2018年01月

 2018年1月31日午後4時30分現在、私・ドクター差別のアップした動画380作品(注:ドクター差別本人が、視聴がほとんどなくなった30、40の動画を削除した以外、記憶が定かではないが、1つか2つ、YouTubeに「不適切」だと削除された動画もある)のうち、視聴回数の「ベストテン」は、以下の通りです。

絶叫する女、同情する女たち           1,619,378回

ワガママ女性の巣窟                         481,329回

予感的中! 出た、出た、出た            195,338回

無知ほど恐いものはない                   148,771回

「警察呼ぼうか」「クズです」発言  138,632回

傘で刺そうとする女(尋常でない女たち)  133,038回

いつもの来てるんで?                      127,510回

「任意」と知っても降ろす気か?        113,453回

キッカケは女子高生!?                 100,808回

ドクター差別 東急東横線で大騒動その1 91,442回

 やはり、「絶叫する女、同情する女たち」(アップ日:2014年8月18日)が、群を抜いて「トップ」です。今視聴しても、あの「絶叫」は、インパクトがありますからね。「ヤラセじゃないか?」なんて、コメントまでありました(笑) 「事実は小説よりも奇なり」、録画をしていたからこそです。

 アップした人物が一般的な「有名人」ではない(知る人ぞ知る)ドクター差別、しかも、「女性専用車」というマイナーな分野でのこの再生数は、「驚異的」と言っていいでしょう。その後、誰の、どの動画でも、これを超えるものは(今のところ)見当たりません。記録が抜かれるのは、(どんな記録であれ)チョッピリ寂しいものですが、任意周知活動をする者としては、これを超える動画を(是非とも)期待したいところです。

 「2位」の「ワガママ女性の巣窟」(アップ日:2012年4月28日)も、インパクトがありました。押し出そうとしておいて、「やってない」と言う、周り(女共)も知らんぷり、こういう「修羅場」を経て、東横線も、今は「おとなしく」なりました。各路線(=京王線、副都心線、有楽町線、半蔵門線、田園都市線、小田急線、京浜東北線など)でも、同様のトラブル(=事件)が起こり、それを「制圧」して、今日があります。

 以下、それぞれの動画も、今視聴すると、我ながら「よくやったな」という感じですね。これをまた、「最初から(もう一度)やれ」となると、気力面でも、体力面でも、まあ、できないでしょう。

 と言っても、これからやることについては、体力は(年々)衰えてはいますが(苦笑)、意欲満々です。今後も、ドクター差別のアップする動画に、ご期待ください。宣伝か!?


 最近、駅員や乗務員から、「お願い」という言葉が出てくる。「お願いだから、声掛けしても、いいだろう」というわけである。私らが声掛けを問題視しているから、その言い訳である。

 ところで、この「お願いだから、声掛けしても、いいだろう」には、言葉が欠落している。省略しなければ、「男性(に見える人)に、他の車両への移動をお願いするために、声掛けしても強制ではないので、いいだろう」となる。いいや、「問題大アリ」である。

男性(に見える人)に声掛け?

 そもそも、女性専用車は、法律上も、運送契約上も、「女性専用」ではないのだから、「(女性専用車と)知らないで乗っている(かも知れない)」なんて理由で、男性乗客にイチイチ声掛けするのは、おかしな話である。「女性専用車」だと知っていようと、知っていまいと、「男性も乗れる」のだから、(声掛けは)無意味である。むしろ、「(女性専用車には)男性も乗れる」と知らない方が問題である。

 これ(=声掛けは、そもそも、無意味)を承知で敢えて言うと、「男性に見えるからと言って声掛けしていいのか?」という問題もある。声掛けした相手が、もし「心が女性」なら、非常に失礼である。あるいは、男性に見える女性だっているだろう。それもまた、大変失礼である。

 てか、駅員や乗務員に、性別を問う権限、あるいは、勝手に性別を判断し声掛けする権限があるのか? お医者さんなら、診断や治療に必要な場合もあるだろう。一方、電車に乗るのに、なぜ、性別が問われなければいけないのか? 鉄道係員の権限を逸脱している。

他の車両への移動をお願いする?

 「他の車両への移動をお願いする」、その理由がわからない。聞いても、ノラリクラリ。それはそうだろう、まともな理由なんてないのだから。

 「痴漢対策」だから? なぜ、「痴漢でない男性」が他の車両へ移動する必要があるのか? あるいは、万が一、声掛けした相手が「痴漢」なら、痴漢を他の車両へ移動させて済む話ではなかろう。どっちにしても、意味がない。

 それとも、「男」だから? たしかに、「女性のお客様のなかには、男性と一緒に乗るのが苦手な方がいる」なんて(とんでもない)ことを言う鉄道係員がいる。「公共交通」に携わる人間の言う言葉ではない。それこそ、「男性差別」以外の何物でもない。

声掛けしても強制ではない?

 たしかに、「他の車両へ移動するかどうか」は、強制ではない、てか、強制だったら大変である。しかし、声掛け自体は、「(男性を見かけたら)声掛けすることになっている」なら、強制(行為)と言っていい。声掛けを避けようがない、と言うか、「(声掛けを)避けたかったら、女性専用車に乗るな!」ということか?

 てか、①でも述べたが、見かけと違う性を有する人だけでなく、一般男性にとっても、声掛けは不快である。ドクター差別なんぞは、何千回、声掛けされたと思っているのか? いい加減、ウンザリである。しかも、声掛けのせいで、女性乗客が勘違いし、ガン見、言いがかり、暴言、暴力を誘発する場合もある。

 最近は、声掛けすると、何か言われる、説教される、とわかったからか、乗車しようとすると、「誰に対して」とはわからないように案内をする駅員や車掌がいる。「これ見よがしの案内」である。しかし、幾ら細工をしようが、これも「声掛け」と変わらない。

 ところで、「声掛け」と言えば、なぜ、痴漢のターゲットになる(若い)女性に「女性専用車」に乗るように声掛けしないのか? 男性に声掛けして他の車両に移動させても痴漢被害は減らないが、痴漢のターゲットになる(若い)女性に声掛けして「女性専用車」に乗せれば、確実に痴漢被害は減るにもかかわらず、である。

 失礼になる? おいおい、「強制ではなく、お願いだから、声掛けしても、いい」んじゃなかったっけ? まあ、声掛けじゃなくて、アナウンスでもいいが、なぜ、アナウンスすらしないのか、男性に対して必死に声掛けするのか、摩訶不思議である(注:結局、「痴漢対策」ではなく、「男」を嫌がる女性のために、男性を1人も「女性専用車」に乗せたくない、「男性対策」ということなのだろう)。


 午前中の国会中継で、「消費者庁」云々と言っていました。

消費者庁

 それで思い出しましたが、消費者庁は、「女性専用車」という名称・表示については、どう考えているのでしょうね? 「ウソ」だとは、思っていないのでしょうか? 「法律上も、運送契約上も、女性専用ではない」のですから、私・ドクター差別は、どう考えても、どう屁理屈を並べ立てても、ウソ(=事実に反する名称・表示)だと思うんですけどね。

 ところで、消費者庁の長官って、女性(岡村和美)なんですね。「クオータ制」で登用されたのでしょうか? もしそうなら、ますます「絶望的」です。でも、一応、提言してみましょう。

 消費者基本法5条2号には、以下の記述があります。

消費者基本法

第五条  事業者は、第二条の消費者の権利の尊重及びその自立の支援その他の基本理念にかんがみ、その供給する商品及び役務について、次に掲げる責務を有する。 
二  消費者に対し必要な情報を明確かつ平易に提供すること。

 これによると、鉄道事業者には、「利用者に対し必要な情報を明確かつ平易に提供する」という責務があります。にもかかわらず、鉄道事業者は、「女性専用」でもないのに、「女性専用車」と命名し、「女性専用車」と書かれたステッカーを車体やホーム上にベタベタと貼っています。「必要な情報を明確かつ平易に提供する」どころか、ウソを堂々と表示しているのです。

 しかも、英字で「Women Only」とも表示しています。「女性専用車」という表示だけなら、「ただの名称で、本当は女性専用ではありません」なんて強弁できます(?)が、「Women Only」となると、名称ではないので、そうはいきません。「Women Only」という表示なら、誰だって、「女性専用」と思い込むでしょう。

●「必要な情報」は?

 では、「必要な情報」とは、何なのでしょうか? 運送契約上は、「女性専用車」は、ただの「一般旅客車両」ですから、運賃を支払えば、誰でも乗れます。それが「運送条件」です。その「運送条件」を明確かつ平易に提供(=提示、表示)することが、鉄道事業者の責務なのです。

 ところが、鉄道事業者は、それをしないどころか、「女性専用(車)」、「Women Only」などと、ウソの情報を提供しています。しかも、「小学生以下、障害者とその介助者の男性は乗れます」みたいな(余計な)文言までステッカーに表記しているものですから、利用者は、「一般の(健常な)男性は乗れない」と思い込んでしまうのです(注:一般人なら、これを「例示列挙(=乗れる男性の一例)」だとは思わない、「限定列挙(=列挙された男性しか乗れない)」と思うだろう)。

 この「ウソ表示」、及び、この「余計な表記」のせいで、男性利用者は、著しい不利益を被っています。「たかだか10数メートル歩けばいいだけ」なんて言う人もいますが、お年寄り(の男性)には、この「10数メートル」が大変です。また、そのせいで、乗り遅れてしまう男性乗客を(目の前で)何人も見ています。

 と言うか、これは「女性専用車に乗らない」ことによって起こる不利益ですが、「女性専用車」に乗って起こる不利益は甚大、まさに「差別」そのものです。裁判所、国交省はもちろん、鉄道事業者も、「女性専用車には男性も乗れる」と認めています。にもかかわらず、それを真に受けて乗ったら、大変な目に遭うことがあります。

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この事実を知っている利用者は、どれだけいるのか?

 鉄道係員に執拗に「声掛け」されたり、これ見よがしにアナウンスされるのも苦痛ですが、女性乗客の所業は、それを遥かに凌ぐものです。チンピラのようにガン見したり、「迷惑」、「不快」などと言いがかりをつけたりします。それどころではない、人格を否定する、「気持ち悪い」、「変態ジジイ」などと罵られたりします。時には、「軽い」とは言え、暴力まで振るわれます。

 この「暴言・暴力」の原因は、ウソの名称・表示にあります。これまで、何度も、女性乗客に「ステッカーに(「女性専用車」と)書いてある」と言われました。女性乗客が騒ぎを起こすのは、大抵、ウソの名称・表示によって、「男性は乗れない」と思い込んだからです。

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ステッカーからは「男性も乗れる」とは全く読み取れません
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関西のステッカーはしつこい

 「女性専用車」、「Women Only」などというウソ表示によって、法律上も、運送契約上も、「女性専用」ではないのに、事実上、大勢の男性が自分の乗りたい車両に乗れないでいる、そして、もし乗ったら、とんでもない目に遭ってしまうのです。しかも、「男性は乗れない」と勘違いした女性乗客が、乗った男性に暴言を吐き、暴力を振るい、警察に突き出されてもいるのです。こんな罪作りな「女性専用車」は、早急にどうにかしないといけません。まずは、ウソの名称・表示をどうにかしないといけません。

 なお、「女性専用車」に賛成する人たちは、「痴漢対策になっている」、「痴漢被害に遭う女性の避難所になっている」などと言い訳しますが、「だから、差別していい」とはなりません。しかも、痴漢被害は減っていない、「女性専用車に乗ったA子さんの代わりに、他の車両に乗ったB子さんが痴漢被害に遭う」のでは、被害者が変わるだけですから、到底、「痴漢対策」とは言えない、「痴漢対策として効果がある」とは言えません。「痴漢対策」は、差別にならない方法、たとえば、防犯カメラを設置したり、混雑緩和策を講じる、そして、何よりも「自己防衛」をすべきです。


 ツイッターで、ドクター差別のことを「ミソジニスト」(注:女性や女性らしさを嫌悪する人物)だと吹聴してるのがいるらしい。全くの見当外れである。「女性好き」と言うと、何だかいやらしそうだが、私・ドクター差別は、少なくとも、女性は嫌いではない。

 もちろん、女性のなかの一部、ワガママな女、下品な女、バカな女(注:学力ではなく、知性の話である)は嫌いである。しかし、それって、「ミソジニスト」になるのか? ワガママな男、下品な男、バカな男も嫌いなのだから、「ミソジニスト」ではなかろう。

 ではなぜ、そういうデマを流すのか? それは、「女性専用車にわざと乗る男はミソジニストである」と決めつけているからである。てか、「そうでないといけない」のである。

 なぜなら、そいつらにしてみれば、「女性専用車にわざと乗る」のは、「女性に対して嫌がらせをしている」としか思えないからである。以前、「トレイン・ハラスメント」なんて言葉が流行ったが、まさしく、そう思い込んでいたのである。だから、「女性専用車にわざと乗る男は、ミソジニスト以外、考えられない」のである。

 まあ、こういう発言をするのは、自分が「ミサンドリスト」(注:男性や男性らしさを嫌悪する人物)なのだろう。「自分がそう(=ミサンドリスト)だから、相手もそう(=ミソジニスト)だろうと思う」、よくある話である。(違法でなければ、あるいは、捕まらなければ)痴漢をしたい男が、「女性専用車に反対するのは、痴漢がしたいからだろう!?」なんて言うのと、「同じ」である。

 まあ、女性専用車に反対する人のなかには、「ミソジニスト」もいるかも知れない、と言うか、いるだろう。ネット上の発言を見ると、たしかに、「反対派」に属する人のなかには、そういう発言をする人もいる。

 しかし、本当に「ミソジニスト」なら、女性専用車に乗車しない、と言うか、乗車に耐えられないだろう。ただでさえ、女性専用車内は、男性嫌悪に満ち溢れているのに、女性乗客に言いがかりをつけられたら、冷静でいられるはずがない。つい手を出す、「加害者」になってしまう可能性がある。

 一方、ドクター差別は、相手(=女性乗車)が何を言おうと、何をしようと、常に冷静である。それは、性格や経験もあるが、基本、「女性を嫌っていない」からである。前述の通り、ワガママな女、下品な女、バカな女は嫌いだが、それは「男に対して」とて同じ、必要以上に興奮はしない(注:人間だから興奮はするが、それ以上に冷静だということ)。

 そんなドクター差別が「ミソジニスト」とは、笑止千万、的外れも甚だしい。まあ、大抵の「反対派」は、そうだろう。でなければ、「任意確認乗車」はできないし、論理的に話もできない(注:「反日」を糾弾するのではなく、感情的に「朝鮮人は皆、日本から出て行け!」などと言う連中と同じ)。


 相撲に関しては、テレビのコメンテーターが勝手なことを言っています。「神事」だとか、「伝統」だとか、いろいろ言ってます。しかし、時間的あるいは空間的な広がりのなかで、変化するのも、これまた「伝統」です。

 たとえば、近年、相撲では際どい判定にビデオを採用するようになりました。以前なら、あり得ないことです。かつては、行司の判定、あるいは、審判の判定は「絶対」でした。

 ところが、テレビの普及で、お茶の間観戦が当たり前になりました。これで観客が一気に増え、その発言力も増しました。お茶の間の観客が納得しない判定は、たとえ、行司の判定だろうと、審判の判定だろうと、「絶対」ではなくなったのです。

 これは、他のスポーツにも言えます。野球も、ホームランの判定などにビデオが参考にされるようになりました。柔道も、国際化につれて、ルールも変わり、ビデオも判定の参考に採用されるようになりました。

 そうです、時代的背景もありますが、変化には、空間的広がりも関係しています。守るべきことは守らないといけませんが、国際化への対応もしなければなりません。かつては、ハワイ出身者、最近は、モンゴル勢が台頭している、と言うか、重要な地位を占めています。彼らの言い分を無視してはいけない、無視するなら、最初から、外国人なんぞ入れなければよかったのです。

 横綱らしからぬ? さて、横綱は、どうあるべきなのでしょう? いわゆる「品格」ですか? なら、かつての(日本人)横綱は皆、品格があったのでしょうか? 大鵬や柏戸、輪島、双羽黒らがしでかしたことは、品格を問われてもおかしくない不祥事です。

輪島は追放、双羽黒は廃業/過去の横綱トラブル(2017年11月29日)

大鵬・柏戸=65年5月、拳銃を巡業先の米国から密輸入していた事が発覚し、書類送検されたが、相撲協会の処分はけん責処分にとどまった。

輪島=81年に引退し、花籠部屋を継承。しかし85年に花籠名跡を担保に借金したことで、日本相撲協会から廃業の裁定を下され、相撲界から追放された。

双羽黒=87年12月、ちゃんこの味付けをめぐり、師匠の立浪親方とのいさかいから部屋を飛び出した上、後援者やおかみまで巻き込む騒動を起こした双羽黒に対し、立浪親方は日本相撲協会に「廃業届」を提出した。

 ところで、「伝統の変化」と言えば、最も、伝統的な「天皇制」でさえ、変化を余儀なくされています。変わらないこと、変えないことが、「伝統」ではないのです。むしろ、変化させていくことで、「伝統」は受け継がれていくのです。

 いや、変化どころか、存亡の危機もありました。その最大の危機は、前の戦争で、アメリカに敗北した時です。この時、アメリカが「天皇制は廃止」と言えば、廃止されていたのです。

 しかし、(天皇制は)廃止されませんでした。それは、共産主義に対抗する手段の1つでもありましたが、アメリカが「天皇制」の良さを理解していたからです。もし、ソ連の影響力が(アメリカよりも)強かったら、(ソ連は宗教を認めていませんでしたから)「天皇制」は廃止されていたでしょう。

 日本の伝統を守ったのは、ある意味、アメリカです。ですから、(共産主義の手先の)左翼がアメリカを嫌うのは当然ですが、(一部の)保守派がアメリカを嫌うのはおかしな話です。終戦直後なら、まだわかりますが、今頃、「アメリカ(軍)は出て行け!」なんて、ナンセンスもいいところです。


 巷には、「弱者=被差別者」、そして、「弱者=正義」と勘違いしている人が結構多い。だから、「判官びいき」がかっこいい、なんて思われがちである。だから、「女性は差別されている」なんて被害妄想が蔓延るのである。

 いいえ、「弱者=被差別者」とは限らない。弱者が差別者になることだってある。女性乗客が、男性乗客を「女性専用車」と称する誰でも乗れる車両から追い出そうとするのは、男性差別である。

 と言うか、そもそも、「女性=弱者」ではない。女性のなかには「弱者」はいるだろうが、「女性が皆、弱者」というわけではない。女性には「強者」はいるし、男性のなかにも「弱者」はいる。

 その通り、「男性=強者」ではない。高齢者は、個人差はあるが、大抵、「弱者」である。障害者でなくても、身体が弱い男性、体力がない男性、心の弱い男性もいる。

 相撲界の話題が絶えないが、ここでも「弱者=正義」という思い込みがある。だから、貴乃花親方を擁護したり、相撲協会や白鵬を批判したりする。本当に、そうだろうか?

 いいえ、被害者(=弱者)の親方でも、協会のルールを無視していいわけがない。ルール違反をすれば、処罰を受けて当然である。

 白鵬にいたっては、この機に乗じて、取り口までもが批判に晒されている。かちあげがいけない? 張り手がいけない? 横綱らしくない?

 おいおい、自分の価値観を押しつけるな。「ダメだ」と言うのなら、ルール化しろ。それ(=ルール化しなくても守るの)が、日本の伝統だ?

 はて、そんな伝統、いつ、どこで出来たのか? いいえ、昔から、日本にも、法や規則はあった。てか、今の時代、世界中から価値観の違う人たちも加わっている以上、自分らの価値観を押しつけるのではなく、キチンとルール化するのは当たり前である。


 私・ドクター差別は、これまで(かれこれ)40年間、論争の練習をしてきた。と言っても、特別な練習ではなく、論理的な文章を書いたり、論理的な(街頭)演説をしたり、相手と直接、論理的に言い合いをしてきた、ということである。だから、「正論」を述べるだけでなく、(デイべート風な)多少の強弁も得意である。

 たとえば、昨日(1月26日)の出来事だが、スーパーでパンを買う時、近くにトングが見当たらなかったので、パンを手で取ってビニール袋に入れたのだが、それを見ていたオッサンに咎められてしまった。普通なら、謝るところだが、相手の反応を見たくて、「他のパンに触ってから言って」と言い返した。オッサンは、苦笑いをしたようだったが、何も言わなかった。

 そもそも、「パンを取る際は、必ず、トングを使う」というのがルールなら、手で取るのは「ルール違反」だが、お客相手だから、さすがに「ルール」にはなっていないのではないか? 辺りに、そんな「注意書き」もない。あるいは、たとえ「ルール」だとしても、喩えるなら、横断歩道の手前3メートルで横断するようなもの、事が起こる前に敢えてアレコレ言うほどのことでもなかろう。同じ「ルール違反」でも、正面から(右側通行の)自転車がやって来たなんて場合なら、「左側通行しなさい!」と注意すべきだろうが。

 もちろん、「トングを使うのは普通」だし、それに文句を言うのはよろしくはない。しかし、「些細なことなのに(事前に)アレコレ言うのは、それなりのリスクがある」というのも、これまた知っておくべきことである。相手が、やさしいドクター差別でなかったら、恫喝されたり、殴られる可能性もある。それを覚悟で「注意」するのならいいが、そうでなければ、(一般人は)余計なことは言わない方が無難である。

 一方、私・ドクター差別は、文句を言われる覚悟でする場合がある。エスカレーターでの右側乗りである。混雑していると影響が大きいので、空いている時にするのだが、これで文句を言っている相手には、キチンと反論する。何しろ、「エスカレーターでは歩かない」というのがルールなのだから。

 一方、無茶苦茶な「注意」をされることもある。「ここ、女性専用車よ」なんてウソを言って、他の車両への移動を半ば強要する女性乗客がいる。しかも、「親切で声掛けした」なんて、お為ごかしのことを言う。ウソつけ~、自分が男と一緒に乗りたくないだけじゃ~ねえか!

 鉄道員も同じ。声掛けしておいて、「あくまで、ご協力なんで」なんて言い訳するくらいなら、「最初から、声掛けするな!」である。

 そもそも、痴漢でない男性を他の車両に移動させて、何の意味があるのか? あるいは、万が一、声掛けした相手が痴漢なら、痴漢を他の車両に移動させて済む話なのか? どっちにしても、無意味な声掛けだろうが!

 まあ、「男と一緒に乗りたくない」という女性のためならば、声掛けは十分、意味がある。結局、そういうことなのか? なら、そんなふざけたこと(=男性対策)なんぞには、1億円くれても、協力なんぞできるわけがない。いや、1億円なら、考えるかな?(笑)


【終了】2月5日 東横線で、「任意確認乗車」をしました。

【終了】2月8日 東横線・横浜市営地下鉄・小田急線・田園都市線で、「任意確認乗車」をしました。その後、小田急線桜が丘駅周辺でポスティングをしました。

【終了】2月16日 東横線・副都心線・有楽町線・京浜東北線・千代田線で、「任意確認乗車」をしました。その後、押上で、ポスティング&街頭演説をしました。

【終了】2月21日 東横線・半蔵門線・千代田線で、「任意確認乗車」をしました。その後、メトロ本社に出向き、2月16日の「千代田線電車遅延騒動」について、本社の意向を確認しました。その後、上野駅前で街頭演説をしました。

【終了】2月24日 「差別ネットワーク」の2月ミーテイングを開催しました。なお、集合場所で、午後4時頃から街頭演説をする予定でしたが、演説妨害を受け、警察が出動しました。


 今のところ誹謗中傷がないので、根拠のない上から目線はやや気になりますが(笑)、「反面教師」として、自称「賛成派でない人物(=委員ボーン)」を取り上げます。まあ、自覚がないだけで、言っていることは「賛成派」と同じです。一番嫌な「任意確認乗車」をさせないための発言(=言いがかり)です。

【東急クオリティー⑥】会社に言われたら何でもする?

「自称 」差別の専門家を名乗ってるならば一々駅員に個別声かけするんじゃなく本社を訴えてみろよ 本人訴訟なら6800円で手軽に裁判出来るのにしないのは何故?

 どういう理由で訴訟を起こすのかな? 本社は、「男性も乗れる」と認めているし、裁判でも、そう主張するはずです。要は、現場の問題です。

 「自称 」差別の専門家? 「乗れないことはない」が、「でも、乗らないのが普通」という意味があるのと同様、『「自称 」差別の専門家』は、「何が、差別の専門家だ、笑わせやがる」という意味があるのでしょうね(笑い)

 手軽に裁判出来る? 私・ドクター差別は、年齢制限の問題で「本人訴訟」をしたことがありますが、結構、手間なものです。時間もかかりますし。この人(=委員ボーン)、ご自分でやったことがあって、こういうことを言っているのでしょうか?


駅員は本社の指示だと言ってるけど訴える理由が無いの?

 鉄道会社はウソツキなので、裁判では「そんな指示は出していない」と言うでしょうね。もし、そういう指示書(=裏マニュアル)があったとしても、証拠になる文書は、存在しないことにするでしょうし。

じゃ、合法で問題ないじゃない

 だから、私らが乗る際、嫌がらせをしてはいけない、「乗れないか」のようにしてはいけない、という話です。したら、と言うか、するから「問題」なのです。

(法律等で決まっていないマナー・ルールを勝手に作るなって貴方自身が言ってたし迷惑行為も然りだと思うよ)

 迷惑行為も然り? どういう意味なのでしょう?

 そもそも、鉄道会社は「男性も乗れる」と主張している、認めているのですから、それが嫌なら、「賛成派」こそ、鉄道会社を訴えるべきですね。なぜ、それをしないで、乗った男性に文句を言うのでしょう???


本社がとぼけない為に証拠の為に今まで録音録画してるんじゃないの?(証拠にならないとお考えなら録音録画は何の為?)

 本社が「任意(=男性も乗れる)」と言っているにもかかわらず、現場が任意性を侵害するようなことをする恐れがあるから、女性乗客が迷惑行為・犯罪行為をする恐れがあるから、その上、「言っていない」、「やっていない」などとウソをつくことがあるから、証拠保全をしているのです。別に「裁判のため」ということではありません。

声かけは裁判所、国土交通省が認めているのでそれを嫌がらせとお考えならそれを裁判すればいいんじゃない

 誰を相手に裁判をするのかな? 鉄道会社は、「そんな(声掛けの)指示はしていない」と言いますよ。鉄道係員個人を相手に裁判をしたって、この活動においては(あまり)意味はありません。

 そもそも、「賛成派」は、何かにつけ「裁判をすればいい」なんて言いますが、そんな暇と金があったら、「敵(=鉄道会社)」が一番嫌がる「任意確認乗車」をした方が100000倍効果があります。「賛成派」は、それをさせたくないから、「裁判」云々と言うのです。

迷惑行為は迷惑防止条例として法律で決まってます。それ以外の迷惑だと仰るのはマナー、ルールですね

 マナー違反、ルール違反の迷惑行為は、度を越せば、法律違反になります。その迷惑行為(=声掛け)をしている側が、「正当な乗車行為(=「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両に乗るの)が迷惑」なんて言う、おかしな話ですね。

それと、私がいつから賛成派なんですか?賛成、反対にとらわれず法律に従ってるだけですよ。

 「反対派」の活動にケチをつける、アレコレ言うのは、「賛成派」あるいは「アンチ」です。ご自分が自覚していないだけです。

 そもそも、世の中、事あるごとに裁判沙汰になっているわけではありません。てか、裁判沙汰になる事件の方が(全然)少ないでしょう。「めんどくさい上に、実りの少ない裁判をすべき」というのは、一番嫌な「任意確認乗車」をさせないための「賛成派」の常套手段です。


 今日は、タキタさんと「任意確認乗車」です。大倉山から乗車、菊名で急行に乗り換えました。何事もなく、横浜に到着、横浜市営地下鉄に移動です。

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男性を降ろすオバサンがいました
時間がないので、相手はしませんでした

 結構空いているので、着席しました。関内で、乗ってきた男性が座ろうとするも、オバサンが「ここ女性専用車」と言ったので、隣の車両に移動してしまいました。オバサンは私をチラッと見るも(4メートルくらい離れているからか)こちらまでは声掛けしませんでした。時間があれば相手をしてもいいんですが、タキタさんとの待ち合わせがあるのでやめました。

 湘南台に到着、小田急線に移動しました。ホームに上がると、すでに、タキタさんがいらっしゃいました。

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遅刻ではないですが、待ち合わせ時間、ギリギリでした
実際、乗ったのは7:58発の急行です

 車掌に声掛けするかしないか迷った末、しないことにしました。でも、結局、車掌が声掛けしてきました。中央林間で降りる際、車掌に質問したら、ダンマリ、完全に無視されました。声掛けしといて、質問には答えない、「なら、最初から声掛けするな!」です。

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座って行ける各停に乗りました

 田園都市線に移動、各停に乗る際、(業務を終えた)車掌に声掛けしました。「乗れるかどうか」を聞いたのに、相変わらず、「ご協力をいただいている」、それどころか、「ご遠慮いただいている」とも言ったので、注意しました。

 渋谷で降りる際、座っている状態から立ったら、座ろうとするオバサンにカバンを当てられました。ほぼ100%、わざとです。「乗ってるだけでなく、図々しくも座りやがって」とでも、思っていたのでしょう。ホームにいた駅員に報告しました。

 いつもの喫茶店で、「差別ネット休憩」をしました。情報交換、打ち合わせをしました。タキタさんとお別れし、帰路につきました。お疲れ様でした。


 またまた、常連さんからの情報です。「サイノツノ」という(HNの)人のブログ記事です。ツッコミどころ満載です。

「女は得だ」は本当か?--レディースデイ、女性専用車両、アファーマティブ・アクション

今の日本は相対的に女性が不利なシステムで動いているけれども、

 こういうことを言う人、よくいますが、具体的(かつ的確)な事例が挙げられているのを見たことがありません。勝手な思い込み、あるいは、ウワサ話の域を出ていません。

保護されるということは、一人前とみなされていないということでもある。責任がとれない存在だということだ。それって、ペットや子供、昔なら奴隷と変わらないのではないか?

 この指摘は、その通りですね。女性優遇は、男性差別ですが、女性差別でもあります。ただし、「女、子供」と一緒くたにはしますが、普通は「ペット扱い」はしないでしょうし、「奴隷」にはやさしくなんかしませんね。

私は、あらゆる人間を人間として扱いたいと思うし、人間として扱われたいと思うので、そのような「戦略」ができるから得だ、とは考えられない。

 これまた、「正論」ですね。「女性は〇〇だ」あるいは「男性は××だ」と決めつけるのは、そもそも、正しくもないですし、差別を形成・助長するだけです。

映画の割引、レディースデイはどうだろうか。これは、マーケティングの問題

 その「マーケティング」が問題(=男性差別)なんですけどね。「マーケティング(=営業戦略)だからいい」なんてことはありません。

婚活の女性料金が男性よりも安いことが多いことはどうか。これは、女性が売り手の市場であるということ

 売り手市場にいられるのは、一部の女性だけだと思いますけどね。しかも、年々、その価値は下がっていくわけですし。

 ここから、「女性専用車」の話です。

人権侵害である痴漢という行為が多発し、被害者のほとんどが女性であるということを考えたら、これは現状に合わせたやむを得ない措置

 これは、大間違いですね。その最大の要因は、「痴漢のほとんどは男性だが、男性のほとんどは痴漢ではない」という事実認識が欠落しているからです。「痴漢でない男性がほとんど」だと認識すれば、「痴漢対策のために、女性専用の車両(=男性排除車両)が必要」なんてことになるはずがありません。

将来的にはわざわざ分ける必要がないように、

 この方、「男女を分けている」と勘違いされているようです。いいえ、「1両だけ、男性を乗せない(ようにしている)車両」があるだけです。

人権侵害であり犯罪である痴漢という行為自体をなくす取組が必要

 「賛成派」は、よく「女性専用車に反対するのではなく、痴漢をなくす活動をすべき」なんて言いますが、私らは「男性も乗れる女性専用車」には反対しておりませんし、そもそも、(犯罪全般に言えることですが)犯罪はなくせない、痴漢犯罪もなくせません。だから、自衛が大切なのです。

女性専用車両で女は得している、と言う人は、「満員電車の苦痛を逃れやがって」と言っている

 「混雑」は、利用者にとって明らかに「不利益」ですし、「女性専用車」に乗れない男性にしてみれば、「10数メートル余分に歩かなければならない」というのと同様、反対する1つの理由ではあるでしょう。しかし、それは、むしろ、末節的な理由で、最大の理由は、「痴漢と一緒くたに排除される」という屈辱感ではないでしょうか? 駅員も、女性乗客も、「あなたを痴漢だとは思っていない」と言い訳しますが、結果的に、痴漢と一緒くたに排除しようとしておることは、明々白々です。

女性専用車両は、男性にとっても痴漢冤罪のリスクを下げるという意味では歓迎すべき措置である

 こういうデタラメを言う「賛成派」がいますが、「女性専用車」以外の車両に女性が乗っている限り、痴漢冤罪(=痴漢でっち上げ)のリスクは下がりません。「女性専用車」に乗れない男性が他の車両に乗って混雑する、示談金目当ての女は敢えて「女性専用車」以外の車両に乗る、混雑のせいで犯人間違いをする、あるいは、偶発的接触が増えるなどで、むしろ、痴漢でっち上げのリスクは上がる、と言えるでしょう。

女性専用車両は満員電車を逃れられてラッキーというよりは、痴漢対策の話

 ならなぜ、「空いてて快適」なんてのが、「女性専用車」を利用する理由の「第1位」になるのでしょうか? 「痴漢対策」として利用する女性が(わずか)10%しかいないのでしょうか?

 しかも、「誰が痴漢かわからない」なんて言って、痴漢だけではなく、男性を乗せないようにしているのですから、「痴漢対策」ではなく、「男性対策」です。「痴漢対策」には大賛成ですが、「男性対策」は(絶対に)容認できません。

 そもそも、痴漢被害が減らない方策を「痴漢対策」と言うのがおかしいですね。本気で痴漢被害を減らしたいなら、(痴漢でない)男性に声掛けなんぞせず、痴漢被害に遭う女性を全員、半ば強制的にでも「女性専用車」に乗せるべきでしょう。それをしないのは、なぜでしょう?

 次は、「アファーマティブ・アクション(=ポジティブ・アクション)」についてです。

アファーマティブ・アクションは、「過去の差別の結果としての格差を埋める」措置

 かつて、アメリカでは、インディアンは虐殺・迫害されました。黒人は、アフリカから「奴隷」として連れて来られ、重労働に従事し、酷い差別を受けました。その償いの意味もあって、アメリカでは、インディアンや黒人に対して、「アファーマティブ・アクション」が採用されました。

 一方、女性については、そのような虐待・差別は一切ありません。にもかかわらず、「指導的地位に女性が少ないのは、女性が差別されているからだ」という後付けの理屈で、女性優遇を正当化する主張が台頭し始めました。それを上から目線で容認した「バカ・マッチョ」のせいで、女性優遇策が生まれ、今に至っています。

国に対して、事実上の平等のために、

 この「事実上の平等」とは、「結果の平等」であり(注)、男女の性差や個人の能力・資質を無視する共産主義的論理です。私は・ドクター差別は、これを「ピンクの共産主義」と呼んでいます。

(注)「女性学」の信奉者は、「機会の平等」を「形式的平等」、「結果の平等」を「実質的平等」などとのたまっている。

差別禁止法の制定や家庭と社会的役割を両立するための制度の創設などによって、社会権の保障を求めている

 「差別禁止法」の制定には大賛成ですが、根拠が乏しい女性差別を理由(=言い訳)に女性優遇策を講じるのは、男性差別以外の何物でもありません。「差別禁止法」は、女性差別の禁止だけでなく、男性差別やその他の差別も同等に禁止する法律でなければなりません。

 なお「差別禁止法」と「家庭と社会的役割を両立するための制度」は、同列で論じるべきものではありません。「差別禁止(法)」のなかの1項目として「家庭と社会的役割を両立するための制度」がある、ということです。

人権の保障の一形態であり、決して女性が得をする、ということではない。

 ホントですか? なら、なぜ、差別されていない女性、人権侵害を受けていない女性が、単に「女性だから」という理由で、優遇されなければならないのでしょうか? そして、この「女性優遇策」は、裏を返せば、(何の落ち度もない)男性を冷遇するもので、「男性差別」そのものです。

自然なままに任せていたら女性の社会的な地位は向上しない。

 だから、無理矢理、「女性だから」という理由で採用・登用する? さて、「女性を無理矢理、採用・登用する」のが、女性の社会的な地位の向上になるんですかね? それって、「ハンデをつけないと、男性と対等にならない」と、女性を見下しているんじゃないですかね?

管理職や政治家として意志決定の場に女性が参画できるように、アメリカくらいの意気込みでアファーマティブ・アクションを行うべきだろう。日本も国際社会の一員なのだから。(注:原文のまま)

 優秀な女性が「女性だから」という理由で(意思決定する地位に)採用・登用されない、これは「女性差別」ですから、当然、なくさなければいけません。しかし、「能力の有無」よりも「性別」を優先し、「女性だから」という理由で採用・登用する、これは、裏を返せば、「男性だから」という理由で採用・登用しない、ということですから、「男性差別」以外の何物でもありません。「差別」は、「女性に対して」と同様、「男性に対して」も、してはならないのです。

アファーマティブ・アクションはあくまで緊急対策のようなものである。

 この言葉、「女性専用車」の場合でも、時々、耳にしますね。で、導入されて、何年経ちました? いつ、この「緊急対策」をやめるのでしょう?

未来のあり方としては、どのような性別であってもフェアなのが一番だ。

 過去は変えられませんが、未来と同様、現在も(変えようと思えば)幾らでも変えられます。未来も、現在も、「フェアなのが一番」なのです。てか、この人も、女性優遇策は「フェアではない」と思っているわけですね?

その前に、あまりにも不均衡な状態を変えなければお話にならない、ということだ。

 何をもって「不均衡な状態」と言うのでしょうか? 男女数に差があれば、それが男女による向き不向きの差によるものであっても、「不均衡な状態」と言うのでしょうか? 男女数の差が能力差を反映した結果であっても、「不均衡な状態」と言うのでしょうか?

 そうではない? なら、「国会議員、大学教授、弁護士、社長などの数が、男女による向き不向きの差、あるいは、男女の能力差によるものではない」と、どうして断言できるのでしょうか? もしかして、確証もなく、「不均衡な状態」なんて言っているのでしょうか?

 関連で、面白い記事を見つけました。

あの職業の意外な男女比 弁護士は1割、写真家は3割だけ

女性就業者数の比率がもっとも高いのは「助産師」(100.0%)、次いで「歯科衛生士」(99.9%)、「保健師」(98.7%)、「家政婦(夫)、家事手伝い」(97.6%)、「保育士」(97.2%)……と続いています。 

 この「不均衡」は、放置しておいて、いいんですかね? まあ、「女性らしい職業(=女性が向いている職業)」と言ったら「それまで」ですが、これを認めるなら、「男女差による向き不向きで生じる不均衡は皆、認める」ということでないとおかしいですね。

他にも、「幼稚園教員」(93.7%)などの教育関係や、「図書館司書、学芸員」(81.6%)「個人教師(舞踊、 俳優、 演出、 演芸)」(74.7%)といった芸術分野で女性の力が発揮される傾向がありました。痒いところに手の届く細やかな気配りや繊細な美意識が活かされているのでしょうか。

 もう一度言いますが、女性の特性による「不均衡」を認めるなら、男性の特性による「不均衡」も認めないといけませんね。「男性が多い」からと言って、言いがかりをつけてはいけませんね。

一方で、女性就業者数の比率が低い職業には、「診療放射線技師」(20.1%)、「警察官、海上保安官」(7.5%)、「自衛官」(6.0%)など、やはり技師や危険を伴う職業が並びました。

 はあ~? 「危険な仕事は、男性任せ」ですか? それでいいんですか?

「会社役員」も、平成17(2005)年国勢調査の13.8%からじわじわ伸びてはいますが、いまだに14.5%。国際的に見れば低い水準といえます。

 この「低い水準」が、実は「女性の実力を表している」となぜ、思わないのでしょうね? 国際的に高い水準の国は、「実力主義」ではなく、例外なく、「クオータ制(=女性へのえこひいき)」を採用していますからね。

今年施行された女性活躍推進法がこの数字にどの程度影響を与えるのか、気になるところです。

 影響は影響でも、「悪影響」が心配ですね。何しろ、能力・資質に関係なく、「女性だから」という理由で、「指導的地位」に就けてしまう、「役員」にしてしまうんですから。多少の悪影響は「吸収」が可能な大企業ならまだしも、(そんな余裕のない)中小企業は大変ですね。

 ちなみに、「クオータ制」を法律で定めているデンマークでは、「役員の40%」を女性にしなければならないそうです。ところが、なかなか、優秀な女性が見つからず、「優秀な女性が、数社の役員を掛け持ちしている」なんてことが起こっているようです。これで「女性の社会的地位が向上した」なんて言うんでしょうか? 「クオータ制」なんぞよりも、まず、(女性は)実力をつけることが先決でしょう。

女性の少ない職業の中でも意外なのが、「医師」(19.5%)や「裁判官、 検察官、 弁護士」(15.9%)、「弁理士、 司法書士」(12.9%)などの“士業”です。「コンビニより数が多い」と言われる「歯科医師」でさえ、21.8%という少なさ。

 「意外」でもないような気がしますが・・・。ところで、こういう「専門職」で、もし「クオータ制」が採用されたら、おちおち、病院にもいけない、裁判沙汰になったら大変です。そう言えば、今でも「女性がセクハラと思えばセクハラ」なんて言う(女性)弁護士がいますから、「クオータ制」で女性弁護士が増えたら、セクハラ冤罪、痴漢冤罪、レイプ冤罪、DV冤罪だらけになる可能性があります。

かつては「女性のみ」とされていた歯科衛生士も、法律が見直され、2012年に初の男性歯科衛生士が誕生した

 これは、当たり前のことで、それまで当たり前でなかったことが不思議なくらいですね。で、これには、なぜか、「(男性を優遇する)クオータ制」はないんですよね?

 元記事に戻ります。

本当は男とか女とかきっぱり分けられないからだ。

 これが本当なら、仮に「女性専用(の)車両」であっても、「見た目が男性に見える人」に「乗るな!」とか、「乗らないで」なんて言えませんね。にもかかわらず、この方はなぜ、「女性専用車両」に賛成しているのでしょう?

男性より体力のある女性だっているし、男性より稼いでいる女性だっているのに、性別で論じようとすると、そういった当たり前の事実を忘れそうになってしまう。

 「性差もあるし、個人差もある」、なら、「女性優遇策やクオータ制はおかしい」とならないといけないはずなんですが・・・なぜ、そういう論調にならないのか、不可解です。

本来は、性別の差よりも、個人差の方を見る必要があるはずなのだ。性別という色眼鏡をかけて「あなた」を見ると、「あなた」の色々な部分が見えなくなってしまう。

 でも、そう言う「あなた」こそ、色眼鏡で見ていますね、「女性専用(の)車両(=「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両)」にしろ、「アファーマティブ・アクション(=ポジティブ・アクション)」にしろ。

「女は○○だ」「男は○○だ」というような、性別だけで人間を語る時代を終わらせたいのだ。だから私はこういう記事を書いている。

 この人、「総論」ではまともなことをおっしゃるんですが、「各論」になるとグダグダになるんですね。矛盾だらけです。なぜ、そうなるのか、できれば、この方の頭のなかを見てみたいものです。


 1月22日のブログ記事 【ウソをやめたくても、やめられない「ウソ依存症」】のコメント欄に、常連さんから、

すべての鉄道会社ではないとは思いますが全体の足並みが揃っているので、個々の鉄道会社ごとに女性専用車両の方針(裏マニュアル)を決めているというよりは、鉄道会社が加盟している団体(協会みたいなもの?)で話し合って取り決めているとしか思えません。

というコメントがありました。 なお、この「取り決め」とは、「男性(に見える人)を見掛けたら、声掛けする」というものです。

 たしかに、鉄道会社は、月一回、会合を開いており、その議題には、「女性専用車」も当然、取り上げられています。私ら「女性専用車」に乗る男性も、「やり玉」に挙げられているようです。

日本民営鉄道協会

 しかし、「女性専用車」に男性が乗ることを認めておきながら、「極力乗らないようにする」ってのは、どういうつもりなのでしょう? 私らが乗ると、女性が文句を言うから? 女性がトラブルを引き起こすから? だから、「女性専用車」であることを周知徹底するために、(男性に)声掛けする? アナウンスする?

 それ、間違っていますよ。私らに声掛けしても、これみよがしに案内しても、絶対に、乗車はやめません。むしろ、「男性が乗れる」という周知が不足している、もっと周知しなければいけない、となります。で、声掛けする鉄道員、これ見よがしに案内する駅員らが、動画の「主人公」になってしまうわけです。

 なぜ、女性に「男性も乗れる」という本当のことを言わないのでしょう? そうすれば、文句を言わなくなるでしょうし、トラブル引き起こさないでしょう。ただし、「女性専用」でないことが、周りの男性にもバレちゃいますけどね。

●「強い説得」をすれば、電車、遅延しますよ

 ところで、「賛成派」は、(私ら「任意確認乗車」をする者の間では周知の)TXの裁判を見つけると、「鬼の首」を取ったかのように、「男性が降りなければ、(恫喝まがいの)強い説得をしていい」と言っていますが、理屈的に考えても、あくまで「任意(の協力)」なのに、「(恫喝まがいの)強い説得」をしていいわけがありません。あれは、鉄道警察隊(の隊員)の行き過ぎた行動を裁判官が咎めたくない一心で、屁理屈を並べただけです。

 その証拠に、その後、鉄道警察隊が、あのような「(恫喝まがいの)強い説得」を行ったという話を聞いたことがありません。たぶん、逆に、上から「(訴えられかねないので、恫喝まがいの)強い説得をしないように」というお達しでもあったのではないでしょうか?

 むしろ、TXの裁判では、

あくまで「任意(の協力)」である。つまり、(一般)男性も乗れる。

電車内で「示威行為」をしてはいけない。

男性が乗っているからと言って、有形力を行使してはならない。

などが再確認された、ということです。

 とくに、①の「任意(の協力)であること」と③の「有形力を用いて排除できない」は、私ら「任意確認乗車」をする者にとっては、有利にこそなれ、不利になる判決内容ではありません。もちろん、私らは、②の「示威行為」なんてしませんから、「説得」は不要ですし、「強い説得」をすれば、私らは絶対に降りませんから、(「あけぼの」の時のように)電車が遅延するだけです。

「あけぼの」送り出して「YKK」の勝ち その1

「あけぼの」送り出して「YKK」の勝ち その2


 「きょん きょん」というHNの人が、ありがちな話をコメントしてきました。この人にとっては、この理屈が(世の中に)通用すると思っているのでしょうね。いいえ、こんな理屈は通用しません、通用させてはいけません。なぜなら、これって、「黒人差別」を正当化する輩と全く同じ理屈だからです。

いつもの来てるんで?

私は女ですが、座席に座っていたときに、隣の人からおしりを触られる痴漢の被害に合いました。身体中が震えて声がでませんでした。ある感情が生まれました。怖い気持ち悪い、と。

 まあ、「痴漢が怖い、気持ち悪い」というのは、一般の(若い)女性なら、当然ですね。でも、「男性が怖い、気持ち悪い」となると、病気ですね。

女性専用車両ができると聞いて、そこに乗れば被害に合わなくてすむ。安心して電車に乗ることができました。

 たぶん、この人はご存知ないでしょうが、日本には、「女性専用(の)車両」なんて、1両も存在しませんけどね。存在するのは、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両です。

主人は家族が被害にあったのが許せない、専用車両があってよかった、と言っていました。

 「女性専用車」に依存して、自衛が疎かになると、違う場所(=暗い夜道)で痴漢にあったり、旅行先で、もっと酷い性犯罪に遭う可能性が高くなります。

1番悪いのは痴漢する人です。

 わかっているじゃ~ないですか! (1番)悪いのは、痴漢です。

 で、「1番」があるなら、「2番」もあるでしょうが、2番目に悪いのは、誰なんでしょう?

 少なくとも、痴漢でない男性は、全く悪くないですね。

この動画をあげている人はどうか、どうか痴漢をする人をいなくするような行動をしてほしいです。

 「痴漢をする人をいなくする」のは、私らの仕事ではない、と言うか、誰の仕事でもありません。強いて言えば、警察の仕事ですかね? でも、たとえ警察でも、事前に取り締まることはできない、痴漢犯罪があってはじめて対処するわけです。

 そもそも、痴漢だけでなく、犯罪をなくすことはできません。だからこそ、自衛が大切なのです。犯罪被害者のみが、犯罪を減らす、犯罪をなくすことができるのです。痴漢被害者のみが、痴漢を減らす、痴漢をなくすことができるのです。

 そうそう、極端な話をすれば、完全に「男女別」にするしかありません。あるいは、「女性専用車」を活用するのであれば、痴漢のターゲットになる女性を全員、半ば強制的にでも、「女性専用車」に乗せるようにしなければいけません。このどちらかであれば、電車内の痴漢犯罪を大幅に減らす、激減させることができるでしょう。

専用車両がなくなってしまうと悲しいです。私はそれで救われたから。

 「女性専用車」が導入されても、痴漢被害は減っておりません。と言うことは、「女性専用車」に乗ったあなたの代わりに、他の車両に乗った別の女性が痴漢被害に遭っている、ということです。だから、痴漢被害は減らないのです。

 これで、いいのでしょうか? 「女性専用車」に乗らない女性は、「自業自得」なのでしょうか? だとしたら、あなたの考えでは、「自分さえ痴漢に遭わなければいい、他の女性はどうなってもいい」ということになりますけど? 

痴漢被害に合われた方のお話を聞いたことがありますか?

 ありますよ。露骨な話をされる方もいます。でも、(痴漢でない)私に、痴漢の話をされても・・・

同情でもいいので、少しだけでも共感してほしいです。

同情はしますが、「だから女性専用車が必要」なんて言われても、全然、共感はできません。「痴漢でない私とは、何の関係もない話だよね?」としか思えません。

 そもそも、(痴漢でない)男性に「乗らないで」とお願いするのは、「強制でないから問題ない」とお思いですか? 「以前、痴漢をされて、トラウマになり、男性が怖くなりました。だから、男性の皆さん、皆さんを痴漢だとは思っていませんが、どうか、乗らないでください」ということでしょうか? たぶん、そう思っていらっしゃるから、

どうかお助け下さい。

なんておっしゃっているのでしょう。

 いいえ、たとえ「お願い」でもダメです。もし、これが、黒人に「乗らないで」とお願いする場合でも、「強制ではないから問題ない」となりますか? 「かつて黒人にレイプされて、トラウマになり、黒人が怖くなりました。だから、黒人の皆さん、皆さんはレイプ犯だとは思っていませんが、どうか、乗らないでください」なんて理屈、通用しますか? いいえ、通用するわけがありません。

 男性と黒人では違う? いいえ、同じ「属性による差別」です。

どうか痴漢をするような人がいなくなる世の中に世間を変えてほしいです。

 それは、警察でも不可能です。と言うか、痴漢をなくせるのは、痴漢被害者しかおりません。自衛するしかありません。

 あるいは、前述の通り、電車内の痴漢犯罪については、「男女別」にするか、「女性専用車」に痴漢のターゲットになる(若い)女性を全員、乗車させるしかありません。そうすれば、同性による性犯罪以外は、ほぼ100%防げるはずです。なぜ、そうしないのでしょう?

 某テレビ局のアンケート調査では、「女性専用車」を利用する女性の目的は、1位が「空いてて快適、2位が「(臭い)オヤジがいなくていい」、3位が「男性の目をきにせず、化粧ができる、飲食ができる、居眠りができる」だそうです。これら上位3つで「80%」を占め、「痴漢対策」として利用しているのは、わずか「10%」とのことです(注:その他は、「乗り降りに便利」だとか、「たまたま乗る」の類だろう)。

 こんな代物が「痴漢対策」なんて言えるでしょうか? なるほど、だから、「女性専用車」内には、オバサンが目立つはずです。「空いてて快適」が、1位になるはずです。

 最後に、誤解のないように言っておきますが、私らは「痴漢対策」には大賛成です。「女性専用車」は、「痴漢対策」ではない、「痴漢対策」になっていないから、「反対」しているのです。てか、「女性専用車」は、属性に関係なく、誰でも乗れる車両であり、「女性専用(の)車両」なんて日本に存在していないのですから、実は「反対」のしようもないわけです。


 昨日(1月22日)、午前4時半過ぎに起きたので、「任意確認乗車」をしようと思い立ちました。「始発に乗ろうかな」と思っていたのですが、パソコンを起動し、メールを見たら、常連さんから「国民生活センター」の件が報告されていたので、ついつい記事を書き始めました。そうこうしているうちに、「始発」を逃がしてしまったので、(記事を)最後まで書き上げ、家を出ました(注:アップは、帰ってからした)。

 まずは、東急パスを購入しました。横浜方面のホームへ。

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この時間帯は「ガラガラ」ではありません

 電車がすぐ来たので、2号車に乗車し、そこから、1号車に移動しました。

 菊名駅で急行に乗り換えました、乗る際、車掌さんに「乗れますよね?」と聞いたら、「はい」と答えました。こうでなくてはいけません。

【東横線】案内されると降りにくい

 横浜駅に到着、急行に乗車しました。結構、混んでいます。菊名駅で各停に乗り換えました。1つだけ空いていた席に着席しました。その後、車内は混み合いました。

 3メートルくらい離れたところから、「クワッ、クワッ」と言う音が聞こえました。動物のような、機械音のような、あるいは、人? (渋谷で)降車する際、音のした方を確認しましたが、原因はわからず仕舞いでした。副都市線ホームから東横線ホームに移動です。

 急行に乗らず、空いている菊名行きの各停に乗車しました。乗ったら、車掌がこれみよがしに案内アナウンスをしました。自由が丘で通特に乗り換えました。この方向は、武蔵小杉を過ぎたら、案内アナウンスをするようです。

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限定広告。「ヨガる女はキレイ」てか?
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たとえ「混雑差」がなくても、ダメなものはダメ!

 横浜に到着、各停に乗車しました。多摩川駅の前で、案内アナウンスがありました。このアナウンスのせいで、逆に、降りづらいくなります。「アナウンスがあったから降りた」なんて思われるのは心外ですから。

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ビデオカメラの不調もあり、早めに切り上げました

 15分残して、「任意確認乗車」の終了です。「春菊天そば」を食べて、帰路につきました。


 常連さんからの情報である。独立行政法人「国民生活センター」(のなかの「賛成派」)が、今さらながら、例の「TXの裁判例」を持ち出し、「女性専用車両」の正当性を主張している。

女性専用車両の違法性を否定した事例

本件は、女性専用車両に反対する任意団体の構成員とともに、事前に予告したうえで女性専用車両に4人で乗車した男性が、鉄道会社に対して、女性専用車両は本来誰でも自由に乗車できるものであるにもかかわらず、健常な成人男性の乗車を事実上禁止しており、その行為は憲法に違反し不法行為に該当するなどと主張して、損害賠償・謝罪広告・女性専用車両の表示をしないこと等を求めた事例である。

 鉄道会社が、男性の乗車を「禁止」しようとしているのは、名称・表記やしつこい声掛け・アナウンスから、まあ、間違いないが、「事実上禁止している」とまでは言えないだろう。また、鉄道会社は「任意(の協力)」と言っているのだから、「憲法違反」とするのは、無理がある。ただし、「任意(の協力)」であれば、男性が乗車した場合、鉄道警察隊の隊員が恫喝を用いた強い説得(=強要)をする(注:後述)のは、お門違いも甚だしい。

裁判所は、鉄道会社が女性専用車両を設定した目的、時間帯などから、鉄道会社が女性専用車両を設置したのは正当であり、その旨表示することも正当である等と判断し、男性の請求をすべて棄却した。

 「痴漢対策」だから、痴漢でない男性を排除していい? 「一部の時間帯」だから、男性を排除していい? んなわけがない。

女性専用車両の位置づけに関して裁判所が判断を示したという点において参考になる判決である。(東京地裁平成23年7月12日判決)

 他の(大阪市交通局やJR西を被告とする)裁判例に触れないいのは、なぜなんだろうね?

 以下は、判決文(の一部)の引用である。原告をX(男性)、被告をY(鉄道会社)としている。

女性専用車両は、鉄道営業法3条に基づく運送条件の実施措置ではなく、あくまで乗客による任意の協力を得て、設定・運営されているものである。

 これがすべてなんだよね、「任意(の協力)」と言うのが。本当は「(乗車するかどうかは)任意」なんだけど、まあ、「任意(の協力)」でも、結局、「(乗車するかどうかは)任意」ということになるんだよね。これは、どんな裁判官でも否定のしようがない。

Xら男性について、憲法上、上記各基本的人権が保障されることは当然としても、しかし、他方で、Yには、法人として、憲法上、営業の自由(22条1項)が保障されていることもまた否定できないものであるから、Yにおいても、事業の遂行ないし営業に関する自由な裁量権を有しているというべきである。

 出ました、「営業の自由」が。で、「営業の自由」があるから、「差別してもいい」んですかね? んなわけないでしょ!

現在、Yを始めとする多くの鉄道運行事業者が実施している女性専用車両の設定は、平日の通勤通学の時間帯に相当な混雑をする首都圏等大都市圏の通勤電車において、痴漢犯罪の被害を受けるおそれのある女性の乗客に対し、少しでも安心、快適な通勤通学環境等を提供するために行われていると解せられ、これは目的において正当というべきである。

 目的において正当? はいはい、目的は正当でも、手段が間違っているんだよね。

しかも、本件鉄道において、女性専用車両が設定されるのは、平日の通勤時間帯の一部電車、しかも、同車両が設定されるのは6両編成の車両のうちわずか1両のみに過ぎず、これは健常な成人男性の乗客をして他の車両を利用して目的地まで乗車することを困難ならしめるものではないから、健常な成人男性の乗客に対し格別の不利益を与えるものでもない

 6両編成の車両のうちわずか1両のみ? だからって「差別」が許されると思ってんの?

 他の車両を利用して目的地まで乗車することを困難ならしめるものではない? 運賃を払えば、電車に乗れるのは当たり前だよね。問題は、運賃を払えば、属性にかかわらず、どの車両にも(自由に)乗れるかどうか、なの! 

 格別の不利益を与えるものでもない? それは、「任意(の協力)」だからであって、「強制」ならば、たとえ重大な差別でなくても「アウト」なんだよね? 

さらに、上記のような女性専用車両の設定目的に鑑みると、その実効性の確保は重要であり、これを男性を含む本件鉄道の利用客に周知させる必要があることは論を待たないというべきである。

 実効性の確保は重要? だからって、痴漢はともかく、「痴漢でない男性まで乗せない」ってのは、どういうつもりなの? そもそも、痴漢でない男性が乗って、何か、不都合があるのかね?

 それよりも、一番重要な運送条件である、「(乗るかどうかは)任意」ということを利用客に周知しないといけないんじゃないの? だって、乗り物は、「乗れるかどうか」が一番大事なことなんだから。

本件鉄道の利用者は不特定多数に及ぶものであることからすれば、かかる不特定多数の利用者に対し、女性専用車両の存在を周知させるためには、その表示も相当程度簡明であることが必要であると考えられる。

 だから、「男性も乗れます」とか、「任意(の協力)です」などとすればいいじゃん! これ、すっごく簡明だよね。ただし、「女性専用車」とか、「Women Only」というのとは矛盾するけどね。

かかる状況に鑑みると、Yが女性専用車両について、健常な成人男性も乗車することができる旨をあえて掲示せず、

 おいおい、これ(=「(一般)男性も乗れる」)、一番大事な運送条件ですよ。しかも、「女性専用車」とか、「Women Only」だけでなく、「子供、障害者とその介助者の男性は乗れます」なんて表記しているんだから、誰だって「(一般)男性は乗れない」と思うわな。

これを「女性専用車」であり、女性および小学生以下または身体の不自由な人(その介助者を含む)が乗車するための専用車両であると掲示したことをもって、女性専用車両の表示に関するYの裁量権を逸脱した違法なものと評価することは相当でないし、これが社会的相当性を欠いた、男性の乗客に対する不法行為を構成するということもできない。

 「女性専用車」とか、「Women Only」などと書いてあったら、「男性は乗れない」と思うよね? また、「子供、障害者とその介助者の男性は乗れます」などと書いてあったら、「一般男性は乗れない」と思うよね? これが、(一般)男性を排除しようとしていることにならないのかね?

Xら等健常な成人男性が集団で同車両に乗車するとなれば、現に同車両に乗車する他の乗客に対し少なからぬ不安感を与えるであろうことは容易に想像ができる。

 他の乗客に対し少なからぬ不安感を与える? これ、鉄道会社が「任意(=男性も乗れる)」と周知しないからだよね? 「男性も乗れる」と周知してあったら、余程、神経過敏な女性でない限り、「怖い」なんて言わないでしょう。

そうすると、公共交通機関である本件鉄道を運行する会社であり、かつ自ら同車両を設定したYには、現に同車両に乗車する乗客の不安感を払拭(ふっしょく)するため最大限の行為を行うことがむしろ期待されているというべきであって、

 まず、「任意(の協力)」、「男性も乗れる」と言おうね。すべては、そこからだよ。そうすれば、女性乗客も「男が乗ってる」なんて通報したり、文句を言ったり、トラブルを引き起こしたりしなくなるから。

そのためにはXらに対しある程度強い説得行為が行われたとしても、これをもって直ちに社会的相当性を逸脱した行為と断ずることはできない。

 「任意(の協力)」なのに、「強い説得をする」って、どういうこと? 「優先席」でも、するの?

一部の鉄道警察隊員が、女性専用車両に乗車中のXらに対して、「駅長さんの要請があれば、あなた方を逮捕しますからね」などとXらにとって必ずしも穏当とはいえない発言をした事実は認められるが、

 必ずしも穏当とはいえない発言? これ(=「逮捕する」)、恫喝だよね? 公務員職権乱用(罪)だよね? しかも、実際の発言は、もっと乱暴だったらしいし。

上記のとおりの状況下において、この事実から直ちに鉄道警察隊の行為が不法行為上の違法性を有するものと認めることはできないし、

 「任意の協力」に協力しなかったら、(警察官は)恫喝していいんですかね? まさかね。

他にYの従業員や鉄道警察隊員が有形力を行使して、XらをC駅で下車させたと認めるに足りる証拠はない。

 口では何を言って(=恫喝して)もいいが、さすがに、この裁判でも「有形力の行使」は「アウト」なんだね。

 以下は、国民生活センター(の「賛成派」)の解説(の一部)である。

女性専用車両の設置に反対するグループが、計画的に特定の日時を指定し女性専用車両に反対する旨のプラカードなどを持参して示威行動として女性専用車両に集団で乗り込む行動をすることを呼び掛け実施するケースがある。

 まあ、電車内で「示威行為」をしちゃ~いけないわな。

事前に呼び掛けを把握した鉄道会社が、グループの行為に対する対策として鉄道警察隊に要請して、当日、女性専用車両には乗らないようにと説得を続けた鉄道会社と鉄道警察隊の行為を契機に提訴された事件である。

 「鉄道会社(=TX)は、鉄道警察隊に要請したことを否定した」と聞いているけど? 「私らは、知らぬ、存ぜぬ」という感じで。

判決では、女性専用車両を設置した目的、時間帯、6両中の1両のみであること(男性はほかの5両に乗車することは自由である)、などを理由に、設置は正当なものであると判断した。

 でも、「任意(の協力)」なんだよね? 「(一般)男性も乗れる」んだよね? でないと、「憲法(14条1項)違反」なんだよね?

 要するに、一番大事なのは、「(乗るかどうかが)任意」であって、その他の要件(=目的が正当、時間帯が限定的、車両が限定的など)を満たしておれば「正当なもの」と言うことではない。

また、その表示についても、正当なものであると判断した。

 でも、「男性も乗れる」のに、「女性専用車」っておかしくない? 「Women Only」に至っては、完全にウソだよね? それを「正当なもの」って、無理ありすぎじゃないの?

女性専用車両の設置に反対するグループが、反対の示威行動として複数名で女性専用車両に乗り込んだ際の警察官の行為が違法なものであったとして国家賠償法に基づき東京都に対して損害賠償を求めた事件として、参考判例がある。

 だから、「示威行為」はいけないのは当たり前だって。ただし、誰が、何人で、何の目的で乗ろうが、自由なんだよね。それを妨害したら、それこそ「犯罪(=強要罪)」だよ。

判決では、女性専用車両の設置について「近年都市部の鉄道の相当部分において混雑時間帯に女性専用車両が設定され、社会一般にその存在が相当程度認知されている状況にあること(公知の事実)」との指摘をしている(請求は棄却)。

 でも、日本には、「女性専用(の)車両」は、ただの1つも存在しないんだよね。存在するのは、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両だよ。「任意(の協力)」だと、「男性も乗れる」と認知されていない、認知しようとしていないよね?

以上の判断はいずれも妥当なものであり類似の事例の参考となる。

 「賛成派」としては、「妥当な判断」と思いたいだろうね。ただし、この裁判を受け持った裁判官の一人は、ユニークな裁判官として有名だったらしい。だから、他の(同種の)裁判とは一味違った判決になったんだろうね。

 でも、結局、

あくまで「任意(の協力)」である。つまり、(一般)男性も乗れる。

電車内で「示威行為」をしてはいけない。

男性が乗っているからと言って、有形力を行使してはならない。

ということが再確認されただけないだよね。何を今さら、鬼の首を取ったかのようにはしゃいでいるのか、意味不明。まさか、最近、この裁判の存在を知って、「これだ!」と思ったのかね?


 「女性専用車」内で起こる私らと女性乗客のトラブルの原因は、どこにあるのか? 私ら(男性)が乗るからトラブルが起こるのか? それとも、女性乗客が「男性は乗れない」又は「男性は乗るべきでない」と思い込んでいるからトラブルが起こるのか?

 鉄道会社は、どうも前者の「私ら(男性)が乗るからトラブルが起こる」と思っているらしい。だから、女性乗客の「男が乗っている」という通報や文句に応じる形で、最近、声掛けや「女性専用車」の案内のさらなる徹底を試みているようである。「男性(に見える人)を見かけたら、声掛けするように言われている」なんて、裏事情(=裏マニュアルの存在)を平然と口走る鉄道員がいるくらいである。

【東急クオリティー⑥】会社に言われたら何でもする?
堂々と「会社の指示」だと言っちゃっていますね

 しかし、この試みは、「男性は乗れない」と思い込まされている一般男性には通用するが、「男性も乗れる」と知っている私らには何の効果もない。と言うか、むしろ、逆効果である。「任意周知が徹底されていない」と言うことで、「もっと任意確認乗車が必要だ」となるだけである。

 そもそも、鉄道会社(=裁判の被告となった大阪市交通局、JR西、TX)は「男性も乗れる」と裁判で主張しているのだから、他の鉄道会社も認めているのだから、それでいて、「男性が乗ってトラブルになる」と考えること自体おかしい。「男性も乗れるのに、それに文句を言う女性乗客がトラブルを引き起こしている」と考えるのが当然である。

 要するに、トラブルをなくすには、女性乗客に「男性も乗れる」と伝えることが最善かつ唯一の策なのである。なぜ、そうならないのか? 簡単である。それを言ったら、「女性専用車」というシステムが崩壊するからである。

 「女性専用車」は、本来、男性を排除しなければ成り立たない代物である。にもかかわらず、「任意(=男性も乗れる)」でなければ実施できない、憲法(14条1項)違反になってしまう。だから、鉄道会社は、私らが問い質すと「男性も乗れる」と言いつつ、一般向けには、「女性専用(車)」というウソをつき続けているのである。

 このウソ、「女性専用車」、「Women Only」などとウソを表記し続ける限り、トラブルはなくならない。声掛けや案内を止めない限り、トラブルはなくならない。なぜなら、そういうウソは、私らには通用しないからである。オバサンが、幾ら、「おめえ、このステッカー(の文言)が読めねえのか? 日本人じゃねえな」なんて言ったところで、私らの「任意確認乗車」は止められない。

 鉄道会社は、いつになったら、この事実を認めるのか? ウソをやめるのか? やめなければ、今後も、自分らの社員(=鉄道員)がネット上で恥を晒すだけ、私らは痛くも痒くもないにもかかわらず、である。


男性差別を正当化するための理屈なんて、ない!(2018/1/19)

 上記のブログ記事のコメント欄に「差別」に関する質問がありましたので、再度、「差別」についての講義をいたします。

 「差別学」の基礎編では、「差別の(5つの)基本法則」を学んでいただきます。最低限度、これだけは知っていただかないと話にならない、まともな議論ができません。しかも、(意味を)理解するのではなく、納得していただかないと困ります。でないと、(納得しない)あなたは、「差別主義者」ということになってしまいますから(苦笑)

 では、始めましょう。「差別の基本法則」は、以下の5つです。

差別の第1法則 「差別の本質は、どの差別も同じである」

差別の第2法則 「差別と区別は違う」

差別の第3法則 「差別には、不当な差別と不当でない差別がある」

差別の第4法則 「差別の不当性は、その差別に合理性があるかどうかで決まる」

差別の第5法則 「差別の種類によって、差別の深刻度が変わるわけではない」

 まず、差別の第1法則「差別の本質は、どの差別も同じである」ですが、どの差別も「根っ子は同じ」ということです。すなわち、差別は、属性に対する偏見に起因します。〇〇差別は、○○という属性に対する偏見によって、××差別は、××という属性に対する偏見によって起こる、ということです。

 次に、差別の第2法則「差別と区別は違う」ですが、コメント欄でも回答いたしましたが、「区別」は、単に「幾つかに分けること、又は、分けて扱うこと」です。一方、「差別」は、「差をつけて分けること、若しくは、差をつけて分けて扱うこと、又は、不当に差をつけて分けること、若しくは、不当に差をつけて扱うこと」です。

 なお、「差別」に「不当な」という意味がない定義もあるからこそ、「不当な差別」とか、「合理的な差別」などという言い回しが可能になります。もし、差別に「不当」な意味しかなければ、「不当な差別」は冗長的ですし、「合理的な差別」という言い回しは矛盾を生じます。

 また、差別の第3法則「差別には、不当な差別と不当でない差別がある」ですが、「大抵は、不当な差別だけれども、例外的に、不当でない差別もある」ということです。たとえば、「クオータ制(=女性を優先的に採用・登用する制度)」や「女性専用車(=事実上、女性専用とする車両)」、(あり得ない話ですが)「アラブ人又はイスラム教徒だけを対象とした手荷物検査」などは、「不当な差別」にあたります。一方、「未成年の保護を目的とする年齢制限」や「障害者の保護を目的とする優遇策」などは、「不当でない差別」になります。

 さらに、差別の第4法則「差別の不当性は、その差別に合理性があるかどうかで決まる」ですが、その「合理性が何か」が、当然、問題になります。これは、主に2つの基準、「人道性」と「(社会的)効率」によって判断されます。なお、この判断は総合的になされるもので、1つ、2つ、あるいは、幾つかの合理的理由があるからと言って、「その差別は合理性がある」とはなりません。

 最後に、差別の第5法則「差別の種類によって、差別の深刻度が変わるわけではない」ですが、これは「差別の種類の違いで、重大な差別と軽微な差別に分かれるわけではない」ということです。たとえば、「人種差別の方が年齢差別よりも重大な差別である」とか、「女性差別の方が男性差別よりも重大な差別である」などということはありません。

 ただし、同じ種類の差別には、「重大な差別」と「軽微な差別」という違いがあります。たとえば、「人種差別」と言っても、「アウシュビッツ級の重大な人種差別」もあれば、「外国人、入店禁止」なんて軽微な人種差別もあります。と言っても、「軽微な差別だから問題ない」なんてことには(絶対に)なりませんが(注:「女性専用車は、たった1両なんだから、ゴチャゴチャ文句を言うな。ちいせい男だなあ~」などと言う輩がいるが、「1両だから差別してもいい」なんてことにはならない)。

 おわかり、いや、納得していただけましたでしょうか? それとも、何か違和感がありますか? 異論がおありでしょうか? 異論は(イコール「差別主義者」となるので)いただけませんが、質問は大歓迎です。 


 会員のSさんからの情報です。相鉄線に1月18日、以下の動画に登場する「例のオバサン」が出現したそうです。遭遇したのは、エリーさん(=横須賀支部長)です。

出た! 第4の大物 その1

【ドクター差別 憤る】14分の遅延は誰のせい?

【ドクター差別と選ばれし者たち①】大倉山駅午前7時6分発

 東横線で見かけなくなったと思ったら、相鉄線で暴れていたんですね。懲りないオバサンです。鉄道会社が「見て見ぬフリ」だからでしょう。自分らの代わりに「男性排除」をしてくれる(鉄道会社にとって)都合の良いオバサン、てな感じなのでしょうね(汗)

 以下は、(Sさんからの情報のなかの)エリーさんの報告です。

横浜で着席直後、兼松さんと東横線で3回もトラブル(2015年6月と7月の時は私もいた)になった大物排除犯に絡まれました。

 全然、懲りていないですね。警察が(逮捕まで行かずとも)身柄確保くらいすれば、こうも図に乗らないのでしょうが。

「お兄さん、女性専用車だよ!左右どちらかの車両に移動して!」と高圧的に声掛けされたので、鞄に付けているヘルプマークを見せたら、「ああ、そうなの」と不服そうな顔で言って、それ以上は絡んで来なかったです

 このオバサンでも、さすがに「障害者の男性は乗ってもいい」と思っているようですね。てか、鉄道会社の言い分、いや、「ステッカーの文言を100%信じている」ようです。

 ところで、この「障害者(の男性)は乗れる」というのは、鉄道会社が誤魔化しで言っていることで、本当は「誰でも乗れる」、「健常な男性も乗れる」です。なので、わざわざ、「(私は)障害者です」と弁解しなくてもいいわけですが、まあ、「この手の猛者」には、こういう「非常手段」を使ってもよろしいかも知れません。

初老男性が今日も乗って来たのだが、「自分のミスで注意されたんだろ!貴様はバカかよ!何を逆ギレしてんだよアホ!貴様は相鉄乗るなよ!」と言ったら、初老男性は無言で移動しました。

 ここまで言われると、「乗車」はしても、やさしい日本の男性は、大抵、引き下がってしまうでしょうね。強制だけでなく、侮辱してますから、完全に「迷惑行為」、「犯罪行為」の類です。こういうのを放置している鉄道会社は問題です。

この大物排除犯は本当に質が悪く、弁もそれなりに立つので、一筋縄ではいかない相手です。

 逮捕されないとやめない感じですね。でも、強制や侮辱(くらい)では、警察は(なかなか)逮捕まで行かない、とくに、加害者が女性の場合は。経験則からして、暴行や傷害(以上)でないと動きません。

しかも、鉄道会社は排除犯の味方ですからね。

 もう一度言いますが、鉄道会社は、このオバサンをはじめ、私らを追い出そうとする女性乗客のことを「自分らの代わりに男性排除をしてくれるありがたい存在」とでも思っているのかも知れません。何しろ、声掛けしても、私らが動じず、自分らが「排除」できなかったら、女性乗客に謝るくらいですからね。どこまで、女性に甘い、男性をバカにすれば気が済むのでしょうね(怒)


 「女性優遇(=男性差別)を正当化するための理屈」は、本来、存在しない。あるとすれば、屁理屈である。だから、議員も、役人も、大学教授も、弁護士も、「男性差別」を正当化する連中は皆、屁理屈を並べ立てているだけである。

 それでは、その「男性差別を正当化するための屁理屈」をご紹介しよう。主な「屁理屈」は、以下の6つである。

女性は差別されてきた

 これは怪しい理屈だが、万一そうだとしても、現在、差別されていない女性を優遇する合理的理由にはならない。

女性は差別されている

 これも怪しい理屈だが、万一そうだとしても、何の落ち度もない男性を差別していい(合理的)理由にはならない。もしも女性が会社で差別を受けているのなら、その(女性)差別は解消しなければならないが、何の関係もないところで、たとえば、「女性専用車」を設けて女性を優遇する必要性は全くない。

 なお、「女性専用車」が「女性優遇」ではなく、「痴漢対策」だと言うのなら、痴漢犯罪とは無縁のオバサン・オバアサンがなぜ、大勢乗っているのか? なぜ、痴漢のターゲットになる(若い)女性を「女性専用車」に(半ば強制的にでも)誘導しないのか? そうしないから、痴漢被害が減らないにもかかわらず、である。 

 また、「痴漢対策」なら、痴漢でない男性が乗ってはいけない理由が見当たらない。と言うか、痴漢でない男性に(車掌や駅員が)声掛けして他の車両に移動させる意味がわからない。いやいや、万が一、声掛けした相手が痴漢なら、痴漢を(痴漢がしやすい)他の車両、比較的空いている車両に移動させる意味がわからない。どっちに転んでも、無意味な声掛けである。

女性は男性よりも(精神的にも、肉体的にも)か弱い

 ハリウッド映画やNHKドラマの主役を見ると、近年は、「男勝りの女性」ばかりである。まあ、所詮、「作り話」だから、如何様にも脚色できる。そして、それをあたかも現実であるかのように、受け手に錯覚させる。

 それは、現実で「男女平等」を勝ち取る道具として働いている。「男女同一賃金」のためには、そうであらねばならないからである。

 その一方で、「女性優遇」を求めることも忘れない。その場合は、「女性らしさ」を強調し、「女性のか弱さ」を演出する。本来、法制度は男女平等のはずだが、犯罪被害者の場合、男性よりも女性の「精神的苦痛」の方が重視される。それが少なからず量刑に影響するだろう。

 私・ドクター差別は、プライベートでは「女性優遇派」だが、それを社会が制度・政策として行うことには反対である。お上が「女性優遇」を奨励する、そんな偽善に付き合うのは真っ平御免である(注:この意味で、ドクター差別は「優先席」にも反対である。「優先席」があると、他の席で席を譲らなくなる、「本当の善意は育たない」からである)。

女性は男性よりも優れているから優遇されて当然である

 この主張は、ごく稀であるが、「似非フェミニスト」の一部には信奉されている。「女性は優れているから、劣った男性は女性に尽くすのが当たり前」らしい。

 そう言えば、どこぞの大学教授も、そんなことを言っていた。結構な割合が、いわゆる「女性学」とかいう「似非科学」に毒されている。痴漢、盗撮魔、BV男、浮気男など、ロクでもない男ばかりの生態を研究し、「男は○○である」なんて言っている。こんなもん、「科学」でも何でもない。

同じ男として反省すべし

 ④の続きになるが、「男は皆、痴漢になる可能性がある(=犯罪者予備軍)」とのこと。だから、「同性として、その犯罪に対して責任がある」らしい。

 はあ~? これ、江戸時代の「連座制」よりも酷い「連帯責任論」でっせ。「連座制」は酷い差別だが、犯罪の責任は「一族・郎党」に限られている。一方、「男だから、反省しろ!」は、赤の他人に責任を負わせるとんでもない差別である。

被害者(の女性)の感情を尊重すべし

 世の中、得てして「被害者は常に正しい」となりがちである。しかし、そんなわけがない。「被害者」は、勘違いもするし、ウソもつく。にもかかわらず、「この人、痴漢です!」と言ったら、確かな証拠もないのに「現行犯逮捕」し、示談に応じなければ、起訴され、99.9%有罪にされてしまう。

 とくに、被害者が女性の場合、女性の感情(=精神的苦痛)が過度に尊重されやすい。(女性)弁護士が(少なくとも2人)、テレビや新聞のコラムで、「女性がセクハラと思えばセクハラ」なんて平然と言っていた。

 恐ろしい理屈である。これがまかり通ったら、神経過敏な女に、男性は皆、「セクハラ男」にされてしまう。ああ、だから、「男は皆、犯罪者予備軍」なのか? バカこけ、それって「冤罪」だよ!


 現場には、「法律関係ない」なんて言う(とんでもない)連中がいます。しかも、勝手に「マナー」や「ルール」をつくります。それほどでもないにしろ、法律を知らないで(法律に関する)意見を言う人は結構います。(慎重な、石橋を叩いて渡る)私・ドクター差別には到底できない芸当です(苦笑)

「ウソじゃねえよ」「いいえ、ウソです」

如月こかげ
 法律についてはまだよく分かってわいませんが録音は全然大丈夫だと思いますが撮影はもし編集ミスで顔が写ってしまったら大変なので取らない方ががいいと思います。別に言うほど大声でもないですし、全然悪い事だと思ってません。ただ単に少し思ったので書かせていただきました。誤解されたらすいません。


doctorsabetsu
 私・ドクター差別は、この道20年、自分らの活動に関係する法律には精通しています。一方、一般の方々は法律を知らず、誤解されていることが多いです。たとえば、騒音・道路使用許可について、そして、撮影についてもです。

法律についてはまだよく分かってわいませんが

 「(法律を)よくわかっていない」のに、法律に関わる意見を言う、随分、大胆な人ですね。

もし編集ミスで顔が写ってしまったら大変

 「大変」って、どのくらい大変なのでしょう? 「全然、大変じゃない」と思いますけど? しかも、「編集ミスがあるかも」で、「撮影しない方がいい」という理屈もおかしいですし。

 もし顔が映っていて、本人がそれが不快だとYouTubeに報告した場合、動画が削除される可能性はあります。せいぜい、その程度です。

 もし裁判所に(民事事件として)提訴しても、時間と労力とお金の無駄になるでしょう。「その程度」の権利侵害は、これまでの裁判例からして、権利侵害と認められないからです。

 ところで、テレビ局は、相撲中継、野球中継、渋谷スクランブル交差点の中継等をして、多くの人たちの顔を映しています。被写体に撮影許可を得ているわけではありません。これは、「風景の一部」と見なされているからです。

 また、銀行や街中には、無数の防犯カメラがあります。これは「風景の一部」というよりも、人物を中心に撮影していますが、これも被写体に許可を得てはおりません。防犯上の理由だからと言って、特別扱いされているのでしょうか?

 いいえ、日本には、撮影自体を禁止する法律がないからです。撮影が禁止されるのは、それが法律や条例に違反する撮影、たとえば、映画館で許可なく映画を撮影する(=著作権法違反)、スカートのなかを無断で撮影する(=迷惑防止条例違反)等です。

 ですから、本気で顔を写されるのが嫌なら、自衛するしかありません。芸能人や犯罪者のように、帽子を深々とかぶり、マスクにサングラスをするしかありません。

 なお、私らが女性専用車内で行う撮影は、証拠保全のための撮影です。駅員や女性乗客が不適切な言動をしておきながら、後で、「言っていない」、「やっていない」などと言うからです。迷惑行為や犯罪行為をする輩に、「撮影してもいいですか?」なんて聞いても、「いいですよ」なんて言うわけがありません。

 なら、相手の許可がなければ、撮影できないのでしょうか? いいえ、そんなわけがありません。警察も、証拠保全のための撮影は(積極的に)奨励しています(注:迷惑行為や犯罪行為を犯した者も、有罪を宣告されるまでは、あくまで「善良な人」(=推定無罪の原則)であり、「迷惑者だから、犯罪者だから、撮影していい」ということではない)。
 
誤解されたらすいません。

 もし書くなら、「誤解していたらすいません」か、「間違っていたらすいません」でしょうね。


如月こかげ
 撮影を禁止する法律ってないんですね。初めて知りました。教えて下さってありがとうございます。


 意外に素直な人でした。


 以前から(たまに)行っていた「こちらからの声掛け」ですが、今後、シリーズ化することにしました。最近、鉄道員からの声掛けは少なくなったとは言え、小田急線や田園都市線では未だに(高確率で)ありますし、他の路線でも、これ見よがしの案内・アナウンスは結構あります。だったら、こちらから声掛けし、相手の機先を制するのは「有効な手法」です。

 案の定、

こちらから声掛けシリーズ① 「乗れない」


こちらから声掛けシリーズ④ 「乗れない」は「お願い」の意味?

では、「乗れない」なんて言っちゃっています。

 この「乗れない」は、完全に「アウト」です。弁解のしようがありません。トコトン、追及しましょう。

 そうでなくても、「乗れないことはない」だとか、「乗れるとは言えない」なんてのは、ツッコミどころ満載です。

 乗れないことはない? その後に続くのが、「でも、普通は乗らない」ですか? おいおい、「普通は乗らない」のは、「女性専用(車)」というウソに騙されているからか、鉄道員の声掛けが鬱陶しいからか、女性乗客の言いがかりが嫌だからですよ。

 「乗れる」とは言えない? 「女性専用車」だから? でも、本当に「女性専用」なら、憲法違反ですよ。本社の指示だから? でも、本社は公式には「男性も乗れる」と認めているわけですから、もし、そんな「指示」をしているなら「二枚舌」、とんでもない話ですね。

 まあ、こちらから声掛けしたら、

ドクター差別「私は乗れますか?」

鉄道員「ご協力いただいております」

ドクター差別「(男性が)乗れるかどうかを聞いている」

鉄道員「あくまでお願いなので」

ドクター差別「そんなこと聞いてない。乗れるのか、乗れないのか?」

鉄道員「乗れないことはないです」

ドクター差別「乗れないことはない、けれど、乗らない方が良い、ということか? そんなルール、どこにあるのか? 誰が、どの車両に乗ろうが自由だろが!」

⑧鉄道員「・・・」

てな、流れになるんでしょうか、普通は?

 とにかく、「こちらから声掛け」は、有効です。しかも、「任意確認乗車」を躊躇っている人でも、鉄道員に声掛けする、質問する、任意確認するくらいは出来るんじゃないでしょうか? それ(=トンチンカンな答え)を録音し、ネットにアップすれば、(ウソに固執する)鉄道会社への相当な圧力になるでしょう。


 今日(1月16日)は、チラシ印刷をする予定です。もちろん、その前に「任意確認乗車」もします。

 まず、みなとみらいパスを購入、横浜方面行きのホームへ。

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相手は「みなとみらい線」なので、それほど早くはありません

①大倉山駅で各停に乗車、何事もなく横浜到着。みなとみらい線では、乗客ゼロになりました。

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この状態でも、女性専用車の案内をします

 元町中華街駅で折り返し、急行に乗車したら、(業務を終えた)乗務員が乗ってきて声掛けしました。「乗れないとこはない」そうです。

②横浜駅で折り返し、各停に乗車しました。発車後、車掌が乗務員室を出て声掛けしました。元町中華街駅で、その車掌にこちらから声掛けしました。「声掛けするのは法律に触れますか?」なんて言ってきました。

 「不快」です。「迷惑」です。お客様が「迷惑だ」と言っているのです。

 元町中華街駅で折り返し、急行に乗車しました。

③横浜駅に到着、折り返し、各停に乗車しました。私以外、男性が2人乗車していました。だからでしょう、車掌が2度も女性専用車の案内アナウンスをしました。その間、キセル防止のアナウンスは1回だけでした。キセル乗車よりも、女性専用車への(男性の)乗車の方が重大な問題だということでしょうか?

 元町中華街駅で、その車掌にこちらから声掛けしました。ふて腐れた態度で「乗れない」なんて言ったので、(元町中華街駅の)駅事務室で事情説明&抗議しました。

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ここの係員は、まともでした

 乗務員は、東急電鉄の社員とのこと、以前、そういう話を聞いたことがありますが、だからと言って、「われ関せず」は通用しません。「教育を徹底するよう、東急電鉄に言う」とのことでした。

 ホームに戻り、7時55分発の通特に乗車しました。

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横浜駅から来て、ここで(座って)乗車するのがいる
そっちの方が、男性が女性専用車に乗るより問題だろが!

④横浜駅で折り返し、各停に乗車しました。その直後、車掌がこれ見よがしのアナウンスしました。それだけでなく、乗務員室のドアを開けて声掛けしてきました。元町中華街駅で、当然、こちらから車掌に声掛けしようと思っていましたが、携帯をいじっている隙に逃げられてしまいました。

 元町中華街駅で各停に乗車しました。途中で、乗客ゼロになりましたが、車掌が女性専用車の案内アナウンスをしました。

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上りでも、この状態

⑤横浜駅で折り返し、各停に乗車しました。今朝一番の混み具合ですが、声掛けもアナウンスもありませんでした。混んでいて、忙しいと「手を抜く」のでしょうか?

 元町中華街駅で、通特に乗車しました。

⑥横浜駅で折り返し、各停に乗車する寸前に、目の前の車掌がこれ見よがしの女性専用車の案内をしてきました。その後、車内アナウンスもしました。そのせいか、さっきから嫌な顔をしていた女が、馬車道駅で降りる際、私の目の前の床を持っていた杖でドンドンしました。ものすごい形相でした。杖で殴り掛かって来るか、と思いました。

 元町中華街駅で、車掌に「声掛けやアナウンスのせいで、(目の前で)女性乗客から杖でドンドンされた」と抗議しました。すると、「会社から言われていることをしているだけ」と居直り、勢いもあったのでしょうが、「会社が決めたことなら犯罪でもする」なとど断言しました。ドンドン去って行き、私はポツンと取り残されました。

 (業務を終わったらしい)乗務員がやってきたので、事情を説明しました。この後、もう1人、(業務があるらしい)乗務員も通りかかったので、この人にも事情を説明しました。この2人は、まともでした。

 私らの動画では、ダメな鉄道員ばかりが取り上げられますが、こういうまともな鉄道員も結構いることを忘れてはいけません。たとえ会社の命令(=裏マニュアル)でも、人道に反することはやらない、男性が乗ってても見て見ぬフリをする、これくらいの度量がないと、「プロの鉄道員」とは言えません。

 横浜中華街駅で各停に乗車し、横浜駅へ。

⑦横浜駅で折り返し、各停に乗車しました。遠くにおじいさんが乗っているのが見えました。途中車掌が女性専用車の案内アナウンスをしました。

 元町中華街駅9時26分発の各停に乗車しました。みなとみらい駅で、「任意確認乗車」は終了です。

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丁度、9:30です
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対面にこんなのが・・・
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声掛けや案内は、こっちを重点的にしろよ!

 みなとみらい駅で下車、横浜市市民活動支援センターでチラシ印刷をしました。

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今回は「予約」したので、バッチリです

 その後、マックとサブウェイで昼食を買い、帰路に着きました。短時間でしたが、結構、疲れました。


 人は、自分にとって不都合な結果がある時、勝手な解釈をしたがります。しかし、科学者がこれでは困ります。結果を受け入れ、その理由を推し量らなければ、科学者の資格はありません。

日本の女の子が「料理人」でなく「食べ物屋さん」になりたい理由(2018/1/15)

第一生命保険は毎年、全国の子どもたちを対象に「大人になったらなりたいもの」についての調査を実施している。今月公表された2017年版は、全国の未就学児から小学6年生までの子ども1100人を対象に行われた。

だそうです。

今年の結果からは、日本人の多くが知識や学びに対して尊敬心を抱いている

 「日本人の多く」イコール「男子の多く」ですね。

一方で、女の子たちはいまだに「女性らしい」役割を担う補佐的な仕事に就くよう育てられている現状が浮かび上がる。

 「女性らしい」役割を担う補佐的な仕事に就くよう育てられている? 女子だからこそ「女性らしい」役割を担う仕事に就くことを自発的に決めている、とは考えないのですかね?

男の子の回答で最も多かったのは「学者・博士」で8.8%。続いて、「野球選手」、「サッカー選手」、「お医者さん、警察官・刑事」、「大工さん」、「消防士・救急隊」、「食べ物屋さん」、「建築家、水泳選手、電車・バス・車の運転士、料理人」という結果となった。

 男子の場合、頭の良い子、スポーツが得意な子、真面目な子、技術系の子、それぞれで、なりたい職業が違う、ということですね。

一方、日本の女の子のなりたいもの1位は、21年連続でパン屋さんやパティシエを含む「食べ物屋さん」となった。次に、「看護師さん」、「保育園・幼稚園の先生」と続き、4位が「お医者さん」となった。5位以降は、学校や習い事の先生、歌手・タレント・芸人、薬剤師さん、飼育係・ペット屋さん・調教師、ダンスの先生、デザイナーだった。

 この結果からすると、男子は「希望的」(注:学者・博士、プロスポーツ選手、医者などには比較的なりにくい)ですが、女子は「現実的」(注:食べ物屋さん、看護婦さん、保母さんなどには比較的なりやすい)ですね。

日本では、いまだに女性は料理上手であるべきとされるが、

 いまだに? てか、それが「一般的」だからでは?

一方で「料理人」という職業は男性が目指すべきとされているようだ。

 「料理人」という職業は男性が目指すべきとされている? いえいえ、別に、そんなルールはないでしょう。

料理人は男の子のトップ10に入っているものの、女の子のランキングには入っていない。

 学問にしろ、スポーツにしろ、料理にしろ、単に、男性は女性よりも、比較的、物事を突き詰めることが好きだからではないですかね?

上智大学の中野晃一教授(政治学)は、

 上智の先生、大丈夫か? 変なのいるからなあ~

女の子の野心のなさは懸念すべき問題だと語る。

 子育てには「野心」なんていらないですからね。でも、この先生にしてみれば、「女子は男子と同じでなければならない」んですかね? そうでない場合は「懸念すべき問題」なんですかね?

「女の子たちが補助的なキャリアパスに甘んじているとみられるのはなぜか。

 補助的なキャリアパスに甘んじている? 「甘んじている」のではなく、自発的に「女性らしい職業」に就くことを望んでいるのではないですかね?

それは、日本社会が2000年代以降、性差別の問題についてまったく進歩していないからだ」

 この先生が思いを巡らす社会って、もしかして、「男性と女性が、性差に関係なく、同じ職業に就くこと」なんでしょうか? 女性は、「食べ物屋さん」ではなく「料理人」になれ、「看護婦」ではなく「お医者さん」になれ、ってことですかね?

「偏見や固定概念に対抗するための真剣かつ持続的な努力がまったくされてこなかった。

 この先生、「男性は〇〇、女性は××」という固定観念を否定しながら、「男性は〇〇、女性も○○」という固定観念を主張しているように思われますけどね。

むしろ、『ジェンダー・バックラッシュ』が起こり、以前の状態に後退してしまった。

 単に「性差の否定が受け入れられなかった」ということでしょう。

そのため、野心を持つのは男の子、かわいくて思いやりの必要な仕事は女の子、とされている。

 今時、誰がこういう主張をしているのでしょう? 「性差はあるが、個人差もある」というのが、今時の通説です。

これは腹立たしいと同時に気のめいることであり、

 勝手に決めつけ、それに腹を立てている、気がめいると言う、非科学的ですね。

日本の経済的地位の継続的低下をもたらしている」

 この原因は、別のところにあるでしょう。

安倍政権は、2012年の政権樹立以降、女性中心の経済政策「ウーマノミクス」を大々的に掲げ、日本の女性が「輝ける」社会を作ると宣言してきた。

 これ(=能力のない女性を「女性だから」と言う理由で採用・登用する)、よろしくないですね。これが(今後も)継続的に行われると、10年後、20年後、とんでもない弊害が生じるでしょう。

だが実体はほとんど何も変わっていない。

 (悪)影響が出るまでには時間がかかりますからね。

世界経済フォーラム(WEF)が発表する男女平等ランキングで、日本の順位は2017年に114位となり、前年の111位からさらに後退。

 出ました、WEFの(インチキ)統計が。国連(開発計画)の統計では、「20位前後」なんですよね? 自分(の主張)に都合の良い統計のみを持ち出すのは、科学者としていかがなものか?

先進7か国(G7)の中で最下位となった。

 ルワンダやフィリピンが上位なのは、なぜですか? で、日本は、そういう国を手本にすべきなんですかね? あるいは、「クオータ制(=女性のえこひいき採用・登用)」のせいで、最近、おかしくなっている北欧3国やデンマークを見習えと?

ただ、変化の兆しはある。今年の「大人になったらなりたいもの」ランキングでは、医者になりたいと答えた女の子の割合は過去最高の6.6%だった。

 男子と同様、女子も「(医者に)なりたい」と言うのは自由です。ただし、「女医」を増やそうと、「クオータ制」なんぞを導入したら、いけませんね。「性別に関係なく、優秀な人が医者になる」という大原則を踏み躙ってはいけません。

男性が医者になれるなら女性もなれるはずだ、と日本の女の子たちが気付き始めているのは素晴らしいことだ。

 男女比率なんて、どうでもいい話、そんなことより、医者という職業が「世襲的」になっているのは、問題です。性別や門地に関係なく、能力とヤル気のある人に医者になってもらわないと、患者にしてみれば困る、それこそ「死活問題」です。


 スポーツ界に不祥事が続いているが、カヌーの薬物混入事件は、あらためて「自己防衛」の重要性を浮き彫りにした。

カヌー薬物混入の衝撃 為末氏「渡された飲み物は飲むな」沢野大地「国内でこんな事が」

為末大氏(39)は「誰かから渡された飲み物は飲むな。ペットボトルはかならず開けた時に音がするか確かめろと言われたな」

 以前、外国のレストランで、有名人がテーブルに用意されてあるペットボトルを開ける際、カチッと音がしなかったペットボトルをウエイターに変えさせていたシーンを見たことがある。あちらでは、使い回しをして「水道水を入れる」なんてことがあるらしい。これは、まだ「かわいい(=事件性が低い)」が、薬物混入はもってのほかである。

 そう言えば、「バーで知り合った男に飲み物に薬物を混入され、昏睡状態になったところをレイプされた」なんて話を聞く。入れる方は(もちろん)論外だが、初めての(あるいは、よく知らない)相手には、十分注意が必要なのは言うまでもない。「イケメンだったらいい」なんて話ではなかろう。

萩原智子さん(37)も・・・「現役の頃は、新しいペットボトルの蓋を自分で開けて飲みなさいって注意されてた。自分の身は自分で守る、徹底ですね」

 「自分の身は自分で守る」、すなわち、「自己防衛」は必須である。痴漢に遭う女性に「自己防衛」を説くと、「悪いのは痴漢。何で被害者の私がそんなこと言われないといけないの! セカンド・レイプだ」なんてキレる女がいるが、ピント外れも甚だしい。

 犯残者が(100%)悪い、当たり前である。しかし、「やめなさい」、「やめてくれ」などと幾ら言っても、犯罪はなくならない。だから、自己防衛しなければならないのである。

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痴漢に「痴漢は犯罪です!」と言っても痴漢はやめない
女性に「痴漢に気をつけよう」と言った方が効果的である

 そうそう、「女性専用車を利用することが自己防衛だ」なんて強弁するのがいた。それって、他人(=鉄道会社)から与えられた代物で、防犯カメラと同様、自己防衛とは言えない。てか、そもそも、「女性専用(の)車両」なんて(法律上も、契約上も)存在しないのだから、自己防衛になるわけがない。

●効果的な自己防衛策

時差通勤・通学=「痴漢は心の殺人」なんて言うのなら、30分早く出勤・登校するくらい、大した負担ではなかろう。

予防ブザーの活用=ブザーを携帯し、身体に何かあたったら、予防的にブザーを押す。あくまで予防なので、押しやすい。

服装に気をつける=物理的に痴漢行為のしにくい服装を心掛ける。「刺激的かどうか」ではなく、直に触られる(身体の)部分を少なくする、つまりは、「露出の少ない服装」ということになる。

立ち居振る舞いに気をつける=最近なら、スマホに夢中になって、周囲に気配りできないようなことがないようにする。

護身術を習う=高価な化粧品を買うお金があるなら、自分の身を守る術を身につける費用にあてる。

 他人を信用してはいけない。世知辛い世の中だが、それが現実である。「性善説」でありたいが、犯罪がなくならない限り、犯罪者がいなくならない限り、「自己防衛」は必須である。


 「SABETUHANTAIUNDOU」さんの動画です。しかも、「2010年5月11日」にアップされたものです。三部作ですが、その1つ。

(1/3) 女性専用車と言う名の「嘘」を暴く!!

 今から7年半以上前ですが、チャンとしたことを言ってますね。さすが、ドクター差別です(笑)

 てなわけで、コメント欄のコメント紹介です。まずは、まともな人たちから。

doctorsabetsu
 痴漢でない男性に、痴漢犯罪は何の関係もありませんし、「男性だから」という理由で排除する? なぜ? 

 なお、「痴漢がしたいんだろう?」とか、「大勢の女性に囲まれたいんだろう?」なんていう輩は、自分がしたい、自分がされたいだけでしょう。ウソに反対、差別に反対している者からすれば、「あなたと一緒にされたくない」ですね。

新日暮里魂
 ども。そもそも「痴漢したい」「女性に囲まれたい」っていうのは【根拠のないレッテル貼り】ですよね 実際に痴漢やりたい奴だったら満員電車に乗るでしょうしね

山中誉久
 そうですよね。


 ここから、ややズレたコメントになります。

pc nagaya
 表現の自由に関する憲法・法令にのっとり意見します。

 どうすれば男女がうまく共生できるか、難しい問題ですね。

1、では女性専用車を排除して男女共通の車両にした場合のメリットを教えてください。私なりの客観的な視点で見て女性専用車に反対したい理由はよくわかりました。では、共通の車両によってどのようなメリットができるのでしょうか。

2、監視カメラについて
駅構内やプラットホームであればそれなりの電気工事ですぐにできます。しかし、電車車内ではどうでしょうか。ある程度の通信(音声伝達)設備は整っているようですが画像(動画)の伝達となると音とは違いデータ量が全然大きいです。つまり、監視カメラに頼ろうと思ってもそれに対する設備投資額が何百万、何千万と使われていきます。それ以外にも、遠隔監視であれば月々の回線使用料などの費用も掛かるかもしれません。「企業努力」と言ってしまえば崩れる話ですが、一応情報側だったらの立場で意見させていただいます。

 インターネット上での正当な言論の自由が保障され一方的に弾圧されんことを切に願う。長文失礼しました。

doctorsabetsu
男女共通の車両にした場合のメリットを教えてください。

 原状回復するにあたって、「メリットがあるのか?」と問うのはナンセンスです。てか、「(男性乗客に対する)デメリットをなくす」というのが(男性乗客の)メリットと言えば、メリットでしょう。

監視カメラについて・・・しかし、電車車内ではどうでしょうか。

 東急電鉄、メトロ、JR東などが、2020年までの防犯カメラの導入を決めています。JR東埼京線、東急池上線&多摩川線では、すでに試験導入もされています。「必要なし」と思えば導入しなければいい、「必要だ」と思えば、たとえ費用がかかっても導入する、単にそれだけの話です。

 一方、こいつは、完全にトンチンカンです。

にしかい
 この男ただ痴漢がしたいだけだろ!女性の方の気持ちになって考えろよ痴漢被害に遭って嫌な気持ちなる女性の気持ちが分からないのかこいつら!男性差別とかそれはお前らが考えた事だろ!勝手に差別を使うな。後、このクソ爺速くあの世に行け!

doctorsabetsu
この男ただ痴漢がしたいだけだろ!

 出ました、「痴漢がしたいんだろう」という下衆の勘ぐりが。たぶん、自分がしたいから、そう思うんでしょうね。 

痴漢被害に遭って嫌な気持ちなる女性の気持ちが分からないのかこいつら!

 痴漢でない男性に、何の関係があるのでしょう? それとも、「同性をして恥じるべき」だとか、「同性として責任を感じるべき」とでも言うのでしょうか?

男性差別とかそれはお前らが考えた事だろ!

 私らは、賛成派のように、「男性は乗らないのがマナー」、「モラルの問題」などと、在りもしないものを勝手につくったりしません。「性差別」には、「女性差別」もあれば、「男性差別」もあります。最近では、LGBTに対する差別も問題視されています。

勝手に差別を使うな。

 「差別=悪いこと」と思い込んでいるから、差別をしておいて、「差別ではない、区別である」なんて言うんでしょうな。

後、このクソ爺速くあの世に行け!

 あちゃ~、これ言っちゃうと、どんなすばらしい意見でも台無しです。てか、意見自体もひどいですけどね。


 やられっぱなしではシャクなので、私・ドクター差別の方から鉄道係員に声掛けする場合もあります。まあ、(鉄道係員が)不適切な対応をするからですが、そうでなくても「任意確認」してもいいですね。

声掛けは許さない(副都心線編)

 これは、女性駅員が男性に声掛けしたか、案内をしたせいで、男性が隣の車両に移動したのを(私・ドクター差別が)見たので、その女性駅員に声掛けしたケースです。

小さな子供を抱えたお父さんが乗れない?

 これは、鉄道係員が不適切な対応をしたわけではありませんが、「男性も乗れる」という適切な対応をしていないために起こった「出来事」です。「父親と乳飲み子」が比較的空いている「女性専用車」に(「乗れない」と思って)乗らず、混んだ隣の車両にも乗れず、結局、乗り遅れてしまいました。私・ドクター差別は、それを近くで見ていたので、駅員に声掛けしました。

【東横線】「お客様対応」されました

 これは、個別の声掛けではありませんが、(私・ドクター差別が乗る際に)これみよがしの案内をされたので、こちらから駅員に声掛けしました。

今更、「乗れない」はない

 「任意確認」として、念のため、警備員に声掛けしたら、「(男性は)乗れない」なんて言われました。こういう場合はあるので、こちらからの声掛けも必要ですね。


 1月11日、遅ればせながら、今年最初の「任意確認乗車」です。新春のお題は、「こちらから声掛けする」です。さて、どうなりますやら(笑)

 東急パスを買って、ホームへ。

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まだ暗いですね

 (タキタさんとの)待ち合わせまで時間があるので、一旦、横浜に行って、そのまま横浜市営には行かず、渋谷方面行きの乗り換え、何もなければ、学芸大学で折り返す予定です。

 しかし、最初からつまずいてしまいました。大倉山駅で、乗車の際、こちらから(車掌に)声掛けするつもりが、ちょっとの隙を突かれて、車掌に声掛けされてしまいました。直ぐ発車なので、問い質すことは控えました。

 横浜駅に着いたので、車掌を問い質しました。すると、何と、「乗れない」と返答しました。

 (みなとみらい線となり)直ぐに発車したので、ホームにいる若い駅員に、車掌に「乗れない」と言われた、と抗議しました。ところが、その駅員も、「乗れなくはない」と、奥歯にモノが挟まったような答え。これ、「賛成派」がよく言う、「乗れなくはない(けど、普通は乗らない)」ということでしょう。大きな声で、「任意周知」をしました。

 若い駅員を尻目に、堂々と乗車しました。菊名を過ぎたあたりで、対面に座っているオバサンが何か言いたそうです。録音の準備をして、「はあ~?」という感じをしたら、ステッカーを指差し、声掛けしてきました。

 「知らないと思って」なんて言うので、「(「男性が乗れる」と)知らないのは、あなたでしょ。駅員に聞いたら?」と言うと、私に(駅員に)聞きなさいと。はあ~? よくあるパターンですが、なぜ、「男性も乗れる」と知ってる私が駅員に聞かないといけないのでしょう???

 私「一緒に降りて聞こう」、オバサン「いや、わざわざ降りない」、私とオバサン「やっぱ、一緒に降りよう」、二転三転し、結局、日吉で一緒に降りることにしました。ところが、発車時刻が迫っていて、オバサンが降りたらドアが閉まってしまいました。

 その後も、私が乗っているだけで、オバアサンが文句を言ったり、少し前にドンと足を鳴らした情緒不安定そうな(マスクをした)女もいたので、武蔵小杉で降りて、近くにいた(交代した)運転士に抗議しました。鉄道会社が「男性も乗れる」と言わないから、女性乗客が暴言吐いたり、暴力を振るう、と言ったら、「暴力を振るわれたら、通報ボタンを押して」なんて言いました。

 それ、事後処理です。女性乗客が暴力を振るわないように、なぜ、事前に対策を講じないのでしょう? 「対策」と言っても、単に本当のこと言えばいいだけ、「男性も乗れる」と言えばいいだけです。なぜ、言わないのでしょう???

 (武蔵小杉で)横浜方面行きのホームへ、停まっている各停に乗車しました。女性車掌がこれみよがしに案内アナウンスをしましたが、元住吉で、男性車掌に交代してしまいました。しつこくしたら、声掛けしたのに、残念。

 横浜市営地下鉄に移動しました。時間に余裕がなくなってきたので、改札で駅員への声掛けは取りやめ、来た電車に飛び乗りました。車内でオジサンが通過、男性も2人乗っています。斜め対面に(オジサンに見える)オバサンが座っていて、ステッカーを指差し、私に「女性専用車」と言っているようです。

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見た目なら、「男性」に見えたんですけど?

 この車両、ホント、何のためにあるのでしょう???

 それ以外は何事もなく、湘南台へ。小田急線に移動し、タキタさんと合流しました。いつもは、私の方が早いのですが(と言っても、タキタさんは早く来て、喫茶店で時間調整しているらしい)、今日は、私がギリギリでした。

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いつも7:58発の急行です

 急行がやって来ました。あちらから声掛けしそうな雰囲気だったので、(今度は)間髪を入れず、こちらから声掛けしました。すると、「乗れるとは言えない」ですと! なぜ、本当のことが言えないのでしょう????

 (車掌に)声掛けして乗ると、後が「大人しい」ようです。何事もなく、中央林間へ。

 田園都市線に移動、ここでも、こちらから乗務員(業務の終わった運転士か?)に声掛けしました。頼りなさそうに、しかし、「乗れない」との仰天発言がありました。別のドアから入って座っているタキタさんを指差し、「なら、あの人は?」と聞くと、「これから声掛けする」とのことでした。すばらしい「連係プレー」となりました。

 乗った時はガラガラでしたが、途中でひどい遅れが生じ、車内は混雑していました。しかし、私らは座っていたので、ただ「待つのみ」でした。

 いつもの喫茶店で、タキタさんと情報交換していると、タッチさんから連絡がありました。普通の人は、「複数以上」で乗りたがりますが、タッチさんは単独行動が得意だそうです。しかし、小田急線で車掌に腕を掴まれたとのことでした。こういうことが(たまに)あるので、できれば複数(以上)で行動した方がいいかも知れません。

 タキタさん、タッチさんとお別れし、私はみなとみらいに向かいました。チラシの印刷のためです。ところが、途中で電話を入れたら、珍しく、予約が(午後)3時までいっぱいだそうです。仕方がないので、チラシ印刷は後日ということで、帰りました。タキタさん、タッチさん、お疲れ様でした。


 私・ドクター差別の地元・大倉山にも「不思議なもの」があります。今回は、それらをご紹介しましょう。

 駅前の一等地には、(コンビニ並みの)小さなスーパーがあります。某鉄道会社系です。だからでしょうか、店内に「不思議なもの」があります。

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場所が良いから繁盛しているようです
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「女性専用+男女共用」のトイレです

 なぜ、「男子トイレ+女子トイレ」ではいけないのでしょう? 女性の使う頻度が高いからでしょうか? なら、完全個室なんですから、いっそのこと、飛行機のなかのように「男女共用を2つ」にしたら、どうでしょうか?

 それが嫌? 男性の使った後に入りたくない? 男性は立って小便をして汚すから? それは(きれい好きの)男性だって同じです。掃除の(頻度の)問題でしょう。

 あるいは、自分が使った後、直ぐに男性に使われたくない? 臭いとか(気にして)? なら、(小型の)消臭スプレー持ち歩いたらをいかがでしょう?

 とにかく、自分の家ではないのですから、少々のことは目を瞑りましょう。それが、どうしても耐えられないなら、公共の場のトイレを使わない方がよろしいでしょう。だって、それ、ワガママですから。

 もし、「男女共用」に女性が入っていて、なかなか出てこなかったら、男性はどうすればいいのでしょう? 「女子トイレ」には、入れませんよね? なら、お漏らししちゃっていいのでしょうか? 

 それとも、「外の(やや離れた)公衆トイレを使え」と? はて、どこかで聞いた話ですね。そうそう、新宿サブナードにある喫茶店のオーナーの言葉です。そのオーナー、「俺の店だ。嫌なら来るな!」なんて言ってましたが、ここも同じスタンスなのでしょうか?

 それから、その近くに、居酒屋さんがありました。ここも「不思議な看板」を出していました。

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自称・フェミニストのオーナーのせい?

 なぜ、「女子会だけ(割引)」なんでしょう? その分、男性客から(余分に)徴収していないでしょうね? 「ナンパ居酒屋」ならわかります(?)が、普通のお店で、これはないでしょう。

 あと、これ、私の住んでいるアパートメント(注:数年前に、某鉄道会社系の会社が管理することになった)なんですが、居住者(所有)以外の自転車が駐輪場に置いてあります。大抵は、「ママチャリ」です。

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昼頃に見ると、どこからともなくママチャリが増えてます
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夜見ると、いつの間にかママチャリがなくなっています

 なぜ、「居住者以外の自転車」だとわかるかと言うと、午前中に現れて夜になくなるから、しかも、平日だけで土日はないからです。居住者の自転車なら、そういうことはありませんよね? これ、不法侵入じゃないですかね? ルール違反じゃないですかね?

 しかも、これ、結構迷惑なんです。ガラガラなら(まだ)我慢できますが、混んでいると、(自転車を)出しにくいし、入れにくい。てか、居住者の自転車を動かし、そこに(図々しく)駐輪してある、なんてことも1度や2度ではありません。

 また、少しは後ろめたさがあるのか、駐輪場ではなく、通路に置いていくのもいます。でも、それって、逆に、(通路が狭くなり)通りにくくなって、迷惑です。かと言って、堂々と駐輪場に駐輪されてもね(苦笑)

 ルールは守っていただきたい。法律は守っていただきたい。他人に迷惑を掛けないでいただきたい。法律やルールを守らない、他人に迷惑を掛けるのは、大抵、女性です。そして、それを許しているのが、男性(=バカ・マッチョ)です。


 こんなニュースを見かけました。

静岡・湖西市議を逮捕=男子高生を買春容疑―神奈川県警(2018/1/10)

 ここで、気になったのは3点。

①>男子高校生(17)に現金を払い、わいせつな行為をした

 この男子高校生は「被害者」ですよね? なら、女子高校生の場合と同様、何か特別な理由があって、仕方なく「売春」したんですよね? もしかして、「社会が悪い」んですかね?

 そうそう、AV女優も、何か特別な理由があって、仕方なく「AV女優になった」んですよね? なら、AV男優の場合も、そうなりますかね?

②>静岡県湖西市議の島田正次容疑者(70)

 男性って、幾つまで「性欲」があるんでしょうね? 「ジジイ」でも性欲があるから、「女性専用車」に乗れる例外事例に入っていないんですかね? まあ、幾つから「ジジイ(=高齢者)」なのか微妙、見た目では正確にはわかりませんしね。

男性にセクハラされる男性

 行司さんでも問題になりましたが、男性による男性に対するセクハラ、痴漢ってありますよね? この種の被害者は、「男性専用車」では救えません。男性のいない「女性専用車」でないとダメです。

 でも、男性は、追い出されちゃうんですよね、「女性専用車」から。女性を痴漢から守れても、男性は守ってくれないんですか? それって、「片手落ち」じゃないですか?

(注)蛇足になるが、もちろん、「女性専用車」には、運賃さえ支払えば、誰でも乗れることは言うまでもない。


 皆さん、このニュースを見て、どう感じますか?

女子高生2人、はねられ重体 85歳男性が運転 前橋(2018/1/9)

 「おい、クソジジイ、いい歳こいて、運転なんぞするんじゃねえ~!」、「お前のせいで、若い女の子が2人も犠牲(=重体)になった」ですかね? 私・ドクター差別も、そう思います。

 でも、見方を変えると、これにはカラクリがあることがわかります。このニュースは、ある意図に沿っています。それは、「高齢者ドライバーの事故をあえて取り上げることで、免許の返納を促進させる」という話と連動している、ということです。でなければ、「85歳」なんて、わざわざ、年齢(の情報)を付け加える必要はないでしょう。

 と思っていたら、案の定、記事には、

男性の息子の妻(56)によると、男性には普段から物忘れなどがみられ、免許返納を勧めていたが拒まれていた。昨秋には認知機能検査を経て免許が更新されたという。「物損事故を数え切れないくらい起こし、いつも『運転はやめて』と話していた。今朝も(家族にとめられないよう)隠れるように出て行ってしまった」と話す。

なんてことが書かれておりました。完全に、意図的な記事だったわけです。

 ところで、この手法を「悪用」しようとすれば、幾らでも出来ます。たとえば、「女子高生2人、はねられ重体 米兵が運転」、「女子高生2人、はねられ重体 中国人旅行者が運転」、「女子高生2人、はねられ重体 金●鉄男(容疑者)が運転」など、強調したい情報を付け加えればいいのです。これで、「ヤンキー・ゴー・ホーム!」、「支那人は日本に来るな!」、「在日朝鮮人は日本から出て行け!」となります。

 実際、これが「悪用」されたことがありました。それは、「女性専用車」を導入する際、マスコミがこぞって「電車内の痴漢犯罪」を取り上げたことです。「だから、女性専用車が必要」というわけです。

 公明党も、一役買いました。

「幸せな気持ちで乗れます」署名と論戦の“連射”が突破口に

 で、その後、痴漢犯罪は減りましたか? 全然(減っておりません)。ワガママ女やオバサン、オバアサンのための「快適車両」に成り下がっています。

 てか、たとえ痴漢犯罪が減るとしても、差別的な方策を用いてはいけません。痴漢対策は、防犯カメラの設置、時差通勤・通学による混雑緩和、自己防衛の奨励など、差別にあたらない方策でしなければいけません。痴漢でない男性、何の落ち度もない男性に(多少なりとも)迷惑を被らせてはいけません。男性の権利を侵害してはいけません。


 未だに、勘違いから、「(女性専用車には男性は)乗らない方がいい」と考えている人がいます。

【小田急線】無視するなら声掛けするな!


動画投稿中ほもやん

 郷に入れば郷に従え。現在の小田急線には女性専用車が設定されていますし、避けるのが筋かと思います。私も女性専用車について、納得いかない点もありますが、変態野郎達が痴漢を働いているのも事実です。女性専用車両の設定が、少しでも抑止に繋がるのであれば、仕方のない事だと思っています…。


doctorsabetsu

郷に入れば郷に従え。

 モラルや法律、ルールに反することに従ってはいけません。

現在の小田急線には女性専用車が設定されていますし、避けるのが筋かと思います。

 本当に「女性専用」なら、憲法違反です。「女性専用」はウソです。ウソはモラルに反します。

私も女性専用車について、納得いかない点もありますが、変態野郎達が痴漢を働いているのも事実です。

 あなたは、変態野郎ですか? そうでないなら、変態野郎と一緒くたにされて排除される、なんてことに何故、納得するのでしょう?

女性専用車両の設定が、少しでも抑止に繋がるのであれば、仕方のない事だと思っています…。

 変態野郎は、女性専用車があっても、全然、困りません。なぜなら、女性専用車以外に、まだまだ十分過ぎるほど、獲物(になる女性)がいるからです。変態野郎のターゲットになる(若い)女性を全員、女性専用車に(半ば強制的にでも)乗せれば、変態野郎は困りますし、変態行為は激減するでしょう。しかし、それは、女性団体の反対もあり、鉄道会社はしようとしません。結局、今の女性専用車は、変態対策としては落第、「空いてて快適」などと言うオバサン・オバアサンで溢れかえっています。

 困っているのは、変態でない男性です。駅員には嫌がらせの声掛け・アナウンスをされ、女性乗客には言いがかりをつけられ、罵られる、それが「現実」です。


動画投稿中ほもやん

 ご丁寧な返信ありがとうございます。仰る通り、一部の変態のせいで普通に鉄道を利用している男性が肩身の狭い思いをするのもおかしな話ですね…この件だけに限らず、最近はルールや規制ばかりで、やりにくい世の中だなと感じます。

 ただ、ひとつ気になったのが、この動画で貴方が何故女性専用車に乗車されたのか。なんですよね…よろしければ理由を教えていただけると幸いです。私は、女性専用車に男性が乗ってたら、女性からもっと罵られると思うのですが…。


doctorsabetsu

貴方が何故女性専用車に乗車されたのか。

 まず、大事なのは、「公共交通は、原則(=特別旅客車両を除く)、運賃さえ支払えば、属性にかかわらず、誰でも、どの車両に、自由に乗れる」ということです。たとえ、痴漢の常習犯でも、これからまさに痴漢をしようとしている輩でも、乗れます。なぜなら、犯罪を犯す前は皆、「善良な市民」と見なされるからです。

 ですから、どんな理由であれ、あるいは、理由がなくても、乗れるのです。これに、赤の他人は口出しできません。この点は、おわかりいただいているでしょうか?

 これを踏まえて、ではなぜ、私らは、時間と労力とお金を掛けて、わざわざ、女性専用車に乗車するのか? それは、簡単に言うと、鉄道会社が「男性も乗れる」と言うから乗っている、やや難しく言うと、「任意性が担保されているかどうか」を確認するために乗車している、となります。「男性も乗れる」となっているにもかかわらず、もし、それを邪魔されたり、嫌がらせをされるようであれば、任意性が担保されていないことになり、それは鉄道会社の責任となります。だから、そういう場合は、鉄道係員に抗議したり、講義したり、説教したりしているわけです。

 最近は、私らが乗る際、障害はほとんどなくなりましたが、ウソの名称・表記とそのウソを上塗りする声掛け・アナウンス・案内が(完全に)なくなったわけではなく、また、嫌がらせをする女性乗客もいることから、まだまだ、一般の男性が「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両に自由に乗れる状態にはなっておりません。そのため、今後も、「任意性が担保されているかどうか」を確認するための乗車、すなわち、「任意確認乗車」は必要と考えております。


 気になったので、取り上げてみました。

【東横線】原因はステッカー その4

Kasutera Video
動画とは関係ないことですがドクター差別さんの意見をお聞きしたくコメントさせていただきます。
年末の人気番組で日本人が黒人タレントに仮装するため、肌を黒塗りにしたことで世界から非難を受けているという記事を見かけたのですが、これをドクター差別さんはどう考えますか?

doctorsabetsu
その問題は、ここで簡単に申し上げるマターではないので、「差別ネットワーク」のブログで取り上げます。今夜(8日零時5分)、アップします。

 てなわけで、ここで、ご説明しましょう。

 まず、基本的な知識として、「差別する意図がなくても、客観的に(不当な)差別だと認識されれば、(不当な)な差別である」という考え方があります。これを「差別的インパクト法理」と言います。「なぜ、こういう考え方をするのか?」と言うと、差別する側は「差別するつもりがあった」なんて絶対言わない、よって、「差別の意図の有無で、(不当な)差別があったかどうかを判断する」となると、その証明のしようがないからです。

 ただし、気を付けなければならない点が1つあります。それは、「差別的インパクト法理」は、決して、「差別された側が(不当な)差別と認識したら、(不当な)差別である」ということではない点です。差別された側の主観で、あるいは、(マスコミにありがちですが)それを慮って、「(不当な)差別かどうか」を判断してはいけません。もし、これが守られないと、「
(事実はどうであれ)虐められたと思えば(=言えば)、虐めである」、「(事実はどうであれ)女性がセクハラと思えば(=と言えば)、セクハラである」なんてことになってしまいます。

 いいえ、「(不当な)差別かどうか」は、あくまで、客観的に判断されるものです。客観的事実によって判断されなければなりません。確かな証拠をもとに、「(不当な)差別かどうか」、「虐めかどうか」、「セクハラかどうか」が判断されるのです。

 その意味で、証拠保全は大変重要です。もし、確かな証拠がなければ、「疑わしきは罰せず」で、(不当な)差別はなかったことになります。確かな証拠がなければ、泣き寝入りしなければならないのか? その通りです。

 話をもとに戻しましょう。

 今回、日本の芸人に「差別する意図があったかどうか」は(「わかりようがない」という意味で)関係ありません。「客観的に見て、(不当な)差別かどうか」です。もちろん、欧米人の主観も、「(不当な)差別かどうか」には、何の関係もありません。

 ところで、1つの事実は、日本では(かつてのアメリカなどのように)黒人を奴隷として扱ったことは一度もない、ということです。日本人でも、テレビや映画のドキュメンタリーで、未開社会の映像を見ると、そういう人たちを一段下に見ることはあるかもしれませんが、それって、どこの先進国でもあることでしょう。しかも、それはそれで、ある意味、「自然なこと(=「自分たちは恵まれている」と感じる、あるいは、悪習などは「他山の石」とする)」です。

 重要なのは、「(思うだけでなく)差別的な言動をしたかどうか」です。今回は、番組をシッカリ全部見ていたわけではないので、何とも言えませんが、少なくとも、私が見た限りでは、「黒人をバカにした」ということはありませんでした。

 なお、日本人と欧米人の考え方が違う、捉え方が違う、というのは、当然でしょう。なぜなら、日本は、アメリカやイギリス、フランスやスペインなどとは、歴史的な事情が違うからです。当然、黒人に対する捉え方、扱い方も違うでしょう。

 このことから総合的に判断すれば、仮に、軽い(差別的)意図があったとしても、「日本人には欧米人が抱くような(歴史的な)差別意識はなかった」と思われます。と言うか、これを問題にするなら、つい20、30年前のハリウッド映画の(ステレオタイプ的な)日本人のアグリーな描写の方が問題だったのではないでしょうか?

 いやいや、もっとひどい日本人描写が(現在)あります。それは、(フランスの映画祭にも出品された)反日勢力が製作した「慰安婦(=売春婦)」のアニメ映画です。そこでは、日本人兵士は「人間ではない(=人非人)」、まるで「鬼」のように描かれています、何の客観的な根拠もなく。

 しかし、「詩織さん」問題もそうですが、日本の(左翼的)マスコミは、日本あるいは日本人(男性)を貶めるニュースが大好きです。女性団体と一緒になって、日本男児を蔑視しまくっています。そして、それに悪影響を受ける一般人も結構います。いわゆる「反日日本人」と言われる連中です。

男性なんかいらない 日本は滅びればいい、そうです(汗)


 「相手の土俵で勝負しても、なかなか勝てない」というのは、勝負事にありがちなことです。この活動でも、そうです。鉄道会社の言っていることに、まともに応じていると、はぐらかされてしまいます。

 たとえば、鉄道会社は、「任意の協力」と言っています。しかし、これは、鉄道会社が勝手に言っているだけで、何の根拠もありません。本当は、すなわち、ルール上は「乗車(するかどうか)が任意」ということです。

 にもかかわらず、「任意の協力」にこだわり過ぎると、理屈的に変なことになってしまいます。たとえば、反対派は、よく「女性専用車は、優先席と同じ『任意の協力』なんだから、男性も乗っていい」などと言います。しかし、「(優先席と同じ)任意の協力」と言ってしまうと、賛成派に「(たとえ「任意の協力」だとしても)普通は、協力するよね」と言われてしまいます。

 いいえ、「女性専用車」に男性が乗れるのは、「任意の協力」だからではありません。ルール上、「乗車(するかどうか)が任意」だからです。どの車両に乗ろうと「任意(=自由)」だからです。運賃さえ支払えば、誰でも、どの車両に、自由に乗れるからです。

 そもそも、「任意の協力」なんて、おかしな言葉です。「矛盾」ではないですが、「冗長」です。「協力」は「任意」であって、「強制」なら「協力」とは言いません。

 しかも、鉄道会社は、「任意の協力」と言いながら、それに強制力を持たせようとしています。ステッカーに「女性専用車」、「Women Only」なんて書いてあるのが、ソレです。駅員らがしつこく声掛けする、肉声や自動で案内アナウンスをするなんてのも、その一環です。

 (鉄道会社に)騙されてはいけません。ステッカーもウソ、言っていることもウソ、ウソに構っていても、時間の無駄です。ただ、乗車すればいいだけです。


 このブログの常連さんのブログの紹介です。

今年も早くから任意確認乗車

今朝はドクター差別さんや差別ネットワークさんより先に今年最初の任意確認乗車をしました。

 実は、お誘いの電話が昨夜携帯に何度かあったのですが、気づいたのが夜中、体調不良もあって、「任意確認乗車」にお付き合いできませんでした。

 でも、差別ネットワークさんは、4日に「任意確認乗車」したんじゃないですかね? ツイッターで(報告を)見たような。

 結果は? 大ごとにはなっていませんが、半蔵門線で、車掌に声掛けされたようです。

朝も早くから抗議中

 さすが半蔵門線、あそこは小田急の次にしつこい「田園都市線」の続きなので、メトロのなかでも要注意路線です。

 ところで、最近、鉄道会社は、(女性乗客の苦情が怖いので)ひとまず声掛けして、相手が何か言うと、

協力をお願いしているだけ(0:23あたり)

などと言って逃げる作戦に出ているようです。相手が、スゴスゴ移動すれば儲けもの、相手が私らのようなツワモノだと、「協力」だとか、「任意」だとか言って、言い訳するのです。

 いいえ、「協力」だろうと、「任意」だろうと、声掛けは迷惑(行為)です。不快です。「お客様」がそう言っているんだから、止めなければおかしいでしょう? まさか、もしかして「男性はお客様ではない」んですかね? そういう認識なんですかね?

 もし、そうなら、「バカにするのも、いい加減にしろ!」です。女性の安心・安全ばかりに配慮し、男性の権利、男性の言い分は無視する、すさまじいばかりの「男性差別会社」ですね、鉄道会社は。これでよく、「協力」をお願いなんぞできる、厚顔無恥とは、このことです。


 「女性専用車両に反対するのなら、まず、痴漢をなくしてから反対しろ」なんて言うのがいる。これ、いろんな意味で間違っている。

 まず、第一の間違いは、日本には「女性専用車両」なんて存在していない。存在しているのは、「女性専用車」という名の誰でも乗れる車両だけである。存在しない代物には反対のしようがないし、「誰でも乗れる」のだから女性専用車にも反対なんぞしていない(注:私らが問題にしているのは、「女性専用車」、「Women Only」などのウソと、しつこい声掛け・アナウンスによるウソの上塗りと、それらによって生じる男性差別である)。

 第二の間違いは、痴漢はなくならない。なくならないから、対策が必要なのである。だから、「痴漢をなくしてから」なんてのは、ナンセンスも甚だしい。

 第三の間違いは、私らは「痴漢対策」に反対していない。むしろ、(痴漢被害の減る)効果的な痴漢対策を提言・奨励している。女性専用車は、結果的に「男性対策」になっている、だから問題にしているのである。

 一方、賛成派は、(痴漢被害の減らない)女性専用車に固執し、効果的な痴漢対策の導入を妨害してきた。防犯カメラに難癖をつけたり、ワガママな女共は、服装や立ち居振る舞いのアドバイスなどの自己防衛策に対して、「何で、被害者が注意しないといけないの!?」なんてのたまう始末。

 女性専用車に毒され、自衛意識の乏しい日本人女性、こんなのが「海外一人旅」なんぞしたら、痴漢(犯罪)どころではない。オーストラリアで殺された女性、インドでレイプされた女性、ヨーロッパで行方不明(=性奴隷として売られた?)になった女性、枚挙に暇がない。

 これって、バカ・マッチョが、バカ社会が、甘やかした結果である。私らは厳しいこと(=自衛の勧め)を言うが、それこそが「女性のため」だからである。これ、「甘い言葉で寄って来る男にロクなのがいない」ということでも、わかるだろうに。


 会員の方からの情報です。Yahoo!ニュースで、「東洋経済ONLINE」の記事が取り上げられていました。

2017年、もっとも読まれた鉄道記事トップ20(2018/1/2)

東洋経済オンラインの大きな特徴のひとつが、「鉄道最前線」という独立コーナーを設置し、ほぼ毎日、鉄道に関するオリジナル記事を配信していること。

 なるほど、「ほぼ毎日」取り上げているんですね。きっと、「鉄道マニア」の記者さんがいる、それも、デスク・クラスの人がいるんでしょうね。

 そして、昨年の「鉄道記事トップ20」に、何と、私・ドクター差別が実名で取り上げられたインタビュー記事がランク・インしています。「ドクター差別」というHNですら、大々的に取り上げられたのは、たぶん、初めてでしょう。それ以前は、「女性専用車に乗る男」などと、「男」扱いでした(苦笑) 

 しかも、堂々の「第4位」です。

4位 あえて女性専用車両に乗る「男性の言い分」(9月21日)
 女性専用車両に対する反対の意味を込めて、あえて女性専用車両への乗車を実践している人もいる。横浜市内に住む自称「ドクター差別」こと兼松信之氏。女性専用車両が登場したときから、その運用方法に異議を唱え、女性専用車両への乗車運動を続けている。


 なお、「第2位」にも、「女性専用車両」関連の記事がランク・インしています。

2位 男が知らない「女性専用車両」乗客の行動実態(9月20日)
 男性不在の女性専用車両の車内はいったいどうなっているのか。女性筆者だから書ける実態。化粧品のにおいが充満し、座席でひたすら荷物整理を繰り返す女性もいるという。

 そして、その後、産経デジタルの「iRONNA」では、私・ドクター差別に執筆依頼があり、7ページに及ぶ「エッセイ」が掲載されました。

私が「ドクター差別」として女性専用車両に乗り続けるワケ

 「東洋経済ONLINE」の場合は、インタビュー記事だったので、よくまとめられているとは言え、少々歯がゆいところもありました。一方、産経デジタルの「iRONNA」の場合は、自分が執筆したので、注文は幾つかありましたが、自分の言いたいことは(ほぼ100%)書くことができました。

 こういうのも、啓発活動の一環です。しかし、ドクター差別が幾ら「正論」を言っても、実践をしない、口だけのタイプだったら、取り上げてはくれなかったでしょう。ネット社会とは言え、実際に行動してこそ、影響力を持つことができる、ということです。


 ドクター差別は以前、「盗撮魔呼ばわり」されました。ビデオカメラを首から下げていただけで、です。しかも、やって来た(5、6人の)警察官は、私が「天井しか映っていない」と言ったにもかかわらず、「やましいことがなければ見せて」とか何とか言って、当日それまでに録画したすべての動画を再生させられました。

ドクター差別、盗撮で逮捕!?(世紀の大誤報)

 ビデオカメラを買い替えたばかりで、再生(操作)に慣れていなかったせいもあり、再生する際は「緊張」から、手が震えました。別に焦っているわけではありませんが、(周りから)注目されて細かい作業をする際、よく手が震えること、ありますよね? 以前、タレント(のパックンら)が、テレビ番組で書道を披露する際、手が震えてる人、結構いました。

 てか、人が見ていなくても、「興奮」した後は、時々、手が震えます。駅員や女性乗客とやり合った後、たとえ完全論破した後でも、携帯にメモろうとする際、手が震えることがあります。冷静なドクター差別も、人並みに興奮はするのです。

 ただし、人と違うのは、感情が高ぶっても、それ以上に冷静だということです。感情よりも、常に、理性が上まっています。だから、「気持ち悪い」、「変態ジジイ」なんて言われても、(同等の)下劣な言葉を返さないでいられる、蹴られても蹴り返さないでいられるのです。

 ところで、「盗撮魔呼ばわり」は、上記の通り、「変なモノ」が映ってなければ容疑を晴らせますが、「盗撮」と言われるのが嫌で証拠保全をしなかったら、「痴漢呼ばわり」されたら容疑を晴らす術がありません。何しろ、周りはみんな「敵」ですから、男性の味方になってくれるような女性は(まず)いませんから。もちろん、録音・録画しても、決定的な証拠にはなりませんが、ないよりはずっとマシ、その場の状況は(後で)やり取りを聞けば、かなりわかります。

 ところで、痴漢でっち上げが起こるケースは、

示談金目当て

腹いせ

愉快犯

犯人間違い

偶然の接触

などですが、女性専用車内で起こる可能性があるのは、大抵、「②腹いせ」でしょう。と言うか、「①示談金目当て」、「③愉快犯」は、ターゲット(になる男性)がいない女性専用車には出没しないでしょうし、「④犯人間違い」、「偶然の接触」は、女性専用車以外の比較的空いている車両で起こりやすいでしょう。

 それゆえに、私・ドクター差別は、女性専用車に乗車する際には、駅員や女性乗客の(通常の)嫌がらせ行為だけでなく、「②腹いせ」による痴漢でっち上げにも警戒しています。幸い、ビデオカメラは、両方に威力を発揮、「一石二鳥」です。最近は、(接触を避けるために)なるべく座るようにしてますし、極度に混むような状況では乗らないようにしています。途中から混んできた場合は、ドア向きに乗り、手をポケットに入れています。

 しかし、こういう努力をしても、痴漢でっち上げを防ぐのは、非常に難しいです。何しろ、女性の証言だけで、痴漢に仕立て上げられることがあるのですから。周りの女性乗客も、駅員も、警察官も、皆、(「被害者」と称する)女性の味方です。

 多勢に無勢? いえいえ、ドクター差別としては、望むところです。こんな「でっち上げ」に屈しません。トコトン、闘います。「名誉棄損罪」、「虚偽告訴罪」で、逆に、相手を訴えます。

 ドクター差別は、敵が大きければ大きいほど、敵が卑怯であれば卑怯なほど、燃えます。もしかしたら、日本版「ローザ・パークス」になるチャンスかも知れません。「ピンチをチャンスに変える」、それが歴史に名を残す人物なのかも知れません。


 鉄道会社は、自ら「任意(=男性も乗れる)」と主張しながら、あるいは、認めていながら、なぜ、男性を(1人も)乗せないように必死なのか? 女性乗客のため? 惜しい。「女性乗客のために必死に頑張っている」というフリをするためである。

 そもそも、鉄道会社は、自分らの都合で、女性専用車を設けたり、やめたりしている。たとえば、東横線の「夜の設定」は、副都心線との直通運転を始める際に(途中の渋谷駅で男性乗客を降ろせないから)廃止されたし、編成車両が少ない(=6両以下)路線だと導入しなかったり、編成車両が多くても山手線は導入しなかったり、設定基準・導入基準がいい加減である。

 また、関西では、「痴漢の多いラッシュアワーだけに導入するから限定的」と言い訳しておきながら、終日導入の際には、「ラッシュアワー以外でも、同じくらい痴漢犯罪が起こっている」などと言っている。主張に全く一貫性がない。

 さらに、何らかの理由で電車が(大幅に)遅延した際、あるいは、大きなイベントが近隣で催される際には、「混雑が予想される」からと、女性専用者の「設定」を中止したりする。可笑しい。混雑すればするほど、痴漢犯罪が起こる確率は高くなるはずでは?

 結局、「痴漢対策のため」ではない、「女性のため」ではない、鉄道会社にしてみれば、そういうフリができればいいだけである。女性乗客に、頑張っているフリを見せればいいだけである。だから、以下のようなパフォーマンスをするのである。

女性乗客が「男が乗ってる」と通報すると、「男性も乗れます」と返答せず、駅員がわざわざやって来て、私らに他の車両への移動をお願いする。

駅員が声掛けしても、私らが他の車両へ移動しないと、女性乗客に謝罪する。

もりやんさんは、駅員に幾ら声掛けされても他の車両へ移動するわけがないし、逆に、駅員が説教され、動画に上げられるにもかかわらず、阪急電鉄は声掛けを止めようとしない。

以下のポスターにあるように、女性乗客から要望があると、「女性専用」でもないのに、男性が乗らないように(強制排除以外の)できる限りのことをする。

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「男性も乗れます」と言えば済む話


 私・ドクター差別は、朝鮮人差別は(絶対に)しないが、おかしいことは、ハッキリ、「おかしい」と言う、是々非々主義である。その意味では、以下の記事に概ね「賛成」である。

韓国にそろそろ強めのカウンターパンチを繰り出そう(2017/12/29)

 しかし、「強めのカウンターパンチ」というわりには、まだまだ、甘い。日韓の間に漂う変な空気に遠慮しているように感じる。

「断交してしまえ」という声には、感情的に惹かれない訳ではないが、得策とは思わない。そんなことをすれば彼らと同じレベルに堕ちてしまう。

 現実的には「断交」は難しいだろうし、損得で言えば「得策」とも思えないが、平気でウソをつく、約束を守らないような国と「断交」したところで、「同じレベルに堕ちる」ということはない。近いからと言って「ヤクザ」や「チンピラ」とも付き合わなければならない、という方がおかしい。

韓国は我が国にとって貴重な緩衝地帯である。彼らの代わりに北朝鮮軍と直接対峙するのを望む人間は居ないはずである。その貴重な緩衝国家を敵方に追いやるのはまずい。

 日本と断交したところで、それがイコール「韓国が北朝鮮側につく」とはならない。なぜなら、韓国が「北朝鮮と対峙している」のは、米国が韓国の後ろ盾をしているからで、日本との関係から「北朝鮮と対峙している」わけではないからである。

元慰安婦のお婆さん達を貶めている印象を、第三国の人達に持たれないようにしよう。経緯はどうあれ、彼女達が意に反して慰安婦にさせられたことは間違いないのだから。彼女達が辛酸を舐めさせられたことは否定できないのだから。

 彼女達が意に反して慰安婦にさせられた? まあ、そういう女性もいただろうが、お金のために、進んで「慰安婦(=売春婦)」になった女性も結構いたはずである。何しろ、現代日本にも、いや、世界中に、お金のために進んで売春婦になる女性がいるのだから。まして、当時の韓国は、想像以上に貧しかっただろうから、「お金のため(に進んで売春婦になった)」ということがなかったなんて考える方が不自然である。

 彼女達が辛酸を舐めさせられたことは否定できない? ツイッターで、近くに住んでいた日本人女性の証言を見たことがあるが、彼女らの生活は、決して「性奴隷」というものではなかった、むしろ、自由に好きなモノを食べれた、好きなことができた、と言う。被害者(と称する)側の話だけを聞き、それを鵜呑みにするのは、いかがなものか?

彼女達を政治的に利用し日韓の真の和解を妨げている悪い奴らを論破しようではないか。

 これは、その通り。いつまでも「反日勢力」のプロパガンダに利用され続けていいわけがない。「言うべき時には、言うべきことを言う」のが(主権国家としては)当たり前である。「大人の対応」は、何の解決にもならないし、バカにされるだけである。

望んでも引っ越すことはできない。

 だからと言って、「付き合わなければいけない」というわけでもない。「断交」しても、日本は(さほど)困るわけではない、困るのは韓国である。であれば、実際、「断交」するかは別にして、それをカードとして使っても、それは「奇策」でも「愚策」でもない、むしろ、「得策」である。


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