2017年04月

 動画「断固拒否します!」に、典型的な「賛成派」からのコメントがありましたので、ご紹介します。ホント、「よくある主張のオン・パレード」です(苦笑)


わざわざ女性からの批判の声を待つかの様に、女性専用車両に乗って。。。

 任意性が担保されているかどうかを確認するために乗っているんですから、当然、「わざわざ(乗車する)」ということになりますね。女性乗客や鉄道係員から「迷惑な声掛け」などがなければ、任意性が担保されていることになりますが、迷惑な声掛けなどがあれば、任意性が担保されていないことになります。

あなたが自己主張を受け入れてほしいのと一緒で、女性も乗ってほしくないという主張をしているだけではないですか。。

 自己主張? いえいえ、私は、鉄道会社が「男性も乗れる」と主張しているから、それが本当かどうか、それが(口先だけでなく)現場でキチンと担保されているかどうか、わざわざ、確認しているのです。

 女性乗客が「乗って欲しくない」と心のなかで思っているだけでなく、「女性専用車」に乗った男性に対して、声に出して主張するなら、それは法律違反、ルール違反になります。法律、ルールは守りましょう。

お互い様です。

 全然違います。私・ドクター差別が「女性専用車」(と称する車両)に乗車するのは、法律・ルールに則った行為です。一方、「乗って欲しくない」というワガママは、それを言動に移せば、法律違反、ルール違反になります。

例えばあなたの娘が、恋人が痴漢をされたというトラウマで男性の事を怖がっていても、それでも男性を怖がる女性が病気だとおっしゃるのですか?

 痴漢を怖がるのは「普通」ですが、男性を怖がるのは「病気(=男性恐怖症)」です。病気は、専門医の治療が必要です。

 なお、たとえ「病気」が理由でも、赤の他人の権利を侵害することは許されません。黒人米兵にレイプされた女性が黒人が怖くなりました、だから、「(黒人は)乗らないで」と言っても、それは「黒人差別」であり、決して許されることではありません。

私自身女性専用車が出来、利用するようになってから痴漢にあう事が減りました。

 あなたは、「自分が痴漢に遭わなければ、他人はどうなってもいい、他人の権利なんてどうでもいい」と思っているのですか? もしそうなら、随分、自分勝手ですね。あなたの代わりに「女性専用車」以外の車両に乗っている別の女性が痴漢被害に遭う、結局、痴漢被害は減らない、それでいいんですか?

 まさか、「女性専用車に乗らないで痴漢に遭う」のは、自業自得ですか? 「女性専用車」に乗らない女性が悪いんですか? 「痴漢が悪い」んじゃなかったのですか?

 また、大勢の(何の関係もない)男性が自分の乗りたい車両に乗れず、大変迷惑しています。もしかして、「痴漢は男。男は反省しろ。少しくらい不利益があるからと言ってガタガタ言うな。ちいせい男だなあ~」ですか?

 文句は痴漢に言ってください。痴漢でない男性を巻き込まないでください。迷惑です。不快です。

あなたのそのエネルギーを痴漢を減らす活動に生かしたらいかがですか?

 勘違いも甚だしいですね。私らは「痴漢対策」には「大賛成」です。ところが、「女性専用車」は、「痴漢対策」と言いつつ、男性の権利、男性の意思を無視し、1人の男性も乗せないようにしないと成立しない「男性対策」だから、「大反対」しているのです。

 そもそも、痴漢被害が減る方法でなければ、「痴漢対策」とは言えません。「女性専用車」は、痴漢被害者が代わるだけで、痴漢被害は減りませんから、「痴漢対策」ではありません。そんな代物に満足している、「自分さえ痴漢に遭わなければいい」なんて人こそ、痴漢被害を減らすことを考えるべきです。

 痴漢のターゲットになる女性、あるいは、女性全員を「女性専用車」に乗せれば、痴漢被害は激減するでしょう。ところが、なぜか、それには、鉄道会社は「乗り気」ではありませんし、「賛成派」も消極的です。痴漢のターゲットになる女性だけを乗せるようにするとオバサン連中が乗れなくなるから、女性全員を「女性専用車」に乗せる、他の車両には女性は乗れないようになると(自分らの)利便性が損なわれるからでしょう。

 また、たとえ「痴漢対策」として有効でも、(男性)差別にあたらない方法でしなければいけません。なぜなら、目的(=痴漢対策)が正当でも、手段(=男性排除)が不当なら、その方策は「不当」だからです。

 それでは、痴漢対策として「有効」で、(男性)差別でもない、そんな方策、あるのでしょうか? あります。たとえば、(時差通勤・通学による)混雑緩和、防犯カメラの設置、監視員の配備、自己防衛の勧めなどです。

 これらは、痴漢被害を減らす効果がありますし、もちろん、(男性)差別でもありません。なぜ、鉄道会社や「賛成派」は、これらの(痴漢被害の減る)方策に「消極的」なのでしょう? それは、「女性専用車」が痴漢対策ではなく、「女性優遇策」だから、「女性のための多目的車両」だからです。だから、オバサン連中が「空いてて快適」、「男がいなくていい」なんて言う、あるいは、「自分さえ痴漢に遭わばければ、他人はどうでもいい」なんて言い分がまかり通るのです。鉄道会社も、「賛成派」も、それでいいから、(現行の)痴漢被害の減らない「女性専用車」に賛成している、満足している、改善しようとしないのです。


 鉄道係員も、女性乗客も、声掛けが「迷惑行為」だと自覚していないようです。「女性専用車」以外で、赤の他人から「声掛け」されるなんてこと、滅多にありません。あっ、そうそう、街頭演説をしてると「道を聞かれる」ことはありますが、「女性専用車」に纏わる声掛けはその種の声掛けではない、いわゆる「悪意のある声掛け」です。「(女性専用車と知らないかと思って)親切で声掛けする」なんて言い訳しますが、所詮、「男性も乗れる女性専用車」なんですから、知ってようと、知らまいと、大きなお世話です。結局、自分が「オヤジと乗りたくない」から、わざわざ声掛けする、それを誤魔化しているだけです。

 なお、「ガン見」も、迷惑行為(=嫌がらせ)です。チンピラが「ケンカを売っている」のと同じです。ちなみに、「キモい」とか、「気持ち悪い」なんて言ったら、迷惑行為どころか、「犯罪行為(=侮辱罪)」です。

 あと、係員は、女性乗客から通報又は苦情があったら、「男性も乗れます」と言え、ですね。イチイチ、やって来て、他の車両への移動の「お願い」なんてするのは、愚の骨頂、電車遅延の原因になります。

 ということで、今日(4月28日)も、「任意確認乗車」です。コンビニで、「10倍息苦しくないマスク」というのを購入、駅に向かいます。今回は「東急メトロパス」を購入しました。

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5:46発のに乗りました

 この時間、車内はガラガラです。日吉駅で急行に乗り換えました。男性が1人、乗車していました。寝ています。この「30前後の男性」は、副都心線でも、ずっと寝ていました。

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このオバサン、ほかに席が空いていたのに
なぜか、男性の横に座りました

 多摩川付近で、いつものように、(痴漢が困らない、一般男性が迷惑するだけの)車内アナウンスがありました。しかし、何事もなく、渋谷駅に到着しました。学生服の男性が一旦乗車しましたが、「男性は乗れない」と勘違いしたのでしょう、降車し、隣の車両に乗りました。

 新宿三丁目駅の手前で、また、(無意味な)車内アナウンスがありました。池袋駅で、なぜか、「女性専用車」の設定がなくなりましたが、そのまま、小竹向原駅に行きました。

 有楽町線に乗り換えました。池袋駅を出たところで、車掌がメモを見ながらアナウンスしていました。まさに、「マニュアル化」されているわけです。しかし、絶対、「男性も乗れます」と言わないので、それが女性乗客がトラブルを引き起こす一因となっています。

 永田町駅で降車し、半蔵門線に乗り換えました。登校の時間帯なので、女子生徒が多いです。「女性専用車」の悪影響が心配です。男性が1人、着席していました。

 表参道駅で、千代田線に乗り換えました。結局、折り返し駅は違うものの、(千代田線を)3往復しました。普段、あまり乗らない路線なので、「まとめて乗車」しました。

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表参道駅の「女性専用車」の始発は7:22です
ホームを歩いていて気づきましたが、「丁度」でした

●1往復目 表参道駅で車掌の前から乗りましたが、声掛けもアナウンスもありませんでした。霞ヶ関駅で降りる際、こちらをチラチラ気にしていたオバサンが、超小声で、「女性専用車・・・」と文句を言ったようでした。文句を言うなら「ハッキリ言え」です。

 しばらく見てたら、乗ってから、「女性専用」と勘違いして、降りようとして(移動が間に合わないと思って)再び乗ったサラリーマンがいました。何で、そんなにアタフタするのでしょう?

 同方向の電車に再び、乗車しました。この時も、車掌には「無視」されました。大手町駅で、これまた、こちらをチラチラ見ていた女が、「女性専用車」と言って降りました。大企業のOLでしょうか? 両方とも、文句を言いたくて言いたくてたまらない、けど、堂々と言う勇気がない、というタイプなのでしょう。こういうのは、誰かが言うと「便乗」して言うんでしょうね。

 湯島駅で折り返し、新御茶ノ水駅で一旦降車し、再び乗車したら、オバサンがすごい形相で睨んでいました。しかし、声掛けしたのは、意外や意外、女子高生でした。「女性専用車です」と3度言い、何と、「降りてください」ですと。「嫌です」、「断固拒否します」と言い返してやりました。しかし、「敵」もさるもの、平然とイヤホンをし直し、知らんぷりです。こういうキモの座った女子高生なら、痴漢だって逃げ出す、やろうと思えば、「でっち上げ」だってできそうです。少なくとも、「女性専用車」なんていらんでしょうね。

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女子高生、後で、平然と座っていました

 霞ヶ関駅で降車し、ホームにいた駅員に報告しました。しかし、話がかみ合わない、女子高生に「降りてください」と言われた、と言うと、「言い方もあるだろうし・・・、『降りていただけませんか?』だったら、まだ・・・」なんて、トンチンカンなことを言いました。そういう問題ではありません。

●2往復目 表参道駅で乗ろうとしたら、車掌が私の腕をポンポン叩きながら、声掛けしてきました。いろいろ言ってましたが、触ったことだけを指摘し続けたら、謝りながら退散しました。霞ヶ関駅で折り返し、明治神宮前駅まで乗車、この方向は空いていて、何事もありませんでした。

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空いてきて余裕が出て来たので「限定広告」を撮影しました
これを撮影したら、盗撮? 猥褻?
なら、東京メトロが、そんな「猥褻な広告」の掲示を
許可するのが、そもそもの間違いですね

●3往復目 明治神宮前駅で折り返し、表参道駅を出たら自動アナウンスがありました。霞ヶ関駅を出てからも、また、自動アナウンスがありました。しつこいですね。大手町駅で折り返し、表参道駅に戻り、半蔵門線に移動しました。何事もなく、渋谷駅に到着、9時20分くらいでしたが、「任意確認乗車」は終了です。

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千代田線には、こういう液晶画面の「案内」があります

 タキタさんと持ち合わせている喫茶店に普通に歩けば3分ほどで着くところ、ゆっくり、向かいました。喫茶店のあるビル自体が「9時半開店」だからです。ホットドッグとアイスティーを注文し待機、10分ほどして、タキタさんがいらっしゃいました。「差別ネット休憩」をしながら、打ち合わせ&情報交換を行い、お別れしました。

 帰りは、半纏着用なので「差別ネット乗車」になります。途中、武蔵小杉駅で降車し、駅内のソバ屋でソバを食べました。ソバは好物の1つです、身体に良さそうですしね。


【終了】5月1日 東横線・副都心線・有楽町線・京浜東北線・日比谷線・千代田線で、「任意確認乗車」をしました。

【終了】5月10日 東横線・横浜市営地下鉄・小田急線・田園都市線で、「任意確認乗車」をしました。

【終了】5月12日 東横線・横浜市営地下鉄・小田急線・田園都市線で、「任意確認乗車」をしました。

【終了】5月18日 東横線・副都心線・有楽町線・半蔵門線・千代田線・日比谷線で、「任意確認乗車」をしました。

【終了】5月21日 渋谷の某所で、「差別ネットワーク」の5月ミーティングを行いました。なお、午後3時半頃から、渋谷駅モアイ像前で街頭演説をいたしました。

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レノンさんもエリーさんも久しぶりの演説

【終了】5月22日 東横線・副都心線・有楽町線・京浜東北線・日比谷線・千代田線で、「任意確認乗車」をしました。その後、上野駅前で街頭演説をしました。

【終了】5月24日 東横線・横浜市営地下鉄・田園都市線で、「任意確認乗車」をしました。

【終了】5月26日 東横線・横浜市営地下鉄・小田急線・田園都市線で、「任意確認乗車」をしました。


 ガバッ、起きたら6時半。寝坊である。本日(4月26日)、一緒に活動予定の「なのは-さくら」さんに「遅れます」とのメールを入れ、身支度をして家を出た。「街宣カート」はナシ、後で「取りに帰る予定」である。

 「東急パス」を購入、これで自由に行き来できる。7時過ぎ、東横線への乗車としては「遅め」である。この時間帯は、かなり混んでいる。何か起こるかも?

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7:06発、何か起こりそうな時間帯です
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「女性専用車限定広告」です

 ドア付近に立つ。私の斜め後ろに、こちらを見てスマホを打つ、これを3、4度繰り返す女性乗客がいた。録画の準備をして待機、案の定、自由が丘駅を過ぎたあたりで、その女性乗客が声掛けしてきた。「女性専用車には男性も乗れる」とは知っている、と言いながら、「子供と障害者・・・」などと言うので、「一般男性も乗れる」ということを教えて上げた。「声掛けは不快」と言うと、その女性乗客は謝罪したが、それだけでは不十分、(声掛けを)2度としないように注意した。

 それで話は終わろうとしていたのに、周りの女性乗客2人が余計な口出しをしてきた。「親切で声掛けて上げた」、言い直して、「良かれと思って声掛け(した)」などと勝手にフォロー、「謝ってんだから、もういいじゃないですか」などと、女性乗客を庇った。また、「皆、不愉快」、「降りていただけませんか!」などと、失礼な「お願い」をしてきた。「お願い」するなら、「不愉快」なんて言うな、である。

 女性乗客の誰かが通報したのだろう、学芸大学駅で、若い駅員が声掛けしてきた。「よろしければ」とか、「できれば」と言いながら、他の車両への移動を(私に)しつこく催促した。しかも、私が移動(=降車)しないでいると、(通報したらしき)その駅員の隣にいる女性に頭を下げていた。ドアが閉まり、発車。

 「これで終わり」と思いきや、(急行の通過待ちの)祐天寺駅で駅員がやって来た。運転士と何やら言葉を交わして、こちらに向って来た。録画の準備。すると、わざわざ乗り込んで来て声掛けした。「学芸大学駅で(移動を)断わった。しつこい」と言うと、「(断ったのは)聞いていない」と言い訳した。「乗っているんだから、断わったに決まっているだろうが」と言ったら、「とにかく謝っておけばいい」てな感じで、「申し訳ごいざいません」と謝罪(?)した。

 中目黒駅に到着、さすがに「声掛け」はなし。しかし、(普段、立っていない)駅員と警備員2人が目の前にいたので、一旦降車、その駅員が「助役」だったので、抗議を兼ねて、十数分、状況説明をした。

 代官山駅で一旦降車、かなり遅れてしまったので、なのは-さくらさんに連絡した。結局、お互い「任意確認乗車」をして、その後、池袋で(10時に)落ち合うことになった。

 渋谷駅で下車し、メトロパス購入した。池袋まで行くと時間が厳しくなると思い、新宿三丁目駅で折り返し、「街宣カート」を(自宅に)取りに戻ることにした。来た通勤急行(の3号車)に急いで乗車、「女性専用車(=1号車)」へ移動した。

 日吉駅で各停に乗り換えた。その際、車掌が私が乗るのを見て、「女性専用車」の案内をした。そのせいで座っていた男性2人が(トバッチリで)移動してしまった。これでも「問題」なのに、何と、走行中にもかかわらず、車掌がわざわざ乗務員室から出て来て、私に声掛けした。「真面目にやれ」と言ってやった。

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「男性排除に真面目」では困りますね
ちなみに、車内はガラガラでした
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最近は「街宣カート」を取りに帰ることが多いですね

 大倉山駅に到着、早め(9時過ぎ)に「任意確認乗車」を終了した。と思いきや、「街宣カート」を携え駅に戻ったら、9時22分発の各停に乗車できた。まだ、「設定中」だが、この時間になると、男性が3人、乗車していた。武蔵小杉駅で、本当に「任意確認乗車」が終了した。

 渋谷駅で通勤急行に乗り換え、池袋駅へ。

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さりげなく「任意周知」してます

 エレベーターを乗り継ぎ、地上に出た。新宿三丁目駅まで行ったせいで、随分、遅れてしまったが、やっと、なのは-さくらさんと合流した。まず、池袋駅西口で、街頭演説。

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ノボリ、インパクトありますね

 その後、東口へ移動、90分食べ放題のイタリアン・レストランで「差別ネット昼食」を取った。

 東口で、本日2度目の街頭演説。

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東口の方が演説しやすいかも

 2人とも「花粉症」なので、鼻水を啜りながらの演説である。なのは-さくらさんは(スギ花粉症なので)ほぼ終わり、私は「ヒノキ花粉症」でもあるので、(ここ数年)5月初旬まで続いている。しかし、今年は、珍しく、蒲田で街頭演説をする(4月13日)まで、薬は飲んでいたせいもあるだろうが(ほとんど)クシャミ、鼻水、目が痒くなることはなかった。ブタクサのせいで「秋に(花粉症に)なる」こともあったが、ここ10年くらいはなし、ちょっとずつ(症状が)変わるようだ。

 Sさんから連絡があり、「こちらに向っている」とのこと、喫茶店で、「差別ネット休憩」をして待つことにした。しばらくして、Sさんが到着、久しぶりである。いろいろ話をした後、「演説をしたい」とのことなので、本日3度目の街頭演説をすることにした。

 同じ「東口」で、ちょっと向きを変えての街頭演説である。

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残念、途中で電池切れ

 しかし、Sさんが15分くらい演説をしたところで、突然の電池切れ。「10時間稼働」というふれ込みだが、「最大音量」だと2時間もたないようである。「最大音量」にしても(携帯拡声器のように)音が割れないので、その点は評価できる。予備に、携帯拡声器も持っていた方がいいだろう。

 JRで帰る「なのは-さくら」さんとは改札口でお別れ、Sさんとは帰る方向が一緒なので、デパートで『お土産」を買った後、副都心線・東横線で帰宅した。なのは-さくらさん、Sさん、お疲れ様でした。


 世界経済フォーラム(WEF)の統計では、2016年のジェンダー不平等指数は、スウェーデンは4位、日本は111位でした。真の「男女平等」のためには、「おいしい職業」だけでなく、「つらい職業」にも女性の進出が望まれます。「母性保護」なんて偏向した理由で、「危険な職業」への女性進出が妨げられることがあってはなりません。

 国防を疎かにすれば、「家庭」も何もあったものではありません。その意味では、女性も「国防」に参加する必要があります。女性も最前線に立ち、「女性の目線」で、国を守らなければいけません。「男女(の結果)平等」らしいですから、「全体の30%を女性に」なんて遠慮しないで、「50%(を女性)」にしましょう。

スウェーデン、徴兵制復活へ ロシアに対抗、女性も対象(朝日新聞デジタル 2017年3月3日)

スウェーデンのフルトクビスト国防相は2日、7年前に廃止した同国の徴兵制を2018年1月から復活させる方針を明らかにした。

 「自由」には、責任が伴います。自由に暮らしたいなら、国民として、それなりの「責務」を果たさなければいけません。「志願兵」だけで不十分なら、徴兵制も必要になります。

兵士に志願する若者が減るなか、近隣の軍事大国であるロシアの武力外交をにらみ軍事力を強化する。

 中共、ロシア、そして、北朝鮮。日本を取り巻く状況からすれば、日本(国民)も安全保障に無頓着では済まされません。最近、「核シェルター」が話題になっていますが、その脅威は何年も前から存在していました。今更、と言うか、(脅威の自覚が)遅すぎる感もあります。

女性の徴兵は初めてとなる。

 「男女平等」の模範となっているスウェーデンですから、「当然」でしょう。「そうじゃなかったの?」という感じすらあります。

志願制度時代と異なり、徴兵を拒むと罰則がある。

 「脅威」は(スウェーデンと)似たようなものでしょうが、日本に「徴兵制」は導入される感じはしません。「愛国心」は希薄ですし、「平和ボケ」してますし。「平和憲法があれば、戦争は起こらない」、「アメリカの基地があるから、戦争に巻き込まれる。アメリカ(軍)は出て行け!」なんて言う連中がいるくらいですから。

 まあ、自衛隊に頑張っていただくしかありません。てか、もしアメリカ(軍)がいなくなったら、それこそ「徴兵制」が必要になるかも知れません。でないと、(アメリカ抜きで)中共、ロシア、北朝鮮とは、とてもとても、対峙できないでしょう。


 「女性専用車」は、痴漢が怖い人のため、男性が苦手な人のための車両らしい。であれば、痴漢が怖い女性や男性が苦手な女性だけでなく、痴漢が怖い男性や男性が苦手な男性も、その乗車対象になっているはずである。子供や障害者でなくても、そういう男性が乗っているかも知れないのに、「男性に見える」からと係員が声掛けし、他の車両に移動させようとするのは、言われた方にすれば「酷い仕打ち」、「余計なお世話」である。

 痴女が怖い男性、女性が苦手な男性(あるいは、痴漢でっち上げが怖い男性)には、「男性専用車」が有効である。しかし、実際には、「男性専用車」は存在せず、「女性専用車」しか存在しない。これは、利用者へのサービスとしては「片手落ち」であり、「男性差別」である。

 しかも、折角、「女性専用車」があるにもかかわらず、痴漢が怖い男性や男性が苦手な男性かも知れないのに、男性を「女性専用車」から移動させようとするのだから、どういうつもりなのか? まさか、「かつて男性に性的嫌がらせをされ、それがトラウマになり、男性が怖くなった、男性が苦手になった男性なんて存在しない」とでも思っているのだろうか? 「そういう目に遭うのは女性だけ」とでも思っているのだろうか?

 いいえ、児童への性的虐待は、女子だけではなく、男子にも起こり得る、いや、実際、起こっている。その被害者が大人になっても、その「心の傷」が癒えず、男性が怖くなることは十分あり得る。性的被害者のための車両を設けるなら、痴女が怖い男性、女性が苦手な男性のために「男性専用車」も設けるべきだが、痴漢が怖い男性や男性が苦手な男性も「女性専用車」に乗車できなければおかしい。

 まあ、「女性専用車には、痴漢が怖い男性や男性が苦手な男性も乗車できる」とするのなら、「男性専用車」を設けても、「痴女が怖い女性や女性が苦手な女性も乗車できる」としなければいけない。結局、「女性専用車だとしても男性も乗れる」、「男性専用車だとしても女性も乗れる」ということになる。と言うか、法律上も、運送契約上も、「(特別旅客車両以外の)一般旅客車両には、運賃さえ支払えば、誰でも乗れる」のだから、当たり前と言えば当たり前である。


 ある「反対派」からの情報ですが、このブログにも何度かコメントをしてきた自称「反対派」の人物(HN:politics777politics)が、なぜか、「ヤフー知恵袋」に、以下のような質問をしています。

女性専用車両に反対し、女性専用車両にわざわざ乗り込む行為(笑 を行っている市民団体がありますが、こいつらって容姿が悪くて女性にモテない結婚できない童貞だから、女性を求めて女性の多い女性専用車両に乗り込んでいるのですよね?

 「容姿が悪くて女性にモテない結婚できない童貞」なんて決めつけは論外ですが、「女性を求めて女性の多い女性専用車両に乗り込んでいる」というのも的外れです。そもそも、「女性専用車両にわざわざ乗り込む行為(笑」なんて言う人が「反対派」であるはずがありません。

 まず、「容姿が悪くて女性にモテない結婚できない童貞」と決めつける根拠は何なのでしょう? てか、そんなもの、あるはずがありません。根拠の欠片もない妄想です。妄想は、「賛成派」にありがちな特徴です。

 「女性を求めて女性の多い女性専用車両に乗り込んでいる」というのも、「賛成派」にありがちな妄想です。自分がそうしたいから、「他人もそうしたいはずだ」と思い込んでいる、下衆の勘ぐりです。いいえ、私らは、「他の男性も(私らのように)自分の乗りたい車両に乗れるようにする」という「使命感」から、嫌々、「クソみたいな車両」に(わざわざ)乗り込んでいるのです。

 「(笑」マークがついてますが、「女性専用車両にわざわざ乗り込む行為」って、おかしいですかね? 「女性専用車両」、いや、「女性専用車」という名の車両は、誰でも乗れる車両です。そこに乗る、「わざわざ」だろうが、「たまたま」だろうが、赤の他人がとやかく言う話ではありません。乗れる車両に「わざわざ」乗らない方がバカみたいです。

 なお、この方、別の質問もしていますが、こちらについては事実関係が確認できませんので、コメントせず、URLだけ記載しておきます。



 自分に自覚がなくても、差別は差別である。それは、差別した側にも、差別された側にも言える。

 アメリカ(の裁判)では、差別した側にその自覚がなくても、結果的に差別があれば、差別と見なされる。これを「差別的インパクト法理」と言う。

 実際、裁判をすればわかることだが、差別された側が、差別した側に差別する自覚(=意図)があったことを証明することは不可能である。差別する側が、「差別する意図はなかった」、「差別したつもりはない」と言えば、それで終わりである。だから、「差別した側に差別する意図があったことを(差別された側が)証明できなければ、差別と見なされない」のであれば、ほとんどの差別は差別でなくなってしまう。

 それでは、差別された側は皆、泣き寝入りしなければならなくなる。そこで、「差別的な結果が存在すれば、差別があったと見なす」という考え方が生まれたのである。たとえば、「企業が100人の社員を雇いました。全員が新規学卒者でした。でも、雇い主は『差別する意図はなかった』と言っている」というのは(アメリカでは)通用しない、結果からして、「年齢差別があった」と見なされるのである。

 また、差別される側が、差別と思っていなくても、差別は差別である。まあ、差別される側が差別と思っていなければ、裁判をするのは困難だが、差別は差別である。

 たとえば、奴隷として働かされているにもかかわらず、「自分(ら)は差別されている」という自覚がない黒人がいたとしよう。であれば、「黒人差別」は許されるのか? 「本人に自覚がないのだから、それでいい。他人がゴチャゴチャ言うな!」で済まされるのか?

 あるいは、インドの女性が、サティー、ダウリー、パルダーなどの悪しき風習により、酷い仕打ちを受けているにもかかわらず、「自分(ら)は差別されている」という自覚がなかったとしよう。であれば、「女性差別」は許されるのか? 「本人に自覚がないのだから、それでいい。西洋人が余計な考えを吹き込むな!」で済まされるのか?

 同様に、男性が(男性)差別と思っていなくても、差別は差別である。ネット上には、「(女性専用車を)男性差別だとは思わない」なんて言う男性が時々いる。本気でそう思っているのかどうかわからないが、本人が(男性)差別と思っていなくても、差別は差別である。鉄道会社が「差別とは思っていない」と言っても、あるいは、一部の男性が「自分は差別だとは思わない」と言っても、「同じ運賃を払っていながら、男性だけ1両乗れない、又は、非常に乗りにくい車両がある」というのは、結果を見れば、(不当な)差別である。

 しかも、「女性専用車」の場合は、(鉄道会社が)意図的にウソをついているのだから、極めて悪質である。本当に「女性専用」なら憲法違反なのに、「女性専用車」、「Women Only」などと堂々と表記している。それどころか、駅員や乗務員、警備員らが、しつこく声掛けしたり、「女性専用車」の案内をして、ウソの上塗りをしている。これで、「(男性)差別をする意図はない」なんて言っても、通用するはずがない。

 もちろん、「差別が存在しないにもかかわらず差別した」なんて言っても通用しないのは言うまでもない。「結果的に、差別があって初めて、意図の有無は関係ない」という話である。だから、日本のバカな(女性)弁護士がのたまっている「女性がセクハラと思えばセクハラ」なんて理屈は、通用しない、通用するはずがない、通用させてはいけないのである。


●「レディーファースト」の意味

 YOMIURI ONLINEの「発言小町」というコーナーに、

男性はソファー席に座らないで!

という発言が(2017年4月12日に)掲載され、話題になっています。

 「上座」がどうの、「レディーファースト」がどうのと、色々意見が出ているようですが、私・ドクター差別としては、

女性だから優先されるべき!っていうのは男性側の配慮によるんじゃないかな?

という意見に概ね賛成です。

 さらに言えば、「レディーファースト」を否定するつもりはありませんが、それは、あくまで「男性側に主導権がある」ということです。

 以前、聞いた話ですが、イギリス人の男性が女性と(日本の)レストランに行った時のことです。ジェントルマンよろしく「レディーファースト」で入店したら、日本人(の女性)スタッフが、同伴の女性に「どこの席が良いか」を聞きました。すると、そのイギリス人男性は激怒したそうです。なぜ、でしょう?

 それは、そのイギリス人男性が「自分の主導権を蔑ろにされた」と思ったからです。もちろん、(日本人の)女性スタッフには、そのつもりは毛頭なかったのでしょうが、入店の際の「レディーファースト」も、「どこに座るか」も、あくまで、男性側に決定権があるのです。だからこその「レディーファースト」なわけです。

 つまり、「レディーファースト」は、マッチョな紳士がか弱い淑女に対して、その度量の広さを見せつけるためのものなのです。それが一般化して、マナー化されたのです。しかし、たとえマナー化されても、基本は「そういうこと」、「男性側に主導権がある」のです。

 ところが、日本では、その趣旨を知らない女性、と言うか、自分に都合の良い解釈をする女性が増え、冒頭のような発言になるわけです。「女性は優遇されて当然」なんて勘違いするのです。しかも、これが「彼氏と彼女」あるいは「旦那と奥さん」の間の話ならまだしも、「赤の他人の女性も優遇しろ」となったら、無茶苦茶な話です。

●ウソは泥棒の始まり

 しかし、これが「ある」んですね、実際に。そうです、「女性専用車」です。赤の他人の女性、しかも、オバサン連中を優遇しろ、優遇して当然、となっているんですね。そもそもは「痴漢対策」だそうですが、若い女性を差し置いて、オバサン連中がふんぞり返って座っているのです。

 しかも、私らに言いがかりをつけてくるのは、大抵、オバサンです。「何で、(男の)あんたが乗ってんのよ?」ですと? それ、こっちが言いたい台詞です。「なぜ、痴漢対策と称する車両に、あなたが乗ってるのか?」と。

 もちろん、「女性専用車」は名ばかりで、「誰でも乗れる車両」です。しかし、それなら、男性が乗ってもいいわけですし、まして、痴漢でない男性なら、「痴漢対策」と称する車両に乗って、何が問題なのでしょう? 痴漢犯罪とは無縁のオバサン連中、と言うか、万一、痴漢に遭ったとしても「自力」で撃退できそうなオバサン連中なら、「痴漢対策」と称する「女性専用車」に乗る必要はないでしょう。

 それより、若い女性を乗せましょう。若い女性を全員、「女性専用車」に乗せれば、確実に、痴漢被害は激減します。なぜなら、他の車両にいる痴漢が痴漢できなくなるからです。痴漢が困るからです。

 こうすれば、たとえ「任意の協力」でも、本当に「痴漢対策」になるわけですから、男性は協力するでしょう。「女性専用(=Women Only)」なんてウソをつかなくても、男性は(任意の)協力をするでしょう。今は、「痴漢対策」になっていないから、痴漢被害が減らないから、オバサン連中が大勢乗っているから、「女性専用(=Women Only)」などとウソをつかないと成り立たないのです。

 とにかく、ウソは止めましょう。「ウソは泥棒の始まり」ですから。大企業が、公共交通の一翼を担う鉄道会社が、振り込め詐欺集団の如く、ウソをついて、ウソをつき続けていいわけがありません。責任の大きさを自覚し、消費者基本法5条2号を遵守しましょう。

第五条  事業者は、第二条の消費者の権利の尊重及びその自立の支援その他の基本理念にかんがみ、その供給する商品及び役務について、次に掲げる責務を有する。
二  消費者に対し必要な情報を明確かつ平易に提供すること。

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人種差別も男性差別も、同じ「属性による差別」です

 「旅客(=鉄道利用者)に必要な情報を(明確かつ平易に)提供する」どころか、「女性専用(=Women Only)」なんてウソを(堂々と)ついているのですから、開いた口が塞がりません。「Japanese Only」がいけないなら、「Women Only」もいけません。「人種差別はいけないが、男性差別はいい」なんてことは許されません。


 「女性専用車」は、「女性専用」ではない。法律上、鉄道営業法34条2号で言うところの「婦人のために設けたる車室」にあたらないし、契約上も、「女性専用の車両」は存在しない。それは、本当に「女性専用」なら、憲法(14条1項)違反になるからである。

 にも関わらず、鉄道会社がなぜ、「女性専用車」などと利用者を騙すような名前をつけ、堂々とステッカーに表記し、そこかしこにベタベタ貼りまくっているのか? たぶん、「痴漢対策」という大義名分(=合理的理由)があれば、男性を排除できると勘違いしているのだろう。「任意の協力」と言いつつ、しつこく声掛けしたり、案内アナウンスをして、ウソの上塗りをするのは、そのせいだろう。

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ウソだらけ
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本当なら「憲法違反」

 いいや、目的が正当でも、手段が不当なら、それは不当である。たとえ「痴漢対策」であっても、何の落ち度もない男性を排除してはならない。だからこそ、「任意(の協力)」となっているのである。

 ところが、鉄道会社は、男性乗客の「任意の協力」なんぞ、端から信じてはいない。「女性専用(車)」をやめて、たとえば、「女性優先(車)」なんてしようものなら、男性が乗り込んで成り立たない、と思っているからこそ、「女性専用(車)」としているのである。これは、裁判例でも、「優先車両にすると、一部の不心得な男性旅客が善良な男性旅客に混じって痴漢行為を行うことを排除できないため、専用車両とした」(平成15年(ワ)第8046号など)とあり、男性の乗車を想定していないからこそ、「女性専用車」としたわけである。

 しかし、これって、摩訶不思議な話である。「女性専用」なら憲法違反なのに、痴漢行為を排除するために「女性専用」にした? もしかして、「痴漢行為を排除するためなら、男性排除をしていい、憲法違反をしてもいい」ということか? あるいは、「痴漢行為を排除するためなら、男性排除をしていい、憲法違反にはならない」ということか? 前者は「あり得ない」から、後者の理屈か?

 もしそうなら、あえて「任意の協力」なんて言う必要はなかろう。「痴漢行為を排除するためだから、男性は乗ってはいけない」と言えば済む話である。「男性は乗れない」と言うのなら、たしかに、私ら「男性」は乗れない、法律やルールを遵守する私らは乗らない。

 女性専用だと憲法違反になるから女性専用ではない、しかし、女性専用でないと痴漢行為を排除できないから女性専用とした、しかし、本当は女性専用ではない、しかし・・・堂々巡りである。

 ところで、「痴漢行為の排除」ができるのは、あくまで「女性専用車内」だけで、「女性専用車」に乗らない女性への痴漢行為は「以前のまま」である。しかも、「痴漢対策」として利用している女性はわずか10%、その他は、「空いてて快適」、「オヤジがいなくて快適」などで、実際、痴漢もたじろぐようなオバサン連中が大勢乗っていて、これを「痴漢対策」と呼んでいいのか、甚だ疑問である。


 普段、理性的な人でも、何か事が起こると、感情的な考え方になりがちである。日頃から感情の起伏が激しい人だと、より過激な考え方に走ってしまう。「右」だったり、「左」だったり、「差別」だったり、それが今、世界を席巻している。

 国内でテロが起こった。自分や自分の家族がテロに巻き込まれたらたまらん。イスラム教徒(=アラブ人)をどうにかすべきだ・・・普段は温厚な人でも、人種差別的な考えに陥りがちである。

 電車内で、何度も痴漢被害に遭った。男は皆、痴漢(予備軍)。男がいない車両をつくって欲しい・・・自分のことしか考えない(ワガママ)女は、男性差別的な考え方に取りつかれてしまう。

 どちらも「同じ」である。テロリストのほとんどはイスラム教徒だろうが、イスラム教徒のほとんどはテロリストではない。同様に、痴漢のほとんどは男だろうが、男性のほとんどは痴漢ではないにもかかわらず、テロリストとテロリストでない人を一緒くたにする、痴漢と痴漢でない男性を一緒くたにする、不当な差別そのものである。

 日本では、(イスラム教徒による)テロが起こっていないので、イスラム教徒への差別は(顕著では)ない。その代わりに、保守系を中心に、朝鮮人差別はかなりのレベルにある。もちろん、「反日」は非難されて当然だが、そうでない人たちまで「日本から出て行け!」というのは、民族差別である。

 まあ、朝鮮人差別(=人種差別)は、「右翼」でない限り、世間的には批判の対象になるのだが、なぜか、同じ「属性による差別」である男性差別は、「右」、「左」に関係なく、何やかや理由をつけて正当化される。「女性専用車」しかり、「女性へのえこひいき採用・登用」しかり。国や自治体、大企業が、平気で「(男性)差別」をしている。

 痴漢対策という「目的」が正当だから、女性専用(=男性排除)という「手段」も正当? 「(女性差別によって)女性が少ないから、それを是正する」という目的が正当だから、「女性へのえこひいき(=男性の権利侵害)」という手段も正当? んなバカなことはない。

 「痴漢対策」なら、なぜ、痴漢でない男性が不利益を被らなければならないのか? なぜ、痴漢でない男性が「痴漢対策車(=女性専用車)」に乗るべきでないのか? なぜ、痴漢でない男性が「痴漢対策車(=女性専用車)」から、他の車両に移動しなければいけないのか?

 「女性差別の是正」と称して、差別を全くされていない女性をえこひいきし、何の落ち度もない男性の権利がを侵害するのか? そもそも、「女性は差別されてきた」という前提自体が怪しいのだが(注:戦争や仕事での死亡率の男女差、寿命の男女差、自殺率の男女差、ホームレス数の男女差)などからすれば、むしろ、男性の人権が軽視されている)、仮に「女性は差別されてきた」としても、現在、差別されていない女性をえこひいきする正当な理由はない。また、その煽りを食って、公務員、管理職、役員等の採用・登用条件を満たしていながら、それらに採用・登用されない男性にとっては、権利侵害、男性差別以外の何物でもない。

 差別的な考え方に走る前に、普段はどうだったのか? 差別思想の持ち主はともかく、普段、温厚な考え方の人は、(勢いに流されず)冷静にならなければいけない。「非常時に本性が出る」のではなく、「非常時にも普段のようにいられる」ようにしなければいけない。


 先日、テレビで、専門家4、5人が朝鮮半島有事の確率を述べていた。10%前後が主流だった。しかし、これってかなりいい加減、予測と言うより憶測の類いである。

 なぜか? 物凄く精度の高い予測システムなら、有事になる確率は、ゼロか、100%かのどちらかだからである。10%だとか、30%なんて中途半端な確率はあり得ない。

 天気予報も、同じである。「降水確率30%」と言ったところで、ある地域に雨が降るかどうかは、ゼロか、100%かのどちらかしかない。ただし、天気予報の場合は、広域予報なら、降っているところと降っていないところがあり、降っている地域が全域の30%なんてことはあるだろう。

 だから、有事が起こる確率が100%だが、東京が狙われる確率は60%などと予測することは可能である。ただし、その場合も、「60%」にどういう根拠があるのか、想像できないが。


 今日の目的は2つ。1つは任意確認乗車、もう1つはチラシの印刷である。街頭演説をしたいのだが、前回の街頭演説で花粉症が悪化したので、今回は断念した。花粉症が酷くなると、お腹までおかしくなるから、結構、大変である。

 というわけで、まずは任意確認乗車である。時間があるので、東急パスを購入し、横浜駅方面へ。

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カメラの設定ミスでボケてます
5:28発ですね
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「女性専用車限定広告」です ボケてます

 女性専用車限定広告があった。こんな広告の場を提供している鉄道会社が一番悪いのだが、そこに広告を出す企業も「女性専用」を利用しているのだから、「男性差別」を容認していることになる。まあ、無頓着過ぎる。

 横浜駅に到着。車掌、女性乗客から声掛けはなし。いい傾向である。

 当然、折り返す。乗る際、オバサンが小声で「女性専用車」と言ったようだが無視した。言うなら、ハッキリ言え。

 私以外に2人、若い男性と年配の男性が乗車した。いい傾向である。菊名でもう1人、男性が乗車した。

 何事もなく渋谷駅に到着、折り返して、急行に乗車した。皆が、鋭い視線を私に浴びせてきたが、無視して着席した。周りを見たら、私以外に男性が1人、着席していた。

 また、何事もなく横浜に到着。時間があるので、横浜市営地下鉄に乗ることにした。しばらく歩いてホームに到着、あざみ野方面行きの電車に乗った。中年男性と杖をついた男性も乗車した。

 またまた、何事もなく、あざみ野に到着、田園都市線に移動した。

 車掌の前から乗車したら、案の定、声掛けしてきた。この路線は、かなりの確率で(車掌が)声掛けしてくる。私が「男性に見えるから、声掛けした」そうである。「男性差別」である。軽く抗議したら退散した。

●YouTube

男性に見えるから声掛けした?

 田園都市線は、まだまだ油断ならない。さすがに、ガンを飛ばす車掌、タメ口を叩く車掌はいなくなったが、失礼かつ無意味な声掛けは(依然として)なくなっていない。

 いつもは二子玉川駅で乗り換えるのだが、今回は、早めに溝の口駅で大井町線に乗り換えた。しかし、予想以上に「ド混み」である。後悔、後の祭り。

 自由が丘駅で降車、菊名行きの各停に乗車した。ガラガラ。意味なし。

 武蔵小杉駅で通勤特急に乗り換えた。みなとみらいまで、そのまま乗ろう。横浜市市民活動支援センターで、チラシを印刷した。トラブルがなければ20分ほどで終わる。

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設定を直しました

 まだまだ、お昼には早いので、「シズラー」は断念し、海苔巻きを買って帰った。花粉症が治るまで、演説はできそうもない。ドクター差別が食欲がないなんて、「異常」である(苦笑)


 自衛隊がハリウッドの映画並みの「クオータ制」を導入するとのことですが、ホント、それで日本が守れるんでしょうか? バーチャルな世界ではそれで通用するでしょうが、現実の世界で女性が男性並みに活躍できるんでしょうか?

戦車隊も女性に開放=自衛隊の配置制限撤廃(時事通信 4/18)

防衛省は18日、女性自衛官に陸上自衛隊の普通科中隊、戦車中隊などへの配置を開放し、全自衛隊で配置制限を事実上撤廃すると発表した。

 配置しても、有事の際は、後方支援のみで、戦闘に参加しないんじゃないの? てか、参加させて大丈夫なのかね?

女性活躍推進に向けた取り組みの一環で、約6%にとどまる女性自衛官の比率倍増を目指す。

 なぜ、女性自衛官を増やす必要があるのか? その分、優秀な男性自衛官が採用されない、なんてことにならないでしょうね? 実際、公務員採用試験では、合格点に達していない女子受験生を合格させることで、合格点に達している男子受験生が合格できない、なんてことになっていますからね。

防衛省によると、全自衛官約23万人のうち、女性自衛官は約1万4000人

 「1万4000人」が適正な人数かも知れませんし、「それ以下」かも知れません。

直接戦闘職域や肉体的負荷の大きい職域で配置を制限してきたが、機会均等の観点から段階的に門戸を広げ、昨年は陸自の対戦車ヘリコプター隊や海上自衛隊のミサイル艇などへの女性配置を解禁した。

 「機会均等」ではないですね。女性をえこひいきして(参加する)機会を多くする、ってことですな。

今回の見直しで配置制限は、ほぼ撤廃される。

 「(女性)差別の撤廃」ではなく、「(女性への)えこひいきの導入」ですね。

ただ、海自の潜水艦隊員や陸自の特殊武器防護隊など3職域は、プライバシーや母性保護を理由に対象から外した。

 おいおい、「男女平等」なら、「きつい仕事」も男女平等でなければいけませんね。女性だけ楽な仕事につかせて「男女平等」です、なんて言っても、それ、男性からしたら、「男女平等」ではありませんよ。

 もちろん、男性と何ら変わらない仕事ができる女性なら、ドンドン、採用してもかまいません。「女性だから」と採用しないのは、女性差別です。しかし、「女性だから採用する(=男性だから、その分、採用しない」となれば、男性差別です。

 ドクター差別は、なぜ、危惧するのか? それは、鉄道会社が「クオータ制」で、意図的に女子を採用し、(私らは)それらの女子の働きを目の当たりにしているからです。女性駅員にちょっと質問すると男性駅員が飛んでくる、ちょっと詰問すると駅務室で泣く、なんてことだから、心配しているのです。そんなことでは、日本を守れませんよ。

 結局、自衛隊に女子が増えて喜ぶのは、「(独身の)男性自衛官」と「反日勢力」でしょう。日本のため、国民のためには、(微塵も)なりません。「クオータ制」なんぞは、所詮、映画のなかだけ、あるいは、「平時のお遊び」でしかなく、「有事」にそんなことをしていたら、「敵」が喜ぶだけです。


 これまで何度も申し上げていますが、「道路使用許可」の場合と同様、「相手の許可なく撮影することは違法である」と、未だに勘違いしている人たちが多いのには、(一から説明しないといけないので)ウンザリさせられます。「道路使用許可」は、一般交通に著しい影響及ぼす恐れがなければ、最寄の警察署長の許可を得る必要はありません。同様に、撮影の許可は、その撮影が著作権に触れたり、商業目的で撮影する場合に、著作権者や所有権者の許可が必要なだけで、原則、撮影は自由です。

 人間の行動は何でもそうですが、「目的」が正当でも、「手段」が不当なら、その行動は「不当」です。たとえば、「テロ対策」と称して、空港で「イスラム教徒」や「アラブ人」だけに手荷物検査をすれば、「不当な差別」です。あるいは、「痴漢対策」と称して、「女性専用車」に男性を乗せないようにするのは、「不当な差別」です。「テロ対策」や「痴漢対策」は正当な目的ですが、手段が「不当」だから、不当な差別になるのです。

 ところで、「許可なく撮影すること」でも、防犯カメラの場合は、肯定する人たちがいます。目的が「防犯」だからです。しかし、「目的」が正当でも、手段が「不当」なら、防犯カメラとて「不当な撮影」になります。そうならないのは、「許可なく撮影するのが不当ではない」からです。

 「いいや、原則、許可なく撮影するのはいけないが、例外的に、正当な目的ならいい」ですか? まあ、私らが「任意確認乗車」の際、録音・録画をする場合も、「証拠保全」という正当な目的なので、この解釈でも問題ないわけです。しかし、この解釈は間違っています。

 それは、日本には、撮影を制限したり、禁止したりする法律がないからです。だから、「原則、許可なく撮影するのはいけない」ではなく、「原則、許可なく撮影してもいい」となるのです。例外的に、撮影が違法になるのは、著作権法に触れる撮影、軽犯罪法や迷惑防止条例に違反する(猥褻な)撮影が禁止されているのです。あと、(執拗に)付き纏って撮影するのも違法ですが、それは撮影が違法というよりも「ストーカー行為」が違法となります。

 要するに、勘違いです。人は(誰でも)許可なく撮影されるのを嫌います。「だから、違法だ」と思い込んでいるのです。

 もし、顔を撮影されるのが嫌なら、芸能人のように「自己防衛」する、サングラス、マスクをして、帽子を被って外出するしかありません。こうすれば、防犯カメラがそこかしこにあっても、面は割れません。まるで銀行強盗のようですが(苦笑)、どうしても嫌なら、そうするしかありません。

 なお、これはあくまで「刑事上」の話で、民事上は「(相手の)許可なく撮影する」のは、「肖像権(=人格権)」の侵害として問題になる場合もあります。ただし、撮影だけで民事上、勝訴した裁判例はなく、ネット上やチラシで、個人を特定できるような形で公表した場合に限り、「人格権の侵害」が認められるのです。それ以外で、(許可なく撮影しても)誰からも文句を言われる筋合いはありません。


 先日(4月13日)の蒲田駅東口での街宣で食ってかかってきたオバサンもそうだが、性犯罪(注:私の演説は、とくに痴漢犯罪を対象としたものだが)に対しては、過剰とも言える反応をする人たちが結構いる。たしかに、性犯罪の被害者は、お気の毒である。しかし、だからと言って、法律の誤った厳罰化は、問題の解決には全くならない。と言うか、新たな深刻な問題をつくり出すだけである。

兄から性的虐待を受けて以来「私にとって男は“物”になった」性被害者のリアルな声(週刊女性PRIME 4/11)

>(望月晶子弁護士が)「ある女性が襲われ、逃れられない現実を受け入れつつも、せめて妊娠は避けたいと思って、加害者に“コンドームをつけて”とお願いした。すると、挿入に同意したとみなされてしまったんです」

 この弁護士の言いたいところは理解できる。「お願いしたから、同意した」という理屈は、必ずしも成り立たない。「殺されるかも知れない」という状況なら、あるいは、そう感じたら、同意せざるを得ないだろう。ただし、その逆、「同意」と見なされる場合もないとは言えない。

「弁護士の仕事は加害者の弁護がメイン。国家権力によって身柄を拘束されている加害者の人権を守るため、いかに示談に持ち込むかなど刑罰を軽くすることに重点をおきがち。被害者視点で意識を見直す必要がある」(望月弁護士)

 たしかに、加害者を弁護するのは「矛盾」もあるが、「加害者」と称される無実の人がいるのも現実で、今は、むしろ、そういう人たちにも目を向けるべきではなかろうか? 何しろ、性犯罪、とくに、痴漢犯罪の場合、確かな証拠もないのに、「被害者」と称する女性の言い分が100%信用され、起訴・有罪になるケースが(少ないとは言え)あるからである。これは、「疑わしきは罰せず」、「10人の真犯人を逃すも、1人の無辜を罰することなかれ」という刑事訴訟の大原則に反している。

加害者を訴えた民事裁判で“セカンドレイプ”を受けた。・・・「裁判では想像もしなかったことで責められました。なぜ、タクシー運転手に助けを求めなかったのか。なぜ、事件翌日にブログを更新しているのか、と。平常心を装っていただけです。加害者側の弁護士は私の男性関係の質問をしたり、私が言葉に詰まるとすぐ“記録して”と言ったり。ショックで傷つきました」(卜沢さん)

 裁判で事情を聞かれるのは、「当たり前」である。それを「セカンド・レイプ」というのは、いかがなものか? 「それでは、(事情を聞かれるのが嫌な)被害者は泣き寝入りしなければいけないのか!?」なんて言う人がいるが、残念ながら、それ(=泣き寝入り)は「当たり前」なのである。

 他の犯罪では、確かな証拠がなければ「泣き寝入り」である。それが「当たり前」なのに、性犯罪だけが事情がハッキリしないまま、女性の「精神的苦痛」を考慮して(「加害者」と称された男性を)有罪にする、なんてことがあっていいはずがない。いや、実際、そういうこと(=冤罪)があるからこそ、問題なのである。

「刑法改正案は厳罰化に踏み切りました。でも、加害者の罪が罪と認められなければ、いくら厳しくしても意味がありませんよね。正直言って、手ぬるい改正だと思います」(卜沢さん)

 本当に「犯罪行為」があったなら、それを今よりも「厳罰化」するのは、誤りだとは言えない。ところが、官憲・司直が(被害)女性の言い分を100%信用し、確かな証拠もなしに起訴し、一旦、起訴されたら、「99.9%有罪になる」というのが現実があれば、「厳罰化」は、無実の人に対しては「実害」のさらなる負担となる。「厳罰化」には、前述の「疑わしきは罰せず」の大原則が守られる、という前提がなければならない。

都内の会社員・早乙女京香さん(30=仮名)は9~10歳のころ当時、高校生だった兄から性虐待を受けた。

 悲惨な経験は、お気の毒である。しかし、だからと言って、(被害)女性の言い分を鵜呑みにしていい、無実の人を罰していいわけがない。

 ところが、現実に、そういうことが起こっている。「女性専用車」は、「痴漢対策」だと言う。そして、「痴漢対策」だと言いながら、痴漢でない男性、何の落ち度もない男性に「乗らないで」なんて言っている。それだけではない、時には、暴言を吐き、(軽いとは言え)暴力まで振るわれる。これでは、無実の人を罰しているのと「同じ」である。

 その(男性排除や暴言・暴力の)正当化に使われるのは、「悲惨な体験」である。「以前、性犯罪に遭ってトラウマになり、男性が怖くなった。だから、男性は乗らないで」というわけである。まあ、そういう女性が、実は「少数」で、大多数は「空いてて快適」、「臭いオッサンがいなくていい」、「男の目を気にせず、化粧ができる、飲食ができる、居眠りができる」という理由で(「女性専用車」を)利用しているわけだが、たとえ「男性が怖い」という理由であっても、それが男性排除や暴言・暴力の言い訳にはならない。

 この理屈が通用するなら、「以前、黒人にレイプされてトラウマになり、黒人が怖くなった。だから、黒人は乗らないで」も通用してしまう。人種差別が正当化されてしまう。男性差別と人種差別は違う? いいえ、同じ「属性による差別」である。

ほかにも、男性被害者を対象に入れた点や、親などがその影響力に乗じて18歳未満の子どもにわいせつなことをすると暴行・脅迫要件がなくても罰する点は、おおむね評価されている。

 新たに男性被害者が対象になっても、今の官憲・司直の「バカマッチョ」ぶりを見ると、女性被害者と同様に扱われるのか、甚だ疑問である。女性被害者と同様、「被害者はウソをつかない」、「被害者の精神的苦痛は計り知れない」なんて言うのだろうか? もちろん、女性被害者に対しても、本当は「そうであってはならない」のだが。

前出の山本さんは13歳のときに父親から性虐待を受けた。

 小学生や中学生の場合は、親がしっかり子供を守らなければならない。(性)虐待なんぞ、「もってのほか」である。

 一方、高校生以上、まして、18歳以上ともなれば、「自己防衛意識」を持っていなければいけない。「自己防衛意識」が希薄だと、「女性専用車」から降りた途端、痴漢に遭った、盗撮に遭った、なんてことになりかねない。あるいは、暗い夜道で、海外で、もっと酷い目に遭う可能性がある。

 にもかかわらず、「服装に気をつけよう」、「立ち居振る舞いに注意しよう」なんてアドバイスすると、それを「セカンド・レイプ」なんて言う連中がいる。「良きアドバイス」をそういう風に受け取るなんて、どこまで根性が捻じ曲がっているのか? 性犯罪に限らない、どんな犯罪でも「自己防衛」が基本である。

 しかも、こういうのに限って、男性を十把一絡げにして、平気で「男性差別」をしでかす。「痴漢は男のせい。男は反省しろ。少しくらい不利益を受けてもガタガタ言うな。ちいせい男だなあ~」なんて言うわけである。はあ~? 赤の他人のしでかしたことで、(同性だからと)責任をどうこう言われる筋合いはどこにもない。

「例えば、性風俗で働く女性が強姦され、裁判になったとき、加害者側が被害者の仕事や過去の男性遍歴を証拠として尋問することを防ぐルールがない。セカンドレイプになってしまうんです」(柴田准教授)

 職業に貴賎はない。とは言え、よく言われる「精神的苦痛」からすれば、未体験の女子よりかは、随分、負担はちいさいだろう。おっと、こういう考え方も「差別的」なのかも知れない。てか、元々、「精神的苦痛」なんて個人差があるので、それが量刑に影響すること自体、どうかと思う。


 かなりインパクトのあるニュースです。「アジア人差別」も囁かれているようです。

乗客を無理やり引きずり降ろす米ユナイテッド航空

 詳しい事情はわかりませんが、「乗客が無理矢理降ろされた」というのは、他人事ではないですね。「オーバー・ブッキング」だとしても、(無料)優待券の配布を提示して、それに応じた人に降りてもらうとか、もっと穏便な方法はあるはずです。なぜ、こういうことになったのでしょう?

 降ろされた4人は皆、アジア人とのことです。「白人」は想定外、「黒人」だと問題にされやすい、だから、「アジア人」? ホントに、そういう「(アジア人)差別」があるのでしょうか?

 しかし、これが大問題になるなら、「女性専用車」から無理矢理、男性を降ろした事件も(もっと)取り上げられていいはずですね。人種差別による係員の暴挙も、男性差別による係員の暴挙も、同じ事ですから。レノンさんが数年前、JR埼京線武蔵浦和駅で、駅員ら3人に腕を掴まれて「女性専用車」から強制的に降ろされたのなんて、この事件と同じです。

 てか、証拠保全のための録音・録画、これだから「大事」ですね。今回は、誰かがスマホか何かで動画を撮影したからこそ、大ごとになったわけです。一方、レノンさんの(事件の)場合は、たまたま録音・録画をしていなかったものだから、JR東(の本社)は、駅員の言い分を鵜呑みにして、(レノンさんに)謝罪しませんでした。

 だから、「女性専用車」に乗る場合は、何があるかわかりませんから、録音・録画はすべきですね。最近は、駅員が無茶なことをするのはなくなりましたが、未だに、女性乗客はやりかねません。しかし、女性乗客が暴言を吐いたり、暴力を振るっても、証拠がなければ、後で、「言った」、「言わない」、「やった」、「やらない」の水掛け論になってしまいます。「女性はウソをつかない」はウソですから。

 録音・録画に躊躇は無用です。(秘密)録音は、合法です。また、録画も、日本には撮影を制限したり、禁止する法律はありませんから、自由に撮影してかまいません。「(許可なく)撮るな!」なんて言う人がいますが、「撮影が禁止されている区域」、「著作権法上問題がある場合」などを除いて、原則、そんな権利はありません。顔を撮影されたくなかったら、芸能人のように、サングラスにマスク、帽子を被るなりして、自分で対処するしかありません。

 とくに、録画については、法律の知識のない女性乗客から、「盗撮魔」と言われかねないのですが、(録画をしないで)「痴漢」と言われるよりは、録画した方が「100倍マシ」です。なぜなら、「盗撮魔」と言われたところで、いかがわしい場面が撮影されていなければ、「盗撮(=違法な撮影)」にはなりません。一方、「盗撮魔」と言われるのが嫌で録画しなければ、「痴漢」呼ばわりされた際、「やっていない」という証拠が全くなく、現状では「疑わしきは罰す」になりかねないからです。

 もちろん、本来は、「やった」という確かな証拠がなければ、「疑わしきは罰せず」とならなければいけないのですが、残念ながら、官憲・司直が女性に甘く、(その男性が「やった」という)確かな証拠がなくても、女性の証言だけで起訴し、一旦、起訴されたら有罪率が「99.9%」なんてことになるのです。そんな目に遭わないためにも、どれだけ有効かはわかりませんが、やらないよりは断然マシ、録音・録画はすべきです。


 北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射する。以前、日本の上空を通過し、太平洋に落っこちたこと、ありましたよね? これで、戦争が起こらない、戦争を起こさない、日本って、ホントに「主権国家」なんでしょうか? 大人の対応? バカこけ!

 「日本の上空を通過」なんて、「もってのほか」ですが、日本海に向けて、つまりは、日本に向けてミサイルを発射するなんてのも、国際常識としてあり得ません。戦争行為でなくても、十分、挑発行為です。北朝鮮が黄海に向けて、つまりは、中共に向けてミサイルを発射したなんて聞きませんし、あり得ませんよね?

 まあ、日本にアメリカ軍の基地があるからでしょう。北朝鮮にとっては、(度胸のない)日本なんて目じゃない、しかし、アメリカは怖いんです。だから、「いつでも、(日本にある)アメリカ基地を叩けるんだぞ!」と虚勢を張っているのです。

 だから、「左」の連中は、「アメリカ軍がいるから、戦争に巻き込まれる。アメリカ、出て行け!」なんて言うのでしょう。でも、アメリカが出ていけば、喜ぶのは北朝鮮、いや、中共(やロシア)です。要するに、そういう連中は、「中共(やロシア)の手先」なんですね。

 いますよね、沖縄にも。「アメリカ(軍)、出て行け!」なんて騒いでいるのは、「沖縄の独立」でも望んでいるのでしょうか? しかし、アメリカ(軍)が出て行ったら、中共の「属国」になるのがオチです。もしかしたら、知事なんぞは、「それでいい」とでも思っているんでしょうか?

 かつて、アメリカは「敵国」だったわけですから、そのせいで、多くの日本人が死んだわけですから、根に持っている人たちがいてもおかしくはありません。広島や長崎の人たちに、「戦争は終わった。過去は過去、(アメリカと)仲良くしましょう」と言ったところで、「はい、そうですね」とならなくても、それはそれで「アリ」です。理屈と感情は違いますから。

 でも、「今、どこ(=どの大国)と仲良くしていなければならないのか?」と言えば、好き嫌いを抜きにすれば、やはり、アメリカでしょう。中共には「自由」はありません。ロシアも「信用」できません。何やかや言って、頼りになるのは、アメリカです。

 てか、逆に、「一番、敵にしたくない大国」を考えれば、やはり、アメリカでしょう。70年前を思い出しましょう。まだ、懲りないのですか? 軍事力を比較しましょう。圧倒的(世界)1位です。こうなると、「好き嫌い」を言っている場合ではありません。

 覚悟を決めるべきです。「日本のアメリカ(軍)が的になる」というのは、「日本を守っているから」と諦めるしかありません。「アメリカ、出て行け!」なんてのは、反日勢力(=親中派」の思う壺です。


 男性は乗らないのがマナー? 勝手にマナーをつくるな! 「運賃を払えば、誰でも、どの車両に乗れる」、これがルール。ルールを守れ!

 ということで、「東急パス」を購入し、イザ、誰でも乗れる「女性専用車」へ。

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5:18発のに乗りました

 横浜駅方面の各停に乗ったら、乗客は女性1人。「女性専用車」にする意味、あるのか?

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なかは、こんな感じ

 反町駅で降車、渋谷駅方面の各停に乗った。

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「Tanmachi」ではなく「Tammachi」なんですね

 菊名駅で、急行に乗り換えた。段々、席が埋まり、学芸大学駅で、ついに、私の横以外の席が埋まった。とうとう、渋谷駅まで、誰も着席せず。そんなに「女性専用車」に乗る男性って、「怪しい」のかね?

 渋谷駅で、1人用のエスカレーターに乗ったら、後ろから無理矢理横を通り、駆け上がるオバサンがいた。先日も、後ろからぶち当たりながら駆け上がる男がいた。ルール、守れよ!

 一旦、改札を出て、メトロパスを購入した。副都心線のホームへ。着席したら、後から乗ってきた女子中学生らしき女子が、私の両脇の席が空いているのに、座るのをためらってしばし考え、やっと、左隣に着席した。「座りたい願望」が「男嫌い」に勝ったのだろう

 明治神宮前駅で降車し、千代田線に乗ろうとしたが、断念。まだ、(「設定」が)始まっていなかったからである。

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来た電車(の「女性専用車」)に男性がいっぱい
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なるほど、「7時20分から」だったのね

 だから、男性が結構乗っていたんだな。7時20分までは(さすがに)待てないので、副都心線に逆戻り、途中、こんなポスターを見かけた。

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下の子も「女子」に見えるんですけど?

 池袋駅方面行きの各停に乗る。恐ろしい形相で睨むオバサンがいた。クワバラ、クワバラ。

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「混雑差」がありますね

 新宿三丁目駅で通勤急行に乗り換えるために降車した。前に並んでいた男性が乗る直前に移動、なぜ、移動するのか? 乗車すると、男性が1人着席していた。警備員は声掛けせず。大分、(声掛けしないことが)徹底されているようである。

 池袋で、「終了」の自動アナウンス、「ご協力ありがとうございました」ってのも、何とも白々しい。こちとら、ウソに協力なんぞできない、差別に協力なんぞできません!

 小竹向原駅で、有楽町線(→半蔵門線)に乗ろうとしたが、時間の関係で、副都心線で渋谷駅に向うことにした。池袋駅で通勤急行に乗り換え、これが「正解」、並んでいたら女が声掛けして来た。「女性専用の車両」、「あちらの方(=車両)がよろしいんじゃ・・・」、「(ご協力を)宜しくお願いします、の時間帯なので」などと言ったので、「余計なお世話」、「声掛けしたのは、男に見えるから?」、「それとも、痴漢かも知れないから?」、「男を変えようがない」、「声掛け自体が失礼」などと言い返した。さらに、「わかっていないのかな、と思った」と言ったので、「わかっていようといまいと、乗れるんだから、何の関係もない」と言ってやった。

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宜しくお願いします、の時間帯?

 ド混みだったが、「乗る」と決めていたので、「痴漢でっち上げ」の危険も顧みず乗車した。新宿三丁目駅でだいぶ空いた。

 渋谷駅で、カーリーヘアで肌が黒めの赤ん坊を抱えた母親が乗って来た。私を見て、「何で、男が乗ってるの?」てな感じで、首を傾げた。「黒人差別も男性差別も根は同じ」ということがわかっていないようである。

 大倉山に戻った。最新型の街宣カートを取りに戻ったのである。しばらく、家で用事を済ませ、9時1分発の各停に乗った。

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9時頃になると、さずがに空いているでしょう

 立っているのが10人くらいの混み具合である。男性も3人、乗車していた。

 学芸大学駅で9時29分、「任意確認乗車」は(ほぼ)終了した。祐天寺駅で、結構、男性が乗って来た。「設定が終了したら混む」では、何となく、矛盾している。てか、そもそも、「設定」なんぞないのだが。

 マックで、なのは-さくらさんと合流した。早速、渋谷駅宮益坂口で、スピーカーシステムの試運転である。

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試運転です(渋谷駅宮益坂口)

 音量は、さすがに「チューリップ型の拡声器」には劣るが、(大きな音を出した際の)携帯拡声器のような振動音はなし、稼働時間も十分ありそうである。

 東横線、多摩川線で、蒲田駅へ。まず、西口で演説し、中華店で「差別ネット昼食」後に、東口で演説した。

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蒲田駅西口
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蒲田駅東口
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有線マイク、ワイヤレスマイク、共に良好

 ランプの残量表示では「3回の街宣で、35%ぐらい消費」したようである。1回充電すれば、悠に2日は使える勘定である。

 そうそう、東口の街宣では、火のついたタバコを手に持ったオバサンに絡まれた。「痴漢被害よりも痴漢冤罪の実害の方が大きい」と演説したのが気に入らなかったのか、「痴漢被害者の気持ちがわかるのか!?」なんて言って来た。「演説の邪魔をしないで、何か言いたいなら、自分が演説をしろ」と言ったら、何を勘違いしたのか、私の持っていたマイクを取ろうとした。「自分で演説の用意をしてやるんだよ」という話である。

 近くで、私の演説を聴いていた年配の女性が、オバサンを嗜めた。そのオバサンが、(私らの演説場所から)12メートルくらい離れた喫煙ゾーンから、タバコの火を消さずに出て来て、私らに文句を言ったからである。何となく、私らの「味方」になってくれた感じである。

 すると、話題を変え、「道路使用許可を取ってるのか? 私らは2000円払ってやっている」などと言い始めた。「警察に聞いて来な」と言ったら、行ったのだろう、しばらくして警察官がやって来た。しかし、物分かりの良い(若い)警察官で、私らが「法律や条例を守ってやっている」と説明したら、すぐに帰って行った。

 オバサンのほかにも、絡んできたオッサンがいた。「うるさい!」だと。これも、ありがちなことである。「10メートル離れて85デシベル以上あるかどうか調べてから言え」と言ってやった。

●YouTube

久々に燃えた街宣

 最新型の街宣カート、上々の滑り出しである。なのは-さくらさん、休日なのに、お疲れ様でした。


 今日は、最新型街宣カートの試運転をする日です。と言っても、「任意確認乗車」には足手まといになるので、しばらくは自宅待機です。というわけで、身軽にザックだけで大倉山駅へ。

 「東急パス」を購入、まさに、(東急の)お得意様です。

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5:30でも、かなり明るくなりました
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ドラマの広告ですが、男性には見て欲しくないのかな?
田園都市線でも(同様の広告が)ありました

 武蔵小杉駅でサラリーマン風の男性2人が乗車するも、1人(オッサンの方)は焦った様子で降車しました。一体、何を焦っているのでしょう? こういうオッサンがいるから、ネット上で「賛成派」に小バカにされるのです。しっかりせんかい!

 多摩川付近で、懲りずに車掌が女性専用車の案内アナウンスをしました。そのせいで、もう1人の男性が降りないか見ていましたが、平然と雑誌を読んでいました。いい傾向です。

 学芸大学で折り返し、日吉で乗り換えて田園都市線を目指そうかと迷いましたが、自由が丘で乗り換え、田園都市線に乗ることにしました。この方が余分なお金がかかりません。

 十分時間があるので、中央林間まで行きます。以前は、(中央林間駅で)80%の確率で、車掌や駅員から声掛けがあったからです。なので、この間は任意確認乗車ができないので残念ですが(笑)、仕方ありません。携帯にコツコツ報告を打ち込みます。その分、帰ってから楽です。

 (当たり前ですが)何事もなく、中央林間に到着、いよいよ「本番」です。

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急行に乗りました

 並ばずに、停まっている急行に乗りました。声掛けはなし。半蔵門線で何度か見かけた車椅子の男性が乗っていました。ここから乗っているんですね。

 こちらを見てコソコソ話をする女2人がいました。若い方が、こちらを随分、気にしています。「何で見てるの?」と聞いていいレベルです、今回は、見逃しましたが。

 長津田に到着、ここでも声掛けはなし。以前とは随分感じが違います。大人しいです。しかし、油断はできません。男性が乗ったのに降りてしまうのを見れば、まだまだ、「形骸化している」とは言えません。

 ビデオカメラの電池残量が少なくなったので、電池交換のため、たまプラーザで降車しました。

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かわいい車体に「女性専用車」云々のステッカーが・・・

 折り返して、また中央林間に向かいます。もちろん、何事もなしに、中央林間に到着しました。これが本来、どの車両に乗ろうと「当たり前」なんですね。

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7:40発のに乗りました

 ホームで観察していると、階段から降りて来て「女性専用車」に乗車したものの、降りてしまう男性が7、8人いました。一方、乗り続けている男性も2、3人いました。この状況、良いのか悪いのか、微妙です。

 なお、任意周知ジャンパーの後ろは、ザックで隠しています。「ああ、あいつか」と思われると声掛けされにくいからです。「ドクター差別には声掛けしないが、他の男性には声掛けする」では(全然)よろしくないからです。

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これもドラマの広告です

 長津田で始発の準急に乗り換えです。声掛けはなし。

 車中に(ガッキー似の)綺麗な女子高生を発見、「システム英語」という本を熱心に読んでいます。頭も良いのでしょうね。ただし、「女性専用車」に乗車している時点で「マイナス100ポイント」です。

 鷺沼駅で結構乗って来るようなので、(ドア付近にいたので)一旦降車したら、乗る際に駅員が声掛けして来ました。「女性専用車です」と言うので、「いい加減なことを言うな」と言い返したら、グダグダになり、小声で「ご協力をお願いします」と言うのが精一杯な感じでした。もう一度、「いい加減なことを言うな」と言ったら、後ずさりして退散しました。

 二子玉川で降車、大井町線に乗り換えです。大井町線も混んでますが、田園都市線は混んでいる上に(溝の口を過ぎたあたりから)ダラダラ運転なので、敬遠気味です。

 かなり混んでいましたが、「痴漢でっち上げ」に遭うこともなく、無事、自由が丘駅に到着しました。東横線に乗車、渋谷に向かいました。

 またまた何事もなく渋谷に到着、まだ時間があるので、「任意確認乗車」続行です。この時間になると、下りは、男性も乗っていることが多いです。今日も、3人乗っていました。

 時間と乗り換えを考慮し、渋谷-学芸大学間を往復しました(注・学芸大学駅はホームで逆方向に乗り換えられる数少ない駅である)。一旦、中目黒で降車し、次の急行に乗り換えました。

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「女性専用車」の乗降口から満開の桜を激写!

 渋谷に到着、これで、「任意確認乗車」は終了です。

 タキタさんと待ち合わせている喫茶店に向かいます。私が先に到着、しばらくしてタキタさんが来られました。報告・打ち合わせをいたしました。タキタさんが「渋谷に用事があるけど、まだ時間がある」ということで、一緒に昼食を食べました。その後、宮益坂口でお別れしました。

 帰ろうと東横線に乗ったら、「女子限定」云々の広告を目にしました。

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サイトを見たら、随分、おもしろいことが書いてありました

女性のオーストラリア留学専門店(アクティブウーマン留学センター)

 予定通り、「家に帰って、最新型街宣カートを持ち出し、一発やろうか」と思いましたが、「明日もある」ので止めました。


 街宣カートに搭載していた(20年来使ってきた)拡声器セットが老朽化し、そこかしこが不調(=接触不良、充電器不良等)になってきたため、先日、廃棄しました。「任意確認乗車」が(活動の)メインになってからは、バッテリーとラッパ型の拡声器が非常に重くかさばるので街宣カートは(あまり)使わず、携帯拡声器で街宣をしていました。街宣カートは、定例会前の街宣や「反対する会」との合同街宣などで活躍しておりました。

 近年は、「任意確認乗車」の後、レノンさんらと「差別ネット歩行&ポスティング」をすることが多く、手軽な携帯拡声器で街宣をしておりました。しかし、今後は、街宣にさらに力を入れていくことになり、携帯拡声器では「役不足」の感があります。実際、なのは-さくらさんと1日に2度、街頭演説をした際には、演説途中で電池切れになってしまいました。(最大20Wながら、ラッパ型の拡声器ではなく、スピーカーが小さいので)音量的にもイマイチで、(新しく)拡声器の購入を考えておりました。

 いろいろ検討した結果、ラッパ型ではないものの、30W(最大40W)のワイヤレスマイク付きのスピーカーを買いました。私・ドクター差別は、(音飛びしない)有線マイクの方が好きなのですが、仲間が演説する際は、たぶん、ワイヤレスマイクの方がよろしいでしょうから、「ワイヤレスマイク付き」は正解でしょう。有名メーカーのサンワサプライや音響メーカーのローランドの商品も魅力的でしたが、あえて「中国製」のものにしました。取り扱い店が信頼できそうだったのが大きな理由です(注:正直に「デメリット(=30Wと言っても、ラッパ型の拡声器ほどの音は出ない)」と伝えてきた)。ちなみに、「30W」、「40W」などと言っても、あくまで「参考程度」の話で、ローランドのスピーカーなら、「2.5W+2.5W」でも、相当な音が出るようです。実際、パソコン外付けのスピーカーは、「1.5W+1.5W」ですが、かなり大きな音が出ます。

 というわけで、今週から、新しいスピーカーを搭載した「街宣カート」の登場です。もちろん、「任意確認乗車」にも力を入れますが、そこかしこの駅前で、ドクター差別が「人間広告塔」になって啓発活動を推進して参ります。乞う、ご期待!

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最新型の「街宣カート」です

 無知な一般人やそれに媚びるマスコミは、カジノの話になると、「ギャンブル依存症」の話を持ち出します。しかも、(合法)カジノを推進する政治家までもが、(感情的で理屈のわからないオバチャン・レベルの)世論を恐れてか、(あえて)それに反論しようとせず、「ギャンブル依存症対策をする」なんて言っています。「するのなら、もっと前からしろ! ギャンブル依存症の8割を占めるパチンコをどうにかしろ!」です。

 「日本には、536万人ものギャンブル依存症の人たちがいる」そうです。「諸外国は1%台なのに、日本は8%台で、世界から見て(ギャンブル依存症の割合が)突出している」そうです。

 536万人も? でも、日本にはまだ「カジノ」はないんですから、この数字には、「カジノ依存症」(の人たち)は入っていないんですよね? 「536万人」の数字が問題なら、既存のギャンブルの「依存症」の人たちをどうにかすべきではありませんかね? それとも、「536万人」というのは「仕方がない」として、それ以上増えることを心配しているんですかね? よう、わかりまへん。

 そもそも、カジノのある他国の「ギャンブル依存症」の(人たちの)割合は1%台で、カジノのない(はずの)日本の「ギャンブル依存症」の(人たちの)割合は8%台なんですよね? なら、問題にすべきは「カジノ依存症」ではなく、「他のギャンブルの依存症」ではないですかね? つまり、日本の「ギャンブル依存症」の8割を占める「パチンコ依存症」を問題にすべき、ということではないんですかね?

 と言っても、そもそも、「依存症」って、何なのでしょう? 何が問題なのでしょう? お金? 健康? それとも?

 年金生活者のオバアチャンが毎日、パチンコに行く、寝ても、醒めても、頭のなかはパチンコのことばかり。これって、「パチンコ依存症」なんですかね? もし、そうだとしたら、何が問題なんですかね?

 小学生が毎日、勉強そっちのけで、碁会所やネット上で、何時間も囲碁をする、寝ても、醒めても、頭のなかは囲碁のことばかり。これって、「囲碁依存症」なんですかね? もし、そうだとしたら、何が問題なんですかね?

 元プロ野球選手の清原和博氏が捕まりましたが、なぜ、捕まったのでしょう? それは、「(ドラッグ)依存症だったから」ではありません。使用したのが、「合法ドラッグ」ではなく、「違法ドラッグ」だったからです。

 一方、お酒やタバコは「違法なもの」ではありません。しかし、「アルコール依存症」や「ニコチン依存症」は、健康上、問題視されています。でも、適量のお酒なら、毎日の飲酒でも(あまり)問題になりません、実際は、少量の飲酒でも、毎日なら、「アルコール依存症」になるわけですが。また、タバコは少量でも有害ですし、依存性が高いものですが、「未成年の喫煙」や「受動喫煙」が(社会)問題になるほどには、「ニコチン依存症」は問題視されません。

 皆、何かに依存するもの、熱中するものです。それ(=好きなこと、好きなもの)に夢中になり、お金を使いまくることもあるでしょう、時には無理をして健康を害することもあるでしょう。しかし、所詮、それは「自己責任」です。傍がとやかく言うことではないのです。


 「男性は女性のことも考えるが、女性は(自分たち)女性のことしか考えない」というのは、もちろん、あくまで「傾向」だが、本当だろう。女性議員が超党派で「女性の権利」云々を主張する、(主に)女性弁護士が、「女性がセクハラと思えばセクハラ」なんて言う、のをちょくちょく耳にする。「女性専用車」があって「男性専用車」がない、「女性割引」があって「男性割引」がない、「女子大」があって「男子大」がないなど、巷には「女性だけ」が横行している。

 まあ、男性が女性のことも考えるのは、公平性を重視するからもあるだろうが、そうでない場合もある。精神的弱さゆえにワガママ女やフェミ団体の無茶な要求を受け入れてしまう、あるいは、バカマッチョ的思考から(か弱い)女性やフェミ団体の無茶な要求を受け入れてしまう、あるいは、もてたいからか女に媚びてワガママ女やフェミ団体の無茶な要求を受け入れてしまうなんてこともあるだろう。

 ところで、「女性は自分たちのことしか考えない」のは、必ずしも悪いことではない。「自分だけかわいい」は(大人として)いただけないが、「自分の子供や家庭のことを第一に考える」のは、女性として、母親として、当たり前である。この「特性」があるからこそ、女性は子供を産み、育てられるのである。

 しかし、これはあくまで「家庭内」の話で、「社会に出て働く」となると、そうはいかない。「自分(たち)のことしか考えない」では通用しない、と言うか、通用させてはいけない。家庭でも「責任」はあるが、社会に出たら「社会的責任」が生じる。それを「知りません」では、周りが迷惑する。

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絶叫する女
社会に出ても結構だが、出たら他人に迷惑を掛けるな

 この典型が「女性専用車」である。「痴漢対策」で利用している女性は10%程度、残り90%は、①「空いてて快適」、②「(臭い)オヤジがいなくていい」、③「男の目を気にせず、化粧ができる、飲食ができる、居眠りができる」などの理由で、オバサン連中を中心に利用している。「自分さえ痴漢に遭わなければ(他人はどうでも)いい」というのも何とも身勝手だが、①、②、③の理由なんぞは、ワガママそのものである。

 「法律やルールを知らない」という以前に、同じ運賃を支払っている男性乗客が「乗れない車両がある」なんてことに、疑問や後ろめたさを感じないのか? まあ、感じないからこそ、「女性専用車」に乗った男性に対して、ガン見したり、声掛けしたりするのだろう。ひどいのになると、暴言を吐いたり、時には、暴力まで振るう、無茶苦茶である。

 社会には、法律がある、ルールがある。「知りません」では済まない。「家庭内」では通じても、「社会」では通用しない。

 ところが、権力あるいは権限のある「バカマッチョ」が、それを許すから(社会が)おかしくなる。「女性専用車」以外でも、企業や大学が採用・登用で女性をえこひいきする、映画館、コンビニ、レストランなどが女性だけ割引する、官憲・司直が被害女性と称する女の言い分を鵜呑みにして「痴漢でっち上げ」に加担し「冤罪」を生じさせるなどの愚行がまかり通っている。

 女性は差別されてきた? 日本は未だに「男社会」である? ウソこけ!

 これまで戦争や工事現場で亡くなったのは、ほとんど男性である。平均寿命も、男性の方が(6歳以上)短い。自殺者は男性の方が多い。なぜか?

 理由はどうであれ、これが「事実」である。生命に関わる「差」ほど重大なことはない。要するに、男性の方が、割の合わない人生を送っているのである。

 女性の政治家、女性の公務員、女性の管理職・役員が少ない? それが「女性差別」のせいだという証拠は何もない。そもそも、女性の半数が「専業主婦」を望んでいるのだから、むしろ「当然の結果」と言えるだろう。


 「モラル」も守らない連中のつくった「マナー」を杓子定規に守る必要なんてあるのだろうか? 「電車内では、通話は遠慮しろ」ですと? たしかに、電車内で大声で長々と話すのはよろしくない、「マナー」ではなく、「ルール」としてもいいくらいである。しかし、小声で比較的短い時間の通話まで「よろしくない」とするのは、いかがなものか?

 まあ、「ケース・バイ・ケース」だから、「線引きが難しい」から、「ルール」ではなく、「マナー」ということになっているのだろう。いいや、「大声で長々と話す」のはルール違反、「小声で比較的短い時間の通話」はマナー違反ではない、とハッキリ区別すべきである。でないと、周りが迷惑してしまう。

 ところが、「小声で比較的短い時間の通話」までマナー違反、と考える人がいるらしい。

「電車内なので後でかけ直します」 マナー破りの一言、必要?(2017/3/17)

着信に出ても「すみませんが電車なので、後でかけ直します」と言って電話を切っている人がほとんど。ところが、その一言すら、気になるという人もいるらしい。

とのことである。

「電話に出れないなんてよくある事だし、かけ直すの一言伝える為に禁止行為するぐらいなら、別に無視してもいいと思うんですが」と「電車内での通話は禁止」との考えをもとに、「着信は無視すべきでは」と主張している。

 禁止行為? 「マナー」には、そんな「強制力」はない。「テーブル・マナー」を守らないからって、どうってことはない。

 なお、高級レストランやカジノ等では「ドレス・コード」(注:これは「マナー」と言うよりも「ルール」の一種である)があるが、それが気にいらないなら、「ドレス・コード」のある高級レストランやカジノ等に行かなければいいだけの話である。ファミレスにでも行けばいい。また、(ラスベガスの)カジノの「ドレス・コード」は、特別厳しいものではなく、普通の服装なら、Tシャツに短パンでも「OK」である。

 なお、世の中の「決まり」を重要なものから並べると以下の通り。

モラル(道徳律)>憲法>法律・条例>ルール>マナー・エチケット>個人律

 「法律」や「ルール」は強制力があるが、「マナー」には強制力がない、つまり、「禁止行為」でも何でもない。

ほかにも、電車内で「母が倒れた」という緊急の電話があった経験を持つ人は、「親しい人の場合は一応出る」といい、そのうえで「出てみて緊急じゃなかったらすぐ切りますので、できればご勘弁頂けると有難いです」とおうかがいを立てている。

 家族からの緊急な連絡、社長や上司からに重要な連絡などに「車内だから出ない」では、おかしいだろう? そんなことがないよう、鉄道会社も「ルール」にしていない、と考えた方がいい。だから、車内で通話したら、何でもかんでも「マナー違反」だと目くじらを立てるのはいかがなものか、となるのである。

通話はマナー違反としても、「一言伝えて通話を切る」くらいなら許容範囲だと考える人が多そうだが、

 それが「普通」だろう。

中には「絶対にマナーを遵守する」という人もいるようだ。

 自分は「そうすればいい」が、他人がそうしなくても、「禁止行為」だなんて大ごとにしない、それが「マナー」である。ただし、前述通り、「大声で長々と話す」のは、「ルール違反」と(同等と)見なし、注意してもいいだろう。

 ところで、何故、冒頭で、鉄道会社のことを

「モラル」も守らない連中

と言ったのか?

 実は、鉄道会社は、「女性専用車」は、実は、法律上も、契約上も、「女性専用」でないにもかかわらず、ステッカー等で「女性専用車」、「Women Only」などと表記し、公然とウソをついている。その上、駅員、乗務員、警備員らが、「女性専用車」に乗った男性乗客に対して、(執拗に)失礼かつ不必要な声掛けやアナウンスをして、ウソの上塗りをし、その男性を移動させ、「女性専用車」に1人の男性も乗せないようにしている。つまり、男性排除、男性差別をしているのである。だから、鉄道会社のことを「モラル」も守れない連中、と言ったわけである。

 しかも、鉄道会社のウソのせいで、(一部の)女性乗客が図に乗り、法律上、ルール上、「男性も乗れる」と知った後でも、「男性は乗らないのがマナー」などと言い出す始末である。勝手に「マナー」をつくって、乗っている男性をガン見したり、声掛けしたり、言いがかりをつけて、排除しようとする。ひどいのになると、「バカ」、「気持ち悪い」とか、「変態ジジイ」などと暴言を吐いたり、時には、(軽いとは言え)暴力まで振るうのである。

 もはや、「マナー」云々のレベルではない。「法律、関係ない」なんて言うのまでいる。「モラル」も守らない、「法律」も関係ない、(ありもしない)マナーを勝手につくる、無茶苦茶である。


 残念な記事がありました。

男女平等が大事と言うけれど・・・「日本では男性だって差別されている」=中国報道(2017-03-28)

世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表している「ジェンダー・ギャップ指数」は世界各国の男女平等の度合いを指数化したものだ。2016年における日本の順位は調査対象となった144カ国のうち111位だった。

 そもそも、国連(国連開発計画 UNDP)の統計ではなく、民間の(どこの馬の骨が運営しているかもわからない)団体の統計(だけ)を引用しているところからして「怪しい」ですね。ちなみに、UNDPの統計では、日本(のジェンダー不平等指数 GII)は155か国中26位(2014年)です(注:もちろん、良い方から「26位」である)。

世界経済フォーラムが「ジェンダー・ギャップ指数2016」を公表(内閣府男女共同参画局総務課)

(注)内閣府男女共同参画局でも、なぜか、UNDPよりもWEFの方の扱いが大きい。「女性は差別されている」と言いたいため、強調したいためか?

 しかも、「※GGI及びGIIに関してより詳しく知りたい方は、下記のサイトをご参照ください。」とあるので、そのサイトにアクセスしようとしたら、「リンク先のウェブサイトは、内閣府男女共同参画局のウェブサイトではなく、内閣府男女共同参画局の管理下にはないものです。この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、平成28年12月28日時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。」(http://www.gender.go.jp/link/public_olink/olink_kyodosankaku_201701_05.html)とあり、その先にアクセスしたら、(日本語訳のない)英語のサイト(http://hdr.undp.org/en/data)でした。この「扱いの差」には、ドクター差別としては、意図的なものを感じざるを得ません。

16年に日本は順位を10も下げたが、これは男女の所得格差が大きく関係しているという見方がある。

 日本は「同一労働、同一賃金」ですから、男女で賃金格差はありません。あるのは、「正規社員と非正規社員の賃金格差」です。これはこれで「問題」ですが、女性差別のせいではありません。(男性よりも)女性の非正規社員(の割合)が多いから、結果的に、男女で賃金格差があるように見えるだけです(注:男性の場合、正規社員になりたくてもなれず非正規社員になるケースが多いが、女性の場合、「時間的に自由に働きたい」という若い(実家住まいの)未婚女性や旦那が働いていて家計の足しにパート(=非正規社員)として働くなど、自主的に非正規社員になるケースが多い)。

中国メディアの今日頭条が25日付で掲載した記事は、「日本では男性だって差別されている」と論じている。

 これは「事実」ですね。前述の内閣府男女共同参画局が、「女性の公務員、管理職、役員が少ないのは、女性が差別されてきたからだ」と決めつけ、女性優遇策を推進しています。そして、それ(=何か理由があれば、女性を優遇してもいい)が(世の中の)多種多様な局面に伝播し、「公務員採用試験の女子受験生へのえこひいき」、「大学の入試その他における女子受験生へのえこひいき」、「女性専用車」をはじめとする様々な「女性専用○○」「女性割引(=レディース・デー)」「(確かな証拠もないのに、官憲・司直が女性の言い分を鵜呑みにする)痴漢等でっち上げ」などが派生しているのです。

記事は、日本ではこれまで女性の権利だけが強調され、誰も男性の権利には触れようとしないと説明。また、日本人は男女平等と「女性の権利を勝ち取る」ことを同一視していると主張した。さらに、日本においては男性は各種の「性差別」を受けており、その最も典型的な例は「女性専用車両」だと論じた。

 その通り、的を射た意見ですね。

続いて女性専用車両の存在が男性差別となる理由を男性の観点から説明し、女性専用車両は男性たちを「痴漢予備軍」とみなすのと等しいという見方を示した。

 「痴漢対策と称した車両(=女性専用車)に男性は乗らないで」と言うのなら、(たしかに)【男性たちを「痴漢予備軍」とみなしている】と言えるでしょうね。あるいは、「誰が痴漢かわからないから、(あなたは痴漢でないかも知れないけれど)乗らないで」と言うのなら、「疑っている」のは同じですが、むしろ、「連帯責任論」と言えるでしょう。やや汚い口調で言えば、「痴漢のほとんどは男性。同性として反省しろ。少しくらい不利益を被っても文句を言うな。(ちいせい男だなあ~)」というわけです。

また、日本にはかつて女性専用レストランが出現したことや、日本のある航空会社には旅客機に女性専用トイレが出現したこと、また「女性専用席」のある図書館もあると紹介。

 これも「事実」ですね。「女性専用」で、男性は女性が同伴でないと入れないレストラン、ありました。「(女性に)同伴されないと入れない」なんて、男性は、女性のペットか!? これと、図書館の「女性専用席」は、私らが抗議し、是正されました。

 ANAの「女性専用トイレ」は、よりによって、国際線に設けたものだから、非難が殺到したらしいですね。「女性専用トイレ」は廃止しなかったものの、1カ月後に「男性専用トイレ」を設けたそうです。さて、今は、どうなっているのか? しかし、機内のトイレは、すべて「完全個室」ですから、「専用」を設ける意味なんてないんですけどね。

 たぶん、自己中な女が、「自分の入った直後に男に入られるのが嫌(あるいは、その逆)」なんて言った、それを(ANAが)真に受けたんじゃないでしょうか? そういう話、時々、聞きますからね。臭いを嗅がれるのが嫌(?)なら、消臭スプレーでも持参すればいいのです。

あるPTA会議において1人の父親以外はすべて母親という状況下で、司会を務めた女性教師が口を開くたびに「お母さん方」と呼びかけ、この父親の存在を「完全に無視していた」という事例も紹介し、

 多くの女性の発言を聞く限り、「男性は女性のことも考えるが、女性は(自分たち)女性のことしか考えない」という傾向はあるでしょう。女性の政治家もそうですし、弁護士もそうです。だから、「議員にクオータ制を導入すべき」だとか、「女性がセクハラと思えばセクハラ」なんて、とんでもないことを言い出すのです。

女性専用車両が男性差別だという見方は、この施策に対する過剰な反応と言えるだろう。

 (痴漢でない)男性を乗せない、乗っていたら他の車両へ移動させようとする、これこそ「過剰な反応」でしょう。そもそも、痴漢でない男性を乗せない、あるいは、他の車両へ移動させる(まともな)理由がありません。てか、万一、痴漢なら、他の車両に乗せて、他の車両に移動させて済む話ではありません。

 なお、「女性専用だから、男性を乗せない」、「女性専用だから、男性を他の車両に移動させる」と言うのなら、筋は通ります。しかし、それこそ「男性差別」です。「過剰な反応」ではなく、「(男性)差別に反対するのは当たり前」です。

確かに女性専用車両は男性たちを「痴漢予備軍」とみなしているとも言えなくはないが、その前に痴漢という犯罪から女性を守るというのは正しいことであり、

 痴漢という犯罪から女性を守るというのは正しいこと? まあ、「自己防衛」が基本ですが、「痴漢対策」を講じることはよろしいでしょうね。しかし、だからと言って、「何の落ち度もない男性を排除する」という方策は、邪道です。「目的は正当でも、手段が不当」です。「痴漢対策」は、(男性)差別にあたらない方法、混雑緩和や監視カメラの導入等で行なうべき、いや、行なわなければいけないのです。

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乗れば「差別」だとわかりますよ
「気持ち悪い」と侮辱され、「降りろ~!」と絶叫されます

男性がこれを自分に対する差別と受け止める必要は全くない

 この方(編集担当:村山健二)も、一度、「女性専用車」に乗られた方がよろしいか、と思います。そうすれば、「自分に対する差別」を実感されるのではないでしょうか? 乗らないで、「差別と受け止める必要は全くない」と言っても、説得力ゼロです。

【参考記事】
私が「ドクター差別」として女性専用車両に乗り続けるワケ

だが、男女平等を叫ぶのであれば男性専用車両があって然るべきだろう。

 運送契約上、「女性専用車両」はつくれませんし、同様に、「男性専用車両」もつくれません。今あるのは、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両です。「男性専用車両」をつくったところで、それと同じ、「男性専用車」という名の誰でも乗れる車両に過ぎません。もし、誰でも乗れなかったら、公共交通ではありませんし、そもそも、憲法(14条1項)違反です。


 和歌山県知事が差別発言をしていますが、マスコミはどこも問題視していません。マスコミ自体が、差別問題に無関心、と言うか、無知・無頓着だからです。

「ギャンブル依存症にならない仕組みを」 和歌山県知事、IR誘致で日本人入場制限を政府に要望へ(産経WEST 2017年4月5日)

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を掲げる和歌山県の仁坂吉伸知事は4日の定例会見で、県や和歌山市が誘致の前提としているカジノへの日本人の入場制限について、「われわれのやり方が可能になるように(政府に)働きかけたい」と述べ

 カジノへの日本人の入場制限? なぜ?

 カジノ依存症になる日本人がいるから? カジノ依存症になる日本人が「ごく少数」いるから、カジノ依存症にならない「大多数」の日本人の入場制限をする? なんじゃ、ソレは?

 これって、「痴漢対策」と称する「女性専用車」と同じ理屈ですね。痴漢をする男性が「ごく少数」いるから、痴漢をしない「大多数」の男性を「女性専用車」に乗車させない、という理屈と「同じ」です。

 どちらも、人を愚弄してますね。日本人は皆、カジノ依存症になる可能性がある? 男性は皆、痴漢をする可能性がある? そう思っているとしたら、人を愚弄しています。

 一方、もし、そう思っていないとしても、人を愚弄しています。なぜなら、カジノ依存症にならない人をカジノ依存症になる人と一緒くたにしている、痴漢をしない男性を痴漢と一緒くたにしている、いわゆる「連帯責任」を負わせようとしているからです。何で、赤の他人のしでかすことで、何の関係もない人が「連帯責任」を負わせられなければいけないのでしょう?

 ところで、外国人(観光客)は、「どうでもいい」のでしょうか? カジノ依存症になっていいのでしょうか? 実は、これも、(外国人)差別ですね。

仁坂知事は「県民にはギャンブル依存症への恐怖心があり、依存症にならない仕組みを作らなければならない」と改めて表明。

 ギャンブル依存症への恐怖心? 和歌山県には、パチンコ店が一店もないのでしょうか? 「カジノがある国のギャンブル依存症が1%台で、カジノのない日本のギャンブル依存症が8%台」だというのが、どういう意味か、わかっていないようですね。要は、全国に12000店以上あるパチンコ店のせい、「パチンコ依存症」が問題なのです。

 あと、「非合法カジノ」が(日本に)数兆円規模で存在することは、ご存知ないのでしょうか? 警察が取り締まっても、イタチゴッコで、全然、なくなりません。ヤクザ屋さんに「借金」をすれば、「依存症」云々なんて言っていられない、もっと悲惨な目に遭うでしょう。

 しかし、「合法カジノ」ができれば、誰もわざわざ「非合法カジノ」にはいかなくなるので、「非合法カジノ」は自然と壊滅します。そうなれば、子供たちの憧れである野球選手やお相撲さん、芸能人が「賭博」で捕まることもなくなるでしょう。競輪・競馬もギャンブルですが、合法だから、幾らやっても「問題ない」のです。カジノも「同じ」です。

その上で、「日本人が(カジノに)入れない形のIRをつくりたい。(入場制限が)駄目だとならない制度にしてほしい」と語った。

 日本人が(カジノに)入れない形のIR? この知事さん、何を考えているのでしょう? カジノ以外の施設にも入れないつもりでしょうか? てか、「ギャンブル依存症」については全くの無知、そこら辺のオバチャンのレベルです。「差別」についても全く無頓着、自分が差別発言をしていることすら気づいていないでしょう。

 しかも、それを批判しないマスコミもマスコミです。もう一度言います、「カジノがある国のギャンブル依存症が1%台で、カジノのない日本のギャンブル依存症が8%台」という事実、そして、「ギャンブル依存症536万人の8割以上がパチンコ依存症」という事実、それを報道すべきです。

 「ギャンブル=悪」、「カジノ=悪」ではありません。「イカサマ(人為的操作)=悪」、「非合法カジノ=悪」なのです。


 興味深い記事を目にしました。

千葉大医学部生強姦事件などを防ぐために――新学期、キャンパスの学生たちが知るべき知恵(千田有紀 武蔵大学社会学部教授 2017/4/4)

このところ、大学生の集団強姦事件報道が続いています。

 と言っても、大学生がその種の事件に巻き込まれることは極めて稀でしょう。報道(=ニュース)は、そもそも、珍しいことを取り上げるものです。

ここ10年間ほど、アメリカの大学のキャンパスやNPOなどで、こういった事件への取り組みにかんする、聞き取り調査を行ってきました。

 アメリカと日本では、似ている点もあれば、似ていない点もあるでしょうね。

大学教員として、新学期を前にどうやったらこのような事件を防げるのかを、考えてみたい

 この種の議論では、「防ぐ、あるいは、極力減らすには、どうしたらいいのか?」というのが一番重要なポイントですね。現行の「女性専用車」のような稚拙なやり方(=痴漢のターゲットになる女性を「女性専用車」に誘導せず、痴漢犯罪とは無縁のオバサン、オバアサンがふんぞり返って乗っている、これがホントに「痴漢対策」なのか?)で、「痴漢被害が減らなくてもいい」なんてのが前提なら、そもそも、議論する意味がありません。

女性は性犯罪の「被害者」になり得るのだから、節度をもち、飲酒をできるだけしないように――とはあまりいいません。

 犯罪の被害者になりやすい人は、「普通の人よりも気をつける」のは当然です。お金持ちなら、まず、自分が気をつける、そして、必要ならば、お金を払ってでも防犯すべきです。高齢者や子供なら、周りの人が気をつけてあげるべきです。(犯罪の被害者になりやすい)女性も、同じです。

「被害者」に飲酒の節度を求めることは、「なぜそんなに飲酒してしまったの?」「被害にあったのは、被害者がきちんとしていなかったからでしょう?」という自己責任論を呼び込みます。

 「自分の身は自分で守る」は、(高齢者や子供を除けば)防犯の基本です。その意味では、「自己責任(論)」は、当たり前でしょう。大人の女性なら、高齢者や子供のような「例外」ではありません。

「問題は、事件を引き起こす側にあります。それをどう防ぐかが問題です」

 これまた、「当たり前」です。ただし、痴漢に「痴漢をやめましょう」、万引きに「万引きをやめましょう」、強姦魔に「強姦をやめましょう」と言って、素直にやめるでしょうか? いいえ、やめないから問題なのです。であれば、被害者が気をつけて、極力、犯罪に遭わないようにするしかありません。

 にもかかわらず、たとえば、電車内で痴漢に遭わないために、「刺激的な服装は控えましょう」、「混雑を避け、時差通勤・通学をしましょう」、「周りに気を配りましょう」などとアドバイスすると、「痴漢が悪いのに、何で、私(ら)が気をつけなければいけないの!」なんて言う女性がいるのです。ひどいのになると、親切なアドバイスを「セカンド・レイプ」なんて言い出す始末です(注:「自己責任論」だと非難するのも、その一種と言える)。

自己防衛ばかりを求めれば、被害者が責められてしまい、事件の本質が見失われてしまいます。

 勘違いしないように念を押しますが、「犯罪は100%、加害者が悪い」のです。被害者は(全然)悪くはありません。ただし、悪くなくても、「自分の身は自分で守る」という防犯の基本は忘れてはいけない、という話です。

実は、被害にあうのは女性ばかりではありません。「被害者」の10~20パーセントは、男性

 これは、たぶん、アメリカの事情ではないですかね? まあ、「ゼロではない」ということは確かでしょうが。

男女とも、「被害者」にはなり得るのです。

 それは、そうですね。また、男性が「被害者」の場合、事件として表沙汰になりにくい、ということはあるでしょう。

 なお、忘れてはいけないのは、「痴漢のほとんどは男性」、「加害者の多くは男性」でも、「男性のほとんどは痴漢ではない」、「男性のほとんどは加害者ではない」ということです。この一番大事なことを忘れてしまうと、「自己責任論」どころか、江戸時代の連坐制よりも酷い「連帯責任論」がまかり通り、「冤罪」や「女性専用車」なんて、とんでもない結末になってしまうのです。

酔っぱらってしまったなという友達がいたら、ひとりにしないで、みんなでお手洗いに付き添ったり、誰かと抜け出したりするのを止めたり(例えそれが、ロマンティックな関係に発展しようとしている相手であっても)、事件を防ぐ努力をしてあげなくてはなりません。

 大の大人に対して、まるで、幼児と接するようなお世話をするんですね(苦笑) 逆に、後で「恋の邪魔をしないで!」なんて、怒られなければいいのですが・・・

加害者にならないためになによりも重要なことは、「同意をとること」です。

 でも、女性もウソをつきますからね。後で「言った」、「言わない」、「やった」、「やらない」なんてことになりがちです。

それが証明できれば、加害者であるとはいわれない

 「証明」は大変です。私らのように、録音が必要かも? ただし、この場合は、録画はやめましょう、変な意味に取られたら「ヤブヘビ」ですから(苦笑)

何よりも加害者が、本当に情けなく、みっともない。最高に「ダサいこと」だと思います

 これを「男性全般」に向けて言うのは、男性蔑視、男性への侮辱になりますね。にもかかわらず、「誰が痴漢かわからない(から、男性は乗らないで)」なんてことを平気で言う女がいます。これは、「あなたは痴漢かも知れない」と言っているのと同じで、大変な侮辱です。

 痴漢犯罪防止ポスターも同じです。「痴漢は犯罪です!」などと、男性全般に向けて言うのは、痴漢でない男性にとっては、決して、気持ちの良いものではありません。と言うか、防犯を考えれば、(若い)女性に「自己防衛のすすめ」を説く方が余程、効果的でしょう。それを「セカンド・レイプ」だの、「自己責任論」だの言っていたら、痴漢被害は(絶対に)減りません。


 「オデッセイ」(原題:The Martian)というSF映画を借りて観た。と言っても、意外におもしろかったので、観るのは2度目である。事故で火星に置き去りにされた宇宙飛行士の話で、主演は、マット・デイモン。

 1度目は気にしなかったが、今回観て、「アレッ?」と思った。(宇宙船の)船長が「女性」だからである。もちろん、女性でも能力さえあれば、「船長」にだって、「社長」にだって、「大統領」にだってなればいい。実際、日本でも、自衛艦の「女性艦長」や日本郵船で「女性船長」が誕生したし、「女性社長」なんかはザラである(注:今回、クリントンさんは「女性大統領」になりそこなったが)。

護衛艦に初の女性艦長が誕生! 日本の海上自衛隊の新たな歴史を作った大谷三穂に、英有力紙がインタビューデイリー・テレグラフ 2016.6.29)

日本郵船にて初の女性船長誕生 創業132年目、様々な人材働く環境の整備を実践乗りものニュース 2017/4/3)

 しかし、意図的に、「女性を重要なポジションの役柄にする」というのはいかがなものか? 意図的でない? いえいえ、ハリウッドの映画は、あからさまに「アファーマティブ・アクション」をやっている。黒人や女性を、意図的に、警察署長や判事、役員や社長などの重要なポジションの役柄、コンピュータ技師や弁護士などの頭の良い職業の役柄につけている。

 「ディープ・インパクト」というSF映画もそうだった。巨大隕石が地球目がけてやって来る、それを阻止するために選ばれた宇宙飛行士のなかにも、黒人と女性が選ばれていた。他の映画でも、同じ光景を何度も観てきた。

 これは、「黒人や女性に対する悪いイメージ(注:黒人は白人より劣っている、女性は男性より劣っている)を払拭するためのアファーマティブ・アクションだから、意図的でもいいんだ」という解釈である。しかし、過去の話ならわかるが、未だに、黒人や女性に対して「悪いイメージ」があることを前提に「アファーマティブ・アクション」をするのは、どうも違う気がする。

 と言うのも、「アファーマティブ・アクション」は、白人や男性に対する差別であると同時に、黒人や女性に対する差別でもあるからである。なぜなら、「黒人だから採用・登用する」、「女性だから採用・登用する」というのは、裏を返せば、「白人だから採用・登用しない」、「男性だから採用・登用しない」ということだから、白人差別・男性差別なのだが、同時に、(黒人全体、女性全体としてではなく)個人レベルでは、「黒人や女性は優遇しない(=ハンデをあげない)と、白人のレベル、男性のレベルに達しない」ということになり、結果的に、黒人や女性を白人や男性の一段下に見ていることになるからである。

 なお、フェミニストがよく言うところの「女性の割合が少ない(から、女性を優遇するのは当たり前)」というのは、差別をしていい理由にはならない。そもそも、「女性の割合が少ない」というのが女性差別の結果だという確かな証拠はないし、万一そうだとしても、今時(注:かつて黒人には「負の連鎖」があったから優遇措置が必要だったが、女性には以前から「負の連鎖」はなかった)、何の差別もされてない黒人や女性を優遇するイワレ(=合理性)はないし、何の落ち度もない白人や男性が「男性だから」という理由で採用・登用されないのは、どう考えても理不尽極まりない。

 ところで、映画のなかだけでなく、「女性船長」も、「女性宇宙飛行士」も、実際、存在する。しかし、「エイリアン」シリーズのリプリー(主演:シガニー・ウィーバー)や「バイオハザード」シリーズのアリス(主演:ミラ・ジョヴォヴィッチ)のような(男勝りの)スーパー・ヒロインともなれば、もはや、現実には存在しない(当たり前だが)。ここまで来ると、(SFとして)単純に「楽しむ」しかないし、映画的にも成功している。

 その意味では、女版「ゴースト・バスターズ」は失敗作である。興行的に失敗だったそうだが、(内容的にも)評判がすこぶる悪い。かつて大人気を博した「ゴースト・バスターズ」の主演を「女性」に置き換えただけの代物である。と言っても、私自身は(胸くそが悪くて)観ていないのだが、批判をするからには観ないといけないな~

 ちなみに、一般の方の評価は以下の通り。


○軽い下ネタとギャグベースながら、主題はゴースト退治というよりは、ゴーストを否定する権威(政府とか大学とか)。だから主役は自由な女性たち。観賞用にイケメンマッチョアホ男子(クリス・ヘムスワース)を受付に雇うあたり、男性社会への皮肉っぽいが、これがまた主役を食うほどに魅力的。・・・賑やかなリケジョたちが、おバカ度控えめに活躍する、まずまず楽しいリメイク。熱烈な旧作ファン以外なら。いやむしろ知らないほうがいい。

メインキャストを女性にしたことは大正解だったと思う。4人のキャラクターの個性はとても魅力的だった。特に金髪のメカニックが良かった。それだけでも、観て良かった。イケメン、クリスのおバカキャラも笑えた^ ^ 敵ゴーストが少し印象薄め。もっと、どうやって勝つんだよ〜っていう絶望感を味あわせてほしかった。

 まずまずの評価はこれくらい、以下は低評価ばかり。

駄作 完全に失敗 以上

○子どもたちと吹き替えで観たからなのかもしれないけど、地獄的つまらなさだった。笑えるところが一つもなかった。・・・ゴーストバスターズが昔存在してて皆忘れてるけど彼女たちは意志を受け継ぐ…のかなと思ってたけどなかったものとして話が始まるのも納得いかなかった。残念なリブート作の代表となった。

○もともと心に響くものは期待していないシンプルに楽しみたかっただけ。その観点から言えば、十分及第点。女性メインだったのも良かった

おばさん連中の集まりじゃ一向にこちらのテンションが上がって来ないし、繰り出されるギャグの何と寒いことよ。もう凍死するかと思っちゃった。嗚呼、エロも色気もないんじゃゴーストバスターズのメンバーを女性にするメリットなんてどこにもないじゃん。何もかもが無惨な結果に終わってしまった1本!

○この映画は、女性が頑張って世界を救います男は見た目だけのおバカです。女尊男卑の構図。一昔前なら作られなかったであろうこの作品は、そういう意味で社会状況が反映されていると思います。

 とにかく、「SF映画だからいい」では済まされない。NHKにありがちな「女性主演ドラマ」もそうだが、いつのまにか、それが当たり前になる、洗脳されてしまう。そして、現実の社会でも、女性優遇が当たり前のように行なわれる。それでいいのか? いいはずがない。

 もし、「ディープ・インパクト」のような出来事が本当に起こったら、どうするか? 自分らの命を預ける宇宙飛行士を選ぶのに、白人、黒人、男性、女性など、属性のバランスを考えるか? んなわけがない。人種、性別、年齢に関係なく、最も優秀な人たちに人類の運命を託すに違いない。つまりは、「アファーマティブ・アクション」なんてものは、「どうでもいい仕事、誰でもできる仕事だと思っているから、属性のバランスを考える」という程度の話でしかないのである。


 なのは-さくらさんが、ここ1年、(JR東の)京浜東北線を中心に奮闘されています。コメント欄への書き込みからすると、女性乗客からの嫌がらせがなくならないことに、(無力感、焦燥感ということではないにしても)少々、苛立っておられるようです。まあ、私ら「任意確認乗車」する者たちからすれば、嫌がらせがなくならないのは「やりがいがある」わけですが、これは、もちろん「冗談半分」で、嫌がらせをなくして、一般男性も自分の意思で乗車する車両を自由に選択できるようにするのが、任意確認乗車のそもそもの目的です。

 その意味では、女性乗客から嫌がらせがあるのは、良いはずがありません。私らは「平気」でも、一般男性は非常に乗りづらい、「女性専用車」への乗車をためらってしまうでしょう。これで、「任意の協力」なんて言うのは、笑止千万です。

 ところで、東急やメトロだけでなく、最近は、JR東も、鉄道係員が嫌がらせをしてくることは、メッキリ減りました。埼京線池袋駅や京浜東北線赤羽駅等の駅員らの嫌がらせを私らが糾弾したせいでしょう。現場での抗議はもちろん、その模様を映した「動画」がネット上で拡散することに対して、JR東としても対応せざるを得ない、鉄道係員に嫌がらせをしないように指示したに違いありません。

 では、JR東の路線では、とくに京浜東北線では、なぜ、女性乗客からの嫌がらせがなくならないのでしょう? それは、まだ女性乗客が加害者の「刑事事件」になっていない、加害者の女性乗客が警察に突き出されていないからでしょう。だから、嫌がらせをしても、反省していないのです。泣いて「二度としない」なんて誓約をさせられることがないから、未だに嫌がらせを繰り返すのです。

 しかも、女性乗客の嫌がらせに対して、駅員らの対応が甘いから、むしろ「味方」になってくれるから、女性乗客が図に乗っているのです。かつて、女性乗客は、まるで駅員らを「白馬の騎士」のように扱っていました。私らに対しては、暴言を吐くくせに、(通報で)やって来た駅員らに対しては、甘い声で、「駅員さ~ん」てな調子でした。そして、駅員らが自分らの味方をしてくれた、降車を強要する女性乗客を降ろすのではなく、私らを降ろそうとしたわけです。

 だから、東急やメトロでも、かつては女性乗客による嫌がらせが(しばしば)起こりました。そのせいで、何度か警察沙汰になったり、警察官が来ないまでも、電車が遅延したりしました。鉄道会社にしてみれば、警察沙汰は困るでしょうし、電車が遅延するのは、一般乗客にも影響しますから、さらに困るでしょう。

 以前は、やって来た警察官から、「嫌がらせをされる(=トラブルになる)のを知っているなら、乗らなければいい」なんて言われたり、駅員らからは、電車の遅延を私らのせいにされたりしました。しかし、そういう「言いがかり」に屈せず、私らは、自分らの正当性を(現場やネット上で)主張し続けました。そのせいで、ようやく、東急もメトロも、私らを「悪者」にすることを諦めた、女性乗客の肩を持つのをやめたわけです。

 そうなんです、鉄道会社も、女性乗客も、自分らが不利益を被ると思ったら、嫌がらせをやめるのです。しかし、「自分から改める」なんてことはありません。何しろ、鉄道会社は(「女性専用」を成り立たせるために)平気でウソをついている、女性乗客は「自分(ら)さえ良ければ、他人はどうでもいい」、そういう連中なのですから。

 兵法では、「敵の嫌がることをする」のが(勝利への)鉄則です。もちろん、この「嫌がらせ」は、嫌がらせをする連中への嫌がらせですから「正当な行為」です。痴漢への嫌がらせ(=防犯カメラ等)が、「正当な自衛手段」であるのと同じです。


 おもしろい記事があったので取り上げてみました。さて、ドクター差別は、幾つ当てはまるでしょう? そして、あなたは?

精神的に強い人が「絶対にしない」10のこと(Travis Bradberry 2017/02/11)

1. 失敗にこだわらない 失敗に固執せず、一方でその失敗を忘れることなく、頭の片隅にとどめておく。

 「失敗は成功のもと」とか、「失敗ではなく(成功への)実験」なんて言われますね。私も、「試行錯誤は当たり前」だと思っています。

2. ネガティブな人と付き合わない 心の知能指数が高い人は、必要なときには境界線を引いて一定の距離を保ち、巻き込まれないようにすることができる。

 ネガティブな人をポジティブに変えられるくらいだと「すごい」ですね。

3. 自分を疑わない 誰かに「絶対に無理だ」と言われても、それは他人の意見だと受け止める。

 たしかに、自分の主張には自信がありますね。ただし、「根拠のない自信」は大嫌いなので、キチンと情報を収集し、それを元にジックリ考えてから結論を出します。

4. 謝罪を求めない 強い精神力の持ち主は、非を認めずに謝らない人のことも恨まずに許す。

 これは出来ませんね。謝らないなんて「最低の人間」です。ただし、謝れば、大抵のことは許します。

5. 自分を哀れまない 精神力の強い人は、自分を哀れんだりしない。それは自分自身の力を放棄することを意味するからだ。

 「自分を哀れむ」という意識が、そもそも、ないですね。

6. 恨まない 他人を恨むことで生じる否定的な感情は、ストレス反応だ。ストレスを抱え続けることは、健康に害を及ぼす。精神的に強い人は、自らストレスを抱え込むようなことはしない。

 そう言えば、人をあまり恨んだことはないですね。それより、「かわいそうな人だな」とは思います。

7. 誰の悪影響も受けない 強い精神力の持ち主が自分の行動に前向きな感情を持っているとき、他人の意見や成功に影響されることはない。

 差別問題に取り組んでいる時の私、ドクター差別は、他人に影響されることはないですね。だから、「ワガママ女性の巣窟」にも、平気で乗り込めるのでしょう。

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ワガママ女性の巣窟 

8. 人のことに介入しない 精神的に強い人は、他人を批判しない。人の能力はそれぞれに異なることを知っているからだ。

 「女性専用車? バカバカしい。ほかにすることはあるだろう?」なんて言う輩は、自分は(熱心に)何もしていないのです。熱心にやっている人は、人が熱心にやっていることにケチなんぞつけません。そんなことをしたら、自分のやっていることも否定されてしまいますから。

9. 怠けない 自信を高めるための努力を続けることは、精神的な強さを得ることにつながる。

 長く続けるコツは、「完璧を求めないこと」です。完璧を求めると、ちょっと挫折しただけで、ちょっと怠けただけで、「あ~、もうやめた」となってしまいがちです。禁欲、禁酒又は禁煙してたのに、ちょっと「禁」を破ってしまうと、「もう、どうでもいい。やりまくれ(飲みまくれ又は吸いまくれ)」となってしまうタイプ、いますよね?

10. 悲観しない ニュースを見れば、戦闘や攻撃、脆弱な経済、企業の破綻、環境災害など、世界は悪い方向に向かっていると思わせるようなことばかりだ。だが、精神的に強い人は、自分にはどうすることもできない事柄に心を捉われたりしない。

 世界は悪い方向に向かっていると思わせるようなことばかり? たしかに、そう思わせるようなニュースが多いですが、私は、徐々にではありますが、世に中は、良い方向に進んでいると思いますよ。所詮、ニュースなんてのは「珍しいことばかり」と言うか、「悪いことばかり」を取り上げる傾向がありますから。

 というわけで、私・ドクター差別は、1つ、2つ、異論はありますが、大抵は「当てはまる」ので、「精神的に強い人」と言ってもいいかも知れません。少なくとも、今は「怖いものがない」ですね、精神的には。もう一度言いますが、でなければ、「女性専用車」なんぞに乗れません(笑)


 日本は差別の少ない国? 日本人は、外国人に優しい? ウソこけ!

照ノ富士への「モンゴル帰れ」に広がる波紋 相撲協会の対応は?(BuzzFeed Japan 3/30)

大関照ノ富士に観客から「モンゴルに帰れ」というヤジが飛んだ

 「(在日)朝鮮人は韓国に帰れ」と同じですね。「反日朝鮮人は韓国に帰れ」なら、似ているようで全然違うんですけどね。まあ、「帰れ」と言ったところで、一般人には、そんな権限は全くないですし、できるわけがないですが。

日本人横綱への熱狂と、モンゴル出身力士への冷淡な反応。

 「日本人横綱への熱狂」は結構ですが、「モンゴル出身力士への冷淡な反応」は、度が過ぎると差別になります。

優勝を争う照ノ富士が立ち合いで変化し、はたき込みで琴奨菊を破った際、観客から飛んだ「ブーイング」を見出しにして報じた

 そもそも、「はたき込み」は相撲の決まり手にある技ですから、それで「ブーイング」はおかしいんですけどね。てか、モンゴル出身力士でなくても、「はたき込み」にはブーイングが起こることはありますね。

「相撲の内容と、出自はまったく関係ない。結びつけている時点で問題なのに、さらに出身国へ帰れというのは暴言のレベルを超えている」

 その通りですが、「暴言のレベルを超えている」発言は、何と言うのでしょうね? 私・ドクター差別なんぞも、たぶん、「暴言のレベルを超えている」発言をされてますね、何しろ、「キモい」、「バカ」、「変態ジジイ」なんて言われましたから。いやいや、(軽いとは言え)暴力を振るわれていますから、完全に「暴言のレベルを超えている」のは、明白です(汗&怒)

法務省は「○○人は祖国へ帰れ」を具体例にあげ、これはヘイトスピーチにあたるとしている。

 「人種」、「民族」、「国籍」、「肌の色」等で差別するのは、もちろん、「(属性による)不当な差別」です。

「2場所連続優勝、もしくはそれに準ずる成績」が横綱昇進の条件なのに、「国民が期待している」と横綱審議委員長が公言し、優勝1回で昇進を決める。

 「1場所優勝、1場所準優勝」ですから、「2場所連続優勝に準ずる成績」と言えます。別に、「(日本人力士を)えこひいきしている」とは言えないでしょう。しかも、昨年の年間成績(=最多勝)は、「横綱でも全然おかしくない」ですからね。

出自を理由に応援していいなら、出自を理由にしたブーイングをしてもいいだろうという空気もできあがるーー。

 2つは、全然違いますね。「愛国」と「反日(又は、反米、反韓など)」の差と同じです。幾ら愛国的でもいいですが、他国を(ことさら)貶すのはよろしくありません。まして、それが人に向えば、不当な差別になります。

「なにが差別かは、差別意識の有無で決まることではない」

 その通りです。何しろ、「差別意識があったかどうか」なんて、差別発言をした本人以外、誰にもわかりませんから。

 ただし、「相手が差別だと感じれば差別」というのは間違いです。これは、「女性がセクハラと思えばセクハラ」という理屈と同じです。いいえ、「差別かどうか」は、客観的に判断されるべきものです。

「かつて浦和レッズサポーターが『JAPANESE ONLY』という横断幕を出して、クラブ側の責任も問われたケースがありました。サッカーでは国際的に反人種差別を明確に打ち出しています。相撲はどう考えるのでしょうか」

 こう考えると、旅客ではなく、鉄道会社自体が「Women Only」という差別的表示をしているのは、異常としか言い様がないですね。鉄道会社はどう考えているのでしょうか?

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↑は真っ赤なウソ
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↑はウソではない
ただし、「なぜ、女性を優先しないといけないのか」は不明
「女性(全員)=弱者」ではない

「明確に差別をしてやろう、と思って差別する人は少数派なんです。多くの人は明確に意識しないまま、差別に加担していきます。なにが差別かは、差別意識の有無で決まることではないのです」

 その通りです。鉄道係員も、女性乗客も、「(男性)差別」だと意識しないまま、男性を排除しようとしているわけです。(男性)差別に加担しているのです。私ら「選ばれし者たち」は、わざわざ、時間と労力とお金を掛けて、それを教えてあげているのです。


 最近は、やらなくなりましたが、私・ドクター差別は学生時代からパチンコをやっていました。その他、麻雀は中学生から、将棋は高校生の時、ボウリングも同時期に、スキーは大学に入ってから、結構やりました。やると、嵌まる方なので、そこそこの腕前でした。

麻雀=高校生の時にやり過ぎて、大学生は相手にならず、大学では一度もせず。
将棋=アマチュア二段程度。高校生の時、全国大会に出場。
ボウリング=アベ180程度。ボウリング場の大会に出場、何度か入賞。
スキー=八方尾根スキー場で、全日本スキー連盟一級取得。

 パチンコは、かつては早朝に行って台を選べば、結構な確率で勝てました。今ほど、「人為的操作」が当たり前の時代ではありませんでしたから。途中で確率を変えられたら、まあ、勝てません(苦笑)

●ルール無視のオバサン

 ところで、私よりも少し遅く来たオバサンが、私が座った台でいつも打っていたらしく、「何で、私の台に座ってんの!?」てな顔をして、なかなかそこから立ち去ろうとしませんでした。勘違いも甚だしいですね。でも、こういうオバサン、珍しくはありません。

 「女性専用車」内では、こういう勘違いオバサンが結構います。私を見て、「何で、私の(御用達の)車両に乗ってんの!?」てな調子です。自分の家と勘違いしているのです。

 オバサンの、この勘違いが、法律無視、ルール無視に繋がっています。法律やルールを無視しておきながら、平然と、「マナー」だの、「モラル」を口にします。乗らないのがマナー? いいえ、「女性専用車という名の車両には誰でも乗れる」というのが(鉄道会社の決めた)ルールです。なお、「モラル」は、「ウソをつかない(=ウソ表示をしない)」、「差別をしない(=属性で排除しない)」です。

 オバサンだけではありませんが、自転車のルール違反もよく見かけます。自転車は「車両」なのに、(前から)右側通行してくるのがいます。それを避けて、後ろから来た自動車に接触したら、どうしてくれるのでしょう?

●「右側を空ける」のがルール?

 あと、エスカレーターのルール違反も看過できません。なぜなら、(ルール違反が)大事故になりかねないからです。

 先日、「ワイド! スクランブル」で、関東と関西で、通行のために空けるのが「右側」、「左側」の違いがあるのはなぜか、というのが取り上げられていました。江戸川大学の教授によると、「元々は、イギリスで、戦時中に、効率良く利用するために考え出された」とのことです。

 しかし、今は「戦時中」ではありません。そんなに急ぐ必要はありません。

 てか、「右側」にしろ、「左側」」にしろ、「(片側を)通行のために空ける」なんてのは、ルールではありませんし、ルールにしてはいけません。前述の通り、大事故に繋がりかねないからです。「駆け下りる」のはもってのほか、「歩く」のだってよろしくありません。

 なぜか、前述の大学教授も、スタジオの誰も、この点については、全く触れませんでした。「女性専用車」の場合もそうですが、鉄道会社が一番重要なこと(=「男性は乗れない」あるいは「片側を空ける」なんてルールはないこと)を言わない傾向があるのはいただけません。

 そもそも、エスカレーターは、「歩行」を前提にした造りになっていません。また、安全のため、急停止することがあります。その際、歩いていたら危険、まして、駆け下りていたら大事故になる可能性があります。それも、自分だけでなく、他人も巻き込んでの大事故に。

 と言うわけで、エスカレーターの片側を空けるなんてのは、即刻、やめるべきです。そういう趣旨で(関東の場合)右側に乗って動かない人がいたら、文句を言ってはいけません。その人の方が(あるべき)ルールを守っているのですから。

 ところが、その啓発ポスターですが、デパートなど他の施設のエスカレーターと合同の啓発ポスターになったら、トーンダウンしてしまいました。「歩く」という文言がなくなった分、趣旨が曖昧になっています。これでは、手すりにつかまって歩いたり、走ったり、できなくもありません。

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以前は、↑だったのが、
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↑こうなってしまいました

 こんな体たらくだから、痴漢犯罪の減らない「女性専用車(=痴漢対策)」でもいい、となるんでしょうね。鉄道会社にしてみれば、体裁だけ整っていれば、効果なんて関係ないのです。「痴漢対策をしているフリができれば、それでいい」のです。


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