でっち上げ」は、それを遥かに凌ぐ「重罪」です。
 
 電車内の痴漢犯罪なんて、監視カメラどころか、自己防衛策で(ほぼ)100%防げるのです。時差通勤・通学をすれば、痴漢被害をかなりの確率で防げますし、物理的に痴漢行為がしにくい(できれば、痴漢行為ができない)服装をすれば、これまた、痴漢被害を(かなりの確率で)防げますし、それでも万が一痴漢をされるようなら、防犯ブザーで撃退すればいい話です。
 
 一方、「痴漢でっち上げ」は、そう(=自己防衛)はいきません。女性の証言を鵜呑みにしやすい現状では、こと性犯罪については「疑わしきは罰せず」が守られていない現状では、ひどい場合は、その場にいなくても、「この人に痴漢されました」と言われれば、「アウト」です。しかも、やってもいないのに「示談金(相場は30万円だとか)」を支払わされる場合だけでなく、「やっていない」と言えば言うほど状況は悪くなり、会社を辞めなくてはならなくなったり、家庭が崩壊したり、最悪の場合、原田信助さんのように自殺に追い込まれるケースもあるわけです。
 
 ところで、「差別ネットワーク」としては、とりわけ、「女性専用車両」に対する(啓発)活動を(多岐に渡って)展開しています。それは、単純な話で、他の2つの「男性差別」に比べて、直接的行動が取りやすいからです。とくに「任意確認乗車」や「任意周知活動」は、鉄道会社の思惑に左右されない活動、しかも、かなり効果的な活動です。近年は、「動画効果」もあり、賛同者もドンドン増えています。
 
 さて、なぜ、今さら、「3大男性差別の話をしたのか」と申しますと、たとえば、「女性専用車両」の場合は、かつての「反対派」が、月日が経つにつれて、その怒りが、その情熱が薄れて、別のことにシフトしてしまっている、ということがあるからです。まあ、他の「男性差別」に関心が移ったのならまだしも、そうでなかったら、かつての仲間としては「残念」としか言い様がございません。まあ、その分、いや、それ以上に、新しい仲間が増えたのは喜ばしいことではありますが。
 
 

 今日(10月2日)も元気に「任意確認乗車」です。まだ早いので、「東横線大倉山→菊名→横浜、横浜市営地下鉄横浜→あざみ野、田園都市線あざみ野→渋谷」のルートで、レノンさんと落ち合う予定です。

 東横線では何事もなく、横浜市営地下鉄に乗り換えました。
 
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「三店方式」ならぬ「三点方式」です(苦笑)
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吊り革にまでしつこく「女性専用車両」の文字
 
 乗ってすぐ隣の車両に乗っているオッサン連結部分のステッカーを指指し、私・ドクター差別がそ知らぬ顔をしているのを見て、(連結部分の)ドアを開けて声掛けしてきました。「女性専用車だから、こっちに移らないといけない」と言うので、「女性専用の車両じゃないですから。駅員に聞いてみたら」と言ったら、怪訝な顔をしつつ、退散しました。
 
 その後、この記事を書くために、座って携帯をいじっていて、ふと、気づくと「上大岡」ではないですか! 何と、逆方向の電車に乗ってしまったのです。次の駅の「港南中央」で下車し、逆戻りです。オッサン、せっかく声掛けしてくれるなら、「湘南台行きだと教えてくれれば良かったのに・・・(笑)  まあ、しかし、そのおかげで、普段、乗らない方向の「女性専用車」に乗ることができました。
 
 ルート変更、「横浜」から東横線で渋谷に向かいます。横浜駅には、「エレベーターでは走らない。歩きましょう」という趣旨の啓発ポスターが貼られていました。しかし、これって、ポスターだけで大々的にキャンペーンでもしないと徹底されないんじゃないでしょうか? 右側で立ち止まっている人がイチャモンをつけられる可能性が高いでしょう。
 
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大々的なキャンペーンをやらずに実行したら、
おそらく、トラブルが多発するでしょうね(汗)

 一方、女性専用車両は、「男性も乗れる」というキャンペーンどころか、「男性も乗れる」と示す啓発ポスターすらありません。これでは、「女性専用車」に乗った男性が女性乗客にイチャモンをつけられてもおかしくありません。鉄道会社は、「それでいい」と考えているんでしょうか?
 
 以前も申しましたが、私(ら)は、(女性乗客に)イチャモンをつけられても痛くも痒くもありません。度を越せば、警察に突き出すだけです。鉄道会社が「男性も乗れる」ということを利用者に周知しないために、女性乗客が警察に突き出される、鉄道会社は、「それでいい」んですかね?

 (東横線の)「横浜」ホームで、「女性専用車」の(乗降の)列に並びながら携帯をいじっていたら、後ろから駅員の声掛けがありました。「撮影ですか?」と言うので、「いいや」と言うと、「ここは、女性専用車の列なので、移動していただけますか?」なんて言うので、振り向いてなぜ?」と一言言ったら、(横浜市営地下鉄の)「桜木町」あたりから、「ドクター差別半纏」を着たので、それを見たせいでしょうか、そそくさと退散しました。

 「通勤特急」に乗ったら、速い、速い。途中で、「各駅」を3つも追い越しました。しかし、学芸大学」あたりから、急減速、前の電車が閊えていて、ノロノロ運転です。何でも、幾つか前の電車のドアにカバンが挟まった、それが原因のようです。少し遅れて、レノンさんと合流です。

 副都心線に乗り換え、「要町」で有楽町線に乗り換えました。今回の下車駅は「豊洲」です。途中(の「永田町」付近)で、「任意確認乗車」は終了です。

 「豊洲」まで来たのは、「ららぽーと豊洲」の「バフェイ(=日本語的には「バイキング」)」が目的です。(「バフェイ」の)開店まで時間があったので、ららぽーと内を散策です。お遊び? いえいえ、「差別ネット散策」&「差別ネット昼食」です(笑) 「お遊び」を「活動」に変えるスグレモノ、それが「差別ネット半纏(又は、ドクター差別半纏)」です。
 
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何しろ、「目だってナンボの世界」ですからね
 
 そうそう、「差別ネット半纏」にアレコレ言う「(擬似)反対派」がいるようですが、とんでもない話です。「差別ネット半纏」は、「オール・シーズン対応、宣伝効果抜群のスグレモノ」です。「任意周知Tシャツ」、「任意周知ポロシャツ」、「任意周知ジャンパー」を経てたどり着いた「差別ネット半纏」は、「究極の兵器」です。この価値がわからない人は、とてもとても、「反対派」とは言えません。
 
 さて、エナジー補給のため、「差別ネットバフェイ」です(笑)
 
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サラダたっぷり
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お代わりです
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これは絵的に取った(&撮った)だけ
レノンさんに食べてもらいました
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私は「こちら」をいただきました
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「ららぽーと」内は「ハロウィン」だらけでした
 
 昼食後、「ゆりかもめ」に乗って、「お台場海浜公園」に向かいました。少しでも人の多いところでの「差別ネット歩行」が目的です。
 
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珍しく「男子トイレ」の方が大きいです(豊洲駅)
 
 予想通り、デックス内には、大勢の人がいました。「マダム・タッソー」、「ジョイポリス」、「レゴランド」、「たこ焼きミュージアム」などがあります。(懐かしい)昭和のお店が何店もあるセクションがあり、そのなかのゲーム・センターに私・ドクター差別が得意だったゲーム(「ゼビウス」)があったので、やりました。かつては、上限の「9,999,990点」を出したこともあるのですが、今回は「50,000点ちょっと」でした。レノンさんは、「インベーダー・ゲーム」をしましたが、あえなく、撃沈です(笑)
 
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ハリウッド俳優がいました
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私は「マリリン」と
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神社があったので御参りしました
たこ焼き戎神社(多幸八喜恵美寿神社)
 
 デックスを出ると、思いがけず、シトシトと雨が降っていました。「新橋」まで行かず、「汐留」で下車しました。ちょうど雨も止んだので、歩いて新橋を目指します。途中、「からくり時計」があり、「待っている人たち」もいたので、「4時ちょうど」には開演するだろうと携帯カメラで写そうと待っていましたが、4時過ぎても何も起こりません。警備員さんが近づいて来て、次の開演は「6時」とのこと。「待っている人たち」は、(日テレの)中継を待っていたことがわかりました。どうりで、皆さん、時計の見やすい正面ではなく、側面にいたわけです(笑)
 
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「6時」までは待てません
 
 帰る方向が違うので、「新橋」の改札のなかで、レノンさんとお別れしました。今日も、お疲れ様でした。
 
 

 フェミヘイター」というHNの方から先日(9月30日)、「世紀の愚策」を推進する安倍政権についてのコメントをいただきました。そのなかで、
 
是々非々などという都合の良い言葉はあるが、一線を越えてしまった場合は、全否定しかないかと。
安倍のフェミ政策はそれだけ度が過ぎている。
 
とのご指摘がありました。
 
 たしかに、「安倍のフェミ政策はそれだけ度が過ぎている」というのは、その通りでしょう。ですから、安倍さんが、他の分野で幾ら「納得できる政策」を掲げていても、「だから、フェミ政策まで賛同する」というわけにはいきません。たとえば、私・ドクター差別としては、「TPPへの参加」、「原発への取り組み」、「カジノ合法化の推進」、「中共や韓国への対応」、「日米関係」などについては(概ね)賛同しているわけですが、だからと言って、「フェミ政策」(や「消費税値上げ」)まで賛同するわけにはいきません。まさに、「是々非々」」です。
 
 ところが、「フェミヘイターさんは、たぶん、保守系の思想の持ち主なのでしょうが、実は、「右の方」も、「左の方」も、「こいつはダメだ。こいつは怪しからん」となると、その人を「全否定」しがちです。しかし、それだと物事の善し悪しの判断を見誤る可能性大です。なぜなら、「真実」は、人に帰属するものではなく、物(事)に帰属するものだからです
 
 そもそも、「聖人」でない限り、「常に正しいことを言う」というのは難しいでしょう。私・ドクター差別もそうでしょうし、皆さんもそうでしょう。知識と見識を駆使して、その精度(=確率)を高めるしかありません。
 
 であれば、「この人はこうだ」と決めつけるのではなく、話の内容をキチンと吟味すべきです。「ドクター差別の言うことは(全部)正しい」と思っていただくのは「ありがたい」ですが、そうとは限りません。同様に、「安部のすることは全部ダメ」ではなく、「コレは良いが、アレはダメ」ということでなければいけません。まあ、「ダメな人は、ダメな場合が多い」ですが(苦笑)、「偏見」や「先入観」は捨てて、人として、常に「何が正しいのか?」を求めることが大切です。
 
 

 鉄道会社が、「女性専用車」なんぞつくったものですから、乗客は、どこに乗ればいいのか、少々、困惑しているようです。と言っても、所詮、「女性専用(の)車両」は幻(まぼろし)、この世に存在していないのですから、「無視」が一番です。以下は、蛇足。
 
痴漢でない男性は、どの車両に乗るべきなのでしょう?
 
 痴漢でないのですから、「痴漢対策」と称する「女性専用車」にも乗れますし、もちろん、他の車両にも乗れます。自分の都合で、車両を選択すればよろしいでしょう。
 
痴漢は、どの車両に乗るべきなのでしょう?
 
 男性がほとんどいない「女性専用車」に乗るべきでしょう。そうすれば、目立つので痴漢がしにくくなります。しかし、痴漢は、「女性専用車」には(ほぼ)100%乗らない、他の車両で、他の男性に紛れて痴漢をするでしょう。
 
男性の痴漢に悩む女性は、どの車両に乗ればいいのでしょう?
 
 どうぞ、「女性専用車」にお乗りください(できれば、男性の痴漢に悩む女性は全員、お乗りください)。ただし、男性も乗る場合がありますので、それだけはご承知おきください。くれぐれも、男性を降ろそうなんてしてはいけません。
 
女性の痴漢に悩む男性は、どの車両に乗ればいいのでしょう?
 
 今のところ「避難できる車両」はございませんので、自己防衛するしかありません。
 
男性の痴漢に悩む男性は、どの車両に乗ればいいのでしょう?
 
 「避難できる車両」はつくれませんので、自己防衛するしかありません。もし「自己防衛だけでは不安だ。何とかしてくれ」と言うのであれば、監視カメラの設置を鉄道会社に要望されてはいかがでしょう?
 
女性の痴漢に悩む女性は、どの車両に乗ればいいのでしょう?
 
 ⑤と「同じ」です。
 
痴漢でっち上げに悩む男性は、どの車両に乗ればいいのでしょう?
 
 今のところ「避難できる車両」はございません。自己防衛も難しいので困りますね。根本的な解決は、官憲・司直に「疑わしきは罰せず」の大原則を守らせることです。そうそう、安易な「現行犯逮捕」も問題ですね。
 
 

 「女性専用車両」が「痴漢対策」なら、これほど男性をバカにした話はないですね。なぜなら、「男性全員を痴漢と見なしている」ということですから。もちろん、鉄道会社は、「男性(のお客様)を痴漢と思っていない」、いや、「痴漢かも知れないとすら思っていない」と否定しますが、「痴漢対策」と称して、「男性を1人も乗せないようにしている」のですから、結果的に「男性全員を痴漢と見なしている」となるのは、「当然の帰結」です。
 
 まあ、そういうことなわけですが、もしも鉄道会社の言い分を信用するとしたら、さて、どんな理由で、「男性を1人も乗せないようにしている」のでしょうか? 何人かの駅員(=助役)は、「男性(のお客様)と一緒に乗るのが苦手な女性のお客様もおられますから」なんて言っていましたが、そんな理由で、「男性を1人も乗せない」ようにして、いいんでしょうか? いいえ、いいはずがありません。
 
 「男性恐怖症」の女性であっても、それを理由に「男性を排除していい」とはなりません。これが通用したら、「黒人恐怖症」の人が「黒人を排除していい」となってしまいます。「男性」と「黒人」は違う? いいえ、同じ「属性による排除」、「属性による差別」です。「Japanese Only」がいけないなら、「Women Only」もいけません。
 
 まして、「臭いオヤジ(=中年男性)と乗りたくない」、「一緒の空気を吸いたくない」なんてのは、「論外」です。「イケメンならOK」なんて、ふざけたことを言うバカ女もいます。「(男)性差別」だけでなく、「容姿差別」までする、「下の下の発想」です。
 
 しかし、まあ、私・ドクター差別が不思議に思うのは、一般男性(乗客)の振る舞いです。「自分が痴漢と見なされている」と知らないのも、相当な「ノー天気」ですが、もし知ってて、「女性専用車両」に協力している、「女性専用車両」に乗らないのなら、これまた「不可解」です。
 
 考えられる可能性は、2つです。1つは、「賛成派」の主張、「赤の他人(の痴漢)がしでかしたことに、同性として、連帯責任を負う」というとんでもない理屈に毒されている場合です。もう1つは、自分が痴漢行為をしでかす可能性がある、大勢の女性に囲まれたら痴漢をしてしまうかも知れない、と思っている場合です。こういう男性は、私らに「女性専用車両に乗って、そんなに女性に囲まれたいの?」とか、「女性専用車両に反対するのは、痴漢がしたいから?」なんてことを言うのです。「下衆の勘ぐり」です。
 
 一方、「臭いオヤジ(=中年男性)と乗りたくない」、「一緒の空気を吸いたくない」なんて言われているのに、それでもなお、「女性専用車両」に協力する、「女性専用車両」に乗らない、「意味不明」です。「賛成派」は、「たった1両、それも限られた時間帯だけなのに、ケ●の穴の小さい男だな」なんて言いますが、侮辱されているのに協力するなんて、プライドのある男性なら「あり得ない話」です。
 
 所詮、「女性専用車両」に賛成する連中は、女性であれ、男性であれ、「同じ穴の狢」です。男性を侮辱する女、男性を敵視する女が「女性専用車両」に賛成するのです。連帯責任論を振りかざす男、あるいは、痴漢をする可能性のある男が「女性専用車両」に賛成するのです。どちらも「下衆」に変わりありません。
 
 

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