2016年09月

【終了】10月7日 東横線・横浜市営地下鉄・田園都市線で、「任意確認乗車」をしました。その後、世田谷でポスティング、大井町駅前で街頭演説を行ないました。

【終了】10月12日 東横線・副都心線・有楽町線で、「任意確認乗車」をしました。その後、カフェ・ド・クリエ新宿東新ビル店及びポッカクリエイト本社に出向き「女性専用トイレ」について見解を質しました。最後に、目黒駅前で街頭演説を行ないました。

【終了】10月19日 東横線・副都心線・有楽町線・半蔵門線で、「任意確認乗車」をしました。その後、渋谷・モアイ像前で街頭演説をしました。

【終了】10月21日 東横線・横浜市営地下鉄・小田急線・田園都市線で、「任意確認乗車」をしました。その後、蒲田駅東口で街頭演説、洗足池ー大岡山間でポスティングなどを行ないました。

【終了】10月22日 虎ノ門・ニッショーホールで「軍歌祭」に参加後、「差別ネットワーク」の10月ミーティングを開催しました。

【終了】10月28日(金) 東横線・副都心線・半蔵門線・千代田線で、「任意確認乗車」をしました。その後、モアイ像前で街頭演説を行いました。


 あの弁護士さんが、ついに(=久々に)、コメントしました。と言っても、「ガッカリ」なコメントです。これでは、「何度、言っても無駄」ですね。「東大平行線」が、(いつものように)都合の悪い質問には答えないものの、セッセと「反論」していますが、この弁護士さんは、「感想」ばかりで「反論」になっていない、「反面教師」にもなりません(苦笑)


 2016/09/29(12:15)のコメントに対する「反論」です。

女性専用車両について、色々とご意見があるようですが、差別だとする側の論拠の薄さばかりが目立ちますね。 

 差別だとする側の論拠の薄さばかりが目立つ? キチンと「反論」もせず、こういう抽象的な「感想」で、逃げるのはみっともないですね。まあ、「正論に反論できない」のは、わかりますが。

痴漢えん罪や痴漢防止に私服とか監視カメラなんて、これが対案とは滑稽レベルを超えます。 

 「男女を分ける(=男女別列車)」という方法以外なら、「監視カメラ」や「監視員」という方法は、今のところ「ベスト」でしょう。何しろ、「女性専用車」では、痴漢犯罪も、痴漢でっち上げも、全然減りません(=ゼロ)から、その「対案」としては、少しでも減れば、「無限大に効果がある」となりますね。

満員電車の中で監視カメラとか言ってもね。 

 よく、「死角があるから、効果はない」なんて言う「賛成派」がいますが、犯罪者(=痴漢も)というのは、「監視されている」というだけで「嫌なもの」なんですよ。「抑止効果」は、十分、ありますよ。

 てか、「女性専用車」では、痴漢犯罪、減らないんですけど? そっちの「効果(ゼロ)」については、無視ですか? 被害者が代わるだけ、痴漢被害が減らないのに、もし、それで満足しているとしたら、全然、「女性のため」を考えていませんね。

私服も何千人動員するんですか。 

 今、「女性専用車」の案内のために、毎日、何千人もの駅員、警備員が動員されていますよ。それで、痴漢犯罪は減らないんですから、一体、何をやっているのでしょう? それに比べたら、「保安員を配置する」なんて造作もないことですし、極めて効果的です。

>男だって女性に触れるのが嫌だという理由が痴漢えん罪があるからだなんていうに至っては、動機が全然違うという滑稽さ。

 「動機が全然違う」と言うのなら、それを摘示して「反論」しましょう。これ以下のコメントもそうですが、この人、弁護士らしからぬ「(抽象的な)感想」ばかりです。それで、「反論する価値もない」なんて言うのなら、笑止千万、こっちの台詞です。

根底に男女不平等があることに目をつぶり、

 「(根底に)男女不平等がある」なんて考えていること自体、もはや、陳腐です。今は、行き過ぎた男女平等、女性優遇が氾濫しています。それとも、ご自分を含め、「女性を見下して、女性を優遇する」という風潮がある、と感じておられるのでしょうかね? まあ、「似非フェミ」と同じくらい、「バカ・マッチョ」はいますからね。

自分が差別された被害者としてか考えていないんだから。 

 もしかして、この弁護士さんの頭には、「男性差別」なんて存在しないのかも知れません。「今なお、男社会で、差別されるのは、いつも、女性なんだよ。ポジティブ・アクションで、多少、女性が優遇されたからと言って、チマチマ文句を言うなよ。小さい男だな。同じ男として恥ずかしい」とでも思っているのでしょうか?

ならば黒人差別はいいのかなどトンチンカンな批判。 

 この人、「黒人差別と男性差別は全然違う」なんて言いそうですね(苦笑) いいえ、同じ「属性による差別」です。「White Only」が(不当な)差別なら、「Women Only」も(不当な)差別です。

これで論破したなどと思っているのが滑稽です。 

 これで「反論した」などと思っているとしたら、それこそ、滑稽です。「感想」では、議論になりませんよ。

「差別だ」と騒ぐだけの憐れな人たちということがとてもよくわかりました。

 憐れな人たち? 弁護士さんが、軽々に、そんな侮辱発言をしてよろしいのでしょうか? 他人事ながら、今後のキャリアが心配になります、マジで。

 てか、今の「女性優遇の時代」では、こういう人、そこそこ「需要」はあるかも知れません。「トレイン・ハラスメント」なんて新語をつくって(ネット上で)署名活動をした連中とは、気が合うんじゃないでしょうか? そうそう、「女性がセクハラと思えばセクハラ」なんて言っている(女性)弁護士とは、仲良くなれるかも知れません(笑)

 (2016/09/29(15:31)のコメントに対する「反論」です。

ローザパークス氏が憐れになる? 私の意見の中にどこに書いてありますか。 言い掛かりはやめしょうね。

 私ら「選ばれし者たち」は、いわゆる「日本版ローザ・パークス」です。ローザ・パークス女史(の行動)を見習って活動しています(注:ただし、私らの活動はあくまで合法、ローザ・パークス女史の行動は、当時、違法だった)。ですから、私らを「憐れな人たち」と愚弄するのは、ローザ・パークス女史を愚弄するのと「同じ」です。

品がないので。

 逆でしょう。何の根拠もなく、赤の他人を「憐れな人たち」と侮辱するようでは、「女性専用車」内で、私らを侮辱するワガママ女、下品な女と変わりませんね。

女性の置かれた地位というものがわかりませんか。 

 今の女性は、優遇されこそすれ、差別されることはありません。冷遇され、差別されているのは男性です。「現状認識」が甘すぎますね。

 たとえば、「ポジティブ・アクション」、「女性専用車」、「痴漢冤罪」、「レディース・デー(だけ)」、「女性(だけ)割引」、図書館の「女性専用席」、ホテル・カラオケ店等の「女性専用フロア」、駅構内・デパート・コンビニ等の「女性優遇トイレ」、レストラン・プリクラ等の「男性(のみ)お断り」などは、皆、「男性差別」です。まあ、こういう「男性差別」を「差別」と思わない人にとっては、「男性差別」は存在しないのでしょうけど(汗)

派遣やパートに置かれているのはどちらの性別が多いですか。

 表面しか見ていないですね。女性は、自分の都合で、「正規社員」にならない人が結構います。「共稼ぎ」なら、そういう人、大勢いますよ。一方、男性は「正規社員」を望んでも、年齢制限等がネックになって、「正規社員」になれない人が大勢います。

もうちょっとましな議論をしてくださいね。

 天に唾を吐いてはいけません。差別されるのは、女性とは限りません。最初から否定しないで、世の中に「男性差別」があることを(素直な気持ちで)認識しましょう。そうすれば、「感想」ではなく、「議論」が成立しますよ。

防犯カメラだけで解決可能ですか。一定の効果があるというだけですよね。

 「女性専用車」は、痴漢犯罪防止に何の効果もない、効果ゼロです。監視カメラに「一定の効果」があれば、「万々歳」でしょう。てか、「効果」云々以前に、「(不当な)差別」はいけません。「効果がある」としても、それで「(不当な)差別」が正当化されるわけではありません。

 まあ、そんなわけで、今後、この弁護士さんのことを取り上げることはないでしょう。所詮、「One of 差別主義者共」に過ぎません。これだけ「相手」をすれば、十分、十分過ぎます(笑&汗)


 実に、まともなことをおっしゃっています。

【杉田水脈のなでしこレポート(11)】
石原慎太郎氏の「厚化粧」発言はセクハラなのでしょうか? 奇妙な概念が社会を蝕んでいます(2016.8.13)

「セクハラ」という概念が入ってくる前まで犯罪はとてもわかりやすかったからです。法律や前例に照らして客観的に「罪に対する罰」が決められているのみでした。

 たしかに、裁判官の「主観」が多少入ることはありましたが、基本、「罪刑法定主義」でしたし、「疑わしきは罰せず」でした。確かな証拠もないのに、「被害者」と称する女性の証言を鵜呑みにして、安易に「現行犯逮捕」をするようになったのは、近年、勢力を拡大した(似非)フェミニズムの影響が大きい、と言えるでしょう。

セクハラの判断基準はあくまで「主観」です。

 「主観で判断」は、絶対、やってはいけませんね。裁判官の個人的判断、警察官の個人的判断、被害者の個人的判断、どれも「あてにならないもの」ばかりです。裁判官や警察官が皆、「聖人」とは限りません。偏った思想の持ち主、性格に問題がある場合は、十分、想定されます。また、痴漢犯罪について言えば、「示談金目当て」や「腹いせ」で、悪意のある女が、何の落ち度もない男性を痴漢にでっち上げるケースがあります。あるいは、女性にでっち上げる意図がなくても、犯人でない男性を痴漢と勘違いする、偶然の接触を痴漢行為と勘違いするなんてことはあるでしょう。いずれにせよ、女性の言うことが「正しい」とは限りません。

このように客観的に判断できない非常に不透明で困難な概念が定着してしまったわけです。

 新聞紙上の法律相談で、「女性がセクハラと思えばセクハラ」と回答していた(女性)弁護士が、(2人)いました。また、私・ドクター差別が会った女性弁護士も、私が「女性がセクハラと思えばセクハラ、というのはおかしい」と言ったら、不満がある様子でした。一方、(その近くにいた)清水勉弁護士に問うたところ、即座に否定しました。(当たり前ですが)さすがです!

「君、色っぽいね。」と言われたとします。好きな異性からだと「わっ、うれしい!」となりますが、嫌いな相手からだと「気持ち悪い!セクハラ!」となるわけです。

 これ、「罪刑法定主義」に反しますね。同じ「犯罪」を犯しても、人によって「罪」になったり、ならなかったりする、不公平です、デタラメです(怒)

あくまで主観的判断なので本人以外はわかりません。「昨日はよかったけど、今日は嫌」なんてことも考えられます。

 「主観」なら、そうなりがちですね。とくに、女性は「気まぐれ」ですから。「主観で判断」なら、私・ドクター差別なんぞ、いつ何時、「女性専用車」内で、「この人、痴漢です!」なんて言われて、ブタ箱に入れられてしまうかも知れません(汗) てか、ネット上では、実際、そういう発言がある、でっち上げの画策が書き込まれたりしています。

 そうそう、これまで、2人いましたね、「こいつら、痴漢!」だと。でも、明らかに「痴漢」ではない、「女性専用車に乗る男=痴漢」と言っているので、でっち上げはできませんでしたが。今でもいますね、ネット上で、「変態男」なんて侮辱する輩が。

セクハラだと言われ、優秀な社員が退社を余儀なくされるケースも後を絶ちません。

 私も、新進党本部時代、これに近い仕打ちを受けました。「小沢派(=主流派)」で意地の悪い(帰国子女の)女Aが、その子分の女Bに「兼松さんにセクハラされました」と言わせたのです。それを聞いた上司は、女Bの言い分を鵜呑みにし、私は理由も告げられずに「総務」から「国対」に異動させられました。結果、院内の仕組みを知ることができて、「結果オーライ」だったのですが、別の男性職員にも嫌がらせをし、皆から総スカンを喰った女Aがノイローゼになり、影響力が低下すると、(異動から8ヵ月後にして)子分の女Bが「ウソでした」と白状したのです。

 嫌がらせをする女、でっち上げをする女が悪いのですが、その「でっち上げ」を完成させるのは、「上司」、すなわち、「男」です。ワガママ女に甘い男、似非フェミニストの男が、「でっち上げ」を「冤罪」にしてしまうのです。

こうした社会の変化の裏に、国連まで行き「日本はセクハラに疎い国だ」と訴え続けたリベラルの方々の涙ぐましい“ご努力”があったのです。「セクハラ」「マタハラ」だけではありません。その後、「パワハラ(パワーハラスメント)」「モラハラ(モラルハラスメント)」など主観で判断される概念がどんどん増え続けています。

 最近、「トレイン・ハラスメント」なる新語をつくり、「女性専用車」に(あえて)乗る男性を非難する連中がいましたが、これも、その一環なのでしょうね(笑) 「女性が不快と思えば不快」、「女性が迷惑と思えば迷惑」というわけです。

 裁判所や国交省、鉄道会社でさえも、「女性専用車には男性も乗れる」と認めている、認めざるを得ないのに、それに従って乗ったら、「トレイン・ハラスメント」? ピント外れも甚だしい。逆に、乗った男性を(無理矢理)降ろそうとする、乗った男性に「バカ」、「キモい」、「変態ジジイ」などと暴言を吐く、乗った男性に肘鉄を食わせる、爪で引っ掻く、後ろから蹴る、傘で刺そうとするなど暴行を働く、この方が余程、「トレイン・ハラスメント」です。

私はヘイトスピーチは許せないと思っています。

 「愛国者」の私・ドクター差別もそうです。

韓国がデモで日本の国旗である日の丸を焼こうが、首相の写真を破こうが、支那が日本の工場に火をつけようが、それと同じことをしないのが日本人だと思います。

 そうですね。「目には目を、歯には歯を」は、法治国家では禁止されています。「私刑」は、「ご法度」です。

 ただし、国家間では、法律が(まま)通用しないので、「目には目を、歯には歯を」の精神がないと、国は守れません。

私が演説していると「杉田水脈は日本の中に反日がいるとヘイトスピーチをした」「杉田水脈は男女共同参画はいらないとヘイトスピーチをした」「杉田水脈は直ちにヘイトスピーチを止めよ」とスピーカーで怒鳴られました。

 「朝鮮人」が問題なのではなく、「反日」が問題なのです。であれば、人種・民族・国籍に関係なく、「反日」を糾弾すべきです。「反日日本人」は、「反日朝鮮人」と同様、糾弾されなければなりません。

 今の「男女共同参画」は、名前だけで、女性のことばかり、女性の優遇しか考えていません。これは、裏を返せば、男性冷遇、男性差別です。しかも、「ポジティブ・アクション」で、「女だから公務員にする、管理職にする、役員にする」というのは、「能力主義の否定」ですから、日本をダメにする「亡国政策」です。

「慰安婦の強制連行はなかった」というのは真実の発信です。ですが、「そう言われたら傷つく人がいるのでヘイトスピーチだ。だからヘイトスピーチを規制しなければならない」と論点をすり替えているのが昨今の動きです。

 無茶苦茶ですね。「反日政治家」や「事なかれ官僚」は、そう言われると「大人の対応」をするのでしょう。「ワガママ女のワガママを似非フェミニスト(又は、バカ・マッチョ)の男が容認してしまう」という構図と似ていますね(苦笑)

「セクハラ」「パワハラ」などの批判を恐れて委縮している日本社会では、今後、小池百合子さんのような胆力のある女性は出てこない

 「男性差別」の蔓延る社会は、謙虚で実力のある女性にとっても「マイナス」です。「あなたも、クオータ制(=女性へのえこひいき)で採用された、登用されたんでしょ?」と思われかねません。ワガママ女、実力のない女と一緒くたにされかねません。それに、「女性へのえこひいき」が横行すれば、その分、(若い)女性は努力しなくなり、伸びる能力も伸びない、若い女性が伸びる機会を失う、というわけです。


 「女性専用車両」に関するニュースを2つ、目にしました。1つは国内、私の地元(大倉山駅)に近い話題(=共産党の女性市議が武蔵小杉駅付近の南武線の混雑緩和策として、「女性専用車両」の導入を要請した)です。もう1つは、隣の韓国の話題(=「韓国初」の「女性専用車両」が釜山の地下鉄に導入された)です。

大庭裕子の議会質問〜JRの混雑解消策と女性専用車両について20160620

 「6:00」あたりから、「女性専用車両」(の導入)について質問しています。電車通学する(女子)中学生を引き合いに出し(注:「男性恐怖症」の女性を引き合いに出し、実は、オバサン連中が空いている車両、座れる確率の高い車両に乗る、という図式と同じ)、混雑緩和策(の1つ)として、「女性専用車両」の導入を要請しています。はて、男子中学生は、どうでもいいんですかね? 「男子(中学生)は我慢、混雑した車両に乗れ!」ってことですかね?

 てか、「市議」ともあろうお人が、まさか、本物の「女性専用(の)車両」なんてつくれない、ということを(今時)知らないわけはないですよね? 「男性も乗れる」と知らないわけ、ないですよね? それでも、なお、ウソを容認して「ゴリ押し」するわけですか?

 しかも、「痴漢対策」ではなく、「混雑緩和策」ということらしいですが、「女性専用車両」を設けたら、他の車両がさらに混む、ということがわからないわけではないですよね? 他の車両に乗る乗客(=主に、男性乗客)は、さらなる混雑を強いられることになります。ホント、女性議員ってほとんど、「女性さえ良ければいい」って発想ですね(苦笑&怒)

 まあ、ドクター差別にしてみれば、「南武線」に「女性専用車」が導入されても痛くも痒くもない、と言うか、むしろ「ラッキー」ですね。「南武線」に乗って川崎駅に出て京浜東北線に乗る、あるいは、立川駅へ行って中央線に乗る、という「任意確認乗車」ができますから。

 コレ(=任意確認乗車)、勘違いしている人がいますが、女性への「嫌がらせ」ではないですよ。「任意確認乗車」をして、「任意性」が担保されていないことが確認されれば、「抗議」という形で「任意周知」を行います。これは、単純な「文句」ではなく、「女性専用車が男性差別である」ということを広く知らしめる崇高な行為です。

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ウソや差別を「ゴリ押し」すれば、いつか「天罰」が下ります

 一方、韓国でも、「賛成派」にとって「やっと」と言うか、「反対派」にとって「ついに」と言うか、「女性専用車両」が導入されたそうです。釜山市の地下鉄とのことですが、韓国では、今まで何度も話が出ては消え、出ては消えしていて、ソウル市の地下鉄は、(痴漢対策にならない)「女性専用車両」をやめ、車内に「監視カメラ」を設置し、「保安員」を同乗させた、とのニュースもありました。

【韓国】初の女性専用車両、試験運用経て導入決まる

 何でも、「女性配慮車両」という名前だそうです。「女性専用車両」としないところに、導入側の「後ろめたさ」を感じますね。日本も、「女性専用車」なんてウソはやめて、「女性配慮車」ってすればいいのにネ(笑)

 と言っても、名前では誤魔化せません。「女性配慮車」だろうと、「女性優先車」だろうと、運送契約上、そんなものは存在しない、存在し得ません。同じ運賃を支払っているのに、「男女で待遇が違う」なんて、アホなこと、あっていいはずがありません。

 韓国(釜山)の男性は、相当怒っているようです。

韓国初の女性専用車両、試験運用経て導入決まるもネットからはなお不満=「俺は乗ってやるぞ」「こんな世の中はおかしい」(2016年9月22日)


今月19日の試験運用終了に当たり、公社が専門機関に依頼し乗客2000人へのアンケート調査を行ったところ、全体の58.6%に当たる1171人が女性専用車両の導入に賛成した。男女別では女性客の70.6%が賛成したのに対し、男性客は反対意見が53.5%と賛成を上回った。

 男性の「反対」が多かったにもかかわらず、それを無視して「導入」を決定したのですから、男性の不満は爆発寸前です。

「結局、アンケートは形式上やっただけか」 
「これを機に韓国の女だけで独立国をつくって、国防も治安維持も勝手にやればいいさ」 
「強制でないなら僕が乗っても制止するなよ」 
「釜山交通公社のホームページや電話に集団クレームをしよう」 
「高齢者や障害者よりも女性を優先する世の中はおかしい。いっそ幼児や障害者の専用車両を作るべきだ」 
「思いやりが強制性を持ったのはいつからだ?俺は乗ってやるぞ」 

などの「怒りのコメント」が(男性から)寄せられています。まあ、この調子では、「女性配慮車両」に乗る男性は「結構いる」んじゃないでしょうか? 少なくとも、日本のような「惨状」にはならないでしょう。もしかしたら、「導入してまもなく、形骸化により、廃止に追い込まれる」なんて可能性もありますね。


 警視庁には、「痴漢でっち上げは犯罪です!」という啓発ポスターをつくっていただきたいですね。何しろ、泣き寝入りをしたら、「示談金」を30万円はふんだくられますから。かと言って、泣き寝入りをしなかったら、無実を主張したら、起訴されて「99.9%有罪になる」のですから。

 一方、痴漢被害に遭った女性が泣き寝入りしても、「多少、気分が悪いだけ」です。大袈裟に言う連中もいますが、所詮、「実害」なんてほとんどありません。もし、泣き寝入りせず、警察に突き出したら、それが、「故意(=示談金目当て、あるいは、腹いせ)」だろうが、「勘違い(=犯人間違い、あるいは、偶然の接触)」だろうが、示談金として「30万円」はいただけます。

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女性がセクハラと思えばセクハラ?
女性が痴漢と言えば痴漢?
これでは「冤罪」はなくならない

 ちなみに、痴漢でっち上げは、「虚偽告訴罪」という犯罪(=重罪)です。

刑法172条

人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的で、虚偽の告訴、告発その他の申告をした者は、三月以上十年以下の懲役に処する。

 罰則が「三月以上十年以下の懲役」とあるように、「罰金刑」のない、「懲役刑」のみの重罪です。お尻や胸を触った程度の迷惑防止条例違反(=比較的軽微な犯罪)とは、大違いです(注:ところが近年、痴漢犯罪の刑罰を重くする傾向があるのは、由々しき事態である)。なお、「(虚偽の)告訴・告発」だけでなく、「その他の申告」とあるように、警察官や駅員・その他に「この人、痴漢です!」と(虚偽の)申告した時点で、本来であれば、「虚偽告訴罪」が成立しても何らおかしくはないのですが、やたら「女性に甘い」警察は、それを犯罪と見なさない可能性があります。

 と言うか、「虚偽告訴罪」はともかく、確かな証拠もない時点で、「被害者」と称する女性の証言だけで、(名指しされた)男性を痴漢扱いするのは止めていただきたい、と言うか、絶対やってはいけません(注:「現行犯逮捕」は、本来、「文書(=逮捕状)による逮捕」と同等の厳格さが求められているにもかかわらず、女性(やその仲間の)証言だけで安易に(現行犯)逮捕をしがちである)。

 なら、女性は泣き寝入りするしかない? はい、その通りです。確かな証拠がなければ、泣き寝入りするしかありません。それが「当たり前」です。それが「疑わしきは罰せず」ということなのです。


 もりやんさんの動画、

JR尼崎駅でキチガイ男が発狂しました。

が、「1000mg」という情報サイトで取り上げられています。


 「賛否両論」と言うか、コメント欄には、匿名をよいことに、ひどい誹謗・中傷も結構あります。「人は、自分の価値観で、他人を判断する」、「人は、自分がしたいことは、他人もしたいだろう、と考える」というのは、本当ですネ。ホント、「バカばっかり」、「十把一絡げ」に「一刀両断」にしました(笑)

●自分がしたいだけのバカ

>せっかく女の園を満喫しているのに邪魔されて激怒 こいつは視姦が趣味、妄想のなかで女性客を犯しまくる
>女性専用車両とか無くても良いと思うが、迷惑かけてまで専用車両に乗りたがるのはとんだ性癖の持ち主だわ
>また女の匂い嗅ぎたいだけの変態のやつか

●法制化できると思っているバカ

>もう面倒臭いんで法律で女性専用車両は書生しか乗れないようにせいや 意図的に女性専用車両に乗るヤツってこんな変なアホばっかりやわ 同じ男として恥ずかしいねん
>市や区の条例で強制力を持たせることは可能でしょう。迷惑防止条例の該当案件にしてもいいと思います。
>言いがかりつけとるだけやないか 法律で何とか出来ないのか
>法律化しない国交省と鉄道会社の怠慢
>胸糞悪い、法整備してこんな奴は排除して欲しい こんな動画上げて日本の恥
>ただ女性専用車両は痴漢及び痴漢冤罪防止の、保安という観点から合理的目的をもって行われているものだから法の問題となっても女性専用車両側に分があるように感じてしまうな。

●モラル、ルール、マナーだと思っているバカ

>JR西日本のサイトに女性専用車両はご乗車いただける方 ・女性のお客様 ・小学6年生以下の男性のお客様 ・お身体の不自由なお客様(介助者を含む)って書いてるのに期値外は法律守れとか何を言うてんの?
>いちいち法律で決めなくても人として守るのがマナーでありモラルと言った常識 違法じゃないからと言ってオッサンがブルマ姿で出歩かないだろ? 恥ずかしいもんな?
>女性専用車両って、公法上の問題ではなく、私法上の問題なんですけどね。早く言えば、鉄道会社が定めた規則に対して違反する行為で、営業妨害や運航妨害に問われるだけの話です。
>屁理屈野郎共1人2人減った所で店側は対した痛手にはならないから店側のルール守れないなら利用停止や乗車拒否で対応すれば良い。
>駅員が弱腰なのも大変気になります。周りの乗客に迷惑をかける人物は乗車拒否をしてもいいでしょう。
>飲食店の禁煙席でダバコ吸うようなもんだろ。確かに違法ではないけど、常識が欠如してるからこんな事できるんだな。いっその事、キチ○イ専用車両でも作ってやればいんじゃね?
>馬鹿だな。法律に触れなければ、何してもいいわけではない モラルの問題だよ。法律作らなければ守れないの? 元々痴漢をした男達と、それを利用した冤罪から守れるんだからいいだろうが
>法律以前にマナーを守れボケ!

●高尚な活動を理解できないバカ

>うp主の目的は男女不平等の解消でもなんでもなくただ単に誰かに絡みたいだけやんけ 絡まれた方がかわいそ過ぎるわ
>おれも女性専用車両はどうかと思うけど、こういうやつがいると反対してる男=キモってなるだろ。自分と同じ主張してるバカって反対の主張してるやつより脅威だわ。
>注意される前からカメラ回してる時点で基地外なのが分かる。
>このキチガイは胸の辺りにカメラ仕込んで隠し撮りして正義の味方にでもなったつもりなのか? 俺がこんな糞野郎に遭遇したらその場で叩き殺してやるよ
>こういうキチガイは女性専用車両だけじゃなく電車自体に乗るな自分のことしか考えられないやつは外に出るな声でかくてうるさいんだよ。

 これらのコメントも「ひどい(=トンチンカン、現状認識が甘い、知識が不足しているなど)」ですが、これら以外にも、「キチガイ」、「キモい」、「死ね」などという「論外のコメント」も多々あります(苦笑)

 そうそう、私・ドクター差別の「動画」も結構人気があり、この情報サイトでも幾つか取り上げられています。もちろん、皮肉をこめてのようですが(笑) フォローしてくださる方々もいらっしゃいますが、もりやんさんの場合と同様、「ひでえコメント」も多々あります。まあ、その紹介は「またの機会」に。


 あの弁護士さんのブログ記事、


のコメント欄で、「ロバート」さんという(HNの)方から、

ドクター差別さんにも、是非、入墨をした客を入浴施設が一律に拒否することが、不当な差別か、回答して欲しいですね。差別の専門家の見解を伺いたいです。よろしければ私が書いた、茶髪禁止校則の件もお願いします。差別の専門家の見解を伺える、貴重な機会ですので。

とのご要望をいただきました。「ご教授をお願いします」とか、「ご回答をいただけたら幸いです」ならともかく、「回答して欲しい」なんておっしゃっているので、本気で「差別の専門家」と思っているかどうかわかりませんが(笑)、ご要望をいただいた以上、「(不都合だから、わからないから)逃げた」だなんて言われないよう、お答えすることにしました。

 まず、「入れ墨(をした人の)入店拒否」の件については、「HNを使用してください」さんが、最近の記事(=2016年9月22日【「ミソもクソも一緒くた」はいけません】)のなかの私の見解を引用してくれています。

「ミソもクソも一緒くた」はいけません

 「外国人の入場お断り」と「男性の入場お断り」は、全く同じですね。同じ「属性による差別」です。
 一方、「入れ墨(をした人)はお断り」は、「同じ」ではありません。入れ墨の有無は、「属性」ではないからです。と言っても、この「入れ墨(をした人)はお断り」は、本来、「(ヤクザなどの)刺青者はお断り」としたいところ、そう言い切ってしまうと(ヤクザなどに)文句を言われる、何をされるかわからない、ということで「ミソもクソも一緒くた」に排除しよう、ということなわけです。今では、ファッションでタトゥーを入れる人もいますし、ニュージーランドの先住民・マリオ族では、伝統的に入れ墨をする風習がありますから、一律に「入れ墨(をした人)はお断り」というのは問題でしょう。てか、やさしいヤクザ、一般人に危害を加えないヤクザ、今は(足を洗って)ヤクザでない人もいるでしょうから、「ヤクザ(=刺青をしている人)だからお断り」というのも問題なのでしょう。

 また、以前の記事(=2013年9月13日【入れ墨をした人はお断り?!】でも、「入れ墨(をした人の)入店拒否」について言及しています。

入れ墨をした人はお断り?!

 まあ、「似た事件」と書いたが、似ているのは「外国人が入湯を拒否された」という点だけで、冒頭の「事件」とは、多少、いや、かなり、事情は違う。ご存知のように、日本の銭湯には「入れ墨をした人はお断り」というローカル・ルールを設けた銭湯が多く、その意味では、銭湯側の「(日本人又は外国人を問わない)一律の対応」というのは、それなりの説得力がある。小樽市の銭湯の「外国人だから、お断り」というのとは、全然違う。
 と言うのも、日本には「入れ墨者」に対する「排除の論理」があり、それが、一応、国民的なコンセンサスを得ている(と思われる)からである。そして、その「線引き」が難しいことから、昨今流行のファッション的な入れ墨をした人でも、「入湯拒否」の対象となっている。そういう事情からすれば、「入れ墨をした人は全員、お断り」という「一律の対応」は、「排除の論理」が妥当だとするならば、「不当な差別」とは言えないことになる。
 ところが、問題は、マリオ族の入れ墨は「伝統的な文化」に根ざしたものであり、日本の「入れ墨」事情とは、全く意味合いが違う、というところである。この「文化の違い」を無視して「一律に対応」してしまうと、これは国際的な問題になりかねない。たしかに、「郷に入れば郷に従え」という諺もあるが、ここは大所高所からの判断が必要ではなかろうか?

 なお、この場合、私・ドクター差別は、【「排除の論理」が妥当だとするならば】という前提の上で話をしているわけで、私個人、あるいは、「差別の専門家」として、「入れ墨をした人はお断り」というやり方に賛成しているわけではありません。そこのところは、誤解のないようにお願いします。

 一方、「茶髪禁止校則」については、これが「公立」か、「私立」かで、「不当かどうか」の判断がかなり違ってきます。コメント欄では簡単に答えましたので、ここでは、もうちょっと詳しく説明しましょう。

 「公立」ならば、多様性(=ダイバーシティー)を認めないのは、「不当性が高い」となるでしょう。「公立」は、「平等性」が、「私立」よりも、より重視されるからです。国や自治体が、国民の自由を(むやみに)制限するのは、極力慎まなければいけません。

 と言うか、もし「茶髪禁止」なら、人種の違いや「ハーフ(=ダブル)」などで「元々、茶髪の人」は、どうなるのでしょうか? いやいや、当然、「OK」ですよね? なら、「元々、茶髪」なのと「染めて、茶髪になった」のと、その線引きは一体、どうやってするのでしょうか? 風呂場を覗いて、染めているか確認する? まさかね(汗) 現実的には、その「線引き」は不可能です。他人にはわからないから、結局、「自己申告」を信じるしかない、なら、「そんな校則は、あってなきもの」になるでしょう。

 てか、「茶髪」でなくても、「黒髪」でない人は(そこそこ)いるでしょう。そういう人たちは、「黒髪」に染めないといけないんですかね? 「赤毛」は、「OK」なんですかね? あるいは、「アルビノ」の方は、(必ず)染めないといけないんですかね? これ、余計なお世話、いや、「人権侵害」でしょう。

一方、「私立」の場合は、(伝統的な)建学精神に基づく校則であれば、「不当性」を問うのはナンセンスです。あるいは、そうでない場合でも、「公立」よりは、その「私学」の自由裁量権が尊重されるでしょう。もし、「茶髪禁止が嫌」なら、その「私学」に入学しなければいいだけの話です。 

(追加)

 「なな」さんにも、返答しておきました。

これまでの、男性に比べて女性への痴漢被害が圧倒的に多かったいう 経緯をふまえての積極的な調整、是正措置、つまり文字通りの アファーマティブアクションとして女性専用車両をとらえるのは 
いかがでしょうか。

ダメですね。何の落ち度もない男性、痴漢でない男性を排除しないと成り立たない代物(=女性専用車両)は、この世に存在してはいけません。と言うか、だから、「女性専用(の)車両」は存在していないのです。存在しているのは、男性も乗れる「女性専用車」という名の車両、おかしな代物です。

それが 解消されたら女性専用車両は不要になると思います。そんな時がくると いいなと思います。 

解消されなくても、「女性専用車両」があってはならない代物です。だからこそ、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両でしかないのです。

それからドクター差別さん、私は誰かを論破したいという思いはなく、ドクター差別さん他のみなさんから学ぶところも多いのです。 

まずは、何度落ち度もない男性、痴漢でない男性を排除しないと成り立たない「女性専用車両」は、法律上も、運送契約上も、存在しない、存在し得ない、ということを理解しましょう。

では、「お願い(=任意の協力)だからいい」というのは通用するでしょうか? 「過去に黒人米兵にレイプされた。それが原因でトラウマになり、黒人が怖くなった。だから、あなたはレイプ犯ではないとは思うけど、他の車両に乗っていただけないでしょうか?」と黒人男性にお願いする、これって許されるでしょうか? 「黒人差別」も、「男性差別」も、同じ「属性による差別」です。

なお、「女性専用車」に痴漢のターゲットになる女性が全員乗るのであれば、痴漢被害は激減しますし、女性全員が乗れば、痴漢でっち上げ被害も激減します。しかし、そういう誘導は全然行なわれておりません。なぜでしょう?

一方、「女性専用車」に乗っている、あるいは、乗ろうとする男性に声掛けしたところで、痴漢被害は減りません。一体、何のための「声掛け」なのでしょう?


 「差別学」における「差別の基本法則」です。これすら知らないで、「差別」を語って欲しくないですね、誰であれ、弁護士さんであれ(苦笑)

差別の第1法則 「差別の本質は、どの差別も同じである」

 差別の本質は、どの差別も同じです。また、差別の起こるメカニズムも同じです。だから、1つの差別に精通すれば、そのノウハウを他の差別にも応用できます。ですから、「年齢差別(や男性差別)の専門家」であるドクター差別は、「差別の専門家」でもあるのです。

差別の第2法則 「差別と区別は違う」

 「差別=してはいけない分けること、区別=していい分けること」と勘違いしている人がいます。だから、差別をしている連中は、「差別ではなく、区別です」とか、「差別とは「思っておりません」なんて言うわけです。

 いいえ、「差別」と「区別」は、意味が全然違います。「差別」は、「差をつけて分けること」又は「不当に差をつけて分けること」です。一方、「区別」は、単に「(幾つかに)分けること」です。「良いか、悪いか」は、関係ありません。

差別の第3法則 「差別には、不当な差別と不当でない差別がある」

 「区別=していい分けること、差別=してはいけない分けること」ではありません。「区別」は、単に「(幾つかに)分けること」ですから、「善悪」とは関係ありません。一方、「差別」には、「してはいけない差別=不当な差別」と「していい差別=不当でない差別」があります。

差別の第4法則 「差別の不当性は、その差別に合理性があるかどうかで決まる」

 その差別が不当かどうかは、「合理性の有無」で決まります。合理性がなければ「不当な差別」、合理性があれば「不当でない差別」です。この「合理性の有無」は、人道性や社会的効率によって判断されるもので、合理的理由が1つ、2つ、あるからと言って、「合理性」がある、「不当でない差別」である、とはなりません。

差別の第5法則 「差別の種類によって、差別の深刻度が変わるわけではない」

 よく「人種差別はいけないが、年齢差別や学歴差別はしていい」だとか、「女性差別はいけないが、男性差別はしていい(=と言うか、そもそも、男性差別なんて存在しない)」などと言う人がいますが、差別の種類によって「軽重」があるわけではありません。「軽重」があるのは、同一の差別内です。たとえば、人種差別で言えば、「ユダヤ人を強制収容所に入れてしまう」のは重大な差別ですが、「外国人入湯お断り」とするのは(比較的)軽微な差別です(注:ただし、「軽微な差別」だからと言って、「していい」わけではない)。

 これらの「基本法則」は、「差別」を語る上での最低限度の「知っておくべきこと」です。こんなことも知らずに、「差別ではない」なんて言われても、「はあ~? この人、(知りもしないで)何を言っているの?」てな感じです。どんなに頭が良くても、どんな「肩書き」をお持ちでも、知らないことに(軽々に)口出しするのは禁物です。恥を掻くだけです。

(追加)

 あの弁護士さんのコメント欄の質問に答えました。


「入れ墨」の件につきましては、すでに、「HNを使用してください」さんが引用してくれています(注:「サモア」は、「ニュージーランドのマリオ族」の誤りで、すでに修正済み)。また、


という記事もありますので、ご参照くさだい。なお、その際は、【「排除の論理」が妥当だとするならば】という前提の上で話をしていることをご留意ください。

「茶髪禁止校則の件」につきましては、これが「公立」か、「私立」かで、「不当かどうか」の判断がかなり違ってきます。

「公立」ならば、多様性を認めないのは「不当性が高い」となるでしょう。そもそも、元々、茶髪の人は、どうなるのでしょう? 人種が違う場合は? ハーフ(=ダブル)なら?

一方、「私立」の場合は、(伝統的な)建学精神に基づく校則であれば、「不当性」を問うのはナンセンスですし、そうでない場合でも、「公立」よりは、その学校の自由裁量権が尊重されるでしょう。もし、「茶髪禁止が嫌」なら、その学校に入学しなければいいだけです。

 ついでに「東大平行線」の愚論にもお答えしておきました(笑)

 >頓珍漢な「女性専用は憲法違反」なんて訴訟ができると思いますか? 

大阪地方裁判所 H15(ワ)8046 第23民事部

【事案】被告である大阪市交通局の地下鉄で女性専用車両を導入したところ、上記制度においては公共交通機関において女性にのみ特権的便益を与え、憲法14条に違反し、男性を全て痴漢扱いにしていることを前提にしているため、個人の尊厳を定めた憲法13条に違反するもので、上記制度によって痴漢扱いされる屈辱感、差別から生じる不公平感などから、原告が自殺傾向のうつ病となり、心身に疾患を生じて医療費を負担するとともに、最も便利な中央部車両が利用できなくなることから生じる不便、時間的損失などの損害を被ったと主張。よって民法709条に基づき慰謝料50万円を請求する。

それで、 裁判所は「任意ならば、憲法違反ではない」と判断したのですか? 

【判決】以上の事実に照らすと、女性専用車両の導入は痴漢被害防止という正当な目的を有し、痴漢被害防止のためには必要かつ有効なもので、被害の多い路線で、かつ被害の多い時間帯において、その一部の車両に設けているに過ぎず、旅客に運送契約上の義務や罰則を課すものでもなく、あくまで任意の協力の下に実施され、アンケートにおいても国民の多くの支持を受け、多くの鉄道事業者で現実に導入されている制度であることが認められる。以上の点からすると女性専用車両の導入については、目的・手段の相当性・合理性が認められ、憲法14条に違反するとはいえない。

ところで、あなたは、以前から、

①裁判はなかった
②判決文は「反対派」の誰かの作文
③鉄道営業法34条2号は適用できる
④女性にだけ「おまけ契約」がある
⑤利用者は「荷物」と同じで車両の選択権はない
⑥所有者である鉄道会社がどんなルールをつくろうと自由、利用者はそれに従うだけ

などと主張されていますが、今も、それは変わらないのでしょうか?


 以下、弁護士さんと同様、勘違いしている人たちのコメントにコメントしましょう。


「法」さんの2016/09/25(09:17)のコメント

私個人も女性専用車両は女性が痴漢を受けるリスク低減に有効な手段だと思います。

 たしかに、「女性専用車」に乗った女性は痴漢に遭うリスクは大幅に低減されでしょうが、その他の車両に乗っている女性を含めれば、痴漢に遭うリスクは全然、低減されていません。にもかかわらず、「有効な手段」だなんて(呑気に)言っているようでは、「自分さえ痴漢に遭わなければ、他の車両の女性が痴漢に遭おうが関係ない(=どうなってもいい、自業自得だ)」という自分勝手な女と何ら変わりがありません。なぜ、痴漢被害に遭う女性全員の立場に立った考え方ができないのでしょうか?

また、男性からしても痴漢冤罪被害を受けるリスク低減にも同車両は必要だと思います。

 こういう「都市伝説」を信じている人たちが結構います。なぜ、そう思うのでしょうか? たぶん、「女性専用車に女性が乗った分、他の車両に女性が少なくなるから、痴漢にでっち上げられるリスクが減る」ということでしょう。

 いいえ、リスクは減りません。なぜなら、痴漢にでっち上げられるケースは、

①示談金目当て
②腹いせ
③愉快犯
④犯人間違い
⑤偶然の接触

などですが、

①の示談金目当ての女は、「獲物」のいない「女性専用車」に乗らず、他の車両で痴漢でっち上げをする
②の腹いせは、「女性専用車」に乗った男性に向けられることもありますが、携帯の通話を注意したオジサンも、腹いせで「この人に痴漢されました!」なんて言われる場合がある
③愉快犯は、男性がいない「女性専用車」内では、犯行ができない
④比較的混雑している「女性専用車」以外の車両では、痴漢の犯人に間違われることがある
⑤比較的混雑している「女性専用車」以外の車両では、偶然の接触が起こる確率が高く、痴漢に間違われることがある

ということなので、「リスクが低減する」なんてことは考えられません。むしろ、「女性専用車」以外の車両では、確率的には、リスクが増大すると言えるでしょう(注:トータルでのリスクは同じ)。

「保守派です」さんの2016/09/25(10:07)のコメント

私の意見もある意味一つの差別かも知れませんが、「女・子供」は男性にとってそもそも保護の対象ですよ。 

 自覚されているようですね(笑) でも、「それが悪いこと」だとは思っていないのでしょうね。もし「悪いこと」だと思っていたら、自分から、あえて「差別(かも知れない)」なんて言いませんから、普通。

 いいえ、今時、「女性を子供と一緒くた」にしてはいけません。それこそ、女性団体から、非難轟々ですよ。このように、「男性差別」を肯定する連中には、「似非フェミ(=ワガママ女を優遇する連中)」だけでなく、「バカ・マッチョ(=あくまで男性優位の範囲内で、女性を優遇する連中)」もいます。

女性専用車両が男女差別などと言う男性は情けな過ぎですな。

 「女性専用車」は、ただの「男性差別」ではありません。ウソをつき、痴漢と一緒くたにして、排除しようとする「トリプル悪」です。これに気づかない、これに無頓着なのは、(人として)いかがなものでしょう?

日頃の日常生活も割り勘主義とかでやっているんですかね。そんなんじゃ、もてませんよ。 

 私・ドクター差別の場合は、「自分が払う派」でした。でも、これは自分の彼女に、自分の意思でそうしていたわけで、赤の他人のオバサンに、鉄道会社から言われてするようなこととは、全然違います。なお、私はイケメンでしたし、(自分で使える)お金も十分ありましたので、相当、もてましたよ(笑)

女性は立ててやらないとトラブルの元です。 

 「立ててやってる」つもりが、「いい様に使われて、バカにされている」ということに気づかない、「バカ」がつくほどの「お人好し」ですね。てか、そんなにしてまで、モテたいの?

「ケイ」さんの2016/09/25(10:07)のコメント

どちらの主張も一理ありますね。

 (弁護士さんの主張に)一理、あるわけがありません。これって、「動画」へのコメントで、圧倒的に女性乗客が悪いにもかかわらず、「どっちもどっち」なんてコメントする「賛成派」と同じですね(苦笑)

カップルは良しとするのはどうですか? 

 「誰でも良しとする」ですね。実際、ルール上、そうなっているんですから。ルールは守りましょう。

これでしたら女性専用車両だけ空いているという不満は少しは改良になると思うけど。 

 「空いているから問題」ということではありません。もちろん、「混雑差」は、反対する理由の1つにはなりますが、「ウソ」や「差別」に比べたら、瑣末な話です。なぜ、瑣末な話を問題にして、肝心の話(=ウソや差別)には無頓着なのでしょう?

「元産経新聞購読者」さんの2016/09/25(11:32)のコメント

いつかはこんな通勤地獄から抜け出してやるぞーーーって男は頑張ればいいんですよ。

 論点がズレていますね。「混雑は我慢して、女性専用車に賛成しろ(=我慢しろ)」ということでしょうか? 私らは、混雑には我慢していますが、「女性専用車」には我慢ができないんですけどね。

チマチマしたことで差別だ何だとせせこましい。

 「差別を差別と認識できない」と、「差別」を肯定してしまう羽目になるんですね。


なな」さんの2016/09/25(12:34)のコメント

私にはこれが差別の問題だと考えるのは難しいです。 

 同じ運賃を支払って、女性はどの車両にも自由に乗れるが、男性は一車両(=女性専用車)に自由に乗れないのは、「属性(=性別)による差別」です。鉄道会社は、「任意の協力」だと言っていますが、ウソ表示やしつこい声掛け・アナウンスにより、事実上、一般男性は乗れない状態になっています。これは、間接差別説では、立派な「差別」です。

電車内で、特にラッシュアワーに痴漢にあったことがある女性は、少なくないと思います。

 人生で一度以上、痴漢に遭った女性は、「7割」ほどだそうです。そして、そのほとんどは、痴漢なんぞ自分で退治できる年齢に達している人たち、あるいは、すでにその種の犯罪被害から「卒業」している人たちです。

被害女性の声の多さに加えて現場の鉄道会社の方々もそのような認識をお持ちであることからできたのが女性専用車両(あるいは時間帯)なのだと思います。

 なら、なぜ、「痴漢被害を減らそう」という試みはしないのでしょうか? 痴漢のターゲットになる(若い)女性をなぜ、「女性専用車」に誘導しないのでしょうか? それをしないから、痴漢被害が減らないのです。

 あるいは、痴漢なんぞ自分で退治できる年齢に達している人たち、あるいは、すでにその種の犯罪被害から「卒業」している人たちに対して、男性同様、なぜ、乗車を遠慮して貰わないのでしょうか? その人たちが乗らなければ、その分、痴漢のターゲットになる(若い)女性が代わりに乗れますね。

これによって心理的に救われ、電車通勤・通学・通院などのストレスが軽減された、電車に乗ることができるようになったという女性も少なくないでしょう。そこに第一の意義を見出してほしいと思います。 

 そもそも、過去の体験や病気を理由にしたら、「属性による排除」が正当化されるという考えが間違っています。これが通用したら、「過去に黒人にレイプされた、そのせいで黒人が怖くなった、だから、黒人は乗らないで」も通用してしまいます。

 「黒人差別」と「男性差別」は違う? いいえ、同じ「属性による差別」です。

男性の痴漢被害者もいらっしゃるでしょう。数の問題じゃないと思われるかもしれませんが(私も数ではないと思うのですが、数は一つの目安になるのだと思います)、数からいえば、女性の被害者の方のほうが圧倒的に多いのが現状ではないでしょうか。 

 それを言ったら、「痴漢でっち上げ」の被害者は、圧倒的に「男性が多い」ですし、その「実害」は、痴漢行為の比ではありません。必要性からすれば、「女性専用車」よりも「男性専用車」の方が数倍、いや、数十倍必要でしょう。

いわばこれはこれまでの被害実態に応じた鉄道会社による環境調整の努力のあらわれだと思います。

 本気で、痴漢被害を減らしたいなら、「監視カメラ」の方が余程、効果的です(注:てか、「女性専用車」では痴漢被害は減らない)。韓国は、「女性専用車両では痴漢犯罪が減らない」ということで、ソウルの地下鉄に「監視カメラ」と「保安員の同乗」を実施しています。

もし車内での痴漢被害の声が男女同数ということであれば、女性のみに環境調整を行うというのは差別になる可能性があると思います。

 ですから、より深刻な「痴漢でっち上げ」をどうにかしてくださいな、男性乗客のために。それをしないのは、「片手落ち」も甚だしいですね。

将来的には男性専用車両ができるのもいいことなのかもしれません。

 「女性専用車」よりも、「実害」が深刻なこちらが先決でしょう。ただし、所詮、「専用」にはできませんけどね、「女性専用」にしろ、「男性専用」にしろ。

児童専用などなどできてもいいかもしれません。 

 なら、「お年寄り専用」、「日本人専用」、「LGBT専用」なんてのも、必要ですね?

アンケート調査で(女性専用車両内で)「お化粧ができるようになった」というのは数ある中の一部の声であって、そのために女性専用車両ができたわけじゃありません。

 「女性専用車」を利用する理由は、1位が「空いてて快適」、2位が「(臭い)オヤジがいなくていい」、3位が「男の目を気にせず、化粧ができる、飲食ができる、居眠りができる」です。「痴漢対策」として利用しているのは、わずか「10%程度」です。

それにラッシュ時であれば、バッグなどの荷物が身体から離れないようにするので必死で、お化粧なんて不可能でしょう。

 座って化粧をする女、立って化粧をする女、様々です。

これからも利用者の声によって試行錯誤がなされていくでしょう。

 導入されて10年以上経ちました。そんな(試行錯誤の)時期はとっくに過ぎています。「失敗」だったことは明白です。間違いを認めることは、誰かさんもそうですが、難しいことです。でも、間違いを認めないこと、間違いをし続けることの方が余程、深刻(な問題)です。

そのプロセスにおいて「差別が生じないように」という重要な視点も活かされるのだと思います。

 出来た時から、「差別」だと分かっていたはずです。しかし、「痴漢対策」を名目にすれば、「(男性を)差別してもいい」と考えたのでしょう。ここの「賛成派」、「容認派」も、似たり寄ったりでしょう。

 鉄道会社は、大人しい日本のサラリーマンのことだから、大した「反対」はないだろう、と考えていたことでしょう。まさか、「女性専用車」、「Women Only」などと表示されている車両に乗る奴なんていないだろう、と考えていたはずです。だから、私らのように「乗れる」と言うんなら乗りますよ、という男性が現れて、ビックリしたわけです。

 そこで、数年前までは、強硬手段に出ていたわけです。停車駅毎に駅員が数人出迎え、降車を促す、降りないと同乗して牽制、時には有形力を行使していました。警察を呼んだりもしました。私ら(の乗車)をトラブルの原因、電車遅延のせいにしていました。それに同調するかのように、女性乗客の横暴(=暴言・暴行)も横行していました。

 ところが、私らが「任意確認乗車」を続けていくうちに、潮目が変わりました。とくに、「任意確認乗車」をしている際の駅員や女性乗客の様子が「動画」でアップされ、その所業(=横暴)が明らかになるにつれて、鉄道会社への批判が高まり、私らの行動に賛同する人たち、さらに、私らを真似て「女性専用車」に乗る人たちが現れました。

 今、鉄道会社は、完全に及び腰です。私らを避けています。知らんぷりをしています。一部の路線(注:関東では、小田急線、田園都市線など)を除き、しつこい声掛けも激減しています。最近は、案内アナウンスまで、槍玉に挙げられる始末で、ビクビクしています(笑)

 追加分です。

「法」さんの2016/09/25(23:44)のコメント

男性専用車両はむさ苦しいし嫌だなあというのが本音です。ただ、痴漢冤罪回避の目的のためなら、これもありかなと思います。 

「男性専用車両」をつくったところで、運送契約上は、「女性専用車」のように所詮、「女性も乗れる男性専用車」であることをご存知でしょうか?

しかし、女性専用車両を男性差別と激烈に反対する程のことかなあと疑問に思います。

鉄道会社が「女性専用車両には男性も乗れます」と言っているにもかかわらず、男性が乗ると激烈に反対する女性がいるのが、私には理解できません。文句を言うなら、「男性も乗れる」と言っている鉄道会社に言っていただきたいものです。

過去、何度か乗り遅れまいと飛び乗った車両がたまたま女性専用車両だったことがありましたが、乗車していた女性は男性の私に特段の反応も示さなかったし。。

いつもいつも、女性が声掛けしてきたり、トラブルを起こすわけではありません。確率的には、何もないことの方が圧倒的に多いです。また、今は、以前ほど、「事件」が起こることはなくなりました。それは、私らの活動(=任意確認乗車)の成果でしょう。

(私は乗車後、一般車両に移りましたけど。) 

なぜ、あなたは、他の車両に移動されたんですか? 「女性専用(の)車両」だから? いいえ、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両です。鉄道会社がルールとして決めたことだから? いいえ、そんなルールは(運送契約上)どこにもありません。

もし、あなたが「痴漢」でないなら、「痴漢対策」として設けられた「女性専用車」から移動する必要性はどこにあるのでしょうか? それとも、「痴漢対策」は関係ない、「女性が(男性を)嫌がるから」ですか? そんな「ワガママ」を受け入れるんですか? いいえ、「男が嫌」なんて言う女は、公共交通を利用する資格はありません。

それとも、「男性が怖い女性」のためですか? 過去に性犯罪に遭って、男性が怖くなった女性のためですか? まあ、そういう女性がどんだけいるのかわかりませんが、また、その「程度」もわかりませんが、「男性が怖いから、他の車両に移動して」が通用したら、「黒人が怖いから、他の車両に移動して」も通用してしまいます。「Women Only」が通用するなら、「White Only」や「Japanese Only」も通用してしまいます。

女性専用車両に入って暴言や暴力まで振るわれそうになったのは、女性専用車両に入った男性に何らかの原因があったのでは?とつい思ってしまいます。 

いえいえ、単なる「数」の問題です。一度や二度ではなく、何度も乗れば、少なくとも、ガン見される、声掛けされる、という機会に遭遇するはずです。これでも十分、失礼ですが、(確率は低下しますが)侮辱されたり、時には(軽いとは言え)暴力を振るわれたりします。こうなると「迷惑」を通り越して、「犯罪(=侮辱罪、強要罪、暴行罪等)」です。

「オナベ」さんの2016/09/25(20:32)のコメント

毎日女性専用車で通勤していますが、この前どう見ても男性に見える方に、駅員さんが「ここは女性専用車両なので移動して貰えませんか。」と聞いたら、その人が烈火のごとく怒りだし、

「烈火のごとく怒りだす」必要があったかどうかは別にして、公衆の面前で「性別」というプライバシーに関わることを問うのは(注:結果的にそうなっている)、不必要かつ失礼な行為です。もちろん、本当に「女性専用」なら、それでもいいわけですが、所詮、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両なのですから、声掛けは不要ですね。

駅員さんも強制ではないことは知っているので、諦めて立ち去りましたが、女性の中にもこのようなマナーの悪い人間もいるのですね。

マナーは悪いとしても、言っていることは、この女性の方が「正しい」ですね。

ところで、男性差別だという方は冤罪対策も含めて、この方のように男性専用車両の設定を要望してみては? 

「目には目を、歯には歯を」という発想で、「男性専用車両」の導入を望む声がありますが、「差別」に「差別」をもって対抗するだけで、根本的な問題の解決にはなりません(注:「女性専用車」と同様、「避難所」になるだけで、「痴漢でっち上げ」自体は減らない)。「痴漢でっち上げ」をなくすには(又は、激減させるには)、男女を完全に分ける、「男女別列車」にするしかありません。

なお、運送契約上、「女性専用(の)車両」が存在し得ないのと同様、「男性専用車両」をつくったところで、所詮、「女性も乗れる男性専用車両」でしかないことを知っておくべきでしょう。

 さらに、追加です。「東大平行線」がまたデタラメを言っているので、コメントしておきました。

繰り返しになりますが、「事実」を指摘しておきます。

それは、運賃を支払った乗客の法律上の地位を間違えているからです。 

鉄道事業者と旅客との取り決めは、「旅客営業規則」に書かれております。旅客への提示義務があるので、どこの駅にも置いてあります。もちろん、法律に抵触する「契約事項」は効力を有しませんし、「旅客営業規則」に書かれていなくても、法律・条例を遵守するのは言うまでもありません。

ドクター差別さんは、運賃を支払えば何処でも乗る権利があると誤解しています。

「旅客営業規則」を見れば明らかですが、「御料車」、「グリーン車」、「貸切車両」などの「特別旅客車両」以外の車両には、運賃を支払えば、誰でも、どの車両に、自由に、乗れます。

その誤解を前提に女性専用車両は権利が男性だけ少し制限されていると考えています。 

いいえ、鉄道会社は、「女性専用車には男性も乗れる」と主張している、認めていますので、男性の権利は(女性と同様)全く制限されておりません。

「男性の権利が制限されている」と主張されているのは、あなたや一部の「賛成派」です。

しかし、鉄道旅客契約ではどの車両でも乗客の思う通りに自由に乗る権利はありません。 

と、あなたは長年、主張されていますね。

権利がないのに、一両だけ女性専用車両に乗車できない不利益を受けていると被害妄想をしているだけです。

あなたが長年、「女性専用車両に乗車できない(=利用者に車両を選ぶ権利はない)」と主張されています。そして、「女性だけに、おまけ契約(=文書によらざる贈与類似の特権付与契約)があり、それは、女性が自動改札機を通過したのを駅員が目視した時点で成立する」などとおっしゃっています。ただし、「日本広し」と言えども、その「おまけ契約」の存在を知っているのが「あなただけ」というのは、どうしてなのでしょう?

判例がある? だからどうなのですか?

裁判でも、「女性専用車には男性も乗れる」と認めている、ということです。「男性も乗れるなら、憲法違反ではない」ということです。
 
判例の理由中の判断は一般的な拘束力はありません。 

同種の事例については、「同じような判断が下される」ということです。実際、大阪市が被告の裁判も、JR西が被告の裁判も、概ね、同じ結論に至っています。

それに本物かどうか非常に疑わしいです。 

私以外にも、2人の方が「大阪市(交通局)」から、判決文のコピーを入手されています。情報公開請求をすれば、誰でも入手できます。

なぜなら、 判決正本の認証がありません。 

もし、疑問があるなら、大阪市(交通局)に問い合わせたらいかがでしょうか?

どこの馬の骨が書いたものか分かりません。

裁判所の事務官が作成したのでしょう。名前が書いてありますから。
2016/09/26(16:54)ドクター差別
 
 「東大平行線」には、今更、何を言っても無駄ですが、閲覧者のために「反論」した、と言うか、「事実」を披瀝しておきました(苦笑&汗)

 続きです。こいつに何を言っても無駄ですが、閲覧者の方々のために「反論」と言うか、「事実」をお知らせしているわけです。ああ、しんど(苦笑)

あなた(=東大平行線)には、何度も説明しているはずですが?

乗る権利があるかどうかですよ。 

乗客に、運送契約上、「乗る権利」がないわけがありません。「乗る権利」がない者を「乗客」とは言いません。

もちろん、運送契約を結べば、誰でも(一般旅客車両の)どの車両にも「乗る権利」があるわけです、女性だけでなく。女性のためだけの「おまけ契約」なんて(どこにも)ありません。
 
貴方の誤解は、法的権利とは言えない、単なる運送債務履行の法的反射を乗客の乗る権利と誤解しているにすぎません。 

法的反射? あなたの間違いは、どこからか裁判例や法令や法律用語を借りて来て、それが当てはまらない事例に対して、それを(無理矢理)あてはめようとすることです。

「文書によらざる贈与類似の特権付与契約」(注:たとえば、口頭で「これ、あげるよ」と言った場合、それ以外に文書による正式な契約書がなければ、口約束でも、その内容で契約したことになる)を「女性専用車」のケースに(無理矢理)あてはめ、女性乗客だけが「おまけ契約」によって「女性専用車」に乗れる、と主張する、これなんぞ、その典型ですね(苦笑)

こういうとんでもない発想が生まれるのは、裁判所や国交省、そして、鉄道会社が認めている「女性専用車には男性も乗れる」という事実を(頑なに)認めようとしないからです。

鐡道会社の運送債務履行のために、その車両に乗せていただいているだけです。 

乗せていただいている? あなたは、「(男性)乗客は荷物と同じ(で、乗る車両を選べない)」ともおっしゃっていましたが、なら、なぜ、鉄道会社は「乗客(=お客様)」なんて言っているのでしょう?

貴方の言う判例というのは、原告が精神的苦痛を理由とする不法行為責任追及の訴訟でしかも敗訴しているではないですか。 

原告は「女性専用は憲法違反」と訴えた、そしたら、鉄道会社は「任意(=男性も乗れるの)だから、憲法違反ではない」と抗弁した、結果、裁判所は「任意ならば、憲法違反ではない」と判断した、という話です。負けた(=憲法違反ではない)けど、勝った(=男性も乗れると証明された)わけです。

事務官の記名捺印がありませんが、どこに記名捺印があるのですか?

記名はあります。捺印はない場合もあるそうですが、疑問なら、大阪市(交通局)に問い合わせてみたらいかがでしょう?


 続きです。いつになったら、本人(=弁護士さん)が「反論」するのか、心待ちにしていたら、やっと、コメントがありました。


○No title

ドクター差別を名乗っている方に対してですか? 

反論する価値もないので相手にしないだけ、ただご挨拶程度にコメントしただけです。 
こんな視点で考えるのね、というレベルでは参考にはしますが、その程度です。
2016/09/25(01:30) 猪野亨

○No title

もう一言、言っておきましょうか。 
今まで女性の置かれていた地位、今なお男社会であること、さらに痴漢等の被害は圧倒的に女性が受けるものであること、からすれば女性専用車両も当然のことであって、この程度も許容できないなんて、かわいそうだなと思っているところです。
2016/09/25(01:32) 猪野亨 

 でも、これ、「反論」ではないですね。「反論」になっていませんね。これでは、弁護士さんの支持者にでさえ、「逃げている」と思われても仕方ないのではないでしょうか? 自分の得意分野以外のことにウッカリ手を出した、「女性専用車」に関して軽々に発言した「代償」は、本人が思っている以上に深刻かも知れません。

 周りが「先生」、「先生」と持ち上げるものだから、後に引けなくなっちゃった、って感じですね。でも、コレって、対応としては「最悪」です。意固地になって、自分の間違いや勘違いを認めないと、発言したこと以上に大変なことになる、弁護士としての「信用」を失いかねません。

 まあ、これって、プライドが高い人であればあるほど、やってしまいがちな失態ですね。でも、弁護士だからって、そんなプライド、「女性専用車両」と同様、端から「存在しない」のです。政治家だって、大学教授だって、同じです。ただの「肩書き」、そんなものにしがみついている、そういう「肩書き」でしかモノが言えないとこうなる、「間違いを間違いと認められなくなる」のです。

 「お説教」はこれくらいにして、多少は「反論」してあげましょう。

反論する価値もないので相手にしないだけ、

 こちらは、「差別」や「女性専用車」について、具体的かつ懇切丁寧に説明してあげているわけです。「反論する価値もない」のではなく、「反論するスキがないので、反論したくても反論できない」というのが本当のところでしょう。

こんな視点で考えるのね、というレベルでは参考にはしますが、その程度です。

 私は、ドクター差別の個人的見解を述べているわけではありません。18年以上の「差別の専門家」としての知識・見識を元に、また、「女性専用車」に関しては、10年近い「理論武装」と「実践経験」を元に発言をしております。

 一方、この弁護士さんは、「差別」について、どんだけ学習しているのでしょうか? 「女性専用車」について、どんだけ実情を知っているのでしょうか? コメントを見る限り、単なる「感情論」でしかない、「観念論」でしかないように見受けられます。

今まで女性の置かれていた地位、

 もし「女性差別」があるのであれば、それは(法律的並びに制度的に、又は、個別の案件毎に)解決しなければいけないわけで、何の関係もないところで、女性を優遇して済む話ではありません。

今なお男社会であること、

 いえいえ、公務員採用試験や大学入試の「女子受験者へのえこひいき」、官憲・司直の「(確かな証拠もなしに)女性の言い分を鵜呑みにする傾向」、「女性専用車」、図書館の「女性専用席」、ホテルやカラオケ屋の「女性専用フロア」、「レディース・デー」や「女性割引」、豪華かつ広いスペースの「女子トイレ」などの「女性優遇」が氾濫し、何の落ち度もない男性が不利益を被っているのが現状ですよ。一体、どこを見ているのでしょう? 一体、いつの話をしているのでしょう?

 「男社会」だからこそ、こういう取り組みがされている? いいえ、今は、全く差別されていない女子が優遇され、何の落ち度もない男性が冷遇されているのです。むしろ、「女社会」になってしまっているのです。しかも、「能力のない女性」、「ワガママな女性」が優遇されているのですから、単なる「男性差別」ではない、「能力主義の否定」、「モラルの崩壊」です。

さらに痴漢等の被害は圧倒的に女性が受けるものであること、

 だから、どうだと言うのでしょう? 痴漢でない男性は、痴漢犯罪と何の関係もございません。痴漢でない男性に向かって、痴漢の話をすること自体、失礼です、不愉快です。

 それとも、「痴漢はほとんどは男である。同性として反省すべし。少しくらい不利益があるからと言って、ガタガタ言うな! ちいせえ男だなあ」とでも言うのでしょうか? おいおい、これこそ「ミソもクソも一緒くた」の論理、「差別」の論理ですぞ。何で、赤の他人のしでかすことで、反省しなければならないのでしょう? 不利益を被らなければならないのでしょう?

 この理屈だと、「売春婦のほとんどは女である。同性として恥じるべき」となりませんか? しかし、レディーなら、売春婦と一緒にされたら、怒りますよね? 「何で、赤の他人のしでかすことで、恥じなければならないの?」となるでしょうね。

からすれば女性専用車両も当然のことであって、

 そもそも、「女性専用車両」が、そんなにすばらしいものなら、なぜ、「女性専用」でもないのに、「女性専用車」とか、「Women Only」などとウソをつく必要があるのでしょうか? 「優先席」のように、「女性優先車」で十分ではないですか?

 ところが、鉄道会社は、「優先だと、男性が乗り込んで、成り立たない」と言っています。「任意の協力」だと言っておきながら、男性の「善意」を端から信じていないのです。

 だから、「女性専用」でもないのに、「女性専用車」とか、「Women Only」などとウソをつく? とんでもない話です。そんなものに「ご理解ご協力」なんぞできるわけがありません。

この程度も許容できないなんて、

 普通、ウソをつかれたり、痴漢扱いされたら、怒りませんかね? 痴漢扱いなんてしていない? いえいえ、鉄道会社は、痴漢と一緒に(痴漢でない男性を)排除しようとしているんですから、「痴漢扱い」されているのは明白です。「被害妄想」なんて指摘は、的外れです。

かわいそうだなと思っているところです。

 逆ですよ。こういう弁護士らしからぬ(感情的な)記事を載せ、しかも、頑なに「軌道修正」しようとしない、これでは、今までの支持者が離れてしまわないか、(他人事ながら)心配です。いや、それだけではない、こんだけ現状認識が杜撰だと、「本業(=弁護士稼業)にも影響しかねないのでは?」と思ってしまいます。


 前回の続きです。 この弁護士さんのブログの記事、


にコメントしました。「差別ネット」のブログ記事の紹介、ほんの「ジャブ」です(笑)

○黒人差別も男性差別も同じ

「差別の専門家」です。文中に幾つか間違いや勘違いがあります。 


にて、指摘しております。良かったら、参考にしてください。 
2016/09/23(03:02) ドクター差別

 「これでわかってくれるかな?」と思っていたら、甘かった(笑) 「確信犯」なのでしょう、弁護士さんから、

○No title

 上記リンク先の指摘ですが、「差別」と言っているだけで、何故、属性以外の理由が全く述べられておらず、全く参考になりません。
2016/09/23(03:43) 猪野亨

との(私の指摘を真っ向から否定するような)コメントが返ってきました。1つ1つ丁寧に指摘しているにもかかわらず、ご自分の間違いや勘違いに気づかないようです(苦笑) たぶん、「差別とは何か?」が全くわかっていないからでしょうね。

 そこで、以下の(ストレートな)コメントを送りました。

○No title

>上記リンク先の指摘ですが、「差別」と言っているだけで、何故、属性以外の理由が全く述べられておらず、全く参考になりません。

「(不当な)差別だからいけない」というのは、それ1つで、十分過ぎるほど説得力があるものです。そう思わないのは、「差別」というものを軽視しているからではないでしょうか?

なお、「女性専用車」については、「男性差別である」ということだけでも十分、反対に値することです。痴漢対策が必要? なら、差別にならない方法でやる、やればいいだけです。

まあ、これ以上の反対する理由を挙げるとすれば、以下の通りです。

①「女性専用」でもないのに、なぜ、「女性専用車」とか、「Women Only」などとウソをつくのか? 鉄道会社の説明では、「ウソをつかないと、男性がドンドン乗り込んで、女性専用車が成り立たないから」だそうです(笑) 「ウソをつかないと成り立たない代物」なんて、そもそも、この世に存在していいのでしょうか?

②「女性専用車」に女性全員、あるいは、痴漢のターゲットになる女性を全員、半ば強制的に乗せなければ、痴漢被害は減りません。現状は「そうなっていない」ので、「女性専用車」に乗ったA子さんの代わりに、他の車両に乗っているB子さんが痴漢被害に遭う、つまり、被害者が代わるだけで痴漢被害は減っておりません。

③「痴漢対策」と称して、なぜ、痴漢でない男性に声掛けし、他の車両に移動させようとするのでしょうか? 痴漢でない男性を他の車両に移動させる(もっともらしい)理由が見当たりません。てか、もし、声掛けした相手が「痴漢」なら、他の車両に移動させて済む話ではないでしょう。要するに、どっちにしても、他の車両に移動させるのは無意味です。

④なお、弁護士さんなら当然、ご存知でしょうが、「犯罪を犯す前に、なんびとも逮捕されたり、取り締まられたり、差別されたりされない」というのは、法治国家の大原則です。であれば、「賛成派」がよく言う、「誰が痴漢かわからないから、男性は乗らないで」というのが成り立たないことは、言うまでもないでしょう。

あなたの主張には、「単なる傾向をステレオタイプ化してして、女性は○○である、男性は××である」と決めつける傾向があります。あなた自身は、そういう自覚はないのかも知れませんが、結果的に、そうなっています。いわゆる「ミソもクソも一緒くた」です。そして、そういう考え方こそ、差別を生じさせる元凶なのです。
2016/09/23(13:09) ドクター差別

 一方、2016/09/23(04:44)のmitsuru氏のコメントは、的を射てますね。

「女性の方が男性に比べ比較的、異性との密着を嫌っている人が多いが男性だって異性との密着を嫌っている人も少なからずあり、程度の問題に過ぎない」という状況であることは僕には自明に思われます。で、その程度のものをもって、専用車といった決然とした差別(でも区別でも何でもいいですが)を「合理的」と見なすことができる、というのであれば、世の中の大抵の差別は許容されてしまうのでは?というのが僕の疑問です。

 その通りです。単なる「傾向」から、「女性は○○である、男性は××である」と決めつける、極めて非科学的な考え方です。と言うか、そういう考え方こそ、差別の「元凶」ですね。

黒人を差別していたときの米国を想像してみてください。例えば、黒人の方が白人に比べて犯罪を犯す率が高いと当時の白人たちが信じており、従って白人の方がより、黒人との同席を怖がっていた、としましょう。
(実際当時の米国の社会はそうだっただろうと思います)その場合、「白人専用車」を作ることは合理的だと、あなたはお考えでしょうか? 

こう言うと、大抵、「黒人差別と男性差別は違う」という反論が(「差別主義者」から)返ってきます。いいえ、同じ「属性による差別」、「不当な差別」です。

素朴に読むと、「痴漢や痴漢冤罪が社会問題になっている」ことが「女性専用車を設ける」ことの理由になり得る、と仰っているように読めます。「痴漢が存在する」ことが女性専用車を設けることの理由になり得る、ということは、主張としては理解できます。(もちろん賛成はできませんが) 

 「女性専用車は痴漢対策のために導入された」というのは、一見、もっともらしい言い訳ですが、その実態は、痴漢でない男性まで排除しようとする、男性を1人も乗せないことが目的化している「男性対策」そのものです。

しかし僕にわからないのは、あなたの文章は「痴漢冤罪が社会問題になっている」ことも女性専用車を設けることの理由になり得る、と言っているように読めることです。いつも不思議なのは、女性専用車に賛成する人たちは、かなりの確率で「痴漢冤罪を防ぐためにも役だつ」と言っている、ということです。一体どう役に立つのでしょう?

 「女性専用車に女性が乗れば、他の車両に女性が少なくなるから、その分、痴漢冤罪も少なくなる」ということなのでしょうが、痴漢冤罪を引き起こす女性の数は減らないのですから、痴漢冤罪が減るわけがありません。

 これは、痴漢犯罪も同様です。「女性専用車」があっても、痴漢の数は減らないのですから、痴漢犯罪が減るわけがありません。

痴漢冤罪をしたがる女性は、女性専用車ではなく一般車両に乗ってきますよ。当然ですが。なので、「男性専用車」も同時に設ければ冤罪を防げる、というのならわかりますが、そうでない限り、女性専用車がどうして冤罪を防ぐことに役立つのでしょう? 

 痴漢冤罪、と言うか、痴漢でっち上げは、以下の原因で起こります。

①示談金目当て→「示談金目当て」の女は、「獲物」のいない「女性専用車」には乗らず、他の車両に乗るでしょう。

②腹いせ→マナー違反を注意されて、その「腹いせ」で痴漢にでっち上げる、というのは、「女性専用車」以外の車両で起こります。一方、「女性専用車」に乗る男性を敵視する女は、その「腹いせ」で、「女性専用車」に乗っている男性を痴漢にでっち上げる可能性があります。

③犯人間違い→男性がほとんどいない「女性専用車」内では、犯人間違いは起こりません。一方、他の車両では、男性が多くいて、犯人に間違われる可能性があります。てか、痴漢は、そういう状況で、他の男性に紛れて、痴漢をするでしょう。

④偶然の接触→「偶然の接触」を痴漢行為と勘違いされるケースですが、これは、「女性専用車」よりも比較的混んでいる「他の車両」で起こる確率が高いでしょう。

 こう考えると、「女性専用車」があったからと言って、決して、痴漢でっち上げが減ることはないことがおわかりでしょう(注:痴漢冤罪は、官憲・司直が、確かな証拠がなくても、女性の言い分を鵜呑みにするのが原因である)。

>>それ以上に、法的に規制されたものではないということで、わざわざこの女性専用車両に乗り込む男もいるそうですが、その行動は私は批判されて然るべきと思います。 
これは明らかにおかしいように思われます。どうして批判されて然るべきなのでしょうか? この人たちは、まずその鉄道会社に問合わせた上で、「女性専用車には一般の男性も問題なく乗れます。マナー違反でもありません」という回答を得てから乗っているはずです。 

 「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両に乗っているだけで、「変態男」なんて言う輩がいます。

朝の通勤ラッシュの東横線、女性専用車に厚かましく乗り込む変態男

 これが本当なら、鉄道会社が「女性専用車に変態男が乗ること」を認めていることになりますね? んなわけ、ありません(笑)

なので、もしそれが誰かに何かの迷惑をかけているのだとしたら、批判されるべきなのは男性たちではなく、鉄道会社の方であるはずです。これは極めて自明なことに、僕には思われますが。

 その通りです。「女性専用車に男性が乗ること」に反対なら、乗っている男性に対してではなく、それを認めている鉄道会社に対して文句を言うべきです。まあ、相手にされないでしょうが(笑)

 さらに、続きます。2016/09/23(15:31) のゆうじ氏のコメントに対する(私の)コメントです。

○No title

人種種差別の論理なんですよね。 

そうです、「黒人差別」も、「男性差別」も、同じです。

例えば、ヘイトスピーチの桜井誠が主張する通り、ある民族の犯罪率は実際高いのですが、それを根拠に、スリ、ひったくり防止用の日本人欧米人専用車両なんて作ったら、 猪野先生がまっさきに激怒すると思う。 

ある「右翼」が、朝鮮人差別を正当化するために、「朝鮮人は皆、反日だ」と言っていました。まあ、「反日」を差別するのは、「不当な差別」とは言えませんからね。しかし、私・ドクター差別は、少なくとも、10人の「親日的朝鮮人」を知っていますので、この理屈は成り立ちません。てか、「反日的日本人」は、差別しないのでしょうか?

さらには、今回話題の性犯罪でいうと、特定民族の男性の性犯罪率は有意に高いのですが、日本人専用車両作ったら賛成できますか? 

「Japanese Only」が差別なら、「Women Only」も差別です。サポーターが「Japanese Only」という横断幕を掲げただけで大騒ぎになったのに、鉄道会社が堂々と「Women Only」というウソ表示をしても、なぜ、大騒ぎにならないのでしょうね?
2016/09/23(15:58) ドクター差別

答え 大抵の日本人が、「差別に無頓着だから」、とくに「男性差別に無頓着だから」です。

 結局、この弁護士さん、ザックリ言えば、

①「区別」と「差別」の違いがわかっていない。

②「傾向や一部の性質」を「全体の性質」に置き換えてしまっている。

③「合理的理由が1つでもあれば、差別をしてもいい」と勘違いしている。

④「女性専用車(1両)」と「男女別列車」の違いがわかっていない。

⑤「女性専用車が痴漢対策にも冤罪対策にもなる」と勘違いしている。

ということですね。

 さらに、追加です。2016/09/23(21:05)のゆうじ氏のコメントへの私のコメントです。

ドクター差別さん、猪野先生、両方の活動を見てきた私には、ともに人権を尊重してきたお二人が、まさか罵り合うことになるとは、、と驚き悲しく思います。 

 私・ドクター差別の場合、すべての(不当な)差別に反対しております。ただし、一個人や一団体でできることは限られておりますので、一般の方が「差別」と思っていない差別、「差別」と思っていても「大したことない差別」と思っている差別に特化して活動しております。ということで、「年齢差別」や「男性差別」について、現在、主に活動しているわけです。

 一方、「差別反対」を主張したり、1つの差別に熱心に取り組んでいる人たちのなかには、「黒人差別はいけないが、年齢差別なんてどうでもいい」だとか、「女性差別はいけないが、男性差別なんてあるわけがない」などと勘違いされている人たちも散見されます。このような「A差別はいけないが、B差別はしてもいい」などという考え方は、本当の意味で「差別に反対している」とは言えません。しかし、世間では意外に多いので、驚かされます。

お二人の意見が噛み合わないのは、猪野先生が、女性専用車両を大々的に実施している首都圏での実情に疎く、あれが、一般車両にすし詰めにされる大部分の女性と、「男がいなくて座ってお化粧できてラッキー」と抜かす一部女性を生み出しておりおよそ人権とはかけ離れたシロモノだということがわかっておられないからだと思いますよ。 

 たしかに、「女性専用車」と「他の車両」の混雑差を目の当たりにすれば、その必要性や目的自体を疑問視する人たちはいるでしょう。ただ、「では、混雑差がなければ(女性専用車は)いいのか?」と言ったら、そうではなくて、「ウソまでついて、何の落ち度もない男性を(結果的に)痴漢扱いし、排除しようとしている」という悪質性こそが問題だと言えるでしょう。

ドクター差別さんの動画を見ると、気性の激しいいきなり罵倒したり、暴力ふるったりと、人権はどこにいったのだろうか、というのが女性専用車両の事態だとよくわかります。 

 そうですね。実際、「女性専用車」に乗らなければ(あるいは、何年か前のひどい状況の「動画」をご覧にならなければ)、それ(=女性専用車)が「差別」であると実感されにくいでしょう。男性利用者のデメリットは、せいぜい(多少)利便性が損なわれる程度ですから。

 しかし、「女性専用車」に乗ったら、それが「差別」であると実感されるでしょう。まず、チンピラがするように「ガン見」されます(注:「女性専用車」以外でガン見されることなんて一度もありません)。また、赤の他人(の女性)から、気安く声掛けされます(注:これまた、「女性専用車」以外ではあり得ないことです)。

 いえいえ、こんなのは「序の口」です。「バカ」、「頭おかしい」、「気持ち悪い」、「変態ジジイ」などと罵られます。「降りろ!」、「降りろ!」と、30人くらいの女性乗客に大合唱されたこともあります。時には、肘鉄を喰らわされたり、爪で引っ掻かれたり、足で蹴られたり、傘で刺されそうになったりします。こうなると、もはや、犯罪(=侮辱罪、強要罪、暴行罪、傷害罪)ですね。
2016/09/24(11:14)ドクター差別

 「東大平行線」が、懲りもせず「持論」を展開していたので、バッサリ斬っておきました(笑)

○事実は?

「反論」というよりも「事実」を申し上げます。

【運賃さえ支払えば何処の車両でも乗れる権利保障があるのが公共交通機関である】という事を大前提としています。

もちろん、これは、あくまで「旅客車両」についてですね。「貨物車両」に乗ってはいけません。また、「旅客車両」と言っても、先頭車両や最後尾の車両にある「乗務員室」には(許可なく)入ってはいけません。

なお、「旅客営業規則(=運送約款)」により、「旅客車両」は、「特別旅客車両」と「それ以外の旅客車両(=一般旅客車両)」の2つに分けられています。「特別旅客車両」は、運賃以外に特別料金が必要で、「ある特定の人(たち)が、ある特定の目的で利用する車両」です。「特別旅客車両」には、「御料車」、「グリーン車」、「貸切車両」などがあります。

一方、「それ以外の旅客車両(=一般旅客車両)」は、(運賃さえ支払えば)広く一般に利用できる車両であり、まして、属性によって乗れない車両などというのはございません。

ちなみに、裁判でも、以下のような判断が出ております。

「女性旅客にも男性旅客にも乗車車両について運送契約上の義務を負わせることはない」
「男性が女性専用車両に乗車しても、運送契約違反になることはなく、一般車両に移動する義務もないうえ、何らの罰則もない」
(注)大阪市交通局及びJR西を被告とする2つの裁判の判決文から一部引用

その権利を侵害して鉄道会社が女性専用車両を運営していると勘違いしているだけです。 

いいえ、鉄道会社は、「男性も女性専用車に乗れる(=あくまで「任意の協力」)と主張している、認めているので、男性の権利を侵害はしておりません。

しかしその大前提は間違いです。 

間違いではございません。と言うか、「男性も女性専用車に乗れる(=あくまで「任意の協力」である)」が、鉄道会社の見解です。

旅客運送契約は、目的地まで一回運送することを鉄道会社に請求できるだけです。

 その際、利用者は、男性であれ、女性であれ、どの車両に乗ろうと「自由」です。

特定の車両を乗客が選択して乗り込むことを認めるものではありません。 

いいえ、鉄道会社は、誰がどの車両に乗ろうと、それを認めております。

鐡道会社が女性専用車両と指示している車両に無理を承知で乗る権利はありません。 

もう一度申し上げますが、鉄道会社は、「男性も女性専用車に乗れる(=あくまで「任意の協力」と認めております。

混雑している女性専用車両以外の車両で目的地まで運送請求できるだけ。

では、なぜ、女性だけが「女性専用車」に乗れるのか? そこに登場するのが(あなたの持論である)「おまけ契約」ですね。しかし、残念ながら、この「おまけ契約」を確認した人は、「日本広し」と言えども、あなた以外におりません。

このような「ありもしない運送契約」を(何度指摘されても)主張し続けるのは、ネット上とは言え、「虚偽の風説の流布」にあたるのではないでしょうか? これを真に受けて、女性乗客が男性を強制的に排除しようとする、時には、興奮した女性乗客が暴力を振るい、結果、警察に突き出される、困った事態です。
2016/09/24(22:46) ドクター差別


 仲間のSさんから情報提供がありました。あの歌舞伎町のイタリアン・レストランについて、弁護士さんが見解を述べています。しかも、関連として、「女性専用車」についても言及しています。しかし、ツッコミどころ満載です。

男性であるが故に入ってはいけないところ 差別なのだろうか(2016/09/21)

イタリア料理店で、男性のみの入場をお断りとするお店があり、これがネット界でいろいろと物議を醸しているようです。

 最近、ネット上で「男性差別は許せない」という人たちが増えたのは、良い傾向ですね。マスコミは、この種の問題は、取り上げませんから。

そのお店ですが、そのホームページを確認すると、男性のみの場合にはお断りしていましたが、ネット上でのいろいろな意見があったことから、男性のみの入場も可能としたと告知されていました。

 「差別する意図はなかった」とのことですが、「差別があったかどうか」は、結果論です。てか、「男性(同士)の入店お断り」というのは、完全に「(男性)差別」を意図していますね。単に「(それを)悪いことだと認識していなかった」というだけです。

この問題では色々と考えさせられました。外国人の入場お断りとか、入れ墨はお断りなどの問題とどこが違ってどこか同じなのかなどです。

 「外国人の入場お断り」と「男性の入場お断り」は、全く同じですね。同じ「属性による差別」です。

 一方、「入れ墨(をした人)はお断り」は、「同じ」ではありません。入れ墨の有無は、「属性」ではないからです。と言っても、この「入れ墨(をした人)はお断り」は、本来、「(ヤクザなどの)刺青者はお断り」としたいところ、そう言い切ってしまうと(ヤクザなどに)文句を言われる、何をされるかわからない、ということで「ミソもクソも一緒くた」に排除しよう、ということなわけです。今では、ファッションでタトゥーを入れる人もいますし、ニュージーランドの先住民・マリオ族では、伝統的に入れ墨をする風習がありますから、一律に「入れ墨(をした人)はお断り」というのは問題でしょう。てか、やさしいヤクザ、一般人に危害を加えないヤクザ、今は(足を洗って)ヤクザでない人もいるでしょうから、「ヤクザ(=刺青をしている人)だからお断り」というのも問題なのでしょう。

男性であるが故に入店が不可というのは、性に基づく区別であり、この区別に合理的な理由がなければ差別ということになります。

 いいえ、この場合は、「差をつけて扱っている」のですから、単なる「区別」ではなく、「差別」です。そして、その「差別」に合理性がなければ、「不当な差別」となるわけです。

性別は生まれながらにして持っているものであり自己責任の範ちゅうではありません。

 その通り。そういう「属性」で差別するのは、一部例外を除き、「不当な差別」です。

基本は、イタリア料理店ですから、公共性があるとはいえ、私企業ですからどのような層を客層としてターゲットにするかは自由といえます。

 「ターゲットにするのは自由」ですが、性別を理由に男女で差をつけて扱うのは、決して、「自由」ではありません。

私自身、男性客を嫌う傾向があると言われれば、そうなのかなと思うこともあります。

 それは、「個人の自由」です。しかし、それを「お店」がやってはいけませんね。

私の主観(印象)ではありますが、特に若い男性客たちが飲食店で騒いだり、マナーが悪かったりなど、私も見ていて不快に思うことも少なくありません。

 「男性は皆、マナーが悪い」のでしょうか? 「ミソもクソも一緒くた」にしてはいけません。

女性客も同様に騒がしいと思うことはありますが、男性客のようなマナーの悪さまで感じることはまずありません。

 単なる「傾向」を拡大解釈して、「男性はマナーが悪い、女性はマナーが悪くない」などとステレオタイプ化する、それこそが「差別」なのです。

また、イタリア料理店ですから、そもそも男性客のみ(特にペア)での入店は現実に少なく、より女性客層にアピールする意味での「男性お断り」だったのかもしれません。

 「女性客が多いから」という言い訳がある一方で、「女性客が少ないから」という言い訳もよく聞きます。結局、女性を優遇するための「後付けの理由」に過ぎません。

他店との差別化という意味合いです。

 「差別化」は、「料金」とか、「料理の質」、「おもてなし」などで図るべきもので、本当に(男性を)差別なんぞしてはいけません。

外国人のような場合と異なり、絶対にダメというほどの不合理な差別なのかと言われると、私はそこまでは言えないのかなと思いました。

いいえ、「外国人差別」も「男性差別」も、同じ「属性による差別」であり、「外国人差別がいけない」なら、「男性差別」も(同様に)いけません。

入ろうとして「男性お一人はダメです」と言われたら、やはりショックかな

 「差別」を実際に受ける立場になれば、それが「不当な差別」だと実感するでしょう。

もう1つの比較が通勤時間帯の女性専用車両です。

 さて、どんな見解をお持ちなのでしょう?

これはJR東日本などは、規則(約款)として決まっているわけではなく、あくまで女性のみの利用にして欲しいというお願いだそうです。

 鉄道会社としては、「女性専用車」、「Women Only」などとウソをついてまで実施しているのですから、できるものなら、本当に「女性専用の車両」にしたいでしょうが、法律上、契約上、そんなことはできないから、「任意の協力」だとか、「お願い」などと称しているのです。

そうであっても、やはり区別することには合理的な理由があるとは思います。

 もう一度申し上げますが、「区別」ではなく、「差別」です。しかも、合理性のない「不当な差別」です。

ラッシュ時に身体が密着してしまうのですから、男性と密着させたくないというのは当然の心情でもあります。しかも、この点については男女とも同じだとは思いません。

 いえいえ、男性だって、好きでもない女、むさ苦しいオバサンなんぞと密着したくはないでしょう。まして、「痴漢でっち上げ」が流行っている昨今、「女性に近寄りたくない」という男性は結構多いでしょう。

より女性の方が心情的に嫌がっている、しかもそれも当然の心情だということは自明のことかと思っています。

 はて、「男性を嫌う」なんてのが当たり前になる、蔓延するのは、いかがなものでしょう? まして、「思っているだけ」でなく、それを「実行」したら、それこそ「男女共同参画」なんて「夢のまた夢」、ギスギスした社会になってしまうでしょう。

 てか、混雑が問題、「混雑緩和」をするのが先決でしょう。

もっとも、どちらの性別であろうと異性との密着が嫌なのだ、というのであれば、話は簡単、車両は分ければいいのです。

 「男女別列車」ですね。そうすれば、痴漢被害は激減するでしょうし、痴漢冤罪も激減するでしょう。多少、利便性は損なわれるでしょうが、国民のコンセンサスがあれば、やってもよろしいんじゃないでしょうか? これこそ、「区別」であって、「差別」ではありませんし。

そこまで嫌がるのはどうかという主張には全く共感できません。自分は異性(女性)に密着したという下心しか見えないからです。

 「男性と女性」だけでなく、「男性と男性」、「女性と女性」でも、「密着」は嫌なものでしょう。これは、「混雑が悪い」と思うのですが? そうそう、そんなに「男性と密着するのが嫌」なら、30分早く、通勤・通学したらいかがでしょう? 早朝は、どの路線もガラガラですし、そうでない時間帯でも、ラッシュ時を避ければ、「密着」なんてことにはなりませんから。

また痴漢と痴漢えん罪の問題は切っても切り離せません。このような社会問題にまでなっているのですから、区別して女性専用車両を設けることは全く問題ないと思います。

 「痴漢被害」や「痴漢冤罪」を最優先するのであれば、「男女別列車はアリ」ですが、現行の「女性専用車」は、「痴漢犯罪」や「痴漢冤罪」に全く効果がない上、「ウソまでついて、男性を差別するとんでもない代物」ですね。

中には「男はみな痴漢をするとでもいうのか」といきり立つ人がいますが、私はこれにも全く共感できません。

 「痴漢対策と称して、男性を1人も乗せないようにしている」のですから、「男はみな痴漢をするとでもいうのか」となりますね。これに「共感」できない人は、自分が「痴漢」だと自覚している人か、あるいは、自分だけは「他の男とは違う」と思っている人でしょう。

中には間違いなく痴漢をする人たちがいます。

 中には間違いなく痴漢をしない人たちがいます。

しかも、ラッシュ時なので、それを防ぎようもないような状態の中で発生しているわけですから、車両を分けるというのは、それを未然に防止するという意味合いでしかなく、

 「女性専用車」を1両設けることは「差別」であり、「区別」である「男女別列車」とは全然違う代物です。しかも、女性が全員、あるいは、痴漢のターゲットになる女性が全員、「女性専用車」に乗るわけでもなく、痴漢犯罪を未然に防止するという意味合いからは程遠いのが実状です。

男性みなを犯罪者扱いしているというのは考えすぎ、というより被害妄想です。

 「自分は痴漢ではない」と確信する男性にも、声掛けし、他の車両への移動を「お願い」する、さて、この意図は一体、何なのでしょう? 「痴漢かも知れない」と思っていないなら、なぜ、声掛けするのでしょう? てか、万が一、声掛けした相手が「痴漢」なら、他の車両に移動させて済む話か、ってことにもなりますし。

 で、「男性をみな犯罪者扱いしていない」にもかかわらず、他の車両への移動を「お願い」する、となると、その理由は1つしかありません。それは「男だから」、「男に見えるから」です。しかし、これは、「犯罪者扱い」よりもひどい、「男性差別」です。

現実にも痴漢えん罪は社会問題にもなっているわけですから、一つの対策として極めて有効な手段であり、乗る車両を区別されたからといって一体、何が問題になるのかということです。

 「女性専用車」以外の車両が「男性専用車両」なら、「痴漢冤罪」に効果はあるでしょうが、他の車両は「男女共用」なのですから、「極めて有効な手段」どころか、何の「効果」もありません。一体、何を勘違いされているのでしょう?

それ以上に、法的に規制されたものではないということで、わざわざこの女性専用車両に乗り込む男もいるそうですが、その行動は私は批判されて然るべきと思います。

 弁護士さんですよね? 「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両に乗る、この法的に何の問題もないことが「批判されて然るべき」とは、一体、どういうことなのでしょう?

こういった物わかりのよくない男を排除するためにはラッシュ時の女性専用車両の導入については法制化すべきことです。

 ホントに、弁護士さんですよね? 「男性排除が法制化できる」と本気で思っているのでしょうか? てか、まさか、「鉄道営業法34条2号」について、ご存知ないのでしょうか? もし「法制化できる」なら、新たに「法制化」しなくても、「34条2号」を適用すればいいだけです。でも、それは、裁判所の判断でも、国交省の見解でも、「否定」されていますけどね。

電車などでは、公共そのものであり、ラッシュ時に限っての女性専用車両ということになると思いますが、

 「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両はありますが、「女性専用(の)車両」は、日本には存在しませんし、たとえラッシュ時に限っても、これからも存在し得ません。

イタリア料理店などの飲食店では公共性があるとはいえ、外国人の入場お断りが違法であったとしても男性のみを禁止ということまで違法とまでは言えないと考えます。

 はて、「外国人差別」と「男性差別」、一体、どこが違うのでしょう? なお、「(男性)排除」はもちろん、「(女性)割引」だって、十分、「不当な差別」です。

また非難される程度とも思わないのですが、いかがでしょうか。

 完全に「ズレ」ていますね。こういう見識を持った方が「弁護士」とは驚きです。

1つの問題提起として考えて頂けたらと思います。

 「問題提起」と言うよりは、「問題発言」ですね。これは「勘違い」が原因です。「区別と差別の混同」、「差別の種類によって軽重があるという間違い」、「女性専用車と男女別列車の混同」、「傾向をステレオタイプ化する間違い(=ミソもクソも一緒くた)」などです。


 今日(9月21日)は、問題の多い新宿(歌舞伎町)界隈を調査することにしました。何でも、「男性同士で入れないイタリアン・レストラン」があるそうです。また、「1つしかないトイレを女性専用にしている喫茶店」があり、以前、その本社に出向き改善を要望したのですが、(その後)どうなっているのかも調べます。そして、「女性専用席にあるソバ屋」も、その後、どうなっているのか、確認します。

 というわけで、まずは、「東急・メトロパス」を購入し、大倉山駅で(渋谷方面行きの)各停に乗りました。サラリーマン風の2人の男性が乗っていました。武蔵小杉駅で若者が一旦乗車しましたが、「女性専用の車両」だと勘違いして降車し、隣の車両に走って行きました。

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渋谷駅7:03発の通勤急行に乗りました
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公共広告ですが、「男性=悪者、女性=被害者」ということでしょうか?

 渋谷駅で通勤急行に乗り換えました。男性が2人、乗車していました。小竹向原駅で降車し、有楽町線のホームに移動しました。乗ろうとしたら、女性警備員が「女性専用車」の案内をしたので、質問したら、乗り遅れてしまいました。その女性警備員が運転士か車掌らしき者に相談したので、そこに行き、抗議しました。後から、若い助役が来たので、まとめて抗議(=講義)しました。

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声掛けはルールではない!

 乗車して、ふと気づくと、横で、しゃがみこんでいる女性がいました。かと言って、(日頃、毛嫌いされている男性が)肩をポンポン叩いて、「どうしたんですか?」と聞くのも何なので、前にいる女性に言おうかと思っていたら、私が言う前に、その女性も気づいて、(女性に)具合を聞いていました。たぶん、「大丈夫」と言ったのでしょう、係員を呼ぶようなことはありませんでした。その女性は、その後もうずくまっていましたが、車両が空いて席が空いたら、そこに座りました。今回は大事に至りませんでしたが、事件や事故が起こった場合、日頃、「男がいないと安心」なんて言っている女性乗客を助けていいんですかね? 助けるべきなんですかね?

 永田町駅に到着、半蔵門線に移動しました。ここは、最後尾は「女性専用車」なので、「乗れない」と勘違いした男性が(来た電車に)駆け込めないで、乗り遅れるケースが多発しています。今回も、大勢、目にしました。

 渋谷駅に到着、副都心線に移動です。レノンさんとの渋谷駅での待ち合わせ時間(=9時)を考えると、新宿三丁目駅まで行って、折り返すのが「丁度」でしょう。と思っていたら、折り返した明治神宮前駅で、偶然、(隣のドアから)レノンさんが乗車してきました。後ろを向いているので、肩をポンポンと叩き、「ここは女性専用車ですけど?」なんて言ってやりました(笑)

 渋谷駅に着くと、若い駅員が大声で、「女性専用車」の案内をしていました。抗議すると、「賛成派」の常套句がボロボロ出てきました。女性が安心?私らが乗ると「安心」できない? 迷惑行為を防止するため? 私らが「迷惑行為」をするとでも? か弱い女性のため? 私らに暴言を吐き、暴力を振るう女が「か弱い」ですと?

●YouTube

男がいないと女性が安心?

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この広告が「女性専用車限定」の意味がわかりません

 副都心線で、池袋駅まで乗車、ここで、「任意確認乗車」は終了です。冒頭に述べた「新宿(歌舞伎町)界隈の調査」のために、新宿三丁目駅まで戻り、まずは、「1つしかないトイレを女性専用にしている喫茶店」へ。地下街を歩き、喫茶店に辿り着くと、店内は真っ暗。「潰れてしまったのか?」と貼紙を見たら、「漏水のため臨時休業」ですと。残念。工事をしていて、ほのかに明るいので、ガラス越しに覗いたら、まだ、改善されてない模様。(本社に抗議したのに)怪しからんですね。後日、再トライをしないといけません。

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外に公衆トイレがあるからいいだろう? んなわけがありません
トイレも含めて「店のサービス」です
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赤いマークは「女性専用」のままですね

 次に、ソバ屋です。これも外から見ると、改善されてないようです。ただし、ここは前回、レノンさんが抗議した際、「(性別の)自己申告」を認めたので、まだ「マシ」です。

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性別は「自己申告」だそうです

 さて、メインの「男性同士で入れないイタリアン・レストラン」です。しかし、これも空振り、「16時から」でした。写真を撮り、レノンさんと話していたら、前のお店の店員らしき人が、なぜか、ニヤッとしていました。後で、その訳がわかりました。

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男性は女性の「ペット」ではありませんからね
「女性が一緒でないと男性は入れない」なんて、男性蔑視も甚だしい

 それは、副都心線で渋谷に向っている時でした。レノンさんがスマホを見ていて、声を上げました。何と、「男性同士で入れないイタリアン・レストラン」が「男性同士でも入れるイタリアン・レストラン」に変わっていました。私らが(抗議に)出向くと言うので、急遽、変更したのでしょうか?(笑) いえいえ、皆さんの抗議の「賜物」です。「声を上げれば、世の中が変わる(=改善される)」という見本ですね。


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「女性専用車」のウソ・ステッカーは?
あんなもの、ベタベタ貼ってはいけません

 どこぞの「賛成派」は、「営業の自由」を振りかざします。アホか! 「営業の自由だから」と、汚水を垂れ流していいのでしょうか? 「営業の自由だから」と、差別をしていいのでしょうか? いいわけがありません。

 渋谷では、ヒカリエ側に出たので、そこで「街頭演説」をすることにしました。初めてです。最近、雨が多く、久しぶりの演説です。

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久しぶりの演説、徐々にエンジンがかかりました
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集合住宅では「チラシ厳禁」のところが多かったです
「誰が入れてやるか!」を合唱しました(笑)

 演説後、定食屋で「差別ネット昼食」をとり、これまた、久しぶりに「ポスティング」もしました。恵比寿駅に到着、そこから地下鉄に乗り、早めに帰りました。レノンさん、お疲れ様でした。


 鉄道会社は、「女性専用車」に関してとんでもない愚行をしている。しかも、その言い訳はトンチンカンもいいところである。

痴漢対策は、差別でない方法でやれ。

 たとえ、痴漢犯罪抑止効果のある痴漢対策だとしても、差別的な方法を用いることは「ご法度」です。まして、現行の「女性専用車」のように、「痴漢被害は減らない。被害者が代わるだけ」では、論外です。

 なぜ、痴漢のターゲットになる(若い)女性を全員、「女性専用車」に誘導しないのでしょう? そうすれば、痴漢犯罪は激減、被害者は激減するにもかかわらず、です。もし「痴漢被害者が激減する」なら、たとえ、「任意の協力」であっても、協力しない男性はいないでしょう。もちろん、痴漢犯罪とは無縁のオバサン、痴漢を自分で撃退できるオバサンは、男性同様、「女性専用車」への乗車を遠慮すべきでしょう。

痴漢対策でないものを「痴漢対策」と言うな。

 「女性専用車」は現在、「1人の男性も乗せない」ように、ウソ表示、しつこい声掛け・アナウンスなど、あの手この手の手段が講じられています。これでは、「痴漢対策」ではなく、「男性対策」です。なかには、「男性が苦手な女性のお客様もおられますから」なんてふざけたことを言う助役までいます。

「差別するつもりはありません」なんて言い訳をするな。

 企業は、差別をしていても、「差別する意図はありません」とか、「差別ではなく、区別です」などと平然と言います。いいえ、差別は「結果論」ですから、差別する意図があろうがなかろうが、差別を区別と強弁しようが、何の関係もない、結果的に差別になっていれば、「(不当な)差別」です。

 そもそも、「差別する意図があったかどうか」なんて、(本人以外)他人にはわかりません。「それ(=差別する意図があったこと)を証明しない限り、差別とは言えない」なら、差別なんて(この世に)存在しないことになります。それでは差別された人は「泣き寝入り」するしかありません。「それではダメだ」ということで、世界の趨勢は、「差別する意図に関係なく、結果的に差別が確認できれば、(不当な)差別である」(=差別的インパクト法理)になりつつあるのです。

ウソ表示はやめろ。インチキ表示はやめろ。

 「女性専用車」、「Women Only」などの表示は、事実に反します。いわゆる「ウソ表示」です。また、「子供と障害者とその介助者の男性も乗れます」なんて表示は、ウソではありませんが、「それ以外の男性は乗れない」かのように思わせる(効果のある)インチキ表示です。これらの表示により、一番大事な運送条件である「任意性」が著しく損なわれています。

男性旅客(=私ら)が「不快だからやめろ」と言っている声掛けはやめろ。もし声掛けをやめないなら、女性旅客にも(同様に)声掛けをして、「女性専用車」への移動をお願いすべし。

 大阪地裁の判決文に、

女性旅客にも男性旅客にも乗車車両について運送契約上の義務を負わせることはない

とあるように、「男性旅客も、女性旅客も、どの車両に乗ろうが自由」です。しかし、男性旅客に対して、「女性専用車」以外の車両への移動を「お願い」するのであれば、同様に、女性旅客に対して、「女性専用車」への移動を「お願い」すべきです。でないと、「片手落ち」です。


 9月16日金曜日、今週3度目の出勤(=任意確認乗車)です。赤羽駅でなのは-さくらさん、新宿三丁目駅でレノンさん、渋谷でタキタさんと待ち合わせ予定です。

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5:30発のに乗りました

 「東急・メトロパス」を購入、大倉山駅から乗車、ガラガラです。横にカバンを置き、足を出して寝てるオジサンがいました。乗ってるのは「グッド・ジョブ」ですが、ちょっと迷惑。

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徹夜明けではないのでしょうが、「グッスリ」です

 斜め前に座っている女、怪訝な顔で、私や寝ているオジサンを見ています。田園調布駅で降りましたが、(その後の渋谷駅での駅員・警備員の対応からして)通報した可能性があります。オジサン、途中で目が覚め、出していた足を引っ込め、カバンを自分の腿の上の乗せました。そして、また、お寝んね(苦笑)

 渋谷駅に着くと、駅員1人と警備員が2人乗って来て、辺りをキョロキョロして、しばらくして降りました。こんなこと「通常」ではありません。あの女が、「マナー違反の男が乗ってる」とでも、通報したからでしょう。

 しかし、オジサンは寝ているものの、キチンとしているので、駅員らは声掛けせず降りたのでしょう。もし、足を出し、カバンを横に置いたままなら、それを口実に、「女性専用車」から移動させた可能性があります。

 (副都心線)渋谷駅で男子が3人、明治神宮前で男性1人、乗車しました。早い時間帯とは言え、「良い傾向」です。いつものように、新宿三丁目駅の手前で、男性が8人、移動して来ました。乗れるんですから、最初から、乗っていればいいのにネ。寝ていたオジサンも、飛び起きて降車しました。

 池袋駅を通過、小竹向原駅で有楽町線に乗り換えました。有楽町線の池袋駅の方が副都心線の池袋駅よりも、JRへの乗り換えが便利だからです。重複乗車にならない「パス」があるからころ出来る芸当です。車掌や駅員がいましたが、声掛けはありませんでした。

 乗車すると、つり革や手すりを握る右手にビニールの手袋をしている女性がいました。いわゆる「潔癖症」なのでしょう。しかし、マスクをした顔色は青白く、痩せていて、決して、健康的とは言えません。

 余計なお世話ですが、「自分の殻を破って、もっと楽観的に生きないと、長生きはできないよ」とアドバイスしたですね。以前、「差別ネット」にいた女性で似たような方がおられましたが、他人のアドバイスに全く耳をかさなかったせいもあったのでしょう、50歳そこそこで亡くなられた方がおりました。「(枝葉末節なことにこだわらず)今、自分には何が一番重要なのか?」を考えていただきたいところです。

 まあ、大抵の人にとっては、それは「健康」でしょう。健康でなければ、何もできません。歳をとれば、皆、どこかガタがきますが、だからこそ、健康を第一に考えないといけませんね。

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珍しく、表と裏で違う会社の「女性専用車限定広告」です

 埼京線に移動、なのは-さくらさんとの待ち合わせの赤羽駅に向かいます。赤羽駅から折り返す予定なので、重複乗車を避けるために、一旦下車しました。

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改札外で見かけたポスター(青函トンネルの話)
鉄道は男性が犠牲になって造られているのに、その男性を痴漢扱いするとは!

 まだ、(待ち合わせまで)時間があるので、ホームで(並んだりして)観察です。7時17分を過ぎたら、今までいた男性乗客がパッタリいなくなりました。すごいです。ある意味、「異常」です(苦笑)

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この大きな表示では、「何時から何時までか」がわかりません
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小さい方の表示で「7時17分から9時21分まで」というのがわかります
それ以前には、それ以後には、痴漢はいないのかな?

 なのは-さくらさんがやって来ました。「反対する会」のS本部長も一緒でしたが、仕事の関係で、ここでお別れです、残念。なのは-さくらさんと一緒に乗車、何事もないので、和やかに雑談しました。周りの女性乗客は、さて、どう思っているのでしょう?

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なぜ、男性は乗らないのか? 痴漢だから?
でも、痴漢はどの車両に乗ってもダメですよ
大勢の女性に囲まれたら、痴漢をするかも知れないから?
まあ、そういう男性は、乗らない方がいいでしょうね

 池袋駅で一旦降車、ホームの様子を伺います。前回と同様、助役がシャシャリ出て来ることはありませんでした。さすがに、「薬(=本社抗議&動画)」が効いているようです。新宿駅まで乗車、そこで仕事があるなのは-さくらさんとお別れしました。

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大人しくなった埼京線

 副都心線まで移動、レノンさんとの待ち合わせ(新宿三丁目駅、9時)まで時間があるので、まずは、池袋駅まで乗車、折り返します。通勤急行に乗ろうとしたら、ド混みです。普通なら、躊躇するところですが、次の電車を待つのが面倒なので、そのまま乗りました。新宿三丁目駅で一旦降車、再度乗ろうと見ていたら、白人女性と黒人女性が降車してました。外国人でも、日本に住んでいると「順応」してしまっているようです。まあ、女性にしてみたら、外国人女性にしてみても、「恩恵こそあれ、不都合が全くない」ですからね、「女性専用車」は。

 渋谷駅に到着、ホームを移動して、池袋方面行きのに乗ろうとしたら、ホームに出ていた運転士が、これ見よがしに「案内」をしました。乗る直前に「案内」されたら、それは「声掛け」と同じです。「あなたに向って言っていない」なんて言い訳は通用しません。そのせいで、女性乗客が、「駅員さんが言っているのに、それを無視して乗るなんて、変態男だ。私が懲らしめてやろう」なんて勘違いして暴挙に出るのです。

 新宿三丁目駅で、レノンさんと合流、乗ろうとしたら、またもや、警備員が「案内」をしました。「なぜ、案内をするのか?」を聞いたら、何か言いましたが、全然、意味不明でした。何が言いたかったのでしょう?

●YouTube

声掛けまがいの「案内」をするな!

 池袋駅に到着、折り返して「通勤急行」に乗ったら、これも先ほど同様、かなり混んでいました。しかし、1人よりも2人なら、かなり安心、「でっち上げ」される心配は低くなります。ドクター差別にしてみれば、イチャモン、暴言なんぞ「屁の河童」ですが、「でっち上げ」だけは警戒しています。

 渋谷駅に到着、ここで「任意確認乗車」は終了です。待ち合わせ場所で、タキタさんを待ちます。しばらくして、タキタさんが来られました。喫茶店に移動し、打ち合わせをしました。

 タキタさんとお別れし、銀座線に乗車(=差別ネット乗車)、上野広小路駅で下車しました。「差別ネット歩行」をしていたら、こんなのを見つけました。

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一番上の文言が・・・
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女性にだけ、アメニティーの提供があるようです

 激安中華店で「差別ネット昼食」を済ませ、レノンさんの用事で、安売り店へ。雨が降ってきたので、私も傘を買いました、「降水確率30%」だと、やはり、降ることもあるんですね(苦笑)

 アメ横を移動、上野までやって来ました。喫茶店で「差別ネット休憩」をしました。内装が気になりました(苦笑)

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幾ら何でも、コレはないでしょう
あと、中国人観光客のグループが去った後のゴミの散らかりも気になりました
ちなみに、ここのトイレは「男女共用+男子小便器」でした

 まだ雨がパラパラ降っているので、駅前での演説を断念しました。雨だと、ポスティングもできません。仕方がないので、帰ることにしました。

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いつ見ても、この「中目黒駅のトイレ」には「アホか!」と思います
このせいで、他のトイレにはない、男性の順番待ちの列が見られます

 レノンさんは、夜にも「任意確認乗車」をするそうです。お疲れ様です。


 一昨日に引き続き今日(9月14日)、東横線で「任意確認乗車」をしました。最近は、鉄道係員による声掛けはなくなりましたが、案内(アナウンス)だって、十分、失礼かつ迷惑です。今回は、横浜駅の案内所で、責任者に抗議しました。

 大倉山駅から横浜駅へ。

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6:06発のに乗りました
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反町駅も折り返しがし易いですね

 今まで気がつきませんでしたが、ホームのスティカー表示と車内のステッカー表示が微妙に違っているのに気づきました。早速、駅員に質問、しかし、ふざけた答えしか返ってきません。

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女性専用になります?

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「女性専用となります」は全然ダメですね
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まあ、「女性専用車となります」だって、ダメですけどね

 埒が明かないので、乗車し着席すると、斜め前の中学生らしき女子がチラチラこちらを見ています。東白楽駅では、乗ってきたオバサンが、私を見て、飛び上がる程、驚いていました。ステッカーを見て、首を傾げたりしていましたが、声掛けはありませんでした。

 私の両隣だけ、なぜか空いていましたが、途中、移動して私の隣に(平然と)座る美人がいました。白楽駅で(私の隣の)最後の席も埋まりました。

 菊名駅に到着、急行に乗り換える女性乗客がいましたが、「女性専用車」ではなく、そのまま前の車両に乗り込む女性も結構いました。両隣とも、別の席に移動し、また、私の両隣が空きましたが、発車する頃には、また埋まりました。

 各停なので、元住吉駅で折り返しました。菊名駅で急行に乗り換え、横浜へ。

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7時頃の下りは、こんな感じです

 私がいるとは知らず、懲りずに、また案内をしています。後でまとめて(責任者に)抗議することにします。

 横浜駅で各停に乗車、菊名駅でジロジロ見ながら乗るオバサンがいましたが、声掛けはなし。武蔵小杉駅で降りて、好物のソバを食べました。貴重な(任意確認乗車の)時間ですが、「腹が減っては、戦はできぬ」です(笑)

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ソバってウドンよりも栄養がありそうな気がしますが・・・
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こんな取り組みを「発見」しました

 武蔵小杉駅で、上りの急行に乗車し、学芸大学駅で折り返しました。

 急行に乗車、乗務員室に乗務員が3人もいたので、変なアナウンスをしたら即、問い質そうと思いました。途中、車内に変な臭いが漂います。靴を片方脱いで足をくんでいる女がいました。しかし、足の臭さとは別の臭いです。たまらん。誰だ、「大勢の女性に囲まれたいんだろう」なんて言っている輩は?

 おいおい、その女、ついに、両足脱いじゃいました(苦笑)

 武蔵小杉駅を過ぎたら、案内があったので聞きに行こうとしたら、乗務員室は1人になっていました。これでは、十分な時間が取れないので、質問は止めにしました。

 途中、スマホを手に持ちながら、ガン見する女がいました。こちらが見ても、目を逸らそうとしません。「確信犯」ですね。私が(横浜駅で)降りて、車掌に言いつけた後も、発車した車内でこちらを睨んでいました。

 ところで、降りてから、車掌に「女性乗客にガン見されて困っている」言っても、「業務があるんで」と無視されました。これが女性からの苦情でも(同じように)無視するのでしょうか? 女性が「男性にガン見されて困っている」と言っても、無視するんでしょうか?

 急行に乗車し、武蔵小杉駅へ。折り返しのために、下りのホームに移動します。すでに通特が到着していたので、3号車に乗り、1号車に移動しました。すると、1号車に乗った途端、(空いていて見通しが良いので)私を見た車掌がこれ見よがしに「女性専用車」の案内アナウンスをしました。空いているのに、何のための「案内」なのでしょう?

 横浜駅に到着、「任意確認乗車」の終了です。案内所に出向き、責任者を呼び出し、報告&抗議をしました。抗議は3項目、

車体のステッカーの「女性専用車になります」というのは、ただの「名称」という言い訳が通る(?)が、ホーム上のステッカーの「女性専用になります」というのは、完全に「アウト」である。

声掛けでなくても、乗る際に「女性専用車」の案内をされると、乗りづらいし、女性乗客が勘違いして、トラブルを引き起こす原因になる恐れがある。

男性乗客の私が「(ガン見されて)困っている」と言っても無視された。なら、女性乗客が「(ジロジロ見られて困っている」と言っても、同様に無視するのか? もし男女で扱いに差があるのなら、由々しき事態である。

などと申し上げました。

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責任者、出て来いや~

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9時半を過ぎると、男性も乗車、なぜ? 痴漢は「時間制」ですか? 

 そうそう、今日は電車が遅延してましたが、「私らが乗るからトラブルになる、電車が遅延する」と言ってた連中は、「それがデタラメだった」と認めるんでしょうね? 何しろ、未だに、私らは乗り続けていますが、(警察沙汰になるような)トラブルはほとんどないですし、電車の遅延はさらにありません。所詮、私らは何の関係もなかった、女性乗客の問題、鉄道会社の問題だったわけです。


 早く寝て早く起きたので9月12日、「任意確認乗車」をすることにしました。まずは「東急1日パス」を買い、横浜方面へ。

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5:43発のに乗りました

 「女性専用車」に乗車すると、徹夜帰りらしい若者が5人乗っていましたが、菊名で3人、妙蓮寺で2人、降りてしまいました。ガラガラです。

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早朝の「下り」は「こんな感じ」です

 何事もなく、横浜駅に到着しました。若いイケメンの駅員が「女性専用車」の案内をしていたので、「協力するってどうすればいいのか?」、「なぜ、乗らないことが協力になるのか?」、「何の協力になるのか?」などと聞いたところ、まともな答えが返ってきません。東急はマスコット的な女子駅員が結構いますが、その「男性版」でしょうか?(汗)

 その駅員は助けを求めて、誰かに連絡しました。しかし、やって来た若い駅員も、まともに答えられません。

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声掛けやアナウンスが「決まり」だというので、
「どこに書いてあるのか?」と聞いたら、
こんなものを持ってきました

 最後にやって来た助役は、「とにかく謝っておけばいいだろう」てな調子で、話がかみ合いません。

 途中、近くで並んでいるオッサンが、「うるさい(駅長室ででもやれ)!」だの、「バカなこと(云々)」だの言ってきました。街頭演説で、私らの演説の内容が気に入らないから、「うるさい!」というのがいます。あるいは、本当に「うるさい」と思ったのか? いずれにせよ、「迷惑防止条例」に違反するような大声(=絶叫)は出しておりませんので、とやかく言われる筋合いはありません。てか、そもそも、ホームは(電車が行き来して)喧騒なところです。大声を出さなければ、会話なんぞできません。まあ、延々とやってもしようがないので、区切りがいいところでやめにしました。

●YouTube

説明できない案内はするな!

一 体、どこに書いてあるのか?

 通特に乗車、ジロジロ見るオバサンがいたので、理由を聞いたら、「女性専用車です」と。「どうすればいいのか?」と聞いても、答えてくれません。で、勝手に「(もう)いいです」と。「なら、ジロジロ見るな、余計なこと言うな」です。

 武蔵小杉駅で、始発の各停に乗り換えました。駅員の目の前で乗りましたが、完全に無視されました。学芸大学駅で折り返しです。自由が丘駅で急行に乗り換えました。

 ところで、私の横の席しか空いてないと、着席する女性乗客がいます。しかし、そのなかに、別の席が空くと、そこに移動する女がいます。こういう失礼な女にとっては、「男は嫌だが、それよりも座れるかどうかの方が重要」というわけです。まあ、この種のワガママ女、多いでしょうね(苦笑&怒)

 何事もなく、横浜駅に到着、まあ、これが当たり前です。急行に乗りました。すると、ジロジロ見る女がいました。その女が声掛けしてくるかと思っていたら、別の若い女が声掛けしてきました。「親切で声掛けした」そうです。んなわけがありません。お為ごかしです。

 そしたら、ジロジロ見ていた女が加勢し、駅員を呼ぼうとしました。すると、運転士がやって来て(駅員2人も)、なぜか、私に声掛けしてきました。悪いパターンです。ジロジロ見ていた女に「男性も乗れるので」と言えば済む話です。なぜ、そうしないのでしょう? 運転士は「繰り返しになりますので」などと言って去りました。何のことだか???

●YouTube

親切で声掛け?

 またもや、学芸大学駅で折り返しです。この駅は、ホームを移動せずに折り返しができるので重宝です。

 何事もなく、3度目の横浜駅です。急行に乗車、頑張って着席しました(笑) 9時ちょっと前、私以外、男性は皆無です。ただし、隣の車両との混雑差はほとんどありません。

 ジロジロ見るオバサンがいました。何を考えているのでしょう? 声掛けしてきたら、丁寧に教えてあげるのにね。

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結論、「まだまだ油断はできない」ということですね

 またまた、学芸大学駅まで来ました。自由が丘駅の手前で「任意確認乗車」は終了です。以後は、「差別ネット乗車(=ドクター差別乗車)」となります。

 多摩川駅まで行き、構内のソバ屋で「差別ネット朝食」を取りました。最近、無性に食べたかったソバが(やっと)食べれました。その後、蒲田まで行って街頭演説でもしようかとも思いましたが、今回は、活動報告だけでなく、動画作成もあるので、帰ることにしました。

 ドクター差別さん、お疲れ様でした(笑)


 日本人は今まで、「家族」や「お国」のために戦ったことはあるが、「自由」や「平等」のために戦ったことは一度もない。戦国時代もそうだし、明治以後もそうである。今ある「自由」や「平等」はアメリカに与えられたものだから、その重要性を(身をもって)認識している人はほとんどいない。

 だから、一般的日本人、とくに「女性専用車両賛成派」は、私ら「選ばれし者たち」が、「自由意思を守るため、男女の平等を守るために戦っている」なんてことは、想像もできないらしい。私らの高尚な目的、利他的行為が理解できない。だから、「反対するのは痴漢をしたいからだろう」とか、「大勢の女性に囲まれたいんだろう」などと、低レベルのことを言う。

 人は、自分のレベルで、他人のレベルを推し量るものである。あるいは、自分のしたいことは、他人もしたいはずだ、と思い込んでいる。まさに、天に向って唾を吐いている、と言っていい。

 私・ドクター差別は、もはや、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両に「自由」に乗っている。鉄道係員による執拗な声掛けは、(あまり利用しない)小田急線・田園都市線を除けば、ほとんどなくなった。東横線・副都心線などは、皆無と言っていい。

 案内アナウンスは、東横線では(多摩川付近で)一度、他の路線では時々、埼京線では結構あるが、(個別の)声掛けよりは、ずっと「マシ」である。声掛けと違って、耳障りではあるものの実害はない、「聞き流せばいいだけ」である。相手が人間だと、そうはいかない。

 こういう状況だから、もし「任意確認乗車」が自分のためならば、「わざわざ、乗車する必要はなくなった」と言っていい。気をつかうし、手間だし、運賃もかかる。

 しかし、他の男性のためには、まだまだ、「任意確認乗車」をする必要がある。なぜなら、早朝の一部の時間帯を除き、まだまだ、一般の男性が自由に(「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両に)乗れる状態ではないからである。一般の男性が乗りたい車両に自由に乗れるようになるまでは、「任意確認乗車」をしなければならない

 これぞ、「利他主義」である。高尚な活動である。まあ、凡人(=選ばれていない人、差別を差別と認識できない人、女性専用車両賛成派、ワガママ女)には、到底、理解できないことだろう。


 動画「【田園都市線】「じゃ~」って何だよ」のコメント欄に、「賛成派」から情報提供がありました。


 見てみたら、「面白い」ので、取り上げることにしました。

女性専用車両にブスやオバサンが多い理由と、それを批判する人にブサメンやオジサンが多い理由

女性専用車両にはブスやオバサンが多い、と薄々勘付いている人は多いだろう。

 いえいえ、「美人」も「若い女性」も、相当数乗っていますよ。まあ、私らに(単なる「声掛け」も含むた)イチャモンをつけてくるのは、大抵(=8割以上)がオバサンですが、若い女でもイチャモンをつけてくるのは珍しいことではありません。

しかし逆に、女性専用車両をやたら批判している男性も男性で、これまたブサメンやオジサンが多いように思わないだろうか。

 実際に見たんですか? それとも憶測ですか? これって、あなた(=書き手)の主張の信憑性を左右する重要なことですよ。「憶測」でモノを言ってはいけません。

 ちなみに、私・ドクター差別は、今でこそ歳をとりましたが、若い頃は、今で言う「イケメン」でした。まあ、今でも、「ハゲ」でも、「デブ」でもありませんし(笑)

賛成派の女性も反対派の男性も、女性専用車両を巡って対立する者はブサイクや中年である可能性が極めて高く、美男美女や10~20代の若者がこのケンカに参戦することはまずない。

 そういう統計でもあるのでしょうか? それとも憶測ですか? まあ、後者でしょう。

一体なぜだろうか。人間の動機に着目すれば、真相は見えてくる。

 その動機ですが、「女性専用車の問題に関わる男女は、ブサイクや中年である」という前提で論じるのであれば、その「前提」は極めて怪しいので、「真相は闇の中」になりかねませんね。

「私はまだまだ男性に狙われるくらい魅力的なんだ」と思いたいから、「私は普通車両に乗ったら危ない」と自らを被害者にポジショニングし女性専用車両に乗りたがる。

 ある(ネット上で有名な)統計によりますと、「女性専用車を利用する女性」は、「空いてて快適」、「(臭い)オヤジと乗りたくない」、「男の目を気にせず、化粧ができる、飲食ができる、居眠りができる」という理由がほとんど(=90%)で、「痴漢対策」として利用している女性は(わずか)10%程度となっています。であれば、そもそも、大多数の女性は「痴漢対策」で乗っているわけではないので、「(乗りたがるのは)ブサイクや中年である」という前提は、この時点で破綻しています。

わざわざ女性専用車両に乗り込み、

 「わさわざ」だろうが、「たまたま」だろうが、鉄道会社が「男性も乗れる」と主張している、認めている車両(=「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両)に乗るのですから、何の問題もありません。

乗客の女性はおろか駅員に止められても

 「止める権利」なんぞ、女性乗客はもちろん、駅員にもありません。何しろ、裁判所も、国交省も、鉄道会社でさえも、「男性も乗れる」と認めているのですから。

「法的には男性も乗れます!」などと抗議するのだ。

 「事実」なのですから、それを邪魔すれば、抗議されて当然でしょう。

中にはそのシーンをわざわざ持参したビデオカメラで撮影し、YouTubeにアップして同胞と共感し合っている人もいる。

 「女性専用車」がもたらす矛盾を広く世に知らしめるために、YouTubeのルールを遵守しながら、作成した動画をアップしております。

なぜそこまでして猛烈に怒るのだろうか。

 簡単です。鉄道会社がウソをついたり、迷惑な声掛けやアナウンスをしているからです。そして、それを真に受けた女性乗客が、ガン見したり、安易に声掛けしたり、言いがかりをつけたり、暴言を吐いたり、(軽いとは言え)暴力を振るったりするから、それを諌めているのです。そのために、男性乗客は、自分の乗りたい車両に乗れない、非常に乗りにくいのが現状で、それを改善するために(私らは)活動しているのです。

彼らはモテないのである。女性と付き合ったことが少ないまたは全くなく、愛されたり尊重された経験に乏しい。相手にしてもらえない。意に介されない。

 おやおや、「断言」してはいけませんね。まあ、そういう人もいるでしょうが、それは「反対派」に限りませんよ。そういう男性、「女性専用車」以外にも、大勢乗っているでしょう(苦笑) であれば、それ(=「もてない」、「女性と付き合ったことがない」など)は、男性が「女性専用車」に乗る理由にはなりません。

このまま死ぬまで女性から相手にされないくらいだったら、例え嫌われてでも敵対してでも自分に意識を向けてほしい。だから、わざわざ女性専用車両に乗り込んで「男性が女性専用車両に乗ってはいけない法的根拠などありません!」などとケンカを売る。

 ガン見されたり、言いがかりをつけられたり、暴言を吐かれたり、(軽いとは言え)暴力を振るわれたり、痴漢や盗撮魔扱いされるような車両に、誰が好き好んで、わざわざ、(高い運賃を支払って)乗車しますか! そんな暇人、そんなマゾヒスト、(この世に)おりませんよ。まあ、「比較的空いているから乗る」ということはあるでしょうが。

 なお、私ら(=「選ばれし者たち」)の場合は、「任意性が担保されているかどうか」を確認するために、わざわざ、嫌々ながら、乗車しています。だから、「任意確認乗車」と申しておりますが、形態としては、「ただ粛々と乗車する」というだけです。にもかかわらず、ケンカを売ってくるのは女性乗客の方、あるいは、鉄道係員の方です。

「法的根拠」なんて日常生活では聞いたこともない単語だ。何だそれは。

 あなたが意識していないだけです。日本は「法治国家」であり、日本国民ならば、法律やルールを遵守する義務があります。

そんなことを言い始めたら、行列に割り込むのもビュッフェ料理を持ち帰ることも何でもアリになる。馬鹿げた理屈だ。

 「行列に割り込むのもビュッフェ料理を持ち帰ること」も、ルール違反です。ルールは、法律と同様、守りましょう。

たとえケンカという形であっても、女性と話せることが嬉しいのである。もちろん自覚はしていない。「俺は本当に怒っているんだ」と自分を騙し、本気で怒っている。それでも、真の動機は「女性に相手にしてほしい。自分に意識を向けてほしい」なのだ。

 「ケンカ」ではなく、女性乗客や鉄道係員が引き起こす「トラブル」又は「(刑事)事件」です。いずれにせよ、私らは「被害者」です。そもそも、声掛けしたり、イチャモンをつけてくるのは、女性乗客や鉄道係員です。私らから(女性乗客に)声掛けすることなんぞ(ガン見でもされない限り)皆無です。

駅員も駅員で、別にそんな輩は力づくで引きずり降ろせばいいものを、批判されるのが怖くて強行手段を取らずにいるから男性側もつけあがる。

 「批判される」どころか、(私らを)力づくで引きずり降ろせば、「犯罪(=強要罪、暴行罪)」です。まあ、以前は、そういうことも(稀に)ありましたが、「そんなことをすればどうなるか」がわかったので、今は鉄道係員による「有形力の行使」は(まず)ないですね。

女性に相手にしてほしいが、正攻法でアプローチしても相手にしてもらえない(と思い込んでいる)ので、ならば嫌われてでも相手にしてほしい。以上が、女性専用車両を過剰に批判する男性の、本当の動機である。

 う~ん、最初の「前提(=「女性専用車」に乗るのは、ブサイクや中年)」から間違っていましたから、結論が間違っても当然ですね(苦笑)

チヤホヤされたい。大切にされたい。モテたい。相手にしてほしい。ひっくるめて言うと、自己重要感を満たしたい。自己重要感を満たすために行動を起こす。そして、その行動を正当化するために、後付けで社会的な理屈を作りだすのだ。

 まあ、一般人には、私ら「選ばれし者たち」の高尚な考え方を理解するのは(なかなか)難しいでしょうね。大抵は、「女性専用車」に乗るワガママ女と「似たり、寄ったり」です。所詮、自分のことしか考えていないから、「他人もそうに違いない」と決めつけてしまうのです。

今回は女性専用車両を巡って対立する男女に焦点を当てて解説したが、結局根っこの根っこは「自己重要感を満たしたい」この1点に尽きるのだ。

 鉄道会社のウソを暴く、差別を糾弾する、そのために、わざわざ、嫌々ながら、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両に乗車する、それにより、男性乗客も(女性乗客と同様)、自分の乗りたい車両に乗れる」という当たり前の状態にする(=原状回復)、という「利他的行為」が理解できないようです。

女性専用車両に固執することで自己重要感を満たそうとするのは、公益性が高くない。法律論を並べてそれを批判することで自己重要感を満たそうとするのも、公益性が高くない。

 「公共交通において、あってはならないウソや差別を正す」のは、極めて公益性が高いと思いますけどね。

もっと人に価値を提供することを行えば、もっとそれが満たせる。もっとチヤホヤされるし、大切にされるし、モテるし、相手にされる。

 私らは、だから、男性からモテてますね(笑) まあ、「女性専用車」から恩恵を受ける女性の側には、概ね、「不人気」ですが、それは仕方ありません(苦笑)

匿名より: 2016年08月31日 07:18
ただ単に空いてるからという理由で乗ろうと思った私はなんですか。

 女性乗客も、男性乗客も、「空いてる車両がいい」、「座りたい」というのは同じです。その特権(?)が、女性乗客にだけ付与されていたら、それこそ不公平ですね。

okamurajun より 2016年09月01日 09:19
そういう人もいます。ここで話したような心理に当てはまる人はたくさんいますが、全員ではないですからね。「私はこの話には該当しないな」と思うのであれば、全く気にしないでいいんです。

 そういう人(=男女限らず、混んだ車両が嫌な人、座りたい人)の方が多いでしょう。もう一度申し上げますが、女性乗客の場合、「痴漢対策で乗る」のは(わずか)10%です。であるならば、「ここで話したような心理に当てはまる人(=ブサイクや中年ばかりで自己重要感を満たすために「女性専用車」に乗る女性)はたくさんいる」なんてことにはなりません。

 また、私らの場合も、「ここで話したような心理に当てはまる人(=ブサイクや中年ばかりで自己重要感を満たすために「女性専用車」に乗る男性)はたくさんいる」なんてことにはなりません。どの車両にも、「ブサイクもイケメン(又は美女)も乗っている」、「若い人も中年以上の人も乗っている」のです。まあ、「その比率に大きな隔たりがある」というのであれば、憶測ではなく、キチンとした統計を示していただきたいものです。


 今回(9月9日)の活動のメインは、ここ最近なかなか行けなかった「埼京線池袋駅ホーム」の現状を確認することです。1カ月で4回連続、違う助役が次々に現れ、私・ドクター差別に声掛けをした、そして、再登場した助役が不適切な発言を連発した、あの問題の駅(のホーム)です。本社に抗議に行ったり、再登場した助役のトンデモ対応を収めた動画が話題になったりしたので、その後、「変化があったのかどうか」を確かめるのが目的です。

●1カ月以内に、4人の助役から声掛け

「ご案内」という名の迷惑行為(4月28日)

曲げないよ~~~~~(5月6日)

何で、女性に謝るのか?(5月11日)

助役の暴走? 駅ぐるみ? 企業ぐるみ?(5月27日)

●4月28日の助役が再び声掛け、大暴走。その後、JR東本社で抗議。

いつもの来てるんで?(6月22日)

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6:20発のに乗りました

 大倉山駅から上りの各停に乗車、空いていたので着席しました。すると、私のことをジロジロ見る女子高生がいました。自分が「迷惑」を被っている、とでも思っているのでしょうか? いえいえ、こちらこそ、「迷惑」です。

 それ以上に「失礼」なオバサンがいました。私の横に座っていたのに、席が空いたら、席を移動しました。「端っこ」に座るのなら、そういう(端っこ好きの)人はいますので、気になりませんが、そのオバサンは「端から2番目」の席に移動しました。これが「外国人相手」だったら、大問題になりかねない「非礼」です(怒)

 そのまま各停で渋谷駅まで行って、そこで急行に乗り換えるつもりでしたが、やってきた急行が結構空いていたので乗り換えました。そこそこ混んでいて座れませんでしたが、中目黒駅で女性乗客がかなり降りて、着席できました。隣の車両は、立っている人が結構います。

 また、こちらを見る女子高生が。今度は、ジロジロではなく、チラチラです。私が見ると目を逸らしますが、また、見ると、見ています。そんなに気になるんですかね?

 新宿三丁目駅で、やっと隣の車両も座れるようになりました。ずっと前から、こっちは座れたのに、なぜ、こちらに来て、座らないのでしょう? 混雑の平準化に「協力」しないのでしょう?

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混雑の平準化に「協力」しましょう

 副都心線の池袋駅はJR池袋駅から遠いので通過、(有楽町線の)小竹向原駅経由で、埼京線池袋駅に到着しました。レノンさんとの待ち合わせ時間(午前8時)よりも30分早くホームへ。

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30分間、「人間観察モニタリング」をしてみました

 ホーム(の人間)を観察しました。2両くらい先に駅員がいますが、(声掛けのため)こちらに来る気配はありません。自動アナウンスが流れるのみです。しかし、電車が来る度に(自動アナウンスが)流れ、結構、耳障りです。

 観察していると、乗ったのに(「女性専用(の)車両」と勘違いした)オジサンが降りてしまいました。しかし、オジサンが乗ってそのまま発車したケース、オジサンが駆け込んで発車したケースがありました。その後、2人がどうなったか、失礼な声掛けをされなかったか、少々、心配です(苦笑)

 8時になり、レノンさんと合流しました。並んで、空いている「新宿駅行き」に乗り込みましたが、「助役」からの声掛けも、ワガママ女からのイチャモンもありませんでした。新宿駅で乗り換え渋谷駅まで乗車しましたが、結局、何事もありませんでした。今回は、「何事もないこと」が収穫です。

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「何もなかった」とは言え、限定広告はありました

 まだまだ「任意確認」の時間があるので、半蔵門線に移動し、押上駅まで乗車しました。途中、女子2人と男子4人のグループが乗ってきました。女子につられて乗った感じで、後で、女子とともに隣の車両に移動してしまいました。そんな必要、ないのにね。

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半蔵門線も、大人しくなりました

 折り返して、時間ギリギリまで「任意確認乗車」をすることにしました。また、私らの隣に座っていたオバサンが、空いた途端、座席を移動しました。失礼な女ですね。住吉駅で乗ってきたオバサンが隣に座りましたが、ステッカーを見たり、してもいない腕時計を見たり、私らに「アピール」しています。さて、何か言いたいのでしょう?

 水天宮前駅で、「任意確認乗車」は終了しました。地上に出て、箱崎のバスターミナルにあるファスト・フード店で、「差別ネット朝食」をとり、渋谷に戻り(?)ました。いつもの通り、モアイ像前で街頭演説をしました。

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「乗るだけ」で満足できないのが「選ばれし者」です

 その後、「差別ネット歩行」をしながら、昼食をするお店を探しました。中華もいいし、和食もいい。しかし、結局、ピザ店で「差別ネット昼食」をしました。バフェイ(=バイキング)なので、若い人が多かったです。(半纏を)ジロジロ見られました。こういう「ジロジロ」は、大歓迎です。

 レノンさん、お疲れ様でした。


 昨夜(9月8日)、9月4日に記事にした「高校生クイズ(予告)」に続き、また、テレビ番組を見てイライラしてしまった。「モニタリング」という番組(の1コーナー)である。「何で、イライラしたのか?」と言えば、男性に対する扱いが雑だったからである。それは、「姑が作った激マズ料理に、お婿さんがどういう反応をするのか」をモニタリングするコーナーだった。

 まずイライラしたのは、

なぜ、「姑が作った激マズ料理に、お嫁さんがどういう反応をするのか」をモニタリングしなかったのか?

である。2つの事例が取り上げられていたが、どちらも「お婿さん」だった。こういう笑われるシチュエーションは、なぜか、大抵、「男性」である。

 次にイライラしたのは、

どちらの「お婿さん」も、まずい料理を「完食」し、感想を聞かれても、お茶を濁して、「まずい」とは言わなかった。それをスタジオで見ていた芸能人は、「やさしい」などと言っていた。

ことである。はあ~? やさしい? ただ、「優柔不断(=揉めるのが嫌)」なだけでしょう? まあ、波風が立たないように、「まずい」とは言わなくても、「腹がいっぱい」だとか、「○○のアレルギー」などとウソを言って食べなければいいのに。鉄道会社の(「女性専用(車)」という)ウソはいけないが、そういうウソは、ついていいウソ、「ウソも方便」である。

 最後にイライラしたのは、

そういう四苦八苦している「お婿さん」を見て、姑や嫁が笑っていた。

ことである。視聴者やスタジオの芸能人は「赤の他人」だから、笑っても仕方がない。「他山の石」くらいにしか、思っていないだろう。しかし、「身内」なら、多少は「かわいそう」となりはしないか? 少なくとも、私が「身内」なら、自責の念で笑えない。

 これって、「女性専用車」に乗った男性が、「女性専用」と勘違いして隣の車両に移動する、それを見ていた女子高生やオバサンが笑う、というのと似ている。「あざ笑う」のではなく、「クスクス笑い」でも、いただけない。まして、「声掛けし、追い出しといて笑う」のは、もってのほかである。

 もう一度言うが、これが「お嫁さん」がモニタリングされる場合だったら、(番組として)成立するのか? もし、成立しないのだったら、「お婿さん」でも成立しないはずである。制作者側に「男には、こういうことをしてもいい」という考えがあるなら、それは間違っている(注:お婿さんたちのドギマギ感を見れば、明らかに「ハラスメント」である)。

 ところで、もし、「お婿さん」が、「まずい」と言ったら、どうなるのだろうか? 姑やお嫁さんとの関係はどうなるのか? その責任は、制作者が取るのか? そして、それは「ボツ」になるのだろうか? あるいは、「取り直し」になるのか? もう、わけがわからない。

 まあ、しかし、この種の娯楽番組って、長く続くと、何かしら「おかしく」なる、面白くなくなるようである。この番組も最初の頃は、面白かったのにね。そう言えば、他局に「盾と矛」を競わせる人気番組があったが、「やらせ」をして、番組が打ち切りになったことがあった。アレはまずかった。

 そうそう、今日(9月9日)は、「高校生クイズ」の本番である。どんな展開であれ、アメリカが舞台だから、アメリカ好きのドクター差別としては見るしかない。クイズそっちのけで、(アメリカの)景色を堪能することにしよう(笑)


 「目には目を、歯には歯を」というのは、法治国家では認められていない。と言っても、これは、あくまで「国内」の話で、国と国の間では通用しない。国家間では、「やられたら、やり返す」というのが「常識」である。

 ところが、日本は、この「国際常識」が通じない国である。中共や朝鮮、ロシアに好きなようにやられても何もしない、「誠に遺憾である」などと、口先で非難するだけである。これでは、相手にバカにされても仕方がない。

 なぜ、中共は「尖閣」にちょっかいを出すのか? なぜ、北朝鮮は日本の排他的経済水域にミサイルを撃ち込むのか? なぜ、韓国は「竹島」を不法に占拠し続けるのか? なぜ、ロシアは「北方領土」を返還しないのか? それは「日本をバカにしている」からである。

 左翼の誰かが、「(「日本の領土」なんて言わず)竹島なんか韓国にやってしまえばいい」と発言したらしい。左翼ではないが、私・ドクター差別も、そう思っている、もちろん、全く別の意味で。今のような「口先だけの非難」を続けても、「不法占拠されたまま」であるだけでなく、それ以上に「国際的にマイナス」だからである。

 そりゃ~、そうである。日本以外、世界のどの国で、自国の領土を不法に占拠されて、何もしないなんて国があるだろうか? いや、領土だけでなく、領海侵犯だって許されない。インドネシアは、自分たちの排他的経済水域で不法に操業する中国船を(多数)爆破している。(相手が)国ではないが、デンマークは「シー・シェパード」の船を撃沈しているし、ソマリア沖では(日本以外の国によって)「海賊」が反撃されたり、撃沈されたりしている。

 「主権国家」ならば、その権利が侵害されたら、実力行使でそれを排除するのが「当たり前」である。にもかかわらず、「誠に遺憾である」なんて言っているだけでは、「その気がない」と思われて当然である。日本は「主権国家ではない」、あるいは、「臆病者の国」と見下されてしまう。これは「不法占拠」以上に、由々しき事態である。だったら、「(竹島を)くれてやれ!」という逆説的な意味である。

 ところで、中共や北朝鮮、ロシアが「ちょっかい以上のこと」をしないのは、なぜか? それは、「日本の後ろにアメリカがいる」からである。日本はバカにされているが、アメリカが(後ろに)いるから、現状で済んでいるだけである。もし(アメリカが)いなかったら、中共は、「尖閣」どころか沖縄にも「ちょっかい」を出しているだろうし、北朝鮮は何をおっぱじめるかわかったものではないし、ロシアの「南下政策」は、北方領土に留まらないだろう。

 ドクター差別は、根っからの「親米派」だが、それに関係なく、アメリカと手を組むしかない。アメリカが好きでなくても、大嫌いでも、アメリカ以外の大国と手を組む選択肢は、日本にはない。なぜなら、アメリカは「友だちになれば(上記の通り)頼りになる国だが、敵になったら一番怖い国」だからである。それは、「70年前」を思い出せば「明らか」である。まさか、広島・長崎の原爆投下、東京大空襲を忘れたわけではあるまい?

 70年以上経った今でも、世界は、未だに「弱肉強食」なのである。「平和ボケ」して、「目には目を、歯には歯を」の大原則を忘れれば、大変なしっぺ返しを喰らうだろう。「平和憲法」が日本を守ってくれるわけがない。

 かと言って、右翼(の一部)のように、「鎖国をすればいい(=アメリカに出て行ってもらって、核武装して、中共や北朝鮮、ロシアに対抗すればいい)」なんていきがっても、そんなことは出来っこない。まあ、そんなこと(=核武装)は、アメリカが許さないだろうが、そもそも、アメリカに逆らって一国でやっていけるほど、日本を取り巻く環境は甘くはない。日本は「太った羊(注:「豚」だとイメージが悪すぎる)」であり、頑張って頑張って、「太った狼」になったところで、周りは「虎(=中共)」や「熊(=ロシア)」ばかり、「ハイエナ(=北朝鮮)」までいるのだから、「主権」の維持は極めて難しいだろう。

 結局、アメリカと協力していくしかない。しかし、(根性なしの)政治家や官僚と同じように、卑屈になる必要は全くない。アメリカも日本を(パートナーとして)必要としている。あくまで、(お互いが)言うべきことは言う、という関係でなければいけない。それが「主権国家」というものである。


 鉄道会社は、公言はしていませんが、私らが問い質すと、その言い訳として「任意の協力」と言っています。鉄道係員が、それを(現場で)告知しないのは問題ですが、そもそも、私・ドクター差別は、「任意の協力」ということ自体、否定しています。「任意の協力」は、ルール上、存在しません。鉄道会社が、勝手に(ウソを)言っているだけです。

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こんなウソ表示をしておいて、「任意の協力」とはおこがましい

 「任意の協力」でないなら、よく使われる「任意」という言葉の意味するところは、さて、何なのでしょうか? 実は、「任意」の意味するところは、「どの車両に乗るかは任意である(=本人に委ねられている)」が正解です。だからこそ、女性乗客も、「女性専用車」に(必ず)乗る義務がないわけです。

 裁判でも、

女性旅客にも男性旅客にも乗車車両について運送契約上の義務を負わせるわけでもなく、任意の協力によって行っている

となっています。

 なお、後半部分の「任意の協力によって行っている」が本当なら、男性乗客と同様、女性乗客も「任意の協力」をして、「女性専用車」に乗らないといけなくなります。また、それを促すために、鉄道係員は、男性乗客にしているように、女性乗客に「声掛け」して、「女性専用車」への乗車を促さないといけません。しかし、実際は、男性乗客だけに「声掛け」し、女性乗客は「放置」されています。

 なぜ、そうしないのでしょう? 女性乗客にも「声掛け」しないと、「片手落ち」です。いいえ、「女性旅客にも男性旅客にも乗車車両について運送契約上の義務を負わせることはない」からです。だから、女性乗客に「声掛け」しないのです。

 だったら、男性乗客にも「声掛け」するのは止めましょう。男性乗客にも、「女性専用車」に乗らない義務はないのですから、「声掛け」は止めましょう。失礼です。迷惑です。

 そもそも、「声掛け」は失礼ですし、それによって、勘違いした女性乗客がガン見したり、暴言を吐いたり、(軽いとは言え)時には暴力まで振るうのですから、迷惑千万です。

 鉄道係員が、男性乗客に「声掛け」するのは、「痴漢かも知れないから」か、「男性に見えるから」かの、どちらかです。「女性専用車は「痴漢対策」として出来たのですから、「痴漢かも知れないから」かと思いきや、鉄道係員は、(絶対に)否定します。まあ、お客さんに対して、「痴漢かも知れない」なんて口が裂けても言ってはいけない、言えないでしょうけど(注:何の責任もない「賛成派」や女性乗客は、平気で、「誰が痴漢かわからないから、男性を排除せざるを得ない」なんて言うが、それって、「あなたは痴漢かも知れない」と言っているのと同じで、失礼極まりない)。

 では、「男性に見えるから」になるわけですが、「見た目で判断」はいい加減ですし、「男性だから」という理由で声掛けし、他の車両への移動を「お願い」するのは、たとえ「お願い」だろうと、やってはいけないことです。これが「黒人」なら、「即、アウト」です。「黒人だから」という理由で声掛けし、他の車両への移動を「お願い」したら、たとえ、それが「お願い」でも、大問題になるでしょう。「男性」と「黒人」は違う? いいえ、同じ「属性による差別」です。

 それでもなお、「声掛け」を続けますか? 失礼だし、迷惑だし、差別です。いい加減、東横線や副都心線のように、「声掛け」ぐらうは止めにした方がよろしいですよ。でないと、今後も、私らがドンドン乗車し、その模様(=鉄道係員の醜態)をネットに公開され、恥をかくのは「鉄道会社」です。


 今日(9月6日)、急遽、「任意確認乗車」をすることにしました。大倉山駅5:06発下りの「始発」に乗りました。

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「始発」のなかでも、(朝帰りの人たちがおらず)空いた方でした

 案の定、ガラガラです。私以外、女性乗客が2人、男性乗客が1人です。もちろん、何事もなく、横浜駅に到着、横浜市営地下鉄に行く途中で、女性だけを対象にした(変な)イベントのポスターを見かけました。何なのでしょう?

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ハンドメイドマルシェ?

 横浜市営地下鉄も、このくらいの時間だとガラガラです。関内駅では、ついに、私とオバサンだけになりました。

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オバサンと「にらめっこ」です(笑)

 これまた、何事もなく、湘南台駅に到着、駅務室の壁に(注意喚起の)ポスターが貼られていました。

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なら、こっちは「でっち上げ」に注意しないと(汗)

 小田急線の湘南台駅へ。

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急行にしか「女性専用車」はないから良心的?
いえいえ、他の路線に比べて、車掌の声掛け率は「非常に高い」です

 急行に乗車(注:小田急線の各停には「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両はない)、ここは、車掌からの声掛けの確率が極めて高い(80%以上?)路線です。録画モードで乗車すると、期待を裏切らず、車掌が声かけしてきました。「障害者手帳をお持ちでしょうか?」ですと。「私(=健常者)は、乗れない」んですと。今時、こんな車掌がいるなんて、呆れてしまいます。

 長後駅あたりで、車掌がどこかに連絡しました。大和駅で女性駅員が乗車してきました。「私を監視するためか?」と聞くと、否定しましたが、タイミングが良すぎます。「監視されているようで、気分が悪いから、他の車両に移動して」などと言ったら、納得して、次の駅(=南林間駅)で他の車両に移動しました。中央林間駅で降りる際、不適切な声掛けをしないように、車掌に注意しました。

●YouTube

乗るのに障害者手帳が必要?

 田園都市線の中央林間駅に移動、停まっていた準急に乗ったら、女性車掌がわざわざ乗ってきて、声掛けしました。長津田駅でも、各停に乗り換えたら、車掌が乗務員室からわざわざ出てきて、声掛けしました。

●YouTube

「じゃ~」って何だよ

 あざみ野で一旦降車、たまプラーザで折り返し、青葉台駅で準急に乗った際には、車掌の声掛けはありませんでした。察するに、中央林間駅や長津田駅などの「始発」が出る駅で、車掌が声掛けすることになっている(=マニュアル化されている)のでしょう。怪しからん話です。

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以前の「声掛け」が効いているのか、並んでいるのは女性ばかり(苦笑)

 あざみ野駅で横浜市営地下鉄に移動です。ドアが閉まる直前に乗った白髪の紳士、乗った途端に「女性専用車」と気づいて(?)モジモジ、次の駅でそそくさと降車、隣の車両に走っていきました。何とも、見っともない、乗れるのにね。

 横浜駅で降りたら、突然、奇声が。その直後、ホームドアにぶち当たる男子、ドーンという音が響きました。エスカレーターを上がったところで、やって来た女性駅員にそのことを言ったら、その男子を知っている様子、「また、注意しておきます」と言いました。

 東横線に移動、時間的に最後の「任意確認乗車」になりそうです。

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車内から東白楽駅を撮ってみました

 急行に乗車、学芸大学駅で折り返しました。この駅は、上り下りが同じホームなので、折り返しに便利です。

 折り返して、都立大学駅付近で「任意確認乗車」は終了しました。自由が丘駅で特急に乗り換えましたが、3号車付近は混んでいるので、1号車まで足早に行ったところ、案の上、2、3席空いていたので、着席しました。「女性専用車」の設定の残骸で、比較的空いていたわけです。

 武蔵小杉駅で各停に乗り換え、帰りました。ドクター差別さん、早朝から、お疲れ様でした(笑)


 中国人の生の声を聞く良い機会です。

私たちが日本を好きな理由 ~中国・変わり始めた対日観~
(注)動画は自己責任で視聴してください。

 「知日」という雑誌の編集者やその読者が取り上げられています。そもそも、「知日」と「親日」は違います。「親日」ではなく「知日」だと、小うるさい「お上(=中国共産党)」にも、「言い訳」がつきます。編集者も言っていますが、「敵を知る」という「言い訳」が利くからです。まあ、そうしなければいけないところに、中共の「限界」があるわけですが。

 登場する人たちは、頭の良い人たちばかりです。だから、共産党が、幾ら「洗脳」しようとしても、それに疑問を抱いています。子供の頃に「戦争中、日本がひどいことをした」と繰り返し、繰り返し教えられたら、並みの中国人はそれを鵜呑みにしますが、彼らはそれを信じない、あるいは、疑っています。逆に、自国に対する疑念が生じる結果になっています。

 実際、中国内には、真の自由はありません。とくに、マスメディアに携わっている人なら、それを強く実感していることでしょう。ウソかホントか、「ネットに政府批判を書き込んだら、次の日から行方不明になる」なんて噂が実しやかに飛び交っています(苦笑) まあ、そこまで行かなくても、(政府にとって)不都合な情報を流したサイトが即、閲覧不可能になる、なんてことは(しばしば)起こっているようです。

 そういう状況ですから、「知日」とは言え、日本に関する情報を取り上げる編集者には、批判が多数あるらしいです。「売国奴」と罵倒されたことも。「親日」ならイザ知らず、「知日」でこんなことを言われたら、たまったものではありません。

 と言っても、日本を知れば知るほど、「親日」になるようです。とりわけ、日本に行った人は、「見ると聞くとは大違い(=親切な日本人ばかり)」を実感し、日本が好きになるようです。また、(今の)中共が伝統を重んじないので、伝統を重んじる日本文化に接して、自分たちに欠けているものを再発見した、という人もおりました。

 こういう番組を見るにつけ、人それぞれというのを実感します。どの国にも優秀な人もいれば、ダメな人(=差別主義者)がいます。中国人や朝鮮人をバカにする人、「日本人が一番優れている」なんて言う人は、たとえ日本人でも、どうかと思う、てか、「差別主義者」認定です。


 つい最近、「24時間テレビ」の「愛の押し売り」がNHKのEテレの番組で取り上げられた(=揶揄された)日テレだが、毎年恒例の「全国高等学校クイズ選手権」が(今年は)ひどいことになっている。


 昨年とかに見た時に「男女ペアの高校」が何校か出ていて、「何でかな?」と思った。もしかして、「以前のように、男子ペアの高校ばかり、女子ペアの高校ばかりだと、本戦に勝ち残る女子ペアの高校が少なくなり、女子ペアの高校が(本戦の)番組開始早々に全滅しかねない。それだとテレビ的によろしくない、と(番組の)制作者が考えたからかな?」と思った。まあ、たしかに、その「傾向」はあった。

 ところが、今年は、ネット上で、さらに悪い噂を聞いていた。「本番」の放送(9月9日午後9時)はまだなのだが、今日(9月4日)、その予告番組があった。それを見たら、その「悪い噂」は本当だった。

 何でも、女子ペアの高校を(本戦に)残すために、「女子向きのクイズ」を相当数出し、結果、女子ペアの高校が「異常な数、残った」のである。ザッとだが、7割方は「女子ペア」の高校、残りが「男女ペア」の高校と「男子ペア」の高校、という感じだった。

 さすがに「コレでは、いかにも、わざとらしい」と(制作者サイドが)思ったのだろう、後から、「優秀校」として、(これまで実績のある)13校を追加した。その内訳は、12校が「男子ペア」の高校、1校が「男女ペア」の高校というのだから、(本戦に)勝ち残った「女子ペア」の高校の数がどんだけ「異常」だったか、わかろうというものである。

 表面だけ見ると、「クオータ制」を採用し、「男子ペア」の高校を救ったように見える。しかし、実態は、女子への「えこひいきクイズ」をして、その結果、大きな偏りが出来てしまったので、その「是正措置」をとっただけのことである。最初から、「公平なクイズ」を出題しておけば、こんな「小細工」は必要なかったのである。

 そうそう、大阪市や名古屋市の職員採用試験では、明らかな「えこひいき」をしておいて(注:2013年度は合格者の比率が「男子1」に対して「女子5」だった)、その「是正措置」は全くない。それどころか、その「(女子受験者への)えこひいき(=クオータ制)」こそが、「差別是正措置」だと嘯いている。「女性の公務員が少ないのは、これまで女性が差別されてきたからである。だから、その差別を是正するためにクオータ制(=女子受験者へのえこひいき)を採用するのは不当な差別ではない」という(屁)理屈である。

 いいえ、女性の公務員が少ないのは、「女子受験者が(そもそも)少ない」上、「公平な試験をすると、合格率が(男子受験者よりも)低い傾向がある」からである。女子の公務員を増やしたかったら、女性に対して、公務員採用試験を受けるように促し、合格するようにハッパをかけることである。何も差別されていない(今の)女子受験者をえこひいきする必要も理由も全くない。

 試験はもちろん、たとえクイズでも、たとえ娯楽番組でも、「公平性」は保たれなければならない。それを無視したら、「茶番」になってしまう。まともな人は、そんなもの見たくはない、「真剣勝負」が見たいのである。「女子が出てれば、視聴率が上がるだろう」なんて考えているとしたら、それは、(鼻の下の長~い)番組制作者の思い込み、「自分がそうだから、他人もそうだろう」という勘違いに他ならない。

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雄大なアメリカの自然を若い時に体験するのは、
後々の人生にとって、必ず、プラスになるだろう
(写真は、ユタ州のモニュメント・バレー)

 と言いつつ、なぜ、興味があるのか? なぜ、見ようとしているのか? それは、「本戦」がアメリカ横断で行なわれる、ドクター差別が「アメリカ好き」だからに他ならない。だから、昨日(9月3日)の「有吉の夏休み2016」(フジテレビ)も、(別に、有吉らに興味はないが、ハワイがロケ地なので)ついつい、見てしまった(笑) 次回があるなら、(IRの紹介にもなるので)ラスベガスにでも行ってもらいたいところである。


 徹夜明けの昨日(9月2日)、仲間と待ち合わせて、「任意確認乗車」をしました。残念ながら(?)、動画のネタになるようなトラブル・事件はありませんでした(笑) しかし、ドクター差別が本気になれば、いつでも、どこでも、トラブル・事件ではありませんが、動画のネタをつくれます。「賛成派」や「自称(=似非)反対派」は、「世間(=実は、自分ら)から反発を招かない方法(=署名や申し入れ)で抗議すべき」なんてトンチンカンなアドバイス(?)をしてきますが、「任意確認乗車」は、鉄道会社の思惑や女性乗客のワガママに左右されない「最も効果的な活動の1つ」です。

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5:16発のに乗りました

 と言うわけで、「東急・メトロパス」を購入し、(大倉山駅から)東横線に乗車しました。多摩川付近での車掌の「女性専用車」の案内アナウンス以外、何事もありませんでした。副都心線内では男性が4、5人乗車していました。この時間帯(=6時前)ですと、男性も乗っていますが、ラッシュが近くなるといなくなります。なぜでしょうね?

 新宿三丁目駅では、他の車両からやって来る男性が2人いました。降車に便利だからです。乗れるんですから、堂々と乗車すればいいのにね。池袋を過ぎると、「女性専用車」の設定はありませんが(注:てか、そんなもの元々ないのだが)、小竹向原駅で乗ってきて、座席に座った男性が、「女性専用車」だと気づき、と言うか、勘違いして、隣の車両に移動してしまいました。なんだかなあ~

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6:28発の有楽町線に乗りました

 和光市駅に到着、有楽町線(&副都心線)のホームに移動しました。並ぶと、怪訝そうに見る女性はいましたが、声掛けはありませんでした。こういう時でも、「あれ? ここ、女性専用車(の乗り口)ですか? (私は)乗っちゃいけないんですかね?」なんて、(周りの女性に)わざと聞けば、なかには「乗れないです」なんて言うのもいるでしょうから、動画のネタができます。私は堂々と乗って、ドカッと座りましたが、途中から(急いで)乗った男性は、わざわざ、隣の車両に移動しました。そんな必要、ないのにネ。

 池袋駅から赤羽駅までの埼京線は、「任意確認乗車」はできません。何となく、無駄な(乗車の)気がするのは、なぜでしょう? しかも、JRだから「パス」が利かないので、損した感じです(笑)

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赤羽駅では自動アナウンス以外、駅員も「女性専用車」の案内をします
迷惑です 女性乗客(のワガママ)を助長させます
今回は見逃してやりましたが、今度、注意しましょう

 赤羽駅に到着、なのは-さくらさんとOさんと合流しました。Oさんとは、最近、時々、一緒に乗車します。大人しい方ですが、ヤル気があるので、今後が期待できる人材です。てか、私も、レノンさんも、エリーさんも、なのは-さくらさんも、基本、おとなしいタイプ、おとなしそうなタイプです。そういう人を怒らしたら、逆に「怖い」ですよ(笑)、でも、ホントです。

 私は1人、なのは-さくらさんとOさんは2人で乗車しました。途中、あからさまに嫌な顔をするオバサンがいました。こういう場合やガン見された場合は、「何で、そんな顔をするんですか?」とか、「何で、ガン見するんですか?」などと聞けば、これまた、動画のネタになります。今回は、いたしませんでしたが。

 一旦降車、西日暮里駅でレノンさんと合流しました。私とレノンさん、なのは-さくらさんとOさんの「2人組」で別々に乗ろうと並んだら、そこに並んでいた若くて(相当な)美人の女が隣の乗り口に移動しました。偶然なのか、確かめるために、乗る際、その女の乗ろうとしている乗り口から乗ろうとしたら、その女は、もう1つ向こうの乗り口に移動して乗りました。完全に「確信犯」です。

 私らも乗車し、空いている座席を探すフリをして、その女に近づいたら、嫌な顔をして、私らの乗った乗り口の方に移動しました。これ以上やると、「ストーカー」だと言われかねないので、やめて着席しました。しかし、ここまで「男性」を毛嫌いするとは、筋金入りの「男性差別主義者(=男性を見たら痴漢と思う女、男性を敵視する女)」なのでしょう。幾ら「美人」でも、こういう女は、「願い下げ」です。「お前が言うな!」てか?(笑)

 秋葉原駅で一旦降車、次の電車に乗りました。すると、目の前に嫌な顔をしたり、薄笑いを浮かべるオバサンがいました。スマホのCMで顔のデカさを気にする猫がいましたが、このオバサンの顔も、かなりデカイです(笑) こういう場合も、こちらから「なぜ、見てるのか?」などと質問すれば、動画のネタになります。

 今回は質問はしませんでしたが、後ろを向き、これみよがしにポロシャツの「女性専用車両 法律上も契約上も 誰でも乗れます」という文言を見せつけてやりました。そして、小声で「これ、小学生でもわかるよね」などと言ってやりました。それでも、ふてぶてしい顔をしているので、東京駅で降りた際(注:なぜか、ここで「設定」は終了なんですと)、オバサンに手を振ってやりましたが、なぜか、無視されました(笑)

 なのは-さくらさん、Oさんとは、ここ(=東京駅)でお別れです。私とレノンさんは、丸ノ内線まで歩き、大手町駅まで1駅乗車しました。丸の内線には、「痴漢対策車両(=女性専用車)」はありません。なぜでしょう?

 「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両のある半蔵門線に移動しました。表参道駅まで乗車、千代田線の乗り換えました。霞が関駅で降車しましたが、半蔵門線と違って、降りたところが逆方向の「女性専用車」なので、ホームを長々移動することなく乗れて、楽です。と思っていたら、明治神宮前駅では、副都心線まで280メートルもあり、丸々、ホーム(+α)を歩かなければいけませんでした(苦笑)

 渋谷駅に到着、ちょうど9時半、「任意確認乗車」の終了です。地上に上がり、タキタさんが来られるのを待ちます。田園都市線は遅延が発生しているとのことでした。何でも、学生さんが頭から窓ガラスに突っ込み、破損したようです。

 しばらくして、タキタさんが来られました。一時の休息と情報交換を兼ねて、喫茶店で「差別ネット休憩」です。「いつも何もない」とぼやいておられますが(笑)、今回は、ご自分ではなく、年配の男性が車掌から声掛けされているのを目撃し、加勢されたそうです。

 タキタさんとお別れし、私らは、モアイ像前で、1時間ちょっと、街頭演説をしました。日陰ですが、まだまだ暑いです。我慢強いレノンさんも、音を上げて(?)いました。

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それでも、いざ演説となると、身が入ります

 演説後、いつもの定食屋で「差別ネット昼食」をしました。普通なら、そこから「差別ネット歩行&ポスティング」をするのですが、私は徹夜明け、レノンさんも寝不足とのことなので、帰ることにしました。帰りの電車では、2人とも、ウトウトしてしまいました。参加された皆さん、お疲れ様でした。


 ここに来て、トランプ氏が「苦戦」しています。「差別の専門家」のドクター差別としては、最初からわかっていましたが、ようやく、マスコミも、一般人も、気づいてきたようです。「差別主義者」が大統領になったら、それこそ、大変です。

「撤退」はあり得ないが……追い詰められたトランプに巻き返し策はあるか?(THE PAGE 8月31日)

アメリカ大統領選挙で共和党候補に正式に選ばれたドナルド・トランプが既に窮地に立っています。

 共和党の大統領候補になっただけでも、彼の人生の「金字塔」でしょう。「差別的発言」が、そうそう、通用するわけがありません。共和党支持者の過半数が彼の主張に賛成しているわけでは(もちろん)ないでしょうが、それでも、「共和党の大統領候補」になれるところが、指名争いの「盲点」であるわけです。

民主党大会の最終日の7月28日、イラク戦争で命を失った、イスラム系のフマユーン・カーン陸軍大尉の遺族であるキズル・カーンさんが党大会の壇上で、トランプを強く非難しました。イスラム教徒の入国禁止を主張しているトランプに対して、「あなたは憲法を読んだことがあるのか。なければ私のものをお貸しする」と合衆国憲法が書かれた冊子を掲げ、民主党関係者ばかりの会場では大歓声を浴びました。

 元々、「イスラム教徒の入国禁止」なんてのは、無茶苦茶な「人種差別的発言」で、一部の共和党の支持者にはウケても、国民のコンセンサスを得られるような話ではありません。まして、「敵対」する陣営にとっては、絶好の「攻撃材料」でしかありません。

これに対して、トランプはテレビのインタビューで、「事業を起こし、雇用を作るなどして大きな犠牲を払ってきた」と反論し、

 これ、別の言い方をすれば、「労働者を搾取して、自分の私腹を肥やした」ということにもなりますね。もちろん、資本主義社会のアメリカですから、これが「悪い」わけではありませんが、たぶん、彼には、「みんなが働いてくれるおかげで、わが社はなりたっている」という(感謝の)意識は全然ないのでしょうね(苦笑)

壇上で横に立ちながら一言も言わなかったキズルさんの妻、ガザラさんに対して、「発言を禁じられていたのだろう」と、からかうような指摘もしました。

 「イスラムでは、女性は抑圧され、公に発言もできない」と言いたいのでしょうが、これを「自由の国アメリカ」で言ってはいけませんね。しかも、「皮肉」として言ったら、「アウト」です。

アメリカ社会では、命を落とした軍人や遺族は貴い存在であるという思いが広く共有されています。ベトナム戦争以降、尊敬の念はやや目立たなくなってはいますが、それでも軍人や遺族に対して批判をしたり、からかったりするのは、タブー中のタブーです。

 「Veterans Day」というのがあるくらいですからね。日本と違って、「軍人」は尊敬されています。たとえ、アラブ系アメリカ人だとしても、祖国のために命を落とした軍人の家族に対して「皮肉」を言ったトランプ氏は、ドン引きされて当然です。

民主党関係者だけではなく、共和党関係者からもトランプに対する強い非難が起こりました。特に退役軍人は共和党支持の傾向にあるため、選挙にとっては大きなマイナスです。

 「イスラム教徒」に良からぬ思いを持っている(元)軍人さんでも、自分らの仲間(=同じ軍人)の遺族を皮肉るようでは、さすがに、(トランプ氏に)愛想を尽かす(だろう)、というわけです。

メディアは、トランプの発言問題で一色になりました。

 マスコミは、話題になれば「それでいい」のです。それが正しかろうが、間違っていようが関係ありません。ただ、それだけです。

共和党支持者の2割くらいが「トランプは選挙戦から脱退してほしい」と望んでいるという数字もあり、トランプとしては、まさに追い詰められた形となっています。

 「共和党支持者の2割くらい」は以前から、「トランプは選挙戦から脱退してほしい」と思っていたんじゃないでしょうか? と言うか、トランプ氏の(熱心な)支持者は、「共和党でも3割くらい」じゃなかったでしょうか? それでも、他の候補との兼ね合いで、「共和党の大統領候補」になれる、それが「(指名争いにおける)問題と言えば問題」でしょう。

イスラム教徒の一時入国禁止や米国・メキシコ国境での「万里の長城」建設といった、トランプがこれまで公約してきた政策とはいえないような政策の中身も変わるのではないかとみられています。

 この「常識はずれの主張」が、共和党支持者(の一部)にウケたわけで、この主張を変えてしまったら、「唯一の支持者」も失うことにもなりかねません。そうなれば、トランプ氏は、「差別主義者」(注:実際に実行するだけでなく、口に出して言えば、それは「差別」になる。「行動」も、「発言」も、同じである)というだけでなく、「大ウソツキ」という烙印を押されることになります。「女性専用車」と同様、「差別」がいけないのはもちろん、「ウソをつく」というのは、責任ある者としては、絶対にやってはいけないことです。


 「差別の専門家」であるドクター差別としては、「この問題」を取り上げない方がおかしいでしょう。

フランスのビーチを揺るがす「女性用水着」問題の理不尽 なんでこれがいけないの?(現代ビジネス 8月26日)

 まず、基礎知識として、

「ブルキニ」というのは、ブルカ(イスラム女性の全身を覆う衣装)+ビキニという意味で、素材は水着と同じだが、フード付き長袖の上着と、長いパンツになっている。イスラム女性のために考案された水着で、これを着れば、人目に触れるのは顔と手と足先だけになる。つまり、コーランの教えを守って泳ぐことができる。

ということです。

ところが、これがフランスで大問題に発展している。ニースやカンヌやコルシカ島など南フランスの12の自治体が、ブルキニでの海水浴を禁止したからだ。

 さて、なぜでしょう? フランスは「自由の国」ですから、普通に考えれば、こんなこと(=禁止)はあり得ない話です。記者さんの言うように、

海では、誰がどんな格好で遊ぼうが、泳ごうが、勝手ではないのか?

となるのが普通です。

海辺の風景に合わないとか、イスラム教の女性差別の象徴だとか、あるいは、テロが頻発しているために、このような女性がいると皆が不安を覚えるとか、いろいろ挙げられている

とのことですが、記者さんは、

どれも説得力に欠ける。

と言っています。

 一方、ドクター差別としては、

海辺の風景に合わない

イスラム教の女性差別の象徴

テロが頻発しているために、このような女性がいると皆が不安を覚える

のうち、①と③は「合理的な理由」ではありませんが、②は(あくまで「先進諸国の基準」からですが)「合理的理由」だと考えます。

 ①は、ただの「感情論(=好みの問題)」で説得力ゼロです。③は、「痴漢が怖いから、男性はあっち行って」と同じで、不当な差別です。一方、②は、「女性にブルカ(イスラム女性の全身を覆う衣装)の着用と強制することが女性差別であり、その差別を禁止することは(不当な)差別ではない」とする「先進諸国の基準」に合致しています。

一部には、もっと正直(?)に、「我々の西洋文化がイヤなら帰れ!」という声もある

 まあ、「帰れ!」はともかく、「郷に入っては、郷に従え」というのは、ある程度は「正しい」でしょう。文化・慣習の異なる国からやって来て、自分らの文化・慣習に固執して煙たがられる、というのは、「よくある話」です。ニース海岸にやって来たアラブの大富豪の奥さんの「着衣」が顰蹙を買う、これが日本なら、差し詰め、中国の大富豪の奥さんによる銀座の高級店での「爆買い」が顰蹙を買う、と言ったところでしょうか? ちょっと違うか?(笑)

そんなわけでニースでは、ある人権保護団体が、ブルキニ禁止は不当であるとして訴えを起こしていた。女性が何を着れば差別されており、何を着れば自由であるかを他人が決めることこそ、女性の人権無視であると。

 今回の場合、「差別を差別する」わけで、「先進諸国の基準」からすれば、「合理的な理由」になります。ただし、「先進諸国の基準」ではない基準からすれば、「正反対」の結果になるでしょう。

ところが8月22日、行政裁判所がこの訴えを退け、ブルキニ禁止は妥当であるという判断を下した。体を覆い隠すことは女性蔑視を助長し、民主主義の理念に合わないからだそうだ。

 まさに、「先進諸国の基準」からすれば、こうなるでしょう。

ちなみに、ビキニは発表された当時は、風紀を乱す破廉恥でスキャンダラスなものとみなされ、アメリカでも60年代初めまで着用禁止だった。ほんの50年ほど前の話だ。当時は肌を出すのがダメで、今は肌を出さなければダメ。ずいぶん勝手な話ではないか。

 まあ、それが「価値観の変化」というものでしょう。それまで「普通」だったことが「普通」でなくなる、それまで「普通」でなかったことが「普通」になる、それが時代の変化、価値観の変化です。ほんの50年ほど前、アメリカでは、人種差別も、性差別も、年齢差別も「普通」だったのですから。

 以下は、イスラムの女性の服装の「豆知識」です。

イスラムの服装には、いくつか段階があり、ドイツに住むイスラム女性には、普通の服(長袖)を着ていて、髪だけをスカーフで隠している人が多い。これはヘジャブと呼ばれ、預言者ムハンマドが、男性を惑わさないよう、女性の美しい場所を隠すように求めたことが始まりだと言われている。

チャドルは、頭から体全体を覆う黒色のベールで、外に出るときに服の上に羽織る。顔は隠さない。多くのアラブの国はこれだ。

その次がニカブと呼ばれるもので、顔も覆われ、目のところに細いスリットが開けてある。ドイツでは滅多に見ない。

そしてブルカは、テントのように頭から足先まですっぽりと覆うもので、目のところは網状になっている。中からは外が見えるが、外からは中にいる人間が一切見えない。色はたいてい薄いブルーで、アフガニスタンのタリバン支配下ではこれが強要されているようだ。

 ということですので、

そういう意味では、水着のブルキニは顔が出ているので、ブルカ+ビキニの定義は正確ではない

そうです。

2009年、当時のサルコジ大統領は「ブルカはフランスの価値観に合わず、女性の屈服の印である」として、ブルカ禁止法案を提出(目だけを出すニカブも含む)。それが絶対的多数で認められ、学校など公共の場でのブルカ・ニカブの着用が全面的に禁止された(2011年4月から施行)。

 「フランスの価値観」と言うよりか、先ほどから申し上げているように、「先進諸国の基準(=価値観)」VS「その他の価値観(たとえば、イスラム圏の価値観、インドの価値観、中共の価値観etc.」という構図なわけです。

 だから、

オランダでもすでにこれらは禁止されており、実はドイツやスペインでも現在、公共の場での禁止が検討されている。

というわけです。

さらにわからないのは、女性蔑視との関係だ。だいたい、本当に抑圧されている女性がブルキニを着て泳ぎに来るだろうか?

 「抑圧されたなかでの自由」というのは、ありますよ。そのなかにいれば「自由」だが、一線を越えたら「アウト」というのは、真の自由ではありません。まあ、「それでいい」という人もいるでしょうが、「そんなの自由じゃない!」と思う人もいるでしょう。

抑圧されていた女性が、顔を出せば解放されるわけでもなし、そう主張すること自体が傲慢だ。

 自国の価値観を捨てる必要は全くありませんが、それが通用しないところで、自国の価値観に固執するのは、正しい選択とは言えません。まして、「固執しなければならない」のであれば、それは「自由がない」となります。

 最後は、シビアな話になります。

多くのイスラム教徒たちは、もう何年もヨーロッパで暮らしている。そんな彼らは、今あちこちで起こっているイスラム排斥の動きをどんな気持ちで眺めているのだろう。

 これは、「対岸の火事」ではありません。近い将来、日本にも起こり得ることです。その時、誰も、国や団体のリーダーさえも、「差別とは何か?」を知らない、なんてことになったら、(今のままなら、そうなるでしょうが)目も当てられません。


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